【試合詳細】6・27 アイスリボン後楽園ホール大会 【FantastICE】世羅りさvs山下りな 宮本裕向vs鈴季すず 松屋うの&チェリー&トトロさつき with 本間多恵&進垣リナvs藤本つかさ&星ハム子&雪妃真矢
『雨のち、リボン~さよなら俺たちの松屋うの~』
日程:2021年6月27日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:498人
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○春輝つくし
6分20秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
●NATSUMI(超花火)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○宮城もち/青野未来(Beginning)
6分32秒 グルグルバスター→体固め)
藤田あかね/●真白優希
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
テクラ/○ラム会長(666)/尾﨑妹加(フリー)
9分14秒 レインメーカー→片エビ固め
●星いぶき/網倉理奈(Color‘s)/バニー及川
▼松屋うの引退試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[Joint Army]○松屋うの/チェリー(フリー)/トトロさつき with 本間多恵(Beginning)/進垣リナ(2AW)
13分41秒 特盛クラッチ
藤本つかさ/●星ハム子/雪妃真矢
▼鈴季すず・決意のハードコア七番勝負 最終戦 凶器持ち込み 有刺鉄線ボードデスマッチ30分1本勝負
○宮本裕向(666)
16分2秒 ムーンサルト・プレス on チェア→片エビ固め
●鈴季すず
※両選手の強い希望により凶器持ち込み有刺鉄線ボードデスマッチに変更
▼FantastICE選手権試合 蛍光灯デスマッチ 30分1本勝負
【王者】●世羅りさ
14分4秒 蛍光灯上へのスプラッシュ・マウンテン→エビ固め
【挑戦者/Rebel&Enemy】○山下りな(フリー)
※初代王者11度目の防衛に失敗。山下が第2代王者となる
アイス後楽園はデスマッチ&ハードコアでハッピー!山下が世羅との蛍光灯デスマッチを制してFantastICE王座奪取!すずがハードコアで裕向に連敗も山下へ挑戦表明!俺たちの松屋うのが笑顔の引退!
オープニング
選手入場式から、選手を代表し世羅りさが挨拶。
世羅「皆さん、こんにちは!初代FantastICEチャンピオンの世羅りさです。挨拶お前かいって声が聞こえてきそうですけど、『雨のち、リボン~さよなら俺たちの松屋うの~』と題しまして松屋うのの引退試合がございます。うの氏は後でいっぱい喋るのでとっときましょう。今日は初めてアイスリボン観に来た方いらっしゃいますか?ありがとうございます。私は6年前に蛍光灯デスマッチをやると宣言してから色々ありまして、今日、6年越しに蛍光灯デスマッチができる運びとなりました。それはもう感無量といいますか、むしろ開催させてくれたアイスリボン関係者並びに後楽園ホールの方々、何より見に来てくださった皆様を楽しませる準備はできておりますので応援よろしくお願いします。それでは参りましょう『雨のち、リボン~さよなら俺たちの松屋うの~』スタート!」
第1試合
セコンドのアジャコングがロープを上げてNATSUMIがリングイン。
つくしは握手を手を叩いて拒否。
開幕NATSUMIが走り込んでドロップキックからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
NATSUMIはエルボー連打でロープに押し込むが、つくしがエルボーからガットショットで迎撃し、コーナーに顔面を叩き込むとヘアーホイップ。さらにコーナーで踏み潰していく。
つくしは逆エビ固めで捕らえるが、NATSUMIがロープを掴もうとしたところをつくしがそのまま中央に引きずるが、NATSUMIは一回転して切り返して逃れる。
つくしはコーナーに振って串刺しドロップキックから串刺し低空ドロップキック。フォールも2。
つくしはロープに振るが、NATSUMIは側転して交わすとドロップキック連発。フォールも2。
NATSUMIはコーナーに登るが、つくしはエルボーからデッドリードライブ。
つくしは正面ロープにくくりつけると、背中にドロップキックを叩き込みフォールも2。
つくしはさらに飛びだせ元気も、避けたNATSUMIがコブラツイスト。つくしはロープを掴みブレイク。
NATSUMIは投げようとするが、耐えたつくしがエルボー。エルボーの打ち合いからNATSUMIがエルボー連打。つくしが強烈なエルボーで倒しフォールも2。
つくしはコーナーに振っていくが、NATSUMIはブーメランアタックで迎撃しフォールも2。
NATSUMIはブレーンバスターホールドからフォールも2。
NATSUMIはロープに飛ぶが、つくしは追走ドロップキックから飛びだせ元気。フォールも2。
つくしはドロップキックからフォールも2。
つくしはコーナーに登り、ダイビングフットスタンプを投下し3カウントを奪った。
つくし「NATSUMIさん!デビュー3戦目で、初めての女子プロレスのリング、楽しかったですか?もし、よかったら、アイスリボンのリングだけじゃなくて、若手興行のP’sPartyに参戦してもらうことはどうですかねNATSUMIさん?そしてアジャさん?」
NATSUMI「(息も絶え絶えになりながら)よろしくおねがいします!」
(星いぶきと星ハム子が乱入)
いぶき「なんでアジャさんこの後新潟で試合ですよね?なんでセコンドに来てるんですか?甘やかし過ぎじゃないですか?だってアジャさんていぶのものですよね?アジャさんていぶきのものですよね?なんで(NATSUMIを)肩にかけてるんですかずるくないですか?アジャさんが大好きだから言ってるんですよ嫉妬してるんですこの女に」
アジャ「あの、大事にしてくれてありがとう。ありがとう。俺のことが大好きで大好きなんだろうけど、こいつうちの子なんだよ。大事な大事なうちの子なんだよ」
