【試合結果】12・16 アイスリボン神田明神大会 世羅りさvs弓李 藤本つかさ&つくしvs世羅りさ&柊くるみ
『神田明神 奉納プロレス~アイスリボン775』
日程:2016年12月16日(金)
19時開始/18時30分開場
会場:神田明神 祭務所地下ホール
観衆:145人(超満員札止め)
▼『AKIBA'S TRIP』シリーズ成功祈願 奉納プロレス シングルマッチ20分1本勝負
○世羅りさ
8分0秒 エアーズロック→片エビ固め
●弓李
▼タッグマッチ15分1本勝負
[らぶりーぶっちゃーず]星ハム子/○宮城もち
13分10秒 メタボリックサンド→エビ固め
雪妃真矢/●松屋うの
▼トライアングルリボン15分1本勝負
○長崎まる子
7分57秒 猪突猛進
●テキーラ沙弥
※もう1人は松本都
▼タッグマッチ30分1本勝負
△藤本つかさ/つくし
30分0秒 時間切れ引き分け
柊くるみ/△世羅りさ
神田明神で初めて行われた奉納プロレスでアイスリボンが異業種コラボ!リアル・アキバズトリップマッチで世羅がJK相手にロリコン全開ストリップアクション!
オープニング
選手入場式が行われると、まずはメインイベントで闘う藤本つかさ、世羅りさ、つくし、くるみによる組み合わせ抽選へ。抽選の結果藤本つかさ&つくしvs世羅りさ&くるみでの闘いとなった。
選手を代表して世羅が「本日はサンリオピューロランドさんに引き続き、アキバズトリップさんとコラボレーションさせていただき、さらに神田明神にて奉納プロレスをすることができちゃいまーす!神社にこんなところがあるんだというのもビックリですが、こうやってみなさんと一緒に12月31日後楽園ホールの成功を祈願して本日プロレスを行えることが本当に幸せでございます。なので、12月31日後楽園ホール大会、そして今後のアイスリボン、そしてアキバズトリップさんの大成功をお祝いして精一杯暴れたいと思います!」と挨拶し奉納プロレスはスタート。
第1試合
2011年に秋葉原を舞台にしたゲームとして発売された『AKIBA'S TRIP』。リアルな秋葉原の町並みもさることながら、独特な戦闘システム“ストリップアクション”により注目を浴びた本作は、続編の展開やコミカライズなどを経てついに1月よりTVアニメ『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』の放映が決定!
12月15日にはPS4ソフト『AKIBA'S BEAT(アキバズビート)』、今冬にはブラウザ&アプリ・ゲーム『AKIBA'S TRIP Festa!(アキバズトリップ フェスタ!)』、2月にはPS4ソフト『AKIBA’S TRIP2+A』と怒涛の『AKIBA'S TRIP』シリーズラッシュが開始された。
そんな『AKIBA'S TRIP』シリーズの成功祈願をアイスリボンがプロレスで行う事となった。
まずは『アキバズトリップフェスタ』の空閃真白(くがましろ)のコスプレをした弓李が入場。続いて宮乃杜朱羽(みやのもりあけは)のコスプレをした世羅りさが入場した。
試合前から「衣装がキツイ・・・」とレフェリーに訴える世羅りさ。レフェリーは「ギブアップ?」と聞くが世羅は「ノー!?」と答えて試合開始。
世羅は「今日は、私のためにこんな試合を組んでくださり本当にありがとうございます」とニヤニヤしながらロリコン全開。
ロックアップするとさっそく弓李の服を脱がそうとするが、激しく暴れた世羅の和装が剥がれそうになる。
再度ロックアップしようとするが、弓李が避けてエルボー連打。弓李はボディスラムを狙うが、耐えた世羅が弓李のスカートをめくりお尻を叩くとそのまま脱がそうとするが、暴れた弓李をヘアーホイップ。その反動で世羅の衣装がはだけていく。
世羅は改めて服を羽織り直しながら弓李をコーナーで踏みつけ、弓李をアニメとゲームの関係者側のロープにくくりつけて『アキバズトリップ ジ・アニメーション』の池畠博史監督に「クオリティはいかがですか?」と質問。池畠監督は「素晴らしいと思います」と答え、喜んだ世羅は弓李をロープを使ったキャメルクラッチ。
