【試合詳細】3・13 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&トトロさつき&鈴季すずvs雪妃真矢&宮城もち&テクラ 世羅りさvsYappy 春輝つくしvs松屋うのvs星いぶき 藤田あかねvs真白優希

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『アイスリボン1104』
日程:2021年3月13日(土)
開始:17:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:55人(満員)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○藤田あかね
6分3秒 オクラホマ・スタンピード→片エビ固め
●真白優希

▼トライアングルリボン 15分1本勝負
●松屋うの
11分28秒 グッド・いぶニング
○星いぶき
※もう1人は春輝つくし

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○世羅りさ
7分4秒 ゆりかもめ
●Yappy

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
藤本つかさ/○トトロさつき/鈴季すず
19分21秒 動くこと雷霆の如し→体固め
雪妃真矢/宮城もち/●テクラ

アイスリボンに小学6年生12歳の練習生・ぶどう(仮)が加入!藤本と雪妃の前哨戦でトトロが躍動!トライアングル王座戦を前にいぶきがうのにリベンジ!

第1試合


2月6日『1098』大会での初対決からほぼ1ヵ月で3度目のシングルマッチが実現。過去、2試合はいずれもあかねのテキサスクローバーに真白がギブアップを喫しているが、この日も真白は自信満々でいきなりドロップキックを仕掛けるが、びくともしないあかねに真白は唖然。起き上がれない真白を踏みつけるあかね。さらにロープに飛んだ真白をつまずかせたあかねは猪木・アリ状態の真白の両足を掴み逆エビ固めへ。必死に逃れた真白はあかねのバックを取り、膝カックンから低空ドロップキックを決め、コーナーに上がるが、これに追いついたあかねは雪崩式ブレーンバスターを狙う。これを受けたら確実にやられると思ったか、必死にもがいてロックを外した真白はスルスルと鉄柱を伝って場外へ逃れる。リングに戻った真白はアームホイップから腕十字を狙うが、これはあかねが切り返す。コーナーからのホワイトクロスも決めた真白だが、あかねは真白との丸め込み合戦も潰し、テキサスクローバーを狙う。これも必死に逃れた真白だが、最後はクロスボディをキャッチされてのオクラホマ・スタンピートにフォール負けを喫した。
試合後、真白は「本日、あかねさんと3回目のシングルでした。あかねさんと試合するのはすっごい楽しいです。あかねさんと決めたことがあるんですけど、日本地図があるじゃないですか?あれでガチャ王が制覇したところを色塗って、(日本中)全部をガチャ王軍団にしていこうっていう話をしていました。」とガチャ王での全国制覇の野望を語り、あかねは「毎回つき合わないでおこう、つき合わないでおこうって思うんですけどね。なんかつき合っちゃうんだよね。素晴らしいワールドをお持ちだなと思って、そういう部分では凄く尊敬してます。またいつか戦いましょう。しばらくは本当に(試合を組まなくても)いいですからね。本当にいいですから。本当にやめてください。大阪はハムさん、もっちゃん、私対山下、真白、ラム会長…しばらくいいって言ったけど、大阪、またお願いしま~す。」と語った。そんなあかねに藤本は「その試合なんですけど、山下の希望で山下の生誕プロデュースマッチという形になりました。山下が考えたカードでございます。」との注釈が入った。

