【試合詳細】2・27 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&春輝つくしvs宮城もち&藤田あかね 世羅りさvsテクラ 星いぶきvsYappyvs松屋うの 雪妃真矢&真白優希vsトトロさつき&鈴季すず

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『アイスリボン1102』
日程:2021年2月27日(土)
開始:17:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:55人(満員)

▼タッグマッチ 15分1本勝負
雪妃真矢/●真白優希
14分29秒 スリーパーで倒れて体固め
○トトロさつき/鈴季すず

▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○星いぶき
7分15秒 グッド・いぶニング
●Yappy
※もう1人は松屋うの

▼シングルマッチ 10分1本勝負
△世羅りさ
10分時間切れ引き分け
△テクラ

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○藤本つかさ/春輝つくし
14分54秒 ビーナスクラッチ
宮城もち/●藤田あかね

藤本があかねのエボ女行きを認めるも「正直私は諏訪魔さんはオススメしない」と苦言!世羅vsテクラのシングル王者対決はドロー!Yappyの誕生日を皆で祝福!

第1試合


3月20日大阪リボンで行われリボンタッグ王座戦(雪妃&妹加vsトトロ&青木)の前哨戦。試合前、先発に出たトトロは雪妃を指名するが、なぜか雪妃のつま先を踏みつけて「私が行きます!」と気合十分の真白。トトロと向き合うと「来い!」と手四つを誘うが、あっという間にトトロにねじ伏せられてしまう。さらにすずからも一方的に攻撃を浴びた真白はなんとか雪妃につなぐ。トトロ&すずのダブル攻撃を切り返した雪妃だが、トトロのカウンタータックル、ロープ際での踏みつけに苦悶。蹴りのコンビネーションで反撃に出た雪妃は片膝状態のトトロのあごに蹴りを叩き込むと、さらに膝蹴り連打。トトロもパワーを武器に反撃に出る。この日の前哨戦の攻防は五分五分。最後はトトロが真白の死んだふり作戦からのスクールボーイ2連発をしのぐと、逆さ押さえ込みをウエイトをかけて潰すと、最後はバックからスリーパーでおんぶ状態の真白だが、そのまま後ろに倒れ、またもウエイトで潰す。真白はこれを返すことができず、そのままカウント3が入り、トトロが勝利を収めた。
試合後、真白は「すずさんが私と(試合を)組まれるのが罰ゲームだって言ってたんですけど、罰ゲームとかじゃなかったですよね。(すずが「罰ゲームだよ」と吐き捨てる)いや、これは好きという証拠ですね。」と言うと藤本が「真白さん、あなた海外のレスリングオブザーバーのアワードで新人賞で10位獲ったらしいですよ。」と報告。「そうなんですか?ヤバい!こ、これは、世界にガチャ王が通用するということですね。ヤバい!嬉しい!イェイ!」と大はしゃぎの真白。これを受けてすずは「そんなこと言ったら(真白が)調子に乗るじゃないですか。自分たぶん、真白と一番試合をしてる気がしまして、前回の横浜でも戦わされて、今回も戦わされて、本当に勘弁なんで。カード組まないでください。」と真白NGを出すが、藤本が「次はシングルしましょう」とさらり。「ダメ~!でもNGなしだし…いいよ。シングルやってやる。あ~!嫌だけどやってやる。自分は真白に惑わされてはいますが、3月の後楽園では佐々木貴との試合が決まっておりますので、これからも佐々木貴のことを研究しまくると。皆さんTwitterに書いておいてください。」と渋々、シングル戦を了承した。そしてトトロは「雪妃真矢が去年反逆してから彼女のベルトに挑戦するのは初めてです。散々くすぶってる中堅くすぶってる中堅言うてくれたんで、見返してやろうと思ってます。そして、パートナーの青木いつ希。彼女と私はデビューが1ヵ月違い。ずーっと仲も良くて、かけがえのない同期。パートナーなので、2人で絶対にベルトを巻きます。」とタイトル戦に気合を入れた。

