DDT1.3後楽園大会 新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行、ディーノ軍vs.マイケル軍の軍団対抗戦
詳細
新春お年玉スペシャル! 全席2000円興行!!2015
日時:2015年1月3日(土)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:2200人(超満員札止め)
▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
[ディーノ軍]●梅田公太
3分17秒 逆エビ固め
[マイケル軍]○勝俣瞬馬
※【ディーノ軍 0-30 マイケル軍】
▼新春三本勝負① カラオケ対決
[ディーノ軍]●男色ディーノ
試合放棄
[マイケル軍]○中澤マイケル
※【ディーノ軍 0-40 マイケル軍】
▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[ディーノ軍]大石真翔/○石川修司/星誕期
7分39秒 スプラッシュ・マウンテン→エビ固め
[マイケル軍]ヤス・ウラノ/彰人/●伊橋剛太
※【ディーノ軍 40-30 マイケル軍】
▼第3試合 6人タッグマッチ〜アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 30分1本勝負
[ディーノ軍]アントーニオ本多/高尾蒼馬/[王者]●ヨシヒコ
7分21秒 エビ固め
[マイケル軍]マサ高梨/DJニラ/○赤井沙希
※第1010代王者ヨシヒコが防衛に失敗。赤いが第1011代王者となる
※【ディーノ軍 30-70 マイケル軍】
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 時間無制限1本勝負
[王 者]●赤井沙希
19時10分 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
[挑戦者]○アジャ・コング
※第1011代王者・赤井が防衛に失敗。アジャが第1012代王者となる
▼新春三本勝負② 学力クイズ対決
[ディーノ軍]△入江茂弘
両者とも1問ずつ正解で引き分け
[マイケル軍]△赤井沙希
※【ディーノ軍 35-75 マイケル軍】
▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
[ディーノ軍]○高木三四郎/大鷲透
7分19秒 ラ・マヒストラル
[マイケル軍]●スーパーササダンゴマシン/スーパーササダンゴマシン2号
※【ディーノ軍 65-75 マイケル軍】
▼第5試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
[ディーノ軍/王者組]○ゴージャス松野/バラモンシュウ/バラモンケイ
12分56秒 ゴージャスクールボーイ
[マイケル軍/挑戦者組]飯伏幸太/佐々木大輔/●宮武俊
※第15代王者組ゴージャスバラモンが2度目の防衛に成功
※【ディーノ軍 95-75 マイケル軍】
▼新春三本勝負③ PK対決
[ディーノ軍]○竹下幸之介 ○遠藤哲哉 ×アントーニオ本多
2-1
[マイケル軍]×ヤス・ウラノ ○彰人 ×HARASHIMA
※【ディーノ軍 105-75 マイケル軍】
▼第6試合 ディーノ軍vsマイケル軍シングル5番勝負
<先鋒>シングルマッチ 10分1本勝負
[ディーノ軍]○竹下幸之介
6分23秒 ジャーマンスープレックスホールド
[マイケル軍]●松永智充
※【ディーノ軍 135-75 マイケル軍】
<次鋒>シングルマッチ 10分1本勝負
[ディーノ軍]●平田一喜
4分40秒 ランニングPK→片エビ固め
[マイケル軍]○坂口征夫
※【ディーノ軍 135-105 マイケル軍】
<中堅>シングルマッチ 10分1本勝負
[ディーノ軍]○KUDO
6分33秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
[マイケル軍]●MIKAMI
※【ディーノ軍 135-135 マイケル軍】
<副将>シングルマッチ 10分1本勝負
[ディーノ軍]●遠藤哲哉
6分51秒 蒼魔刀→体固め
[マイケル軍]○HARASHIMA
※【ディーノ軍 135-165 マイケル軍】
<大将>シングルマッチ 10分1本勝負
[ディーノ軍]△入江茂弘
時間切れ引き分け
[マイケル軍]△中澤マイケル
※【ディーノ軍 150-180 マイケル軍】
▼ボーナストラック 34人タッグマッチ時間無制限1本勝負
[ディーノ軍]●アントーニオ本多/竹下幸之介/遠藤哲哉/ゴージャス松野/バラモンシュウ/バラモンケイ/石川修司/入江茂弘/高尾蒼馬/高木三四郎/大鷲透/平田一喜/MIKAMI/ヨシヒコ/星誕期/大石真翔/梅田公太
8分26秒 アルティメット・ベノムメーカー→片エビ固め
[マイケル軍]○中澤マイケル/HARASHIMA/ヤス・ウラノ/彰人/飯伏幸太/佐々木大輔/宮武俊/KUDO/坂口征夫/マサ高梨/松永智充/ベルナール・アッカ/スーパー・ササダンゴ・マシン/赤井沙希/DJニラ/勝俣瞬馬/伊橋剛太
※【ディーノ軍 150-680 マイケル軍】でマイケル軍の勝利
マイケル軍がディーノ軍に勝利!喜ぶマイケルだが、サプライズで嫁登場!そして…
ゴージャスバラモンがG☆SRに6人タッグ王座防衛!赤井がアイアンマンを奪取したが…
オープニング
オープニングで鶴見亜門GMが登場し、3月21日の埼玉・春日部ふれあいキューブ大会は『さいたまースラム』の放送一周年を記念して全エリアを使って行いため、2.15さいたまスーパーアリーナ大会で行われるKO-D無差別級戦、HARASHIMAvs.飯伏幸太の勝者による防衛戦を予定していると発表された。
続いて1.18川口大会で『プ女子百景』とコラボしたインフォマーシャルマッチを行うことを発表。大石&旭vs.X&XXがセーラー服姿で掲載されている技を披露するという。
さらに高尾のテーマ曲が新しくなることと、竹芝のプロレス道場で女性限定のプロレスサークルを開催することが決定。コーチに決定した大石とチェリーが登場してプロサーをPR。初回は2月3日を予定。