いぶき「じゃあいぶもうちの子になります。アジャさんの隣にいられるんだったらうちの子になります」
アジャ「お前には、ハム子っていう大事な母さんもいれば、後ろにいるつくしも居て、アイスリボンていう大事な仲間もいるでしょ。団体っていうおうちがあるでしょ。こいつは初めてのうちの子なんだよ。だから、甘やかしてんじゃねーよ。俺はこいつをせっかくプロレスラーになったからには、せっかく入ってきたんだからいいレスラーに育てたいからアイスリボンの力借りようと俺が来てるんだからいいじゃねーか」
いぶき「じゃあそのNATSUMIを倒したら少しはアジャさんの近くにいれますよね?とにかく、二人をまとめてぶっ倒す!」
アジャ「いや、今ね、つくしが言ってくれたんで、P’sPartyにはNATSUMI出せてもらうんですけど俺は出れないからさ、だからやりようがないんだよ。なつみとやるのはいいけど俺は出れないでしょ?」
いぶき「いい場所あるじゃないですか。あそこの、会場、あの場所、横浜武道館っていう場所あるじゃないですかそこならアジャさん出れますよね?ピースパじゃないから」
アジャ「おいピースパじゃなきゃ出れるとは思うんですけど私にも予定があるんだけど、そこまでいうんだたったらなんとかしますなつみのために」
いぶき「いぶきのために出てください」
アジャ「いいのかな?アイスリボンさん、じゃあ8月9日横浜武道館NATSUMIのバーターで出ますよ!てことはお前(ハム子)も」
ハム子「巻き込まれた!」
アジャ「いいね?」
いぶき「アジャさん大好きです」
つくし「じゃあ、これから、女子プロレスも一緒に盛り上げていきましょう!ありがとうございましたー!」
<試合後コメント>
NATSUMI&アジャコング&工藤めぐみGM
――初めての他団体、初めての女子プロレスでした。試合を終えていかがですか
NATSUMI「デビュー3戦目になって初めてアイスリボンさんの大会に出させていただくということで、ちょっと初勝利を狙っていたのでちょっと悔しい気持ちもあるんですけど、女子プロレスというものを肌で感じることができてすごく楽しかったです」
――つくし選手のエルボーやドロップキックもたくさん食らいました
NATSUMI「つくし選手も打撃が強いっていうことは知っていたんですけど、実際にもらうと結構ダメージが大きくて。今もちょっとお腹がすごい……いたい……」
――そんな中、P's Partyへの参戦を打診され、快諾されていました
NATSUMI「是非!言っていただいてるので是非出させていただきたいなと思います」
――アジャ選手、NATSUMI選手の試合をご覧になっていていかがでしたか
アジャ「まあまあ、あの、3戦目なのでね、まだまだ足りないことだらけなんですけどね、ただ、初の女子っていう、ZERO1以外の、超花火以外の団体に上がるのは初めてだったんですけど、ただ、その中で臆さずにできたんじゃないかなというのは非常に良かったかな。伸び伸びできたので。このままね、これから色んなところに、どうしてもZERO1は男子中心なので。火祭りが始まると、そうなると中々ね、そこに入っていくことが難しいことも多かったりすると思うんでね。そんな中でピースパから話をいただけたんで、逆に試合を重ねていける場を作っていただけて。しかも、今まではどっちかっつーとキャリアが上の選手ばかりだったけど、キャリアが近い選手ね。なんかね、とばっちりみたいなジェラシーもすごい受けましたけど(笑)
NATSUMI「(笑)」
アジャ「いぶきはああやって言葉に出してきましたけど、言葉に出さずとも違ったジェラシーを持ってる選手はたくさんいると思うので、逆にその中で今までと違った感じの切磋琢磨をしていって。結構、負けん気の強さも今日も前回も見れたので。その中でドンドン切磋琢磨していって、いぶきが色々言ってましたけど、まずP'sPartyの中でぶっ飛ばしてやればいいんじゃないの?(笑)まあ、ありがたいけどね。あれだけいぶきに思ってもらえるっていうのはありがたいんだけどさ?(笑)いぶきのかわいさと、ここ(NATSUMI)とはまるっきり別モンだから。でも、ありがたいですよね。あそこでただ黙って『新しくデビューしたんだ、へぇ~』って見てるんじゃなくて、理由はなんであれ、『コイツ潰してえ!』って思ってくれる選手がこんなに早く出てくるとは思わないから。面白くなるんじゃないですか、これから」
――8・9横浜武道館大会への参戦オファーもありました
アジャ「ええ、私完全にバーターなんで(笑)NATSUMIのバーターで行かせていただきます、ハイ。その日は多分まだなにも入ってないはずですので。きちんと行かせていただいて。まだタッグやったことないんでね、そこまでにちょっとタッグマッチってものをやらせるのか、そこまでやらずに初めてのタッグでも面白いかなと思いますけどね」
――工藤GMはNATSUMI選手のデビュー後から見守っていていかがですか
工藤GM「デビュー戦と2戦目、3戦目、全部違うNATSUMI選手が出てたと思うので、また色々なことを吸収して、今度は4戦目でさらに可能性を出していけると思うので、1試合1試合自分らしさってものをちょっとずつ出していけてると思うので、色んな選手と闘って、色んなことを吸収して、もっともっと飛躍して行ってもらいたいな~と思います」
春輝つくし
――NATSUMI選手の3戦目、そして初の女子プロレスの相手を務めました
「なんかホントに体も柔らかくて、身体能力も高くて、ホントに自分に無いものを持ってるなって思って、すごい対戦が楽しみだったんですけど、でも、アジャさんにドロップキックを自分が褒めていただいて、そこから自分のプロレス人生が変わったので、そんなもとでのNATSUMI選手、絶対に負けられないし、なおかつドロップキックで負けたくないなと、そう思って今日対戦しましたんですけども、ホントにゴング『カン!』からのキックもすごい効いたし、エルボーも自分より会場が沸いてて、なんかホントに悔しいなって。デビュー3戦目の相手に言うことじゃないんですけど、悔しいなと思って(笑)でも向上心がある選手なので、P's Partyに出てもらって、今出てるP'sPartyの若手の刺激になればいいなという想いで、『参戦どうですか?』とマイクさせていただきました」
――NATSUMI選手も「是非」ということでしたが、参戦はいつから?