これがレフェリーに注意されると、首投げからボディシザース。世羅ははだけた服を直そうとするが、弓李はキツイと言ってる足の衣装を引っ張り世羅を絞め上げ膝にエルボー。世羅はそのまま回転し上に乗るとキャメルクラッチ。弓李は世羅の服を脱がし、慌てた世羅が離すと弓李はエルボーで殴り掛かる。
だが世羅は弓李の服を脱がしながら、ブーイングをする観客に「テメーらだって見てーだろ!」と叫び上半身の服を脱がす。
座り込む弓李に世羅は「どうだ人前で脱がされる気分は?」と言葉攻めをし、ショルダースルーも弓李の足が天井に直撃し弓李が悶絶。
世羅は驚きながらも弓李をロープに振ってエルボーを放つが、弓李はカウンターのスリング・ブレイド。フォールも返されると脇固め。世羅はロープへ。
弓李は世羅に619からボディスラム。フォールも2。弓李はフィッシャーマンを狙うが、ここで弓李のスカートがはだけてリングに落ちる。会場から様々な声が上がる中、弓李と世羅はエルボー合戦。世羅がエルボー連打からラリアットも弓李は脇固めで巻き込む。世羅は衣装のアームカバーを外してロープに引っ掛けブレイク。
弓李はコーナーに振ろうとするが、逆に振った世羅が串刺しバックエルボーから串刺しダブルニー。フォールも2。
世羅はセラリズムバスターからフォールも2。世羅はダメ押しのエアーズロックで3カウントを奪った。
リングに藤本が登場し「今回アイスリボンとアキバズトリップシリーズの夢のコラボが実現ということで本当にありがとうございます!ということで一言ご挨拶いただきたいんですがリングに上っていただいてよろしいでしょうか?」と『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』の池畠博史監督、『AKIBA'S TRIP』シリーズを発売している株式会社アクワイアの宮田雅章プロデューサー、『AKIBA'S TRIP Festa!』の富永竜也プロデューサーをリングへ呼び込む。
池畠監督は「すごい面白くて、楽しい試合でした。アニメやゲームの世界ともリンクしていて、この試合に負けないような楽しいアニメを作ろうと思いました。来年の1月4日から東京MX系列でアニメの放送が始まります。BSフジ、AT-X、dアニメストアなどでも配信が始まりますので皆さん是非見ていただけたらと思います。詳細は言えないんですけど、1話だけプロレスファンの皆さんに喜んでもらえるような話が実は入っているので是非見ていただけたらと思います」とコメント。
続いて宮田プロデューサーが「アキバズトリップは秋葉原を舞台に女の子を脱がして秋葉原を守ろうという一風変わったゲームとなっておりまして、これまで『AKIBA'S TRIP』・『AKIBA'S TRIP PLUS』・『AKIBA'S TRIP 2』と発売させていただきました。昨日12月15日に『AKIBA'S BEAT』もPS4ソフトのタイトルとして発売させていただきました。今後も開発しているタイトルがございますので、本日せっかくのコラボということで先程拝見させていただきました激闘にて『AKIBA'S TRIP』シリーズ、『AKIBA'S BEAT』の成功を祈り本日の挨拶にかえさせていただきます」と挨拶。
最後に富永プロデューサーが「今回アクワイアさんと一緒にですね、『AKIBA'S TRIP』シリーズのナンバリングではないんですけど『AKIBA'S TRIP Festa!』というタイトルをDMMからスマートフォンとPCブラウザ用に出させていただきます。よくある『AKIBA'S TRIP』さんの世界観を借りて別の会社が作るというものではなく、今回は『AKIBA'S TRIP』を作っているアクワイアさんが作る本物の『AKIBA'S TRIP』をDMMから出せるということでアクワイアさんにご協力いただいて絶賛開発中で、本当は今月サービスインだったんですけど絶賛遅延しておりまして(苦笑)ちょっと今今冬という言い方しか世の中的にはできないんですけどよろしくお願いします。今日試合で使っていただいた衣装もフェスタのキャラクターの衣装でして、側で見ててヒヤヒヤしてたんですけどすでに(世羅の足元が)破れてしまっているという(苦笑)是非アニメの方もBEATの方もフェスタの方もアキバズトリップシリーズ一緒に盛り上げて行けたらと思っておりますのでよろしくお願いします」とコメントした。