そして赤いハチマキをしたディーノ軍と、白いハチマキをしたマイケル軍がリング上に勢揃い。鶴見亜門GMとサムライTVの三田佐代子キャスターが進行役を務める。2000円興行ということもあり、立ち見までギッシリの後楽園ホールだが、ディーノ軍として出場する予定だった石井慧介が高熱によるドクターストップで欠場となったことをお詫びすると、代替選手に関してディーノは「曲が鳴ってみないと分かりません。大物に決まっているでしょうが!」と言うが、背後にいるユニオンプロレスの石川修司が当初出場メンバーに入っていなかったのだが、本人も「まったく分かりません」という。
メインのシングル5番勝負の出場メンバーと試合順はキャプテンに一任しており、入場テーマが鳴った時点で分かるという。
そしてディーノ軍キャプテンのディーノが「お前らテンションがあがってるかー? 2015年はテンションあげていくぞー! いつものでいくぞー! 男色〜〜〜ゲイ! ゲイ! ゲイ!」と意気込みを述べると、マイケル軍キャプテンのマイケルは「皆さん、今日の試合勝てばGMから素敵なお年玉がもらえるとのことです。せーの、お年玉〜」と言って股間の玉を落とすようなアクションをして客席を凍らせると、ポツリと「拾い玉」とつぶやいて元に戻すと同時に場内が暗転してオープニングVTRがスタート。
第1試合
梅田は勝俣を睨み付けていくが、勝俣はニヤリ。ショルダータックルでなぎ倒した梅田はアームホイップで投げていくが、勝俣もドロップキックを返すとボディスラムを連発。逆片エビ固めに捉えた勝俣だが、梅田はロープに脱出。
ロープに飛ばされた梅田だが、ハンドスプリング・レッグラリアットで切り返すと、串刺し式ランニングキックからスワンダイブ式ミサイルキック。エルボー合戦になると、ステージ上から見守っている両キャプテンからリング上の選手に檄が飛ぶ。
梅田の蹴りをキャッチした勝俣はイグチボムで叩き付けると逆エビ固めに捉える。ロープまで這って行こうとした梅田だが、勝俣がリング中央まで引きずり戻してから腰を落とすと梅田はギブアップ。
カラオケ対決
スクリーンでは新春カラオケ対決が映し出される。先行のマイケルはウルフルズの『かわいいひと』を熱唱し、85.371点を獲得。続くディーノは美川憲一の『サソリ座の女』を熱唱し、88.240点を獲得してディーノが勝利。
しかしGMから「ゲイがゲイの歌うたうとかそんなのいらないんだって!」という物言いがついたため、仕方なくディーノは徳永英明の『壊れかけのRadio』を歌い直すが、途中で心が折れたのをGMが試合放棄と判断し、マイケル軍の勝利となった。
第2試合
石井の代わりのXは何とユニオンの石川修司! 誕期と石川が大石を肩に乗せて登場。先発で出てきた伊橋は「イエイ、カモン!」を連呼すると、何もせずに彰人にタッチ。彰人がボディスラムで叩き付けると、石川とヤスがリングイン。力比べを要求する石川に対してチョップを見舞ったヤスだが、石川はロープに飛んだヤスをリープフロッグでかわすとショルダータックルでなぎ倒す。
誕期にタッチすると、ボディスラムで叩き付ける。そこから大石がフィストドロップを落としていく。ヤスはエルボーで石川に向かっていくと、足を踏んづけていくだが、怒った石川はエルボーからショルダースルー。
石川のフットスタンプから誕期と一緒に大石を肩に担ぐと、倒れたヤスに向かって大石を投げつけてボディプレス。そこから誕期がブレーンバスターを狙うが、踏ん張ったヤスは逆に投げようとする。途中まで持ち上がったが、石川が入ってきてトレイン攻撃を狙う。これをかわして誕期のヒザに低空ドロップキックを叩き込んだヤスは彰人にタッチ。
石川のヒザに低空ドロップキックを叩き込んだ彰人は俵返しで投げていったが、誕期がフラップジャックで叩き付けて大石にタッチ。「ハッピーニューイヤー」と叫んでからスイングDDTを決めた大石は、バックを取った彰人をサムソンクラッチで丸め込むが、彰人も投げ捨てジャーマンを返す。
だが、彰人がロープに飛んだ際に密かにタッチしていた伊橋が彰人に大石をセットするように指示。さらにヤスに押さえるように言うが、アピールしている間に大石は脱出。そこに石川が入ってきてコーナー上の伊橋をブレーンバスターで投げるとランニングニー。さらに合体攻撃を狙ったヤス&彰人にクロスボディーを浴びせた石川は、蹴ってきた伊橋にヘッドバットをお見舞いすると、一気にスプラッシュ・マウンテン(=BTボム)で叩き付けて勝利。
これでディーノ軍に30点が入り、30-40となった。
第3試合
第2試合が終わるとGM、三田キャスター、両キャプテンがリングにあがり、現在40-30でマイケル軍がリードしていることを確認するが、ディーノはカラオケ対決について「編集って怖いね。そのまま行くんだね!」と不信感全開。
そして高尾の新テーマが鳴り響き、高尾&アントン&ヨシヒコが入場。まずは高梨が高尾をショルダータックルでなぎ倒すが、ヘッドスプリングで立ち上がった高尾はカウンターのドロップキック。ここでヨシヒコがタッチをアピールすると、高尾がタッチ。アントンがヨシヒコを投げ込むと高梨が引き起こしてボディスラム。
タッチを受けたニラは自らエプロンに出ると、何とロープ越しのブレーンバスターで場外に投げ捨てる。赤井がストンピングからヨシヒコをリングに戻すと、高梨がコーナーに押し付けてから串刺し攻撃を狙う。
だが、ヨシヒコは蹴りで迎撃するとクロスボディーを決めてアントンにタッチ。赤井がリングインすると、思わずナックルの手を引っ込めたアントン。そこにミドルキックを叩き込んだ赤井だが、アントンはカウンターのテーズプレスからニードロップを落とす。そしてニラが出てきたところで南部式ナックルからのバイオニックエルボーを狙うが、ニラは目の前にトイレットペーパーを差し出す。
思わずクルクルと腕を回転させたアントン。当然トイレットペーパーが絡みつき、アントンが動けなくなったところにニラはロケットパンチ。さらにアントンのヒザの上に乗っかっていったニラだが、高尾がカットに入る。
高尾は赤井のバックを取ると、ヨシヒコを背中に背負ってから赤井の背中にダイビング・フットスタンプ。さらに赤井の側頭部に低空ドロップキックを叩き込むと、高尾、アントン、ヨシヒコの3人がコーナーに登る。高尾とアントンがリフトアップしたヨシヒコは回転してからダイビング・ボディプレスを投下。
これをかわした赤井がダイビング・クロスボディーを決めていくが、ヨシヒコもひっくり返す。カウント2で返した赤井にヨシヒコが輪廻転生(=デ・ジャヴからのウラカン・ラナ)。だが、これを赤井が回転エビ固めで切り返して3カウント。これで赤井がアイアンマン王座を奪取!