第2試合


3月27日後楽園ホール大会でラム会長のトライアングルリボン王座に挑むうのといぶきが、つくしを入れてのトライアングルリボン戦での前哨戦に臨んだ。前回の道場マッチではシングルでうのに敗れているいぶきは巻き返しを狙って開始早々、つくしを無視し、うのに挑んでいく。つくしもここはあえて関わることなく、2人の攻防を見つつ、タイミングを見て試合に加わる戦法に出た。よって試合は終始、うのvsいぶきがメインとなるも、そこに上手くつくしが加わり、おいしいところを狙うという展開。つくしといぶきが連係を見せるシーンもあったが、直後、いぶきがつくしに攻撃を仕掛けたりと、目まぐるしい攻防が続き、最後はうのといぶきがつくしを抱え上げて場外に落とすと、一騎打ちへ。うのがスクールボーイの連発で勝負に出るが、これを切り返したいぶきがグッド・いぶニングで丸め込み逆転のカウント3を奪い、うのにリベンジを果たした。
試合後、うのは「いや~、まさかスリー獲られるとは思いませんでした。そして、つくしさんと試合したのは久しぶりだと思うんですけど、やっぱりしっちゃかめっちゃか引っかき回してくれるなっていう風に感じました。今日の負けは痛いです。2週間ありますので、策を練って本番は自分がスリーを獲ってベルトを巻けるように頑張りたいと思います。」と語り、つくしは「昔からトライアングルは凄く苦手で、あまり勝ったことがないんです、実は。でも今日はいぶちゃん勝ったから、ベルト獲ってね。」といぶきにエールを送った。そしていぶきは「今日、やっとうのさんから勝てました。でも、うのさんから勝ってもベルトは巻けないので、現チャンピオンのラム会長から勝ってベルトを巻きたいと思います。そして、先日テストの結果が返ってきて、なんとですね、クラス順位が1位でした~!2年生になってからずっと、クラス順位1位獲ってます。春から高校3年生です。頑張りたいと思います。」と文武両道の絶好調ぶりをアピールした。

第3試合


前説に登場した世羅はこの日のYappy戦に向けてYappyの“Big Ass”に対して“Big Ass”で対抗すると宣言。しかし、開始早々にYappyのケツ爆弾を顔面に何発も浴びてしまう。これで勢いに乗ったYappyはコーナーに振られるも飛び込んでくる世羅にカウンターで“Big Ass”を浴びせ、さらにロープ際に追い込んでの“Big Ass”プッシュを仕掛けていく。さらにロープに飛んでのはりつけ開脚アタックを狙ったYappyだが、これは世羅がかわし自爆させると、今度は世羅がYappyの顔面めがけて“Big Ass”を連発。しかし、Yappyに比べて動きがぎこちなく、効果も今一つ。ならばとYappyをうつ伏せにしてYappyの“Big Ass”にチョップ、蹴りを叩き込むが、逆に世羅にダメージが残ってしまう。試合は終始、Yappyペースで進み、世羅のコーナーでのリバーススプラッシュをかわしたYappyはアックスボンバー、ファイナルカットを決めカバーに入るが、これを切り返した世羅はゆりかもめへ。がっちりと捉えて大きく揺さぶる世羅。Yappyからギブアップを奪い、逆転勝利をモノにした。
試合後、Yappyは「あ~、負けました。今日は勝てそうと思ったのに。でもYappyのBig Ass凄いでしょ?世羅さん。顔どうですか?(世羅が「腫れた」と言うと)いいね~、Yappyのお尻みたいね~。Fantastでお尻相撲で勝てそうじゃない?やるか?やるか?お断り?怖いんですか?(世羅が「怖いです」と言うと)さすが!」と満足気な表情をみせた。そして世羅は「前説でちょっと今日Yappyに尻で勝ったら尻相撲でFantast ICEをやろうかなみたいな発言をしてたと思うんですけど、カットしておいてください。皆さんの記憶から消去しておいてください。まず、Yappyに尻で挑もうとすること自体が無謀なんだなって今日改めて気付きました。尻相撲はやりません。Yappy選手優勝で大丈夫です。Yappyに挑戦したい人いたら、Yappyが尻相撲のチャンピオンなので、挑戦していいと思います。そんなFantast ICEなんですけど、現在挑戦者はいない状態なんですが、こうやって色んな方がアピールしてくれることはとても嬉しいことなので、乞うご期待ください。」と語った。