藤本が3人に「プロレスって見たことありますか?」と聞くと、池畠監督は「アメリカンプロレスが好きで結構見てました」と、富永Pは「生で見るのは初めてです。二人とも可愛らしくて側で見てて楽しかったです」と、宮田Pは「ゲームの世界でプロレス技も出してますので。ゲームの開発者ってプロレス好きが多くて、モーションの参考にさせていただいていて会社にプロレスのビデオも多くあるんです」とそれぞれ答え、最後に監督が「今日に負けないぐらい面白いアニメを作るんで皆さんよろしくお願いします!」と超満員札止めのプロレスファンへ向けてメッセージを送った。
<試合後コメント>
藤本つかさ&世羅りさ&弓李 with 池畠監督&宮田P&富永P
――まず世羅選手はコラボ試合いかがでしたか?
世羅「こういう服を着て試合するというのはなかなかなくて、こんな可愛い格好をさせていただいた事も普段ないですし、JKの服を脱がせていいという公認のストリップ大会みたいな、そんなものをやらせていただけて楽しかったですね(笑)ロリコン卒業できそうにないですね」
――弓李選手は脱がされたわけですけど恐怖はありました?
弓李「恐怖だらけですね。ビックリしました。守り抜こうと思ったら気づいたら脱がされてました」
――『AKIBA'S TRIP』シリーズの方々はこういう場所でこのような成功祈願を行った事に関してはいかがでしたでしょうか?
富永P「貴重な経験させていただきました。急に会社で聞かされてビックリしましたけど(笑)」
池畠監督「突然『奉納プロレスをやりますんで』と聞かされて、プロレスとアキバズトリップ関係あったっけ?って最初は思ったんですが、こういう形でやっていただけてすごいありがたく面白かったです」
宮田P「これがリアルなアキバズトリップのバトルなんだなという所が肌で体感できましたので素晴らしい貴重な体験だったと思います。この調子でアニメ・ゲーム共に成功できればいいなと思います」
――ゲーム内で使用されているストリップアクションの参考にはなりましたか?
宮田P「すごいなりましたね」
藤本「こうやって脱がされるんだってわかりましたもんね(笑)」
宮田P「ゲームの中だとスパッと脱がしてしまうので、実際にはダメージを与えて弱らせて脱がすという形ではあるんですけど」
世羅「私なんか脱がされるまでもなくすぐに脱いでましたけどね」
藤本「そういう場合もあったりするんですか?」
宮田P「一発でダメージ与えればそのまま脱げてしまうこともありますね。ほんとに今日はリアルなアキバズトリップでした。ゲームがそのままリアルになったイメージでしたね」
――藤本代表はこういう新たなコラボレーションを終えていかがでした?
藤本「プロレスとアニメって全く違うじゃないですか?でもその2つがコラボすることによって、プロレスファンはアキバズトリップさんを見る、アキバズトリップさんのファンもプロレスを見るっていうそういうきっかけづくりになると思うので、ほんとにこういうコラボをさせていただいて本当にありがとうございます。お互いの業界が盛り上がって成功することが出来たらと思います」
――世羅さんはプロレスラーでありながら三木プロダクション所属の声優でもあるわけですけど、アキバズトリップシリーズに興味は
世羅「いやもうほんと、大好きですね!でも、どちらかというと脱がせる方で、悪役的な感じで登場してみたいなと思いますね」
藤本「公私混同ですよ」
世羅「もう本当に脱がしたいぞみたいな、脱がせられる子はいねーかという感じで脱がしまくる強キャラみたいなので登場させてもらえたらなーって。特にJKを」
――リング上では現在フェスタが開発中ということでしたが、今回のコラボレーションを機にゲーム内でもコラボというのはいかがですか?