アイアンマン戦
デビュー以来、ベルト初戴冠となった赤井は感激した様子だったが、そこに突如アジャ・コングが乱入。ラリアットでニラと高梨を蹴散らしたアジャは、ベルトで殴りかかってきた赤井に対して、うまくかわしてから垂直落下式ブレーンバスターを決めて3カウント。
電光石火でアイアンマンを奪取したアジャは、瞬く間に王座陥落した赤井に向かって「新年あけましておめでとうございます。これはこれは赤井沙希さん、東スポ大賞新人賞おめでとう。俺も去年ね、アジャ兄で活躍したから敢闘賞くらいもらえるかと思ったら一切連絡なかったよ。まあそんなことはどうでもいいんですけど、ちょっとDDTの皆さん! 2月15日ずーっと空けて待ってるのに、去年の両国終わって一切連絡ないってどういうことなの? 去年ずっと待ってて全然連絡来なかったから自分から出場しに来ました。ベルト持ってるんだから…出るよ。出るよ! 出るよ! 出るんだよ! 出るに決まってるだろうがね! 2月15日さいたまスーパーアリーナにチャンピオンとして出場しまーす! それまで絶対このベルト離しませんから、万が一獲ろうなんて馬鹿な考え起こす奴はな、ただじゃおかねぇから覚えておけよ、この野郎。ということで、2月15日は私のタイトルマッチ、皆さん観に来てくださいねー」とアイアンマン王者として2.15さいたまスーパーアリーナ大会への参戦を表明した。
<試合後コメント>
アジャ・コング
——狙っていた?
「狙っていたというか、だからね、去年の8月の両国に出してもらって、次はさいたまだと盛り上がってたじゃん。連絡来るだろうなって思って、去年ずーっと8月からずーっと待ってたのになんのお呼びもかからず、ね? 総選挙にも出してもらえない今日のドラフトにも出してもらえない。だいぶ忘れてんじゃねーかなと思って、一回これ直談判しに行こうと。ただ、話し合いをするよりも、レスラーですから、リング上の事はリング上で解決してしまえということで、こちらにはアイアンマンという素敵なベルトもあることですし、だってこれだれでも獲れるわけでしょ?24時間いつでもどこでも。これを獲ったら、DDTのチャンピオンになるわけですよ。出さないわけにはいかないでしょ。でね、ヨシヒコがチャンピオンというとこまで調べついてたんで、ヨシヒコ襲っちゃうのがはえーなと思って、襲いに来たんだけど、なかなか隙間がなくてね、控室で襲っちゃうつもりだったんですけど、どうやら隙がなかったんで、結果としてリングに上がることになっちゃいましたけど、まあいいんじゃないですか?お客さん皆に見てもらえる前で、新年一発目から2015年一発目からチャンピオンということで、今年も幸先良いですね」
——獲った相手が赤井選手というのも
「まあね、新人賞とって去年活躍しましたって、その活躍の一端を担ったの私じゃないかなと思いますんで。まあいいんじゃない? 新人賞とってベルトも取るって虫がよすぎるんだこのやろう。いいですよ、彼女は新人賞というあれがあるんですから、それで頑張っていけばいいよ。とりあえず私はベルトを大事に、この先一生持ってたいと思うから大丈夫。アイアンマンのベルト。アイアンマンですから、ぴったりでしょう私に。ということでこれを持って、2月15日さいたまスーパーアリーナに出ます! 出してくださいとかお願いじゃない出ます! 決定事項です。DDTの奴らがごちゃごちゃ言うなら、言ったら言ったでこのベルト返さない。夜道とか襲ってきたらタダじゃおかない。警察駆けこむからね。おまわりさんに逮捕してもらいます。なので、これを持ったあかつきに、2月15日さいたまスーパーアリーナで防衛戦をしてそこでも買って、このままずーっとチャンピオンでいたいと思います!」
学力クイズ対決
新春学力テストにはディーノ軍から入江、マイケル軍から赤井が出場。誤答をするとキャプテンの顔にせんたくばさみがつけられるルールだというのに、入江も赤井も予想の斜め上を行く珍回答を連発。
入江がようやく1問正解してディーノ軍がリード。しかし終盤で「ナニワを感じで書け」という問題を父親の面子にかけて正解した赤井。この結果、引き分けに終わり両軍に5ポイントずつ加算された。
第4試合
入場するなりこの試合をルチャ・リブレルールにすると提案した高木に対し、ササダンゴは「貴様がそういうと思って格闘技大国・新潟よりスーパールチャドールを招聘した。出て来い、スーパーササダンゴマシン2号!」と呼び込む。
そこに現れたのは、ついこの間までアイアンマン王者だったLiLiCoのボディガードを務めていたあの男っぽいササダンゴマシンマスクの選手。ボクシンググローブにレガースをした2号に対し、大鷲は「ルチャ・リブレにこういうもんはいらねぇんだよ」と言ってグローブを外して投げ捨てる。
ロープワークからリープフロッグを狙う大鷲だが。2号は「低すぎるよ! 無理だって! 黒豚!」と暴言を吐く。「お前のほうが黒いだろ!」と言い返して突進した大鷲だが、2号はミドルキックで迎撃。続いて高木がササダンゴにフライング・クロスチョップから619を決めるが、ササダンゴもドロップキックの相打ちに持ち込む。握手を求めた高木はササダンゴが応じたところへトーキック。
続いて大鷲がコスチュームのショルダーを引っ張ってパチンという攻撃を繰り出すと、高木はショルダーの部分をクロスさせて苦しめてから、なぜか元に戻してあげる。大鷲の逆水平チョップにササダンゴもチョップを返すが、打ち勝った大鷲は串刺し攻撃を狙う。
これを蹴りで迎撃したササダンゴはドロップキック。タッチを受けた2号はフライング・クロスチョップを繰り出す。「人の技、取るんじゃねぇ!」と言う高木をヘッドシザースで捕まえた2号は大鷲ごと投げていくと、串刺し攻撃を狙うが、高木はフライング・クロスチョップで迎撃。さらにエプロンに出した2号をぶっこ抜きブレーンバスターで投げていくが、ササダンゴが入ってきて鼻毛を掴むとシットダウンして鼻毛を抜いていく。