「多分もう6月はスケジュールが……今日急だったので、多分7月くらいから参戦するんじゃないかなと思います」
――NATSUMI選手のドロップキックはいかがでしたか
「身長も高いので、ドロップキックが来る高さがすごい高くて、『ヤバい、これ負けるかも』って思っちゃいましたね。初めてああいう高さのドロップキックを……その場からのドロップキックでは初めて受けました」
――つくし選手としても、P's PartyとしてもNATSUMI選手との出会いはいい出会いだった?
「そうですね。すごいですよね、アジャさんのもとで彼女は頑張ってる彼女はスゴいと思うので、P'sPartyもあの子に負けないように頑張っていきたいなと思います。いつかこのベルト(※IW19)かけてタイトルマッチできたらいいなって思います!」
第2試合
真白が手を上げて挑発するが、未来は無視して強烈なローキック。真白は「あいつやべーぞ」とあかねにタッチ。
あかねは手4つを要求するが、未来は容赦なくローキック。あかねはロープに振ってショルダータックルで倒すと、タッチを要求した真白にタッチ。
真白は寝転がって猪木アリ状態で挑発するが、未来はストンピングから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。フォールも2。
未来はラリアットも、避けた真白がドロップキックからフォールも2。
真白とあかねが未来をロープに振るが、未来は避けるとあかねを真白に突き飛ばして同士討ちさせ、あかねにドロップキック。だがあかねと真白がロープに振るも、もちと未来が避けてセクシーポーズ。だがもちのウィッグが外れて会場が騒然とする。
真白はあかねにタッチ。
あかねは未来に串刺し攻撃も、避けた未来が串刺しドロップキック。未来はロープに飛んでサッカーボールキックも、キャッチしたあかねが水車落とし。あかねはロープに飛ぶが、未来は追走ドロップキックからフロントスープレックス。未来はもちにタッチ。
もちはモンゴリアンチョップ連発も、キャッチしたあかねがハンマーブロー。避けたもちがロープに飛ぶが、真白がエプロンから羽交い締めにしてあかねがショルダータックル。フォールも2。
あかねは真白にタッチ。
真白は串刺しドロップキックからダブルを要求。あかねが真白を担いで突撃するが、もちは足を伸ばしてカットし、真白はあかねを踏み台にドロップキックを放とうとするが滑って自爆。
もちは真白にボディスラムを狙うが、真白が暴れて丸め込もうとするが、もちはヒッププレスで潰してロープに飛ぶとギロチンドロップ。避けた真白が低空ドロップキックを後頭部に叩き込み、コーナーに登るがもちはロープを掴み近づかない。
あかねがもちを真白の正面に引きずっていくと、真白がダイビングチョップももちがよけてあかねに誤爆。
もちがロープに飛んでヒッププレスからフォールも2。
もちは後頭部へのボディスプラッシュから丸め込むが2。
もちはメタボリックサンドを狙うが、あかねがスクールボーイで回転させて真白がフォールも2。
真白が走り込むと、もちのエルボーをガードして小手投げから丸め込むが2。
真白はロープに飛ぶが、もちはキャッチし大旋回式のサイドバスターで叩きつけ3カウント。
第3試合
いぶきたちが急襲して試合開始。
テクラにトレイン攻撃から、網倉がわープレス。いぶきとテクラが突き飛ばし合い、いぶきのチョップを避けたテクラがビンタ。いぶきもビンタを叩き込むとロープに振ろうとするが、テクラが髪を掴んで引き倒しビッグブーツ。避けたいぶきがクロスボディも、避けた網倉がバズソーキック。これも避けたいぶきがスクールボーイもテクラは切り返して睨みつける。両者タッチ。
バニーのドロップキックを避けたラムがストンピング。妹加とともに連携のフットスタンプからフォールも2。
ラムはバニーをロープに振ってバックエルボーで倒し、ストンピングからテクラにタッチ。
テクラはエルボー連打。バニーがコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたテクラがソバットから串刺しエルボースマッシュ。
テクラはボディスラムを狙うが、耐えたバニーがローキック。ローキックの打ち合いから、テクラがキャッチし足を刈って倒すとロープに飛んで走り込むが、バニーがドロップキックで迎撃しフォールも2。
バニーは網倉にタッチ。