富永P「そうですね、機会があればゲーム内にも色んなスペースがあるのでできるかもしれません」
藤本「私達のオリジナル技とかも入れてほしいですね」
弓李「入れて欲しい!」
――改めて監督、1月からアニメが放映されるわけですが意気込みとメッセージを
池畠監督「プロレスのこういう面白い試合に負けないようなアニメになってると思いますので是非みなさんもご覧いただけるとありがたいです。絶対に面白いので!プロレスファンの人でも楽しめる話数があるので是非チェックして見ていただけましたらと思います」
第2試合
先発は雪妃ともち。もちがレフェリーにセクシーアピールし、雪妃とロックアップからリストの取り合い。もちのヘッドロックに雪妃はエルボーも、もちは絞り上げてホイップ。だが雪妃はヘッドシザースで抜けてお互いポーズを決めるが、ハム子が雪妃を後ろから蹴り上げらぶりーぶっちゃーずでの連携攻撃。もちがそのままフォールも2。
もちはヘアーホイップからコーナーで顔面を踏みつけていくと、ハム子にタッチ。
コーナーに登ったもちの腹に雪妃の顔面を叩き込んだハム子はコーナーに登り腹で雪妃の顔面をサンドし擦り付ける。
ぐったりとした雪妃の顔面を連続してコーナーに叩きつけると、髪の毛をぐしゃぐしゃにしてさらにリングに顔面を叩きつけていく。やっとフォールも2。返した雪妃の顔面に腹を押し付けてフォールも、雪妃が本気で暴れて返し2。
雪妃がエルボー連打からロープに振ろうとするが、逆にハム子が振るも雪妃はランニングミドルで叩き伏せてうのにタッチ。
うのがショルダータックル連発からエルボーを連打し投げようとするも、耐えたハム子がボディスラム。ぶっちゃーずが次々串刺しボディスプラッシュからダブルの「お・し・り・だー!!」からダブルのうすDON。フォールも2。ハム子は逆エビ固めもうのはロープへ。
うのをロープにくくるとぶっちゃーずが「松屋うの、33歳本厄!」とうのの胸に厄払いのちョップ連打。
コーナーに振ってハム子が走り込むが、うのがショルダータックルで迎撃しフォールも2。うのは雪妃にタッチ。
雪妃はミドルキック連打からランニングソバット。ハム子は腹の弾力で返すと、エルボーも雪妃は大外刈りで倒しランニングバズソーキック。フォールも2。
雪妃は投げようとするが、重くて上がらずボディに膝蹴りからロープに飛ぶ。エプロンからもちが蹴りつけ、倒れた雪妃にハム子がシャイニング腹ザード。フォールも2。
もちもシャイニング腹ザードからヒッププレスでフォールも2。
雪妃はもちをロープに押し込み走り込むが、カニばさみで倒したもちが後頭部にボディスプラッシュからヨーロピアンクラッチも2。
もちはハンマーを落としスリーパー。倒れた雪妃にリバーススプラッシュも、雪妃は避けてサッカーボールキック。うのが出てきて串刺しドロップキックから雪妃が串刺しジャンピングニー。フォールも2。雪妃はうのにタッチ。
うのはショルダータックルからフォールも1。うのは投げようとするが、もちはエルボーで返しエルボー合戦。もちがエルボー連打から顔面を張りロープに飛ぶが、雪妃が追走ニーからうのに振ってうのがスピアーを叩き込んでフォールも2。
うのが担ごうとするが、着地したもちにエルボー連打から走り込むが、もちはボディアタックで返しハム子も出てきてもちハムバーガーからハム子がもちをうのの上に投げ捨てフォールも2。
もちはうのを担ぐも宇野は着地しスクールボーイも2。再度スクールボーイも2。さらに4度スクールボーイも2。うのはスピアーからフォールもハム子がカット。
うのがコーナーに上るも、ハム子が背後から近づいて担ぎ上げるとアルゼンチンバックブリーカー。正面に落とすとハム子がダイビングボディプレス。さらにもちがリバーススプラッシュを投下しフォールも雪妃がカット。もちはメタボリックサンドで3カウント。
第3試合