そしてササダンゴがレクチャーして2号がラ・マヒストラルを狙うが、高木は急所攻撃を見舞うと2号のマスクを剥ぎ取っていく。ササダンゴが自分のマスクを脱いで2号に被せると、自分の顔を手で隠して、合体攻撃を狙う高木&大鷲をダブルラリアットで吹っ飛ばす。
さらに高木を垂直落下式リーマンショックで叩き付けるがカウントは2。ならばとコーナーに登ったササダンゴはダイビング・ニードロップを投下するが、かわした高木はラ・マヒストラルで丸め込んで3カウント。
高木は「ちょっと2号! あんたベルナール・アッカさんでしょ!」と言うが、観客からは「えー」。高木は「何がえーだ、この野郎! オイ、アッカさん! なんでLiLiCoさんいなくなったのにまた来てるんだよ! そんなにプロレスがしたいのか?」と尋ねる。
するとアッカは号泣しながら「社長……監督! 俺、プロレスがしたんです!」と三井寿ばりに訴える。ササダンゴも「プロレスの全中チャンピオンだったんですよ!」とアッカが中学生の頃プロレスのチャンピオンだったとうそぶく。すると高木は「分かったよ。2月15日、さいたまスーパーアリーナですげーカードを用意するよ!」と告げる。が、アッカが「ホントっすか? プロレスがしたいです!」と繰り返したため、高木は「だからカードを用意しましたんで(苦笑)」。
続いて高木は「オイ、坂井! ……あ、違うわ。ササダンゴマシン、喜んでじゃねぇよ。2月15日、さいたまスーパーアリーナでテメーも、さいたまのスーパーアリーナといえばあの男ってくらいビッグな相手を用意した!」と告げる。
ササダンゴが「も、ももいろクローバー?」と尋ねるが、高木は「近いけどちょっと違う。今日はここでは明かせられません! このカードはあまりに凄すぎるので1月10日にさいたまスーパーアリーナで記者会見をやります! そこでお前のカードを発表します! いいですか?」と言うと、ササダンゴマシンは「は、はい」と反射的に返事した。
第5試合
バラモン兄弟は挑戦者チームのゴールデン☆ストームライダーズに水を拭きか奇襲攻撃。そして反則が許されるノーDQマッチであることがアナウンスされて試合開始。シュウから水の入ったバケツを奪い取った飯伏は、思いきりその水をぶっかけると、松野をバルコニー席に連れ出して落とそうとする。
ケイは南側通路で宮武に口に含んだ水をを吹きかけると、ペットボトルの水を投げかける。なぜか紙テープまみれになっているシュウが佐々木を羽交い締めにすると、ケイが口に含んだ水を噴射。
だが、飯伏がケイを羽交い締めにすると宮武が逆水平チョップ。飯伏と佐々木はバラモン兄弟を捕まえると、南側の客席を拝み渡りで下っていく。飯伏は台車をリングに乗せると宮武に乗るように指示。バラモン兄弟もケイを台車に乗せるとシュウが押していき交通事故状態でぶつかり合う。
宮武もケイも四つん這いで乗っているためヘッドバット合戦になったが、ケイは道路標識を手にすると、突っ込んできた宮武の頭部を殴打。さらに豚の頭を持ち出したバラモン兄弟は、宮武の股間にスーツケースをセットしてボーリングの球を投げてストライク。
宮武もケイにジャンピングエルボーを返すと飯伏にタッチ。スワンダイブしてきた飯伏をケイがかわすとシュウが蹴っていく。しかし合体攻撃を狙ったバラモン兄弟に飯伏はオーバーヘッドキック。さらに佐々木がバックブリーカーに捉えると、飯伏がスワンダイブフットスタンプ。倒れたケイの上に佐々木がスーツケースを乗せると、ボーリングの球を持った飯伏がその場飛びムーンサルト。
飯伏は松野をラストライドで担ぎ上げるとゆっくり叩き付けるが、反転してエビ固めで抑え込んだ松野。カウント2で飯伏が返すと、バラモン兄弟は標識で殴打。しかし飯伏と佐々木はバラモン兄弟から奪い取った墨汁を口に含むと、バラモン兄弟に向かって噴射。
さらに宮武がシェーカーの中にプロテインを入れると、「墨汁も入れろ!」と叫ぶ。飯伏と佐々木がプロテインシェーカーの中に墨汁を入れると、一気に飲み干した宮武。墨汁プロテインを飲んで覚醒した宮武は、松野を「YOU!」と指差すと串刺し式スピアー。さらに羽交い締めにしていくと、飯伏と佐々木が口に墨汁を含んでから「YOU!」。
そして飯伏と佐々木が一気に墨汁を噴射するが、松野がかわして宮武に誤爆。そこを松野がスクールボーイで宮武を丸め込んで3カウント。王者組が王座防衛。マイクを持った松野は「やりましたー! 11月30日、この後楽園で奪取してから2度目の防衛戦です!」と叫ぶが、バラモン兄弟がマイクを取り上げ「勝ったのに向こう(=ストームライダース)のほうが拍手が多いじゃねぇか! ふざけんなよ、オイ! お前とか組んで……(※観客に)うるせーんだよ! もう終わりにすんだよ! いつもならお前たちに言いたいところなんだけど、今日は松野、お前だ! お前は死んで地獄に墜ちて、今度生まれ変わったら蛆虫になるぞーーー!」と叫んだ。
<試合後コメント>
ゴージャスバラモン
松野「防衛戦に成功しました。さっきも言ったけど、これで俺たちがベルト獲ったのは、運とか偶然とかそんなものじゃなくて、俺達のチーム力だとこれで証明できたと思います」
シュウ「お前だけ楽してねーか?」
ケイ「汚れてねーじゃねーか」
シュウ「なんで俺達だけこんな真っ黒なんだよ? お前ラクしてるだろ」
松野「今日はたまたま(墨汁が)かかってないだけだ。何言ってんだ」
シュウ「もうちょっと苦労しろよ」
ケイ「そうだよ、お前」
シュウ「今まで散々苦労してきたみたいだけど! でももうちょっと苦労しろよ」
松野「人生の苦労っていったらな」
