サンリオピューロランドでの路上プロレスを成功させたアイスリボンが「私達はプロレス界のキティちゃんになります!」

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 22日、『こすぷれふぇすた6 inサンリオピューロランド25th』内にて『アイスリボンおでかけプロレス in サンリオピューロランド』が開催された。

 アイスリボンは今年10周年を迎えた女子プロレス団体であり、リングでの試合のみならずマットでのプロレスも得意とする同団体は、被災地キャラバンなども行い全国各地に“プロレスでハッピー”を届けている。この日は下は16歳の現役高校生レスラー、上は14歳の子供が居る34歳の人妻レスラーまで総勢15名がサンリオピューロランドに登場した。

 サンリオピューロランドの増田豊さんがMCとしてアイスリボンを紹介し、チーム分けが藤本つかさ&松本都&つくし&宮城もち&弓李vs星ハム子&柊くるみ&長崎まる子&テキーラ沙弥&松屋うのとなり、レフェリーがMIO、サブレフェリーが雪妃真矢と世羅りさのアジュールレボリューションになることが発表されエニウェアフォール10人タッグマッチが開始。

 伊勢志摩サミット公式PRソングの作曲やモンスターハンターシリーズの和楽器アレンジ楽曲なども行っている尺八奏者の石垣秀基さんと三味線奏者の尾上秀樹さんによる和楽器ユニット『HIDE×HIDE』の曲がBGMで流れる中、ほぼプロレスを見たことがないお客さん達の中でドロップキック一発、カサドーラでの丸め込み一つで歓声が沸く。
 そして場外乱闘となり、この日はコスプレイベントも行われ超満員となる中至近距離で迫力ある試合を展開し、逆エビ固めで捕らえられた藤本が子供に助けを求めると、子供がさっそうと駆けつけ手を握りブレイクになる場面も。
 ステージ付近に戻り藤本がくるみに卍固め、都がうのにコブラツイスト、つくしがハム子にパロスペシャル、弓李がまる子に腕4の字固め、もちが沙弥をアルゼンチンバックブリーカーで各々捕らえると、最後はつくしがハム子にタイガースープレックスホールドを決め3カウントを奪った。

 試合を終えた藤本がどうしてもやりたい事としてキティちゃんと踊りたいとアピール。キティちゃんを会場のお客さんとともに呼び込むとキティちゃんが登場し、かつてサンリオのキャラクターが登場する人気のテレビ番組『キティズパラダイス PLUS』にカズ・ハヤシが“マッスルフェアリーかず君”というキャラクターで登場し、子どもたちと『カラダヨロコブ体操』という健康体操を踊っていたが、そのカラダヨロコブ体操をアイスリボンの選手とキティちゃん、そして会場に集ってくれた子どもたちと踊ることに。
 子どもたちに囲まれながら踊りきったキティちゃんとアイスリボン勢は、最後に「サンリオピューロランドでハッピー、アイスリボン!」と声を合わせて、見事世界初のサンリオピューロランドプロレスは大成功で幕を閉じた。

 大会を終えた取締役選手代表の藤本つかさは「今回のサンリオピューロランドさんのイベントに出させていただくことで目指すものが決まりました。キティちゃんが来た瞬間に子どもたちがすごく笑顔になったじゃないですか?あの笑顔を見て、キティちゃんってほんと人を笑顔にするんだなって思ったんです。なので私達はプロレス界のキティちゃんになろうっていうのを目標に今後やっていこうと思いました。サンリオピューロランドさんの三大おもてなしが『なかよく・かわいく・たのしく』、それがアイスリボンのコンセプトにぴったりだと思ったので、今まで以上に自信を持ってアイスリボンは色んな所で試合をしていこうと思います」と、このコラボレーションを通じてプロレスの可能性と手応えを感じた様子。

 今後もリングのない場所や被災地であっても、アイスリボンは日本全国に“プロレスでハッピー”を届けていく。

(C)2016 SANRIO CO., LTD.

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