都の握手をまる子と沙弥は無視し試合開始。沙弥とまる子はロックアップからリストの取り合い。都はなかなか混ざれない。まる子がヘッドロックから沙弥がヘッドシザースで抜けて睨み合うとそれにあわせて都もポーズを決める。
都が「来い」と手を上げるが沙弥とまる子が手4つ。都はその間をくぐり「ヤー!」とポーズを決め、真ん中で回転を始めるが、沙弥とまる子はロープに振り、かえってきた都はクロスボディアタックからポーズを決める。沙弥とまる子は次々エルボードロップからダブルのエルボードロップを投下。都は場外に転がって逃げる。
沙弥とまる子がエルボー合戦からまる子が首投げで倒し顔面に低空ドロップキック。都はエプロンに上がるが毎回ふっとばされてなかなか入れない。
まる子がロープに飛んだところをエプロンから蹴りつけた都が羽交い締めにし、沙弥が走り込むがまる子が避けて都にエルボーが誤爆し都は場外へ。まる子は沙弥にスクールボーイも2。
まる子は沙弥に首投げからボディシザース。そのままダイヤル固め。それにあわせて都はリング上でくるくる回る。沙弥は返すが、都は回り続ける。まる子が都の頭をはたき走り込むが、都はコブラツイストで捉えようとするが、沙弥が二人まとめてコブラツイスト。沙弥はそのまま丸め込むが2。
沙弥は二人まとめてジャベで捕らえるがまる子がロープへ。沙弥は都をコーナーに振るが、都がコーナーに登りまる子が沙弥をそこへ走らせる。都は足を伸ばして沙弥をカットするが、まる子が都の正面に駆け上りエルボー。それをマトリックスで避けた都がコーナー上でコブラツイスト。沙弥が走り込んでまる子を雪崩式スクールボーイで丸め込むが2。沙弥はランニングクロスボディをまる子に叩き込んでフォールも2。
沙弥は投げようとするが、耐えたまる子がボディスラムからフォールも2。まる子が丸投げを狙うが、沙弥が回転エビ固めも2。沙弥がグランマエストロも都がカットしスクールボーイも、そこを次々スクールボーイの切り返し合戦。まる子が抜けて二人まとめて猪突猛進も2。
まる子が沙弥に丸投げを狙ったところを都が二人まとめて丸め込むが2。都が二人まとめてみやここクラッチも2。まる子が都の背中にドロップキックから、走り込んできた沙弥にスパインバスター。都がまる子をペディグリーで沙弥の上に叩きつけてフォールも2。
都がコーナーに登るとマンマミーアZを狙うが、まる子がドロップキックで落下させて、走り込んできた沙弥に猪突猛進で3カウントを奪った。
第4試合
ドロップキッカーズが急襲しくるみと世羅をロープにくくると、各々ドロップキックで場外に叩き出す。そのまま客席になだれ込み場外乱闘。リングサイドでは巫女服を着たリングアナのはらあい撮影会が行われる中、リングに戻った藤本をくるみがストンピングから背中にボディプレス3連発。フォールも2。くるみが逆エビ固めも藤本はロープへ。くるみは世羅にタッチ。
世羅はストンピングからコーナーに押し込み背中にエルボー。藤本もエルボーで返すとコーナーに振って串刺しドロップキック。藤本はつくしにタッチ。
交互にヘアーホイップから世羅がつくしの顔面を踏みつける。つくしがコーナーに振ると顔面に串刺しドロップキックからソバットを叩き込み、ボディスラムを狙うが耐えた世羅に首固め。返されると藤本にタッチ。
藤本は卍固めでとらえ、そのまま横入り式エビ固めも2。藤本は首投げからサッカーボールキック。世羅の髪を掴んで立たせるとエルボー合戦に。お互いダブルチョップから藤本がドロップキックでふっ飛ばしつくしにタッチ。
つくしは首投げから背中にエルボー。世羅がエルボー連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振ると串刺しバックエルボーから串刺しダブルニーを狙うがつくしがカサドーラフットスタンプ。ロープにもたれかかった世羅につくしがドロップキックも、避けた世羅がロープに引っかかったつくしにダブルニーアタック。フォールも2。