ケイ「長くなるだろ!」
松野「この前言ったけども、勝ったらスッとかっこ良くコメント出して去っていくのが今年の抱負だけども」
シュウ&ケイ「お前長くなるじゃねーかよ!」
シュウ「さっきだって長くなりそうだったからリング上でマイクとってしめたんだよ」
松野「気使うな」
シュウ「気使うなじゃねーよこのやろう。早く帰りてーんだよこっちはよ」
松野「こいつら照れ屋なんでこういう対応してるけど、ほんとはね、心のなかですごいベルトもらって嬉しいと思ってるから」
シュウ「嬉しくないよ」
ケイ「いらねーよこんなの。お前一人で巻いてろよ」
松野「嬉しいだろ、だって!?」
シュウ「嬉しくもなんともねーよ」
ケイ「お前が嬉しいんだろ!?」
松野「2015年の良い幕開けじゃねーかよ。俺達の輝いた未来を」
ケイ「輝いてないよ! どこが輝いてんだよ!」
シュウ「真っ黒じゃねーか! お先真っ暗です!」
松野「そんなことねーよ。俺達はよ、このベルト持って防衛街道突っ走るんだからよ」
シュウ「一人でやってくれよ」
松野「一人じゃ出来ねーんだよこれ三人なんだよ」
シュウ「やだよ」
松野「お前ら照れ屋だからな」
シュウ「友達いねーじゃねーかよ。お前DDTで鼻つまみ者じゃねーのかよ」
ケイ「お前控室に居場所ねーじゃねーか」
松野「俺はちゃんとな、皆から慕われて」
シュウ&ケイ「どんなところが慕われてんだよ!」
松野「人望」
シュウ「人望ねーじゃねーか! だからお前この位置にいるんだろ?」
ケイ「お前過去に何があったんだ!」
松野「過去? サラリーマンやってた」
シュウ「普通のこと言わなくていいんだよ。そういうこと言い始めるとな、だんだんニヤニヤしてきたじゃねーかよ」
松野「お前らオヤジにそういうセッ…セックシしかた…(※言葉を噛む)」
シュウ「セックスなんかしねーよ!」
ケイ「オヤジに対してセッ●スなんかしねーよ!」
シュウ「馬鹿じゃねーの!」
松野「オヤジが悲しんでるぞ、草葉の陰で」
シュウ「いいんだよ、あんな親父。知ってるのかよ!?」
ケイ「俺らのオヤジ知ってるのかよ!」
松野「この前聞いたよ。俺に似てるんだろ?」
シュウ「そっくりだよ!」
ケイ「ちょっと似てんだよ」
シュウ「人間的に欠陥があるんだよ。こいつも欠陥がある」
松野「電通でコピーライターだったんだろ?」
シュウ「なんで知ってんだよそんなこと」
松野「ちゃんとリサーチしたからな」
シュウ「するなよ」
ケイ「すげー昔だよ」
松野「オヤジに対して優しくしてやれよ」
シュウ&ケイ「オヤジは死んじゃったんだよ!」
ケイ「オヤジは物心ついた時にはもう働いてなかったんだよ!」
松野「今オレを見て、オヤジだと思って」
シュウ「だから似てるから嫌なんだよ! 働けよ! ちゃんと働けよ!」
ケイ「仕事しろ!」
シュウ「プロレス辞めろ! プロレスで食っていけないだろ、お前」
松野「全国一千万のゴージャス松野のファンが…」
シュウ「いねーよ! どこにいるんだよゴージャス松野のファンなんて。今日だってよ! お前より飯伏とかのが人気があって、帰る時すげー拍手されてるのに、お前だけなんの声援もないじゃねーかよ」
松野「プロレスは人気じゃねーんだよ」
シュウ&ケイ「人気だよ!」
ケイ「人気商売だろこれは!」
松野「これ(ベルト)持ってる奴が勝ちなんだよ!」
ケイ「これ持ってたって試合つまらなかったらそれお前クビになるぞ」
松野「こんな沸いた試合ないだろ? 今日、ベストバウトだろ」
シュウ「俺達がこんな頑張って、お前何してんだよ」
ケイ「人種まで変わっちゃったじゃないか」
シュウ「お前何したんだよ?」
ケイ「どうすんだよお前よ! マスコミも困ってるだろ? たまたまいま休憩時間だからいいけど」
松野「色で頑張りを評価するのか人のよ」
シュウ「じゃあお前何頑張ったんだよ?」
松野「最後見たろ獲ったの俺だよ、今日」
シュウ「たまたまじゃねーかよ」
松野「たまたまじゃねーよ虎視眈々と狙ってたんだよ。千載一遇のチャンスをな」
シュウ「嘘つけよ、たまたまだろお前。何にもしてねーじゃねーかよ」
松野「飯伏からバルコニーから落とされそうになって」
シュウ「落ちてみろよ! 落ちてお前ぺちゃってなってみろよ! 伝説作れよ、お前!」
ケイ「そうだよお前! 今ベルト持ってるよりもあそこから落ちてぺちゃってなったほうが後々語り継がれるよ。こんなの忘れちゃうよ!」
シュウ「自分の身を守ってる場合じゃねーよ」
松野「そんなの記事の片隅になるだけ。これ獲ったらみなさんが写真出してくれたりするんだよ」
シュウ「載ったかお前俺たちの写真が?」
ケイ「週プロ載ってねーだろ!」
シュウ「どこに載ったんだよ!」
松野「(週プロに)福岡なんで来なかったんだよ」
シュウ「ほら、注目されてねーじゃねーかよ。だからバルコニーから落ちてケチャップみたいにぺちゃっとな」
松野「社会面の片隅にのるだけ」
シュウ「いいじゃねーかよ! 伝説だよ」
松野「そしたらDDT興行できなくなっちゃう。そういうことしない」
シュウ「死んだ後の事考えるな! もう後無いんだから! 人生長く行き過ぎたんだから!」
松野「バカ言ってんじゃねーよ。これからだよ」
ケイ「もう切るとこないぞ、使えるとこねーじゃねーかよ」
松野「とにかくよ」
シュウ&ケイ「もう付き合いきれないよ」
松野「とにかく、さいたまスーパーアリーナまで突っ走るんだからよ」
シュウ「出ない」
ケイ「今からスーパーアリーナ走って行くのか? 一人で」
シュウ「一人で行ってこいよ。出ないよ俺たちは」
松野「スケジュール空けとけよ。だいたいな、なんで2週間に1回防衛戦してるかわかるかよ? お前らのスケジュールが忙しいからよ、小刻みに防衛戦やらされてんだよ」
シュウ「何を言ってるんだ?」