網倉はショルダータックルで倒し、投げようとするが耐えたテクラがエルボーからロープに飛ぶ。いぶきがエプロンから蹴りつけてカットし髪を掴んで睨み合うが、網倉がテクラの背後からチョップを叩き込みコーナーに振るが、テクラがコーナーに駆け上がりビンタからぶら下がり首4の字。
テクラはこれを離すとビッグブーツからフォールも2。
テクラは妹加にタッチ。
妹加は串刺しボディスプラッシュからセントーン。避けた網倉がセントーンも、妹加は避けてアルゼンチンで担ごうとする。耐えた網倉が投げようとするが、耐えた舞華とショルダータックルのぶつかり合い。妹加が打ち勝ち、ラム会長が妹加ごとルーテーズプレスで網倉に叩き込み、妹加はそのままフォールも2。
網倉はダブルチョップからショルダータックルで倒し、カナディアンバックブリーカーからコーナーに逆さ吊りに。そこへ串刺しボディスプラッシュからサンセットフリップ。フォールも2。
網倉はいぶきにタッチ。
いぶきはダイビングクロスボディアタックからルーテーズプレス。フォールも2。
いぶきのチョップと妹加のエルボーの打ち合い。いぶきがチョップ連発からロープに飛ぶが、妹加はアルゼンチンで担いでいく。これは網倉とバニーがカット。
妹加はラムにタッチ。
ラムはクロスボディアタック連発からフォールも2。
いぶきはチョップ連発も、避けたラムがガットショット。いぶきはロープに振ってローリングチョップで倒しフォールも2。
網倉がラムをフロントスープレックスからいぶきがライトニングスパイラル。フォールも妹加がカット。
いぶきは担ぐが、着地したラムが突き飛ばし妹加がラリアット。テクラがスピアーからラムがコードブレイカー。フォールも網倉がカット。
ラムが低空ドロップキックから619。さらにレインメーカーを叩き込み3カウントを奪った。
試合後にアイスリボンが12歳のぶどう(練習生)のデビュー戦の相手に元祖キッズレスラーのラム会長を指名。ラム会長もこれを承諾し、ぶどう(練習生)と握手した。
第4試合
先発はうのと藤本。ロックアップからリストの取り合い。藤本がヘッドロックもうのがヘッドシザースで切り返し両者距離を取ると藤本が泣き出す。
うのが近づくが、藤本は泣き真似をやめてサミングからコーナーに振り、うのがコーナーに座って「来い!」と要求。藤本は走り込んでエルボーも、うのは落ちずに藤本の腕をキャッチしぶら下がり腕ひしぎ。
うのはロープに飛んでドロップキックも、受けきった藤本がドロップキック。藤本は雪妃にタッチ。
雪妃は顔面を踏み潰し、ギロチンドロップもうのは避ける。だが雪妃は再度後頭部にギロチンドロップから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。雪妃はハム子にタッチ。
ハム子はコーナーに叩き込み顔面に腹ウォッシュ。
コーナーに叩き込み藤本にタッチ。
藤本は首投げからサッカーボールキック。さらに顔面を足に挟んでリングに叩きつけていく。
藤本はロープに飛ぶが、うのはショルダータックルで迎撃しチェリーにタッチ。
チェリーは藤本にカニバサミクラッチも2で返されるとアキレス腱固め。これはハム子がカット。
チェリーはハム子の腕を掴んで藤本を攻撃し、ハム子を藤本に叩き込むとカットに来た雪妃もそこに叩き込んで三人まとめて潰していく。
藤本をロープに振るが、藤本は3人まとめてドロップキックで蹴散らしロープに飛ぶが、場外から本間と進垣が足を掴んで倒し、チェリーとうのがサンドイッチドロップキック。チェリーはトトロにタッチ。
トトロはボディプレスからフォールも2。
トトロはロープに飛ぶが、藤本が避けてサッカーボールキックから雪妃にタッチ。
雪妃はサッカーボールキックからダブルを要求し、藤本とともにトトロをロープに振るが、トトロは二人まとめてクロスボディアタックで倒し、トトロはチェリーをボディスラムで雪妃に叩き込む。さらにうのも雪妃に叩き込み、ボディプレスを投下しフォールも2。
トトロはうのにタッチ。
エルボーの打ち合いからうのがエルボー連打。雪妃は大外刈りで倒そうとするが、うのが逆に大外刈りで倒し、チェリーとともに雪妃を担いでリングに膝を叩き込む。うのは雪妃にアンクルホールドも、雪妃はロープを掴みブレイク。
うのはロープに飛ぶが、ハム子が追走ボディスプラッシュから雪妃がトラースキック。ロープにもたれかかるうのの顔面にスライディングニーを叩き込み、雪妃がミサイルキックから藤本が低空ドロップキック。
雪妃はブレーンバスターからフォールも2。
雪妃は投げようとするが、耐えた宇野がトトロに叩き込み、トトロがボディアタックで吹っ飛ばす。ハム子は雪妃の背中にタッチ。