世羅が投げようとするが、丸め込もうとしたつくしを強引にセラリズムバスター。世羅はくるみにタッチ。
くるみは串刺しボディスプラッシュから顔面に低空ドロップキック。フォールも2。
エルボー合戦からくるみがエルボー連打。つくしが顎にエルボー連打でくるみに膝をつかせると、走り込んできたくるみのラリアットを巻き込んでエルボー。つくしは走り込むもくるみはボディアタックでふっ飛ばし、ロープに飛ぶがつくしもドロップキックで吹っ飛ばす。そこへ藤本が出てきてつくしを抱え上げくるみの上に落下させるが、くるみは避けて誤爆。
つくしは藤本の髪を掴んで揉めるが、そこへ走り込んできたくるみにダブルのドロップキックからつくしがロープを貫いてのドロップキック。つくしは人工衛星ボディプレスからフォールも2。
つくしが走り込むもくるみはパワースラムからその場飛びローリングセントーンでフォールも2。くるみは投げようとするが、つくしは着地し回転エビ固めも2。つくしは藤本にタッチ。
藤本はサッカーボールキック連発からPK。くるみはその足をキャッチするが、エルボー合戦となりくるみがエルボー連打。くるみはコーナーに振ると走り込むが、藤本が避けてつくしが串刺しドロップキック。さらに藤本も串刺しドロップキックからソバット。走り込んだ藤本にくるみがソバットから走り込むが、藤本はカニバサミで倒しクロスアームキャメルクラッチ。くるみはロープへ。
藤本はストンピングからPKもくるみはカウンターのサイドバスター。フォールも2。
くるみはカナディアンバックブリーカー式フェイスバスターからフォールも2。くるみは世羅にタッチ。
世羅は藤本を担ぐが、着地した藤本とエルボー合戦。世羅がエルボー連打から走り込むが、藤本が追走しフランケンを狙うもキャッチした世羅が逆エビ固め。藤本はなんとかロープへ。
世羅は藤本の背中にリバーススプラッシュ式ダブルニードロップからフォールも2。
世羅はラリアットも避けた藤本がカサドーラからのPK。さらにサッカーボールキック連発からインフィニティを狙うが、耐えた世羅に延髄斬りからビーナスシュートを発射しようとするも、くるみがエプロンを走り込んでキャッチ。世羅が藤本を投げようとするが、つくしがドロップキックでカットしダブルのドロップキックを世羅に叩き込む。だがくるみがダブルラリアットでなぎ倒し、つくしをくるみがおぶり、その上に世羅がおぶさり三人分の体重で藤本にボディプレス。フォールも2。
世羅は走り込むが、追走した藤本がカサドーラもくるみがカット。藤本はくるみにインフィニティから世羅にもインフィニティを狙うも、世羅は切り返しつくしのドロップキックを誤爆させるとつくしにドロップキックを叩き込んで場外に出す。
世羅は藤本にファルコンアローからフォールも2。世羅はエアーズロックからフォールもつくしがカット。
世羅は投げようとするが、耐えた藤本を丸め込むが切り替えした藤本に世羅はゆりかもめ。藤本はロープへ。
世羅は投げようとするが、藤本はリバースし後頭部にエルボー。今度こそインフィニティを叩き込もうとするが、耐えた世羅がリバースしリバースネックブリーカードロップから串刺しダブルニー2連発。フォールも返した藤本が腕ひしぎ。藤本は強引に立たせてインフィニティもくるみがカット。
藤本はビーナスシュートを狙うが世羅が背中を叩いてカットしシットダウンパワーボム。フォールもつくしがカット。世羅はエアーズロックII。フォールもつくしがカット。
藤本がエルボー連打からジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド。これはくるみがカット。
つくしがくるみにドロップキックからダブルのドロップキック。藤本が串刺しドロップキックからツカドーラもここで時間切れ。
エンディング
ロープにもたれかかる4選手だったが、藤本がマイクを要求。