ケイ「やらされてるならベルトいらねーじゃねーかよ」
シュウ「闘ってお前ベルトの価値あげるんじゃねーのか? そのために防衛戦やるんだろ!?」
松野「2週間に一回防衛戦やってるんだよ考えたらよ」
シュウ「いいじゃねーか価値あげればいいじゃん。なのにお前がバルコニーから落ちねーからよ、価値も何もねーじゃねーか。伝説を作れ、お前は!」
松野「そんなの必要ない」
シュウ「もういい、長い」
ケイ「年寄りは自分アピールしかしねーんだよ」
(シュウ&ケイは控室へ)
松野「ああやっていつも、口悪い事言ってるんですけど本当はすごい喜んでるんですよ。まだちょっとね、人間ができてないんで、これからもうちょっと人間を丸くして大きくなったら素直に自分の気持ちを皆様の愛で変えることできると思うんで。そういうことで、スーパーアリーナまでベルト持って、そこで終わりじゃない。そこでまた、先、ベルト持って頑張りますんでよろしくお願いします」
ゴールデン☆ストームライダーズ
飯伏「キ●ガイ」
佐々木「負けたな、宮武」
宮武「負けましたね。ちょっと足りなかったですね。精神的な何かが足りなかったですね。何かっていうのはわからないんですけど、何か、勝ちたかったんですけど、一瞬の不意をつかれてしまったというか。一瞬であの視界がなくなってしまって。真っ暗な状態になって、アレッっと思ったら3カウント入ってました。僕はどうすればいいですか? もうダメでした今日は」
佐々木「お前はでもな、バラモンに負けてなかったぞ」
宮武「負けてなかったですか?」
佐々木「結構キチ●イだった」
飯伏「●チガイだった」
宮武「キチガ●になれてました?」
佐々木「キ●ガイじゃなきゃプロテインとか飲まないだろ?」
宮武「めちゃくちゃ美味しかったですね。なんか、糞の味とチョコレートの味が混ざって」
佐々木「リング上でプロテイン墨汁入れて飲まないだろう」
宮武「いや、僕の中での普通だと思ってました。普通、墨汁のプロテイン割り? 間違えた、プロテインの墨汁割り一度飲んでみたかったなと思っていたんですけど、まあとりあえずその目標は達成できたのはいいんですけど、まだまだ足りなかったですね。もっと! もっと二リットルぐらいのシェイカーを用意して、それを全部飲まないと勝てなかったみたいですね! あれじゃまだ全然ダメです僕は。まだ飲んだ後の筋肉の張りもなかったし、何か特殊な何かを身体に注入しないと、勝てなかったみたいです」
佐々木「今日の敗因は1つありまして、飯伏・宮武・佐々木、●チガイ、キ●ガイ…私キチ●イじゃないんですよね。私だけ普通っていうのがちょっと足りなかったんじゃないかなと」
飯伏「いやいや。半裸で仕事してる時点でキチ○イ」
佐々木「これ普通だから」
飯伏「ほんとやばいですよ。皆ヤバい」
佐々木「ほんとに、そこだけですね」
——墨汁は糞の味なんですか?
宮武「そうですね、牧草の匂いがしました。ほんとに牧草の匂いがしました。なんか、なんていうんですかね? 馬の糞の匂いがするというか」
佐々木「馬の糞食べた事あるのか?」
宮武「食べたことはないですけど触った事はあります。馬の糞触ったことあるんで、それと全く同じ感覚というか、なんか」
佐々木「味が感覚と一緒だったの?(苦笑)」
宮武「味というより風味ですね。馬の糞、いや馬の糞飲んだことないですけど、匂いを嗅いだ感じが完全に牧場の匂いが。こんなんいいんですかね? まるで僕が馬の糞食べたことあるかみたいな(苦笑)」
佐々木「食べたことあるんだろう?」
宮武「まあ否定はしないですけど。食べます。やっぱあの、バラモンシュウ、バラモンケイ、ゴージャス松野組に勝つにはやっぱり、馬の糞を食うぐらいの根性がないと勝てないことが今日わかったので、次回6人タッグ選手権今日みたいな」
佐々木「リマッチだな!」
宮武「そうですリマッチ! それまでに僕、馬の糞食ってくるんで」
飯伏「人のは食ってるよね?」
宮武「そうですね、人のはよく、チラホラと(苦笑)飯伏さん……まだペロぐらいで」
佐々木「ス●トロの話をしだしたから(三田)佐代子いなくなっちゃっただろ! お前、これどこ使うんだよ!」
宮武「半分糞の話ですからね(苦笑)」
飯伏「俺、明日ドームなんだよ」
宮武「もちろん応援に参ります」
飯伏「応援だけ? なんかこう、ない? アドバイスとか」
——中邑戦に向けてのアドバイスを
宮武「まあ、そうですね、とりあえずあの、日々培ったものをそれに向けて出していけば大丈夫じゃないですかね。そこはあの、偉そうなこと言ってしまって(笑)」
佐々木「馬の糞とか言うだろ、普通!」
宮武「じゃあ後で僕が飯伏さんのおしっこ飲んであげるんで、それで」
佐々木「(遮るように)ありがとうございました!」
PK対決
三本勝負のラストはPK対決。ディーノ軍一人目の竹下はゴール。マイケル軍の一人目のヤスだったが、ディーノの代わりにキーパーを務めた大石がセーブ。ディーノ軍二人目の遠藤もゴールすると、マイケル軍二人目も彰人はゴール。ここでディーノ軍最後の三人目はアントン。わざわざ服を脱いでから蹴ったアントンだが、ゴールマウスを大きく外す。
マイケル軍三人目のHARASHIMAもゴールマウスを外してしまい、PK対決は2-1でディーノ軍が勝利した。
1.25後楽園の決定カード発表
1.25後楽園のカードとして彰人vs.大石のEXTREME級戦、そしてメインのカードとしてHARASHIMA&竹下&遠藤vs.飯伏&関本&岡林というさいたまスーパーアリーナ大会のダブル前哨戦が行われることが決定したと発表。
続いて週刊SPA!で連載中の人気漫画『アラサーちゃん』とDDTがコラボすることになり、作者の峰なゆかさんがリング上へ。「生でプロレスを見るのははじめてで怖かったんですけど、見ているうちに段々『殺せ、殺せ』って叫んでました」と感想を述べると、峰さんがある選手を描いたTシャツがさいたま大会から発売になるとのこと。