ハム子がうのをコーナーに振り、アイスリボン参戦全選手がリングに上ってうのに洗礼のトレイン攻撃。
ハム子がフォールも2。
ハム子が担いで藤本がハム子にミサイルキック。そのままバックフリップで叩きつけてフォールもチェリーがカット。
ハム子はラリアットも、うのは引き込み腕ひしぎ。チェリーがカットに来た雪妃にアキレス腱固め。トトロが藤本に変形STFもハム子はロープに足を伸ばしブレイク。
チェリーがハム子に熟女でドーン!からトトロがラリアット。うのがスピアーを叩き込みフォールも2。
うのはカツ丼からクラッチするが藤本がカット。
ハム子はシャイニング腹ザードからフォールも2。
ハム子はヒッププレスからフォールも2。ハム子はハムロールも、うのが避けて掟破りのハムロールからフォールも2。
うのは牛とじも2。
うのは担ごうとするが、ハム子が耐えると雪妃がトラースキック。藤本が延髄斬りからハム子がラリアットでなぎ倒しフォールもチェリーとトトロがカット。
ハム子がデスバレーボムからフォールも2。
藤本がジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスから雪妃がスノートーンボム、ハム子がダイビングボディプレスを投下するが、うのが避けると特盛クラッチで3カウントを奪った。
そのまま松屋うの引退セレモニーに。選手たちから花束が贈られうのからメッセージ。
うの「正直、まだ引退したっていう実感はなくて。でも、これからリングを降りたらじわじわと寂しさに襲われるのかと思うと、とても寂しいです。今日の試合の時も、ああほんとうにこのまま時間が止まってくれたらいいのになってすごく思いました。今日も最後まで全力で駆け抜けました。一瞬一瞬が皆さんのほんの記憶の片隅にでもずっと残っていただけたら私は幸いです。5年間、本当にアイスリボンの皆さんのおかげ、そして応援してくれるファンの皆さんのおかげで、本当に充実した日々を過ごすことができました。本当にこの5年間は自分の人生の宝です。今日もこの景色を、私は一生忘れません。本当に5年間ありがとうございました」
うのの引退セレモニー後、藤本、雪妃、ハム子がリングへ。
藤本「誰かの引退はとても寂しいです。だけどアイスリボンはこれからも続いていきます。今年は、旗揚げ15周年!8月5日に横浜武道館大会があります。だけど今年は、ビッグマッチそれだけではございません!11月13日、大田区総合体育館大会、決定!これからもまだまだ、アイスリボン攻めて行きますので皆さんついてきてください!ありがとうございました!」
<試合後コメント>
松屋うの
――引退試合を終えられたお気持ちは
「今は無事に引退試合を終えられてよかったなという感じですね。なんか、時差ボケでやってくるんですよ(笑)だから、あともう少ししたら寂しい気持ちになるかと思うんですけれども、昨日も言ったんですけど、ホント引退までの2週間がすごく充実していて、『ホントにプロレス楽しい!』って思えて、そういう良い状態で今日引退試合ができたことはホントに良かったなと思うし、私だけの力じゃなくて、きっと周りの人がそうやって送り出してくれたからそういう風に経験できたと思うし、ホントに感謝しかないです」
――現役生活に心残りはありますか
「今は無いですねえ。いつも全力を出してたつもりなので、私は。だから心残りは、悔いは無いですね。今日全部出したので、ホントにもう悔いはないです、ハイ(笑)」
――デビュー戦で敗れたハム子選手に最後にリベンジを果たしました
「そうですね(笑)まあ、助け船はあったんですけど、まあでも、そういう形でも、そうですね……超えられたかな(笑)超えられたのかな?……いや、でも全然無いですけど(笑)」
――プロレス人生で得たものは今後の人生で活かせそうですか?
「そうですね、ホントにアイスリボンは自分の人生の学校というか、礼儀とか挨拶とか、先輩を敬う行動とか、そういうのはすごく学べましたね。全然常識の無い私は、色んな先輩に色々教えてもらいながら『ああ、こういう世界はこういうもんなんだ』って。でも、『人を尊敬したり敬うってこういうことなんだ』って初めて分かった点があったので、そういう点はどこの場に行っても、上の人、人間関係と言うか、礼儀や挨拶は忘れずにやっていきたいですし、37歳でここまでスタミナというか、普通の37 歳に比べればまだ全然ピンピンで元気な方だと思うので、なにか違った形でスタミナとか筋力は活かせればいいかなとは思ってます」
――今後も違った形でプロレスと関わっていきたいですか?
