「このベルトはいまは亡きグラン浜田さんが作ってくれたベルトや」王座防衛の“brother”YASSHIが天国に捧げる勝利のマイク

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 『神戸をプロレスの街にする!』をコンセプトに2021年3月27日旗揚げしたKOBEメリケンプロレスが、4月18日、19日の2日間に渡りメリケンパークにてプロレスフェスを開催。回を重ねて5回目となる今回はイベントが浸透してきたこともあってか、両日ともにたくさんの来場者で賑わった。

 19日(日)メインイベントでメリケンアンカー無差別級タイトルマッチが行われ、初代王者”brother”YASSHIにTiiiDAが挑戦した。TiiiDAは前日のセミファイナル終了後にマイクを取ると「明日はタイトル戦で"brother"YASSHIの首を獲る」と気炎を吐き、ベルトを獲ったら藤永とタイトル戦を行い、藤永に引退を思いとどまらせる(藤永は今年いっぱいで現役を引退しプロデュ―スに専念すると発表した)と、高らかに宣言。一方YASSHIはメインで近藤修司と組んで拳剛&谷嵜なおきに快勝後マイクで近藤に好アシストの謝辞を述べメリケンプロレスアンカー無差別級タイトルマッチで宿敵TiiiDと戦うとだけ触れた。

 試合は開始から両雄譲らぬ攻防で一気にヒートアップ。勢い余って場外へと落下したYASSHIにTiiiDAがすかさずラ・ケブラーダを発射すると、リングに戻るや今度はYASSHIがTiiiDAを場外へ落としてトぺ・スイシーダを放っていく。だがTiiiDAの猛攻が止まらずミサイルキック、ソバット、RKOと手持ちの札を矢継ぎ早に繰り出していきYASSHIを窮地に追い込んでいく。起死回生のフライング・ビッグヘッド狙いにコーナー最上段に上がったYASSHIだったが、追撃してきたTiiiDAが雪崩式フランケンシュタイナーでマットに叩き落とし、ダイビングダブルフットスタンプをかわされてもすぐに体勢を立て直しアサイDDTを畳みかける。カウント2.99でキックアウトしたYASSHIが反撃。ナイス・ジャマイカ(ジャーマンスープレックスホールド)を2連続返され、ならばとツームストン・パイルドライバーでTiiiDAの脳天をマットに突き刺してフォール。もはや本能で肩を上げるTiiiDAにフライング・ビッグヘッド(ダイビングヘッドバット)を叩き込んで3カウント奪取。"brother"YASSHIが、大観衆の真ん中でメリケンアンカー無差別級2度目の防衛に成功した。

 YASSHIは試合後にマイクで「YO!きょうはメリケンパークプロレスフェス2DAYSの最終戦にこんなにいっぱいのブラザー&シスターが来てくれて感激や!おおきにありがとう!」と大観衆に感謝を述べたあと「このベルトがメキシコから日本に到着して俺が初代になったわけやけど、このベルトを狙って俺の盟友TiiiDAが挑んできてくれてんけ。YO!俺らは仲良しこよしではなくここに来るまではいがみ合いもあったよな!お互いにライバルだと思ってるから。このベルトはいまは亡きグラン浜田さんが作ってくれたベルトやから、きっと天国でも見てくれてるでしょう。YO!これが終わりでなく、これが始まりです。終わりかと思ったら始まりやったら人生を生きるのに楽でしょう。そんな感じを思ってくれたらありがたいと思います。きょうという日を感謝して生きることが天国から見てるグラン浜田さんの願いだと思っています」と、グラン浜田に捧げるかの感動のマイクで締めた。

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