第6試合 先鋒
休憩明け、マイケル軍75点-ディーノ軍105点という得点状況。そして両キャプテンから最後のシングル五番勝負のオーダー表がGMに手渡される。
マイケル軍の先鋒として登場したのは松永。続いてディーノ軍の先鋒として登場したのは竹下。握手を交わしてから松永が首投げで投げたところを竹下がヘッドシザースで脱出。竹下のショルダータックルを受け止めた松永だが、松永が走り込んできたところに竹下はゼロ戦キック。
これで松永が場外に出ると竹下はプランチャ。これをかわしてボディスラムで叩き付けた松永は、竹下をエプロンに乗せるとヘッドバットから奈落式バックドロップ。これは竹下も大きなダメージ。
場外カウント18でどうにか戻った竹下だが、松永は間髪入れず逆エビ固め。リング中央まで引きずり戻した松永は抱え込み式逆エビ固めにスイッチするが、竹下はどうにかロープに脱出。竹下もアームホイップからのニーリフトを返すとハーフハッチスープレックスで投げていったが、腰のダメージが大きくブリッジが崩れてしまう。
ブレーンバスターで投げようとしても腰のダメージで投げられない。松永はすかさずドラゴンバックブリーカーからドロップキックを自爆させて首固め。竹下はジャーマンを狙うが、サムソンクラッチで切り返した松永。
竹下はエルボーを叩き込んでいくと、ローリングラリアットで吹っ飛ばす。さらにもう一発ローリングラリアットで松永を吹っ飛ばすと、さいたまスーパーアリーナ大会で当たる関本大介を意識したようなぶっこ抜きジャーマンで投げて3カウント。
試合後、竹下の腕をあげて勝利を称えた松永だが、後ろから蹴りを入れて引き上げていった。
第6試合 次鋒
マイケル軍の次鋒は坂口、対するディーノ軍の次鋒は……『TOKYO,GO!』が流れる。おニューのお手製アイマスク姿で登場した平田は、花道でズボンを取り去ると、アイマスクを観客にプレゼントしてリングイン。そして踊ろうとしたところに詰め寄ってきた坂口に張り手を見舞っていくと、踊りを邪魔したことを説教。
だが、鋭い視線で睨み付けた坂口に平田は萎縮しながら後退。そこに腹パンを叩き込んでいった坂口は、平田を場外に追いやってエプロンからランニングローを狙う。これをかわした平田はほくそ笑むが、坂口はダイビング・カンフーキックを発射。
そんな平田を見てディーノは「平田、勝たなくていいから10分粘れ!」とアドバイス。「人ごとだと思ってさー!」と嘆く平田に蹴りを叩き込んだ坂口はチンロックに捉えるが、平田は何とかロープに脱出。ニーリフトからブレーンバスターを狙った坂口だが、逆に投げていった平田はフェースクラッシャー。
さらにコーナー二段目から狙いをロックオンするが、すでに立ち上がっていた坂口は降りて来いと要求。脅えながらゆっくりコーナーを降りた平田に腹パンを叩き込んだ坂口はアゴを手で押し込む。
だが、叫びながらその手を払った平田は「ナメるなー!」とランニングエルボー。だが、串刺し攻撃をかわして坂口は蹴り飛ばしてから串刺しジャンピングニー。さらにコーナー上に寝かせてから串刺しランニングニーで突き上げた坂口はスリーパーからPKを叩き込んで3カウント。
第6試合 中堅
マイケル軍の中堅はKUDO、対するディーノ軍の中堅はMIKAMI。MIKAMIはラダーを手に入場すると、スワンダイブ式ミサイルキックで奇襲攻撃。場外に出たKUDOにプランチャを投下すると、ラダーをリング内に入れていく。座り込むKUDOの前にラダーをセットすると、Fromコーナーtoコーナーを発射。
さらに倒れたKUDOの上にラダーを乗せると、ダイビング・セントーンを投下。ラダーに向かってKUDOを投げつけたMIKAMIだが、ギリギリでストップしたKUDOは逆にMIKAMIを投げつける。しかしラダーに飛び乗ってMIKAMIはラ・ブファドーラでアタック。
KUDOも今度こそMIKAMIをラダーに叩き付けると、8×4(=走り込み串刺しジャンピング肘打ち)からダイビング・ダブルニーアタック。バズソーキックをかわしたMIKAMIはスク〜ルボ〜イ。カウント2で返したKUDOにジャンピングソバットを叩き込んだMIKAMIだが、KUDOはロープに飛んだMIKAMIを追走してキチンシンクをお見舞いすると、スリングショット式ダブルニー。
しかしスピンキックをかわしたMIKAMIはデュランダル。ミッキーブーメランからラムジャムのアピールから450°スプラッシュを投下。続けてラダーの上に登ったMIKAMIだが、KUDOも反対側から追いかける。ラダーの上でエルボーを叩き込んだKUDOは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、MIKAMIはエルボースマッシュで叩き落とす。
ヴォルカニックボムを投下したMIKAMIだが、これをかわして自爆させたKUDOはMIKAMIの背中にラダーをセットしてのサッカーボールキック。さらにバズソーキックから立ち上がろうとしたMIKAMIにダイビング・ダブルニードロップを投下して3カウント。
第6試合 副将
マイケル軍の副将は現KO-D無差別級王者のHARASHIMA。対するディーノ軍の副将は現KO-Dタッグ王者の遠藤。ハッピーモーテルトレインで入場した遠藤は円陣を組んでからリングイン。
HARASHIMAからの握手を拒否した遠藤はゴングと同時にドロップキック。さらにハーフダウンのHARASHIMAにベースボール・スライド(=スライディング式ドロップキック)を叩き込むとボディスラム。