「あぁ~、多分1ファンに戻ると思いますよ(笑)アイスリボン、ずっと好きなので。仕事とかのタイミングが合えば全然見に行くし、なにかの節目の時は観戦しに行きたいとは思ってるので。あと、真白優希には、すごく欲しがっていたので特盛クラッチを継承しました。トトロさつきには、今日も試合のときにやってたのがチラっと見えたんですけど、松屋スペシャルをやってくれていたので、トトロさつきには松屋スペシャルを継承させていただきました。ずっとずっと私の技が、私がいなくなっても大事にこれからも使っていってほしいし、それでいっぱいフォール・ギブアップ獲ってほしいなと思って継承しました」
――Joint Armyのメンバーたちにメッセージはありますか
「自分もいなくなるし、リナちゃんもいなくなってしまうので……2人で頑張ってとは、アレなんですけど……まあ、そうですね、申し訳ない気持ちはありますね。中途半端な状態で自分が出ていってしまうので……ちょっと、託すというか、そういう形になると思います」
※コメントを見守っていたJoint Armyのメンバーたちと記念撮影をして去っていく
第5試合
グラウンドの攻防から宮本がヘッドロックで捕らえ、さらに腕を掴んで有刺鉄線ボードに振っていくがすずは直前で踏みとどまる。
ロックアップから宮本がヘッドロック。すずがエルボーで逃れてロープに振るが、宮本がショルダータックルで倒しロープに振るが、すずは避けて走り込むも宮本はガットショットからロープに飛ぶ。これを低空ドロップキックで迎撃したすずが、宮本を有刺鉄線ボードに振るが宮本も踏みとどまる。すずはガットショットから宮本を有刺鉄線ボードに振ろうとするが、宮本が逆にすずを有刺鉄線ボードに叩き込み、さらに有刺鉄線ボードをロープにかけるとそこへボディスラムですずを叩き込む。
宮本は有刺鉄線を引き剥がすと、すずの頭に巻きつけて絞り上げる。そのままヘアーホイップで投げ捨て、のたうつすずの頭に再度有刺鉄線を巻きつけると、改めて正面に向けてヘアーホイップ。
場外に逃れたすずを宮本はリングに引き戻し、有刺鉄線で顔面をこすりつけるとすずは流血。
すずの腕をラダーに挟んで潰していき、ラダーをどかすとボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。
宮本はイスを持ち出しフルスイング。避けたすずがイスごとドロップキックでふっ飛ばし、発泡スチロールに刺さったフォークを抜いて宮本の顔面に突き刺す。
さらにフォーク剣山をリング中央に置き、鈴をバケツからリングにぶちまけるとドラゴンスープレックスを狙うが、耐えた宮本をコンプリートショットでフォーク剣山に突き刺す。
さらに宮本を剣山に向かってブレーンバスターで叩き込みフォールも2。
すずはエルボー連打からロープに振るが、宮本はハンドスプリングエルボーで迎撃。
すずがコーナーに振るが、宮本はラリアットでなぎ倒しその場飛びムーンサルトダブルニー。
宮本はリング下に降りると、栗の入ったかごを背負いコーナーに登ると、すずがエルボーからデッドリードライブで投げ捨て宮本の背中の栗がリングにばらまかれる。
すずはロープにもたれかかる宮本の顔面に場外を走り込んでのドロップキックから、コーナーに登リミサイルキック。宮本の背中が栗に叩き込まれ、そのままフォールも2。
すずは串刺し攻撃を狙うが、避けた宮本が栗がばらまかれたリングでローリングクレイドルも2。
両者痛みにのたうつなか、すずが串刺し攻撃を狙うも足を伸ばしてカットした宮本が左右のローキックからソバット、さらに掌底からニールキックのコンビネーションを叩き込み、すずをコーナーにのせるとリングにイスをセットし、有刺鉄線鈴ボードをセット。
宮本がすずの正面に登リ、雪崩式ファイヤーサンダーを狙うが、耐えたすずを雪崩式ブレーンバスターで投げようとするも、すずは耐えてエルボー連打。さらにヘッドバッドから雪崩式パワーボムを狙うが、着地しようとしたさいに足があたってボードが崩れる。
すずは直そうとするが、直らないとみるや宮本の急所を殴りつけ、スパイダージャーマンで強引に有刺鉄線鈴ボードに投げ捨てると宮本が首から落下。
ぐったりとする宮本をすずがジャーマンで投げようとするが、宮本はKUBINAGEで叩きつけ、サンダーファイヤーパワーボムを狙うがすずは丸め込むが2。
宮本のラリアットをすずがグラン・マエストロ・デ・テキーラも2。
宮本がビンタからサンダーファイヤーバワーボムで叩きつけフォールも2。
宮本はファイヤーサンダーからフォールも2。
宮本はすずの上にイスの山を作り、そこへのムーンサルトを投下しフォール。これで3カウント。
宮本は倒れ込むすずの頭を撫でて健闘を称えると、立ち上がって握手を求める。すずがその手を握り返すと、宮本の手の中にはイガグリが握り込まれていたことが発覚し、すずが痛みに悶絶する中で宮本が「へへへ」と笑いながら去っていった。
<試合後コメント>
鈴季すず
「きもぢいィィイ!ぎもぢいィィィィイイイイ!デスマッチ最高だァ!バカヤローッ!うあああ!痛い!クソォッ!自分がデスマッチを好きになったきっかけの選手、宮本裕向にリベンジ、叶わなかった!叶わなかったァア!鈴季すずのデスマッチ愛は皆さんに伝わりましたか?生半可な気持ちでやってない!カッコイイから?目立ちたいから?そういう理由でデスマッチをやってるわけじゃない!人間の底力を見せるために今後もデスマッチやっていきます!アイスのリングじゃデスマッチが今認められつつあるけど、まだまだアイスのお客さんでデスマッチ認めてない人いっぱいいると思います。女子でデスマッチやってる、認めてない人いると思います。鈴季すずが、認めさせます!必ず!」