藤本「別にいいんだよ?自分たちが先に喋ってもいいんだよ?決着つきませんでした、残念でした。じゃあ誰がしめるのかな?いつも勝った人がしめるけど今日はドローだったから誰がしめるのかな?そう思ってたよね?誰も!しめる気ないんだ!結局いつもそう。自分たちが背負いますって言ってるけど、結局いつもそう。人任せ。そんなあんた達に、私はアイスリボンを任せる事はできない。今年は色んな業界の人とコラボレーションしてきましたよ。今年のアイスリボン大晦日後楽園には、初めてプロレスを見に来る方が沢山居ると思う。そう仕掛けてきましたから今年。その人達にとって、誰が一番強いか?初めて見る人にとって誰が一番チャンピオンに相応しいか、もうこの状況見ればわかるよね?私が来年もアイスリボンのチャンピオンとして、引っ張っていくことを誓います」
つくし「(藤本を突き飛ばしマイクを奪い、涙声で)つくしがアイスリボンを引っ張っていく」
藤本「もう聞き飽きたんだよ」
つくし「悔しい!藤本つかさが、トップのアイスリボン、自分はつまんないと思う。面白くねーんだよ!いつも藤本つかさ藤本つかさってトップに立ってさ、そりゃ言えるよね?悔しいから、自分がアイスリボン引っ張っていく!聞き飽きた?遅い?31日、お前の目の前でベルト巻いてやるよ。(くるみに)悔しくないの!?黙っててさ!(マイクを投げつける)」
くるみ「(マイクを握って立ち上がり)………(しばらくうつむいて、何かを喋ろうとするがマイクをおろして考え)………あんま言葉出さないけど、悔しいとずっと思ってるし、こういう時だって、2人が目立ってるし?いつもネガティブだから、でも、今日何もできてないから、悔しいけど、31日、ホール、全員ぶっ潰してやるよ」
世羅「7月3日に、藤本つかさにベルトを獲られてから、なんか、スッキリした自分がいて。それが、許せない自分もいて。先日のプロデュース興行、デスマッチで、やっと発散できた自分がいます。自分がベルト獲られてから、所属全員とシングルマッチをしていく姿を見て、藤本つかさを中心に皆の心が一つになっていくのがすごくわかって、羨ましくて、悔しくて、自分がその輪に入れないのが悔しくて。藤本つかさって、スゲーよね?スゲーよ。なんでこんなにも皆の心を一つにできるんだろう?今のマイクで、皆悔しかった。皆、たしかに、一番にマイクを取れなかったのは悔しかった。でも、心が一つになったのは確かだなって思いました。だから、その役目を奪い取れる、それが自分だと思っているので、時に優しく、時に厳しく、皆を引っ張っていく存在、それがチャンピオンでもあると思ってるので、12月31日、誰がその場所をとるか、そのチャンピオン像になれるかというのを、ここにいる全員、絶対見に来い!…じゃあ全員上がってください。今日ご祈祷を終えて、悪いもの全部取り去って、スゲーハッピーな仲間たちです。みなさんもきっと、これを機にハッピーなアイスリボンにどんどんどんどん引き込まれていくんじゃないかなって自負してます。だから、ハッピーにしめちゃってもいいですか!?(都が近づいてきて)なんだよ~!」
都「(マイクを奪い)今日は!有名なパワースポットである神田明神で試合を出来たことにより、アイスリボンが一番のパワースポットになったぞー!」
世羅「たまにはまともなことを言うな。(池畠)監督もぜひリング上に上がっていただいて。アイスリボンは恒例のしめがあります。アイスリボンと、アキバズトリップさんの今まで以上の躍進を祈って、プロレスでハッピーと言いましたら皆さんで『アイスリボン』とお願いします」と手を繋ぎ『プロレスでハッピー!アイスリボン!』と超満員札止めのファンとともに叫び、神田明神での業界初の奉納プロレスを大成功で終えた。
<試合後コメント>
藤本つかさ
――神田明神での奉納プロレス、まずは今日は成功祈願の祈祷から始まったわけですが一日を振り返っていかがでした?