第2試合


3月27日後楽園ホール大会でラム会長のトライアングルリボン王座に再び挑むことになったうの。そして、1月31日名古屋大会での8人タッグで会長から2本目にフォールを奪い、2月6日『1098』大会の座談会でトライアングルリボン王座への挑戦を示唆したいぶき。この2人がトライアングルリボンで対戦した。開始早々、「来い!おばさんたち!」とうの、Yappyを挑発したいぶきだが、これがうのとYappyの怒りを買い、逆に2人のタックルに返り討ちにあってしまう。さらにロープにはりつけ状態のいぶきにサンドイッチヒップ攻撃を仕掛けるうのとYappy。いぶきにとっては苦しい立ち上がりとなった。試合で目立っていたのはうの。勢いを感じさせる軽快な動きを随所にみせ、試合の主導権を奪う。しかし、終盤、Yappyがうのを攻め込み場外に蹴散らしたタイミングで、Yappyに的を絞ると、コードブレイカーから一気にグッド・いぶニングで丸め込み、3カウントを奪った。
試合後、Yappyは「またいぶきさんに負けました。昨日はお誕生日だったので、いっぱい食べました。身体がちょっと重いですね。また試合しましょう。41歳になりました。40代の方いますか?まだまだ元気でしょ?また頑張ります。」と語り、うのは「自分はもう1人っていうのが凄く嫌で、結果も残せないし、かと言って負けるのも嫌なんで、次また道場マッチでトライアングルするときは絶対に勝ちたいと思います。そしてYappy、私も37歳。近~い!キラキラ輝こう。ベルト獲ってもっとキラキラ輝くぞ~!」と語った。そしていぶきは「今日3WAY、オバサンたちに勝ちました~!今日3WAYで勝って、名古屋リボンでは現チャンピオンのラム会長から3カウントを獲りました。ていうことは、3月27日の後楽園ホールトライアングルリボン、一枠余ってますよね?そこに自分、挑戦してもいいですか?(会場から拍手が起こる。藤本も「文句ないでしょう」と、これを了承)やった~!ありがとうございます。星の申し子ではなく、トライアングルリボンの申し子になりたいと思います。」と語り、後楽園でのタイトル戦が決まった。

第3試合


2月23日横浜リボンでのIW19戦で、つくし相手に好ファイトをみせたテクラと世羅とのシングル戦。世羅がFantast ICE王者ならば、テクラはWUW王者。ハードコアOKのシングル王者同士の注目対決でもあった。心理戦を得意とするテクラは試合前、世羅に握手を求め、これに世羅が応じようとすると、その手を引き込み、カサドーラで秒殺を狙う。なんとかこれをしのいだ世羅だが、テクラはスピーディな動きを随所にみせ、世羅のリズムを崩し、世羅に主導権を奪わせない。前回の対戦時に、ジャイアントスイングを決めた際に、テクラが中指を立てて挑発したことを覚えていた世羅は、この日もジャイアントスイング10回転を決める。しかし、テクラが倒れながらも中指を立てると、再びジャイアントスイング10回転。それでも中指を立てて挑発するテクラ。世羅は3度目のジャイアントスイングにいくが、さすがに世羅も5回転が限界だった。試合は接戦となり、残り時間が3分を切ったところで、世羅がファルコンアロー、コーナーでの串刺しダブルニー、リバーススプラッシュと勝負を懸けるが、これをしのいだテクラはバックキックからカサドーラへ。世羅がカウント2で返すと、テクラは攻め手を緩めずにウィーバックネヒトを完璧な形でロック。苦悶する世羅。ここでタイムアップのゴングがなり、試合は時間切れ引分けに終わったが、試合後も乱闘になるなど、2人の遺恨は尾を引きそうだ。
試合後、テクラは「今週は大変でしたね~。つくしとベルト戦しました。強かった。面白かった。昨日、SEAdLINNNGで試合しました。ジャパニーズババアさん(=藤本のこと)と。(選手から悲鳴上がる)楽しかったね~。(藤本のムッとした表情を見て)すいません。すいません。お疲れさまでした。今日は世羅さんとシングルしました。それも楽しかった。次の選手、誰かな~?」と不気味に高笑い。世羅は「ジャパニーズババアはさておき、テクラとは10分ドローだったわけですよ。ただやっぱり、ジャイアントスイングで回したら、F●●k you!って言ってくるんですよ。ピーが入ってしかるべき言葉なんよ。次言ったら何回でも回してやるからな。次言ってみろ、40回回すからな。今日25回で辞めちゃったけど、次は40回回しますので覚えておいてください。」と語った。