――デスマッチが出来る団体に出場するか、デスマッチ路線が認められているFantastICEのベルトに絡むという2つの選択肢があると思います
「欲張りなんでどっちも目指したいって言いたいところなんですけど、アイスのリングじゃまだまだデスマッチというものが広まっていないし、アイスの選手でハードコアやる、デ スマッチやる、そういう選手がたくさんいるかって言ったらそうじゃないから。外に出て修行したいって気持ちも十分あります。声がかかるんだったら行きます、絶対に!そして、今からこの蛍光灯デスマッチ、Fantast、世羅りさが去年の文体で蛍光灯、 山下さんとやって、そのときもセコンドにはついてなかったですけど、舞台裏で見てて本当に2人とも輝いてて、カッコよくて……ちょっと怖くなりました。世羅りさという選手、山下りなという選手がちょっと怖くなった瞬間でもあった。だから、今日どっちが勝っても挑戦します。そのつもりでやってきました。だからこの試合はこんなボロボロですけど、自分の足で立って、自分の目でしっかりとどっちが勝つか見届けます!」
宮本裕向
――すず選手の七番勝負で2回目の対戦でしたが、1回目と比べていかがでしたか
「はっきり言ったらもう格段に違ったと思います。ホント今現役のトップ選手のデスマッチファイターと闘ってきた経験がこれ以上にないぐらい、全然違う。そういう感じがしまし たね、闘って。ホント彼女はデスマッチ愛っていうのがすごい伝わってくるような試合をしてくるんで、気持ちが伝わる試合をしてくるんで、やっぱね『自分にはちょっと足りないのかな』と思うぐらい彼女の愛は、デスマッチ愛は満ち溢れてましたね。まあでもまだ、僕らやっぱ男子・女子で力の差もあるし、経験も違うしって中で、今後その女子プロレスでデスマッチをやるって気持ちがね、気持ちと、その行動と、そこらを楽しみにして、またいつの日かデスマッチで闘ってみたいですね」
第6試合
ロックアップから世羅がガットショット。山下を蛍光灯に振るが、直前で耐えた山下を世羅がコーナーに振るも、山下はショルダータックルで迎撃。
山下が世羅を蛍光灯ロープに叩き込み、世羅も山下を蛍光灯ロープに叩き込んでいく。お互い蛍光灯をロープからとって相手の頭に叩き込んでいく。さらに山下は世羅の頭に蛍光灯を押し込みナックルで破壊。
山下はリングに蛍光灯を置いて自らセントーンで破壊して「気持ちいい~!」と絶叫する。
割れた蛍光灯を世羅の頭に突き刺して流血させると、タッカーを持ち出して告知フライヤーを世羅の頭に突き刺そうとするが、世羅が逆に山下の頭にタッカーで刺そうとするが失敗。
山下が「いい加減使い方覚えろ!」と世羅の頭にタッカーでフライヤーを突き刺し、フライヤーを引き剥がしてコーナーに叩き込むと蛍光灯の束を抱かせる。
そこへ山下が串刺しエルボーも、避けた世羅が山下の頭に蛍光灯の束を叩き込み、世羅は有刺鉄線の巻き付いたイスを山下に抱かせてそこへの串刺しダブルニー。当然世羅も自らの膝に刺さり自爆。
世羅は蛍光灯を抱かせた山下へのリバーススプラッシュ式ダブルニーからフォールも2。
世羅は蛍光灯をリングに並べ、エルボー合戦から世羅がエルボー連打。さらにアティテュード・アジャストメントで蛍光灯に叩き込んでフォールも2。
世羅は蛍光灯の束をリングに起き、ロープに飛ぼうとするが、山下がコスチュームを掴んで動きを止めるとバックドロップで蛍光灯に叩き込む。山下は走り込むが、世羅はカウンターのみちのくドライバーII。さらにロープに飛ぶが山下はラリアットでなぎ倒しダブルダウン。
世羅が走り込むが山下がラリアットで迎撃しフォールも2。
山下はコーナーに登るが、世羅がイスを持ち出し脳天に叩き込む。
さらに蛍光灯扇子を山下に叩き込んでいき、正面に登ると雪崩式羅紗鋏。フォールも2。
世羅はラダーをセットし、ビンタから羅紗鋏で叩きつけるとラダーに登る。
だが山下が正面に登り、エルボー合戦に世羅が打ち勝つも、山下はすぐに正面に登り直し左右のエルボー連打から雪崩式ブレーンバスター。両者ダウン。
膝立ちでエルボーの打ち合いから世羅がエルボー連打。山下がトラースキックから投げようとするが、世羅がファルコンアローで叩きつけフォールも2。
世羅はダンボールから蛍光灯をリングに大量に投げ入れ、蛍光灯の山への羅紗鋏3連発。フォールも2。
血まみれの山下へ世羅はダイビングダブルニーを投下するが、山下は避けて蛍光灯に自爆させる。
世羅は蛍光灯を抱えて走り込むが、山下はラリアットで迎撃しフォールも1。
山下は走り込みブレーンバスターで蛍光灯の山に叩き込むと、コーナーに登りダイビングボディプレス。フォールも2。
山下は有刺鉄線が巻き付いたイスをリングにセットし、そこへのインプラント。フォールも2。
山下は蛍光灯のイカダをリングに入れ、そこへのスプラッシュマウンテンを叩き込み3カウントを奪った。
山下「試合が、終わったから、今まで、うまくいったことができなかった、思いが、自分の中で思ったけど、やっぱり、世羅、大好き。私にはわからない。一言だけ、この、気持ち良さでできた、世羅りさ、アイスリボンでデスマッチを続けてくれて、諦めないでくれてありがとう!やりきったって顔してるけど、お前も私が居なくなるまで付き合えよ。まだこれからだろ!一緒に死ぬんだろ!いいよね!