第4試合


先週に続き、3月27日後楽園ホール大会でICE×∞王座戦を行う藤本と雪妃、3月20日大阪大会でリボンタッグ戦を行う雪妃とトトロのダブル前哨戦がこの日のメイン。前回は藤本、トトロとトリオを結成していたもちが雪妃と1月30日『1096』大会以来、同じ対角に立ち、藤本チームにはすず、雪妃チームにはテクラが加わっての6人タッグだ。試合は先週同様、藤本vs雪妃でスタート。お互い、牽制し合う動きから藤本が先にトトロにチェンジ。気合十分で入ってきたトトロはいきなり雪妃をマットに叩きつけ、ロープ際に持って行くと踏みつけ攻撃、さらには人間椅子攻撃を決める。雪妃が蹴りでトトロを倒し、もちvsすずへ。すずは「お前、佐々木貴だな!」ともちに呼びかける。対するもちは「佐々木は佐々木でも私は佐々木希よ。」と返す。ここで一旦、テクラに代わったもちだが、再びすずと相対すると、変わらず貴呼ばわりのすずにロープに飛んでのヒップドロップを狙うが、すずはもちが仕掛けてくるタイミングで状態を起こし、もちの股間に頭突きを叩き込んだ。股間を押さえて苦悶するもち。「やっぱり貴だな!」とすずは倒れているもちの両足を開き、股間に膝を叩き込む。もちもマンハッタンドロップですずの股間に膝を叩き込むが、すずには効果なし。もちに対する貴疑惑がより広がる結果となってしまう。10分すぎ、2度目の藤本vs雪妃が実現。雪妃のミドルキックをかわした藤本がカサドーラへ。キックアウトした雪妃にサッカーキック、串刺しドロップキック、ミサイルキックをヒットさせる藤本。しかし雪妃もカウンターのドロップキックで藤本を吹っ飛ばすとグランド勝負へ。即座に切り返した藤本が極楽固めをロック。もちがカットに入ると、起き上がった雪妃に飛びつき、インフィニティを狙う藤本。これを雪妃が振り落とすと、藤本が延髄ハイ。雪妃がかわして蹴りを狙うが藤本もかわす。雪妃の丸め込みを逃れた藤本がウラカン・ラナ。カウント2でキックアウトした雪妃だが、この攻防では藤本が優位に試合を進めていた。藤本から代わったトトロがここで雪妃に怒涛の攻めを仕掛けていく。逆エビ固め、コーナー2段目から腰を狙ってのダイビングセントーンを決めるが、雪妃もフォーリングトトロを狙うトトロをもちとのダブルデッドリードライブで投げ落とすと、蹴りを叩き込み反撃。しかし、トトロの攻勢は続く。雪妃に代わって出てきたテクラを相手に変幻ファイトに苦しみながらも藤本、すずのアシストを受けながら、最後はカミカゼからの動くこと雷霆の如しに決めカウント3を奪った。