「やっぱりパワースポットだけあって、皆なんだろうな?ここで楽しもうって気持ちが今日はアイスリボン、会場に入ったときから空気が出来上がってましたね。新しいコラボが出来る!アイスリボン今日楽しむぞって雰囲気がすごい良かったと思います」
――大晦日への記者会見を終えた後の興行ということで、大晦日への思いを持って試合に臨んだという形でしょうか
「はい。士気が高まりました。満員にしなきゃいけないんだという気持ちが一人ひとり今日持てたと思うので、そういう面では今日こういう形で記者会見ができて本当にアイスリボンのためにも良かったなと思います」
――そんな中第1試合では1月から放送される『アキバズトリップ ジ・アニメーション』を筆頭に『アキバズトリップ』シリーズの成功祈願試合が行われました。こういった新しいコラボレーションを行っていっている事に大して代表としてどういう思いなのでしょうか?
「やっぱり新しい業界、異業種と組むっていうことはそれだけ新しい人にプロレスを知ってもらうチャンスだと思うので、どんどん積極的にやっていきたいなと思いますし、今回だけじゃなくて実際アイスリボンの選手がそのゲームをしてその中に入り込んだらどうなるんだろう?私のビーナスシュートの技がゲームの中に入り込んだらどうなるんだろう?ってどんどん想像ができるので、それが今度実現できるようになっていけたらと思いましたね。どんどん夢が膨らみます」
――試合自体は世羅さんが若干あれでしたが…
「あれでしたね(苦笑)あの子はロリコン要素があるので自らやっぱ名乗りを上げて来ただけあって、私欲というかそういうものが含まれた試合だったんですけど、でもなんかアリだなと思いましたね。アイスリボンの一人ひとりが持ってる個性とかもああいう形で発揮できるんだと思って、なんかどんどん、なんだろう?私の知らない個性をもっと知れるチャンスなのかなと思いました」
――そんな中メインイベントはシリアスな展開で終わりましたが
「ほんとはああいう風に言うつもりじゃなかったんですよ。今日、アキバズトリップさんたちも来てて、色んな新しい業界の人も見に来てて、アイスリボンはプロレス界のパワースポットを目指しますって明るくしめようと思ったんですけど、なんかほんとに本音が出てしまいましたね。なんか言うつもりじゃなかったんですけど、じゃあこれから私がいなくなったらどうすんだって気持ちになってしまって、ああいう言葉が出ちゃいました」
――3人は悔しい気持ちがあると言っていましたが、藤本さんとしては自分を乗り越えて欲しい気持ちが強いのか、それとも不甲斐ないという気持ちが強いのかどちらでしょう?
「…ん~、難しいですけど、今までだったらその気持ちを乗り越えて頑張れって言ってたんですけど、何度目だよと。何回言ってるんだと。もうつくし対くるみなんて旬が過ぎてるよ。何回言ってるんだよ世代交代ってって思ってるので、そろそろ、突き放してしまう感じです」
――大晦日は自分がベルトを取り戻すと
「はい。大晦日でとって今年巻いたタネを開花させる。絶好のチャンスだと思うので、そこで私がベルトを持って引っ張っていくっていうのはアイスリボンにとっても良いことだと思いますし、来年は女性、そして子供に沢山見てほしいなって思っていて、そういう場合子供ってすごい素直だからベルト持ってる人が強いって思うじゃないですか?だからやっぱり私にベルトは必要だなって思います」