遠藤哲哉、6・7でのKO-D無差別級王者・田中将斗への挑戦が正式決定! 6人タッグ王座防衛の「ダムハーツ」はベルト独占宣言

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 「ダムネーション」の遠藤哲哉(28)が開催見合わせとなった、さいたまスーパーアリーナ(6月7日予定)の代替大会となる「WRESTLE PETER PAN」(同6日、7日=DDT TV SHOWスタジオ)の2日目の大トリで、KO-D無差別級王者・田中将斗(47=ZERO1)に挑戦することが正式に決定した。

 同王座への“挑戦剣”を持つ遠藤が田中に挑むことは発表されていたが、MAO(23)が最後の「いつでもどこでも挑戦権」を保持していたため流動的になっていた。そのMAOは右足首のケガのため、23日配信大会に続き、30日に動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で放送された、無観客による「DDT TV SHOW! #5」(DDT TV SHOWスタジオ)も欠場。この挑戦権は、「WRESTLE PETER PAN」に向けてのものだったため、この日をもってはく奪され、6・7での田中VS遠藤が正式に決まった。

その代わり、MAOには「WRESTLE PETER PAN 【DAY2】」(6月7日配信)で、朱崇花(21=フリー)とのタッグで、HARASHIMA(年齢非公表)、丸藤正道(40=プロレスリング・ノア)組と対戦するビッグチャンスが与えられた。

 田中への挑戦が確定した遠藤は、30日配信大会のメインイベントで、T-Hawk(30)、エル・リンダマン(25)とのトリオで、「ディザスター・ボックス」のHARASHIMA、上野勇希(24)、吉村直巳(25)組と対戦。

 試合前、上野がKO-D6人タッグ王座を保持する「ダムハーツ」(ダムネーションとストロングハーツの業務提携軍)の3人に対し、タイトル戦を要求。リンダマンは「オマエたちとは、(4・4千葉で)やって勝ったばかり。同じメンバーでやって、2度負けることがあれば、相応のリスクを負え」と条件付きで承諾し、急きょ選手権戦として行われることになった。

「ディザスター・ボックス」も奮闘したものの、気合がガッチリ入った遠藤が15分過ぎ、上野を捕獲し、トーチャーラックボムからシューティングスタープレスを決めて、完ぺきな3カウントを奪い、「ダムハーツ」は2度目の防衛に成功した。

 リンダマンは「今日も大楽勝。2回連続で負けてリスクがある。上野、吉村のノーチラス! オレたちにK0-Dタッグに挑戦させろ。オマエらに拒否権はない」と言えば、吉村は「ベルト懸けて、やったるわ!」と受諾し、T-Hawk、リンダマン組が6・7にタッグ王座に挑むことが決まった。

 遠藤は「6人タッグがある。タッグもオレたちが巻く。田中のベルトも最終的にはオレの腰に巻いてる。『ダムハーツ』がKO-Dと付いてるベルトを独占する。『WRESTLE PETER PAN』がゴールじゃない。オレたちのスタートだ。ベルトを独占して、プロレス界を熱くしていく」とアピール。

 バックステージで遠藤が「次は田中に2度目の正直。必ずオレがシングルを獲り返す」と言えば、リンダマンは「何度挑戦してもオレたちから獲れない。もう1本のベルトを獲る」と話し、ベルト独占に自信を見せた。

 一方、上野は「6人タッグのチャンスをまた外した。『ダムハーツ』はひねくれ者だけど、いずれまた挑戦受けてくれると思う。タッグではガッチリやり返す」、吉村は「上野さんはこんなもんじゃない。まだまだ元気なんで、(タッグは)防衛してリモート飲み会だ」とタッグ王座死守を誓った。

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