すずがリングへ上がる。
すず「世羅さんが勝つと思ってた。見てましたよここで。新チャンピオンの、山下りな、このベルトは、どんなルールでも試合ができる。デスマッチを始めれば山下りなは、避けては通れない道だ。だからそのベルトに挑戦させろ!」
山下「もちろん、もちろん喜んで。すずの7番勝負の覚悟も見てました。このベルトにふさわしい相手です。ただ私と世羅の試合見て感動したのか悔しかったのかわからないけど、泣いてるようじゃこのベルトに届かないぞ。次は選手もお客さんも感動させるばんだろ。8月9日、横浜武道館」
すず「受けて立ってやるよ!」
山下「ちょっとルールは思いつかないから待ってくれ。8月待ってるよ(すずと握手。すずは握手しながら中指を立てる)世羅、起き上がれますか?一緒にしめよう。選手をリングに上げてやりたいところですがこんな感じなので、今日私と世羅でしめます。アイスリボンデスマッチ、なってはならないものになったと思います」
世羅「一言だけ、一言だけいいですか?みなさん、これもアイスリボンの世羅ですよろしくお願いします」
山下「今日、デスマッチでハッピーアイスリボンでしめます。最狂のエンディングだと思います。声出せなんで、いきます。今日はありがとうございました。デスマッチでハッピー!アイスリボ~ン!!
<試合後コメント>
山下りな&世羅りさ
山下「世羅が諦めずに歩んできたハードコア・デスマッチでハッピーです!アイスリボンのデスマッチ、そして世羅りさは私のプロレスの一部と言っても過言ではないです。ホントにありがとうございます。でも、このベルトはデスマッチのベルトではなく、あくまで色んな可能性を秘めてるということで、とことん今日は血を流しました。次は8月9日、鈴季すず、楽しみにしてます……という私の試合終わっての気持ちを伝えたかったので、世羅も連れてきちゃいました」
世羅「連れてこられましたぁ(笑)」
――6年越しの蛍光灯デスマッチはいかがでしたか
世羅「6年耐えたかいがあったなと思います。ただ、勝ちたかったんですよ……獲られるとは……。でも、これは悔いが残ったということになるので」
山下「ヤバいぞ、ヤバい」
世羅「終わらせねぇよ?こんなところで!これで終わるわけじゃないんですよ。世羅りさのロードは。申し訳ないけど、また行くから。何度だって行ってやります」
山下 「デスマッチ、結構やってるんですけど、蛍光灯のシングルマッチは初めてということで、世羅も蛍光灯解禁されたということで、これからはもっと思う存分できるかなって。もっとお互いにプロレスの幅も可能性も色々高めていけたらなと思います。全部終わったような感じになりそうだったけど、燃え尽きないで?」
世羅 「燃え尽きない!燃え尽きてないよ!」
山下 「これからもすごい楽しみです。デスマッチは、最高です。やりたい人がいたら、かかって来いって感じだよね」
世羅「まだまだ募集してます(笑)」
山下「募集してます!(笑)初めては世羅がいい、山下がいいって人、募集してます」
世羅「募集してます!」
山下「こんな感じです」
――試合後にはすず選手から挑戦表明がありました
山下「いやー、でもね、来なかったら私から指名しようかなって思ってました。男子も当たりたい人ともう当たっていたので、『これからはタッグでハードコアしていくのかな』と思ったら来てくれたので。ホントに思った通りというか、なんなら私から指名しようと思ってました。そんで、お互いとことんプレッシャーを感じるように8月9日(の横浜武道館大会)でこのベルトをかけてやります。今度は私だけじゃなくて、世羅が羨むような、なにか違ったものをやりたいなと思ってます。発表は少々お待ちください。お楽しみに」
――アイスリボンの後楽園ホール大会のメインイベントがデスマッチ。これが観客の拍手で終わったことについてどう思いますか
山下「『よくやった!』って聞こえました。私はポジティブなんで、『よくやったね』っていう。私だけじゃなくて、アイスリボンのお客さんっていうのは若手のときから選手を応援している熱い人が多いので、やっぱり世羅さんの6年とかデビュー当時から知ってる人ってたくさん来てくれたと思うんです。そういう熱も感じました、私は」
世羅「『まだまだやっていいよぉ?』みたいな拍手ですよね、アレは(笑)」
山下「俺達の戦いは続く!(笑)」
世羅「そのとおりです(笑)今日サヨナラの人もいたけど、これを皮切りに始まったデスマッチロードもあると思う。アイスリボンのデスマッチロードですよ。自分たちだけじゃなくて、自分たちが盛り上げていきましょう!」