試合後、テクラは「う~ん。負けました~、今日。残念。残念。残念!トトロ~気を付けてね。」と言葉数少なく不気味に語り、仰向けの状態で後ずさり、周囲をどよめかせた。もちは「確かに私は佐々木希っていう芸名で活動していて、佐々木の名を継いでるんですよね。だけど、すず、私は貴じゃないんだよ、希なんだよ。テレビ観たことある?私いっぱい映ってるじゃん。とりあえず(股間が)痛いの。今後はやめて、マジで。(すずが「付いてますよね」と言うと)付いてないから痛くないと思うでしょ?でもね、骨あるんだよ。痛いからね。想像して。私は付いてないけど、みんなの2割減ぐらいの痛み。みんな私の気持ち。だから、今後どこ殴ってきてもいいから、どこ頭突きしてきてもいいから、股だけはやめておこう。(すずが「やります!」と返すと)聞き分けのない子は嫌いだな。」と語り、これに対してすずは「今日も佐々木貴と前哨戦が出来たぞ~!ということで、女性にも金的が効くということが分かりましたので、得意技にしたいと思いま~す。今日試合を観て頂いた、そこにいらっしゃる男性陣の方々は縮み上がったと思いますが、これからも金的を使って、佐々木貴を倒すぞ~!」と気合を入れた。藤本が「来週は大阪、再来週は後楽園ホールということで、私と雪妃のシングルの前哨戦も今日がラストということになりました。試合をしてみて、お互いコンディションが良いなと思いました。私の地元である宮城県に凱旋が決まっているので、どうしてもこのベルトを持って行きたいです。でも、欲が出てしまいました。タッグベルトも欲しいなと。ここで、宣言しておきますね。」と語り、そのあと、「そして、すずさん。ドッカン姉妹。昨日、サイン会をご覧になった皆さまは分かると思うんですけど、花火のギフトが届いた瞬間に2人で偶然ドッカ~ンって声を合わせて息の合った発言をしたんですね。それからドッカン姉妹と言ってるんですけど、普段、戦うことが多いので、今日の試合も最後の方でトトロがやられている時に私がトトロを助けにリングに上がろうとしたら、リング下で押さえつけられてたんですね。誰に押さえつけられてるんだろうと思ったら、すずだったんですよ。私を敵だと思ったの?」と尋ねると、すずは「しかも、つっかさんにやる前に、セコンドの世羅さんにもやりました。間違えて、世羅さんにヘッドロックしに行っちゃった。それでテンパっちゃって。」と結果的に押さえていた相手が相手チームの誰でもなかったことを明かした。藤本は「今日は味方よ。佐々木貴さんをみるのはいいけど、視野を広げてください。」と語った。そしてトトロは「私、すっごい腹立ってることがあるんですよ。藤本つかさが欲が出てタッグベルトが欲しい。これはもちろん素晴らしいことなんですけど、週刊プロレス見ました?藤本つかさのTwitter見ました?私来週インターナショナルリボンタッグに挑戦するのに、全くトトロさつきのトの字も、青木いつ希のあの字も出てないんですよ。来週ベルト巻くのに。めちゃめちゃ腹立ってるんで、来週大阪でタッグのベルト獲って藤本つかさが挑戦してきても藤本つかさから獲って、めちゃめちゃ防衛しようと決めました。」と怒りをぶちまけ、王座獲り、さらに防衛戦までを見据えた。
座談会終わりで、藤本が「気付いてる方もいるかもしれないですが、藤本つかさの売店のお手伝いをしたり、リング消毒をしたりといつも会場に来ている女子がいます。ちょっと来て。リングに上がってください。」と練習生をリングに上げた。練習生が隣に立つ。
藤本「なんて呼ぼうかな。好きな食べ物なに?(リングに上がった練習生が「ぶどうです。」と答えると)じゃあぶどうちゃんて呼んでおきます。ぶどうちゃんは今まで練習生(仮)という形でしたが、正式に練習生になりました。何歳でしょうか?」
ぶどう「12歳です。」
藤本「じゃあぶどうちゃん(仮)今は小学…。」
ぶどう「6年生です。」
藤本「じゃあもうすぐ卒業かな?4月1日からは中学生に上がるんですけども、4月からエキシビションを行います。今まではMIOさん指導の下、練習をしていましたが、お客さんの前で試合をするのは初めてだよね?憧れの選手は誰でしょうか?」
ぶどう「くるみさんと青木いつ希選手です。」
藤本「大きい人が好きなんだね。MIOさんは優しい?」
ぶどう「優しいです。」
藤本「私は?(ぶどうが口ごもると)私怖い?(ぶどうが小さく頷きながら怖いと言うと)うそ~!最初みんな私のこと怖いっていうんだよね。で、いつのまにか弄られるから、怖いままにしとこう。じゃあ4月からエキシビションということで、お客さんの前でやっていきます。小学6年生12歳のぶどう、よろしくお願いします。」

デビューに向けてのテストでもある、ぶどう(仮)のエキシビションマッチが決定した。

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