【試合詳細】3・6 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&宮城もち&トトロさつきvs雪妃真矢&星ハム子&Yappy 世羅りさ&藤田あかねvs春輝つくし&テクラ 松屋うのvs星いぶき 鈴季すずvs真白優希

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『アイスリボン1103」
日程:2021年3月6日(土)
開始:17:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:49人

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○鈴季すず
0分15秒 スクールボーイ
●真白優希

<再試合>
○鈴季すず
4分32秒 カニカニクリップ
●真白優希

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○松屋うの
8分32秒 松屋スペシャル
●星いぶき

▼タッグマッチ 15分1本勝負
△世羅りさ/藤田あかね
時間切れ引き分け
春輝つくし/△テクラ

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○藤本つかさ/宮城もち/トトロさつき
15分35秒 極楽固め
雪妃真矢/星ハム子/●Yappy

藤本が利府リボン開催に向けICE×∞王座防衛を宣言!トライアングル王座戦を前にうのがいぶきに激勝!すずの試練の勝負を前に佐々木貴(?)から勝利

第1試合


“世界で一番”真白と対戦しているすずは、前回の道場マッチの座談会で藤本に真白との試合を組まないでくれと直訴するも、当然のように藤本は「ではシングルマッチを組みます!」と即答。すずの訴えは完全に裏目に出る形での対戦が実現した。入場式で「今日はすずさんにプレゼントがある」と予告した真白は、後入場を希望。すずの待つリングに流れたのは”あの選手”の入場曲。真白は”あの選手”=佐々木貴のお面をつけて入場してきた。コーナーに上がり貴選手のバキューンポーズを決めた真白だが、これをすずが急襲。真白を抱え上げ、パワーボムを狙うも着地、そのままスクールボーイで丸め込みカウント3を奪ってしまった。さっさと引き揚げるすずを呼び止める真白。「負けたのは佐々木貴であって自分ではない。」と主張する。これをすずが聞き入れる様子がないとみると、真白はセコンドの藤本に「あれを!」と指示。藤本が真白に渡したのは『すずさんのペット』と書かれたフトアゴヒゲトカゲとヒョウモントカゲモドキの拡大写真の貼られた紙。「この子たちを人質にしますよ。」との真白の脅しに慌てたすずは対戦を了承。真白から、ペットの写真の紙を奪うと、再び戦闘態勢に入り、再試合のゴング。

再試合に入ってもさっさと試合を終わらせたいすずは先手先手の攻撃を仕掛けていく。真白もホワイトクロスボディを決めたり、しがみつき攻撃を仕掛けたりと反撃を試みるが、これをしのいだすずは、はりつけドロップキックをヒットさせ、コーナーに上がる。しかし、真白はこの一発でリング上に大の字に。起き上がってこない真白に近づくすずだが、これは真白の死んだふり作戦。近づいてきたすずを丸め込む真白。カウント3寸前で返したすずは直後にカニカニクリップを決め、きっちりとカウント3を奪った。
試合後、真白は「私からのプレゼントは、佐々木貴さんでした。イェイ!秒殺でやられてしまいました。ペットを人質に取ったんですけど、凄いやられまくって、ペットの飼い主さんはめっちゃ怖いですね。今日のゲストは佐々木貴さんでした。は~い。」と語ると、すずは「佐々木貴に勝ったぞ~!まさかなプレゼントを頂きまして、佐々木貴から秒殺で勝ったということで、3月27日後楽園ホール大会で、佐々木貴とのハードコアマッチが決まっておりますが、秒殺で勝ってやる~!」と本番へ必勝宣言。

第2試合


3月27日後楽園ホール大会でラム会長の持つトライアングル王座に挑戦するうのといぶきが、その前哨戦としてシングルで対戦した。序盤戦でいぶきのクロスボディをかわしたうのは徹底した右腕攻撃に出る。踏みつけ、ロープを使っての絞り上げといったラフ攻撃から関節技での絞めを決め、試合を有利に進めていく。いぶきもうのの胴着をはだけさせてのチョップ連打を仕掛けるが、右腕にダメージがあるためか、いつもの威力が半減。逆にスピアなどの変化技を織り交ぜながら、ち密な試合運びをみせたうのは最後もいぶきの丸め込みをキックアウトすると、その流れから松屋スペシャルを決め、いぶきからギブアップ勝ち。敗れたいぶきは「オバサンに勝った~って言いたかったんですけど、今日は負けてしまいました。オバサンを舐めたらダメだなって思いました。やっぱりジャパニーズババアは違いますね。でも、3月27日は絶対勝って、この黄色いコスチュームに黄色いベルトを巻きたいと思います。」と語り、勝利したうのは「危ないシーンもありましたね。でも、これがババアの底力です。覚えといてください。そして、私もこの黄色いTシャツに黄色いベルトを巻くぞ~!」と語った。