第4試合


2月21日租税プロレスで第4代租税プロレス王者になった藤本とつくしのドロップキッカーズ。対戦相手のもちとあかねも、第2代租税プロレス王者だった。入場時に租税プロレス王者のベルトを持ってリングインするドロップキッカーズを苦々しい表情で見ていたもちとあかねはゴングと同時に奇襲攻撃を仕掛け、藤本とつくしをボディスラムで重ねると、その上にダブルのヒップドロップを決め、「私たちも租税チャンピオンだーっ!」とアピールする。これに対してドロップキッカーズも2人をロープにはりつけにしての同時ドロップキックを決めるなど、序盤から両チームがチームワークを活かした攻防を展開していく。そして終盤、藤本に対して勝負を仕掛けたのはあかね。これは藤本があかねのレボリューションガールズ参戦を拒んでいることに対してのあかねのアピールでもあった。藤本のウラカンラナをこらえてテキサスクローバーホールドを決めたあかねは、変形バックフリップを決め、みかんでポンを狙う。これをインフィニティで切り返した藤本だが、あかねはもちからムチを受け取ると、フルスイングで藤本のボディを強打。そしてバックドロップからみかんでポンを決めた。しかし、藤本はこれを反転し、そのままビーナスクラッチへ移行。これががっちりと決まり、健闘したあかねが逆転負けを喫してしまった。
試合後、あかねは「今日は勝てると思ったんですけど、さすが租税チャンピオン。またいつか取り返しに行こうと思いますが、それは来年、1年後とかになるんで…。そういうことは置いといて、わしはレボリューションガールズに入りたいんじゃ。それをね、アドバイザーに就任したからね、止めにくるっていう意味の分かんないことが起きまして、この間、諏訪魔さんと石川さんにお会いしまして、直談判してきたんですよ。あの人たちめちゃめちゃ良い人ですよ。ちょっと可愛い目をしてて、自分は結構好きなんです。それをね、なんか諏訪魔さんの顔がタイプじゃないとかね、そういう理由で嫌いになるとか言ってね、男を見た目ばっかで選んでるからいつまで経っても結婚できないんだよ!ジャパニーズババア!絶対入ってやるからな!」と藤本にアピール。また、もちは「前回のホールで、くるみは浩代さんとタッグを組む。あかねはレボジョに行きたい。私はなんかやる。それぞれ目標があっていいじゃないですか。でも、白状します。私はあなたたちよりハッキリとした具体的な目標は、実はございません、ただの啖呵です。ごめんなさい。でも、宣言したからには絶対に結果を残したいし、何よりもくるみとあかねが戻ってこれる場所を作って、いつでも待ってるつもりです。なんならもう場所は出来てるから。なので、くるみもあかねもやりたいことめっちゃ楽しんでやってきて。疲れたらいつでも戻ってきてね。」と語った。そしてつくしは藤本をチラ見して笑いが止まらない様子で、「え~と、なんでしたっけ?無事にIW19のベルトを防衛し、租税チャンピオンにもなり、幸せな日々を過ごしております。(租税プロレスのタイトル戦で)みりんっていうものをあまり知らなくてですね~、み、み、み、み、みりんって答えたらそれが当たってしまってチャンピオンになったんですよ。」と語ると、少々、機嫌の悪い藤本から「当たってしまってチャンピオンになったとか言ってんじゃないの。言いなさい、ほら。税金とは?」との突っ込みが入る。つくしが「税金とは…国民なんとか……です。」と適当に返すと、藤本は「返上しろ!」と激怒。その言葉を完全にスルーしたつくしは「だけど、ちょっと、みりんと相棒になろうと思いまして、バックに入れて持ち歩きたいと思います。」と返した。これに藤本は「私は無事山下から防衛しまして、次回二度目の防衛の相手に雪妃真矢に決まりました。ユキのおかげでくすぶってる中堅と言われる人たちが新しい目標に行ったり、挑戦者になったり、力をつけてきました。本当にユキのおかげかなと思っています。なので、くすぶってる中堅がって言う必要のないユキとシングルマッチをしたいなと思いまして、今回私から指名をしました。2年前に何度かシングルをしたんですけど、その時とはまた別のシングルマッチになるんじゃないかと思っているので、非常に楽しみでございます。そしてあかねさん。エボリューションガールズに行きたいと。正直私は諏訪魔さんはオススメしないのよ。炎上いっぱいしてるし、ちょっと不安なの。だけど、新しい道に行きたいっていうその意欲は認めます。なので、自由にやってください。ただ諏訪魔さんを私から5㍍以内に近づけないでください。それだけ守ってもらえれば、自由にしてください。でも、そもそもエボジョは新人募集だった気がするから、あかねは入れるのかな?」とあかねのレボリューションガールズ参加を容認。これに対してあかねが「ありがとうございます。ジャパニーズババア。」と返し、選手、会場がドッと沸き、「うるせ~!!いい加減にしろ!」と藤本の怒りは最後まで収まることがなかった。

座談会後、前日の2月26日が誕生日だったYappyをリング上で祝福。テクラが祝福の言葉代わりに「フィリピンババア」と振ると、Yappyは「テクラさん、あなたもババアになりますよ。その時にこの若い顔出来ますか?チャレンジだよ。」と切り返し、41歳の抱負を聞かれて「目標?Wish?お願いですね。色んな国の人がアイスリボンに来て、そして皆さんも世界中に行って、アイスリボンのことを教えて、みんなで世界中に行きましょう。」と語り、最後もYappyが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めた。

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