第3試合


2月23日横浜リボンでIW19王座を賭けて熱戦を展開したつくしとテクラがタッグを結成。対するは世羅&あかねのチームしまなみ。タッグとしての対戦はもちろんだが、先週の道場マッチでのシングル戦が引き分けに終わっている世羅とテクラはお互いを十分に意識。共に先発を買って出る。試合は世羅vsテクラの延長戦の形でスタートした。いきなりテクラにジャイアントスイングを仕掛けようとする世羅。これをカットにつくしが入ると、あかねが世羅をアシストし、世羅はつくし、テクラをまとめてジャイアントスイングでぶん回す。いきなり追い込まれたつくしとテクラだが、スピード感のある動きと、予想以上のタッチワークをみせ、体格差のあるチームしまなみ相手に奮闘。試合は両チーム譲らないまま、激しい攻防戦を展開する。残り時間がカウントダウンされる中、リング上は世羅vsテクラに。なんとか決着をつけようと、持ち技を駆使する両選手だが、世羅のエアーズロック、ファルコンアローをしのいだテクラが、関節技で反撃。きっちりと絞め上げ、世羅が苦悶の表情をみせるが、ここでタイムアップ。試合はまたも時間切れドローに終わった。
試合後、つくしは「2月23日(=IW19戦)を終えて、初めてテクラちゃんとタッグを組んだんですけども、2月23日の時は大ッ嫌いで憎かったんですけど、(今日の試合を)終えてみたら、こんなに大好きで良いタッグチームになったんじゃないかなと思います。本当にプロレスの力って凄いなと思ったので、またタッグを組みたいと思います。」と語り、テクラは「つくしとタッグチーム組みました。私たちのスタイルは合うね。今日は楽しかった。世羅と2回ドローしましたね。面白くない?じゃあ…ヘイ!世羅!(世羅の腰にあるFantastICEベルトを横目に)ナイスベルトね。」と不気味な笑みを浮かべた。またあかねも「私たちもスタイル合うので、テクラとも久しぶりに当たって楽しかったですね。ただ、究極のしまなみクロスは成功せず、いつ成功するのか、それもわしらが組むときは見てもらいたいなと思います。(世羅に)テクラちゃんも言ってましたけど、良いベルトですね。まだ狙ってますからね。」とこちらもFantastICE王座狙いを示唆。世羅は「テクラちゃんと先週もシングルマッチでドローだったんですよ。今日はあかねと一緒なので、仕留められるだろうと思ってたら、まあまあ手強かったですね。このベルトに興味があるみたいで、嬉しいことです。テクラからもあかねからも狙われているようで、誰とやろっかな…楽しみにしてます。」と受けて立つ構えをみせた。

第4試合


3月27日後楽園ホール大会でICE×∞王座戦を行う藤本と雪妃。そして3月20日大阪リボンでリボンタッグ戦を行う雪妃とトトロのダブル前哨戦がこの日のメイン。まさに雪妃包囲網の形の一戦は開始早々、藤本チームが雪妃チームを急襲。ハム子とYappyを場外に蹴散らし、雪妃にトリプルの串刺し攻撃の先制打を決める。トトロが上り調子を感じさせる猛攻をみせれば、藤本は地元・利府町での4月18日凱旋試合の会場が利府町上げての協力を得て、会場の修理が大会に間に合うこととなり、もちと共に凱旋興行に気合十分。この日の試合でもその気合がしっかりと爆発し、試合の主導権を奪っていく。追い込まれた雪妃も得意の蹴りを随所に決めて、相手の勢いを止めに行くが、この日ばかりは藤本チームの心身共に充実したファイトが光り、最後もYappyを捉えた藤本が、トトロのクロスボディを誘い、さらにフォーリングトトロでカットに入った雪妃を蹴散らすと、ダイビングローリング・ネックブリーカーからの極楽固めでフィニッシュした。
試合後、Yappyは「ハムさんごめんなさい。私たちころんころんは、Yappyのせいで、いつも勝てないですね。いつかYappyが勝利をハム子さんにプレゼントします。」と語り、ハム子は「私、1ヵ月ぶりぐらいの道場マッチで、見慣れた顔の方たちの前で試合するって、ホントに楽しいんだなって思いました。つっかもアイスリボンのベルトを獲って頑張ってることだし、私はIW19のベルトを落としてしまったんですけど、最年長は今年頑張ろうと決めたので、自分も目標を立てて色々狙っていきたいと思いますので、見ていてください。」と語った。また、もちは「先週までつっかさんと一緒に仙台リボンのプロモーション活動で地元の方に帰っておりました。地元の方に帰ると、負けてたまるかっていう力強さだったり、仲間を思いやる優しさだったり、暖かさだったり、当たり前のようなことをまた再確認して、こっちに帰ってくることが出来ます。なので、今日の道場マッチ、勝つだろうなと思ってました。大事なものをちゃんとここに持って帰ってきましたから。でも、よくよく考えたら今月凱旋を控えるトトロ、そして来月はつっかさんの凱旋があるんです。この勢いね。お互いが向かっているところにどんどんどんどん強い力で走っていけたらと思いました。胸がいっぱいです。」としみじみ語り、藤本は「先日の地震で私の地元、利府町にある利府町総合体育館、そちらが一部破損して使用できない状況でした。その打ち合わせも兼ねて利府町長と会談という形で利府役場に行きました。その際に、利府町長から素敵なお言葉を頂きまして、藤本さんが頑張ってる姿を見て、どうしても利府町で藤本さんに試合をして欲しいとたくさんの人が言ってましたと。それで、修理の完成を早めてもらえるようにお願いしましたと。凄く温かい言葉を頂きました。無事4月18日に利府リボン、凱旋試合が開催出来るということで、本当にありがとうございます。コロナの件で去年は諦めざるを得なかったんですけど、地震で諦めるという姿を見せたくなくて、本当に感謝でいっぱいです。もし総合体育館で出来なかったら、利府町は電車プロレスをやるとか、青空の下でプロレスをやるとか、色々と考えたんだよと言ってくださって。あとは雪妃真矢さんに必ず勝って下さいと。利府町に必ずベルトを持って来てくださいと約束をしました。プレッシャーをかけるようですが、防衛おめでとうというプレートを作っておきますと言われましたので、本当に頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。4月18日の利府リボンはアジャコング選手の参戦が決定しました。そして、アイスリボンスーパーバイザーの豊田真奈美さんも来場決定ということですので、皆さん楽しみにしていてください。ありがとうございます。」と利府大会の報告と共に感謝の思いを語った。

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