ガットバスターを返したHARASHIMAは足を思いきりあげて踏みつけると、フットスタンプを連発。悶絶する遠藤を蹴り飛ばしたHARASHIMAはキャメルクラッチ。エビ反りになるくらい拷問技で追い込んだHARASHIMAはブレーンバスターを狙うが、逆に持ち上げた遠藤が投げていく。
串刺し攻撃を狙ったHARASHIMAをエプロンに追いやった遠藤はオーバーヘッドキックで場外に叩き落とすと、きりもみ式ケブラーダを発射。さらにHARASHIMAをリングに戻してスワンダイブ式クロスボディーからコンプリート・ショット。
続く遠藤のムーンサルトプレスを山折りで迎撃したHARASHIMAは、スワンダイブ式フットスタンプから山折りを狙う。これを着地した遠藤はその場飛びシューティングスター。ここでHARASHIMAはエルボー合戦へ。遠藤も応戦していくが、HARASHIMAはフロントキックからパントキック(=下から顔面を蹴り上げる)。だが、遠藤もソバット、トラースキックを返すとトーチャーラックボム。
遠藤はスカイツイスター・プレスを投下するが、かわして自爆させたHARASHIMAはジョン・ウーからスタンディングの蒼魔刀。続く正調蒼魔刀を寝転んでかわした遠藤はHARASHIMAの両足を掴んで丸め込むが、カウント2で返したHARASHIMAはバズソーキックから、今度こそ蒼魔刀を叩き込んで3カウント。試合後、HARASHIMAは満足そうな笑顔を見せながら遠藤を見て頷いた。
第6試合 大将
マイケル軍の大将はもちろん中澤マイケル。この大会を最後に一旦シンガポールへと旅立つマイケルにとって一応ラスト後楽園。飯伏と松永がセコンドにつく。対するディーノ軍の大将は入江茂弘。大一番用のヒビ割れメイクを施した入江は、ゴングと同時にダッシュしてエルボーでマイケルを吹っ飛ばす。
さらにコーナーにマイケルを押し込んでエルボーを連打。レフェリーを突き飛ばしてまで打ち込んでいった入江は、さらに馬乗りになってエルボーを連打すると、キックアウトして上体を起こしたところに強烈なエルボーバット。
さらに串刺し攻撃を狙ったが、マイケルはカウンターエルボーで迎撃するとスピアーを狙ったが、受け止めた入江はブレーンバスターで投げていく。入江のテディベア(=ヒップドロップ)をかわしたマイケルはリング下へ。姿を消したマイケルを探しに入江も場外に出ると、セコンドの飯伏も探す。
入江の背後からこっそり現れたマイケルはコールドスプレーを入江の顔面に噴射すると、養生テープで入江をグルグル巻きにして鉄柱に縛り付ける。そして「逃げます!」と言ってリングに戻る。「これは酷いだろ!」と言いながらも場外カウントを数える松井レフェリー。
自力でテープを引きちぎってリングに戻ろうとする入江に対し、マイケルはロープを使って急所攻撃を見舞っていくとダイビングショルダー。だが、入江もマイケルの背中に平手を落とすとパイルドライバーで叩き付けてから横綱プレス。さらにエルボーでマイケルを吹っ飛ばすと、串刺しラリアット。ぐったりと倒れ込むマイケルを引き起こした入江だが、マイケルはロープを掴んで飛ばされるのを拒否。
強引にロープに飛ばされたマイケルだが、ジャンピングダブルチョップを返すと、アンダータイツを脱いでアルティメット・ベノムアーム。かわした入江にベノムメーカーを決めたマイケルは背後からベノムスリーパー。
マイケルをオンブした入江はそのまま背後に倒れ込むが、マイケルは胴絞め式ベノムスリーパー。何とかロープまで転がった入江は走り込んできたマイケルをブラックホールスラム(=旋回式スクラップバスター)で叩き付けるとフライングソーセージを投下したが、マイケルはカウント2で返す。アルティメット・ベノムアームを狙ったマイケルをエルボーで迎撃した入江。
するとマイケルはアンダータイツを投げ捨て、エルボーで真っ向勝負を挑む。ここで入江はエルボースポーターを外して「熱くなってきたぜ〜」。そしてマイケルの腕を掴むと、引き込み式のノータッチヘッドバット。マイケルもヘッドバットを返すが、マイケルの両手、片足を押さえ付けた入江はノータッチヘッドバット。
そして盤石のビーストボンバーを叩き込むが、マイケルはカウント2で返す。もう一度ビーストボンバーを狙った入江だが、マイケルはかつての盟友ケニー・オメガの波動拳で迎撃。その直後、10分時間切れ引き分けを告げるゴングが鳴らされた。
ボーナストラック
全選手がリングサイドに集まってくると、最終結果はマイケル軍の勝利だと三田キャスターが告げるが、GMが「何回司会やってるんですか? このあと全員参加のボーナストラックがあるでしょ!」と告げる。しかしマイケルは「俺が勝ったんだからやる必要ないでしょ!」と前歯が吹っ飛んだ状態で訴えるが、HARASHIMAは「これで勝ったら一気に500点だよ! やったほうがいいでしょ」と言い、飯伏も「やろう」と即答。
そしてボーナストラックとして17vs.17の34人タッグマッチが行われることに。バラモン兄弟が水を撒く中、試合がはじめると、選手たちがリングサイドに立つのでよく見えない。高尾がヤスにオールドスクール(=ロープ歩きからの手刀)を決めているのを見て、リングサイドのバラモン兄弟は「俺たちアウェーだよ、アウェー。居場所がねぇよ。来なきゃよかった」と愚痴る。
だが、石川がロープに飛ぶ度に選手たちが場外に落ちていく。石川はヤスをカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げたまま南側客席の通路まで歩いて行く。すると『TOKYO,GO!』が流れ、平田がダンス!
バラモン兄弟は赤井にバケツの水をかけていき、誕期は記者席のテーブルにマイケルを叩き付ける。リング上ではササダンゴが平田に垂直落下式リーマンショック。そしてマイケルがリングに戻ると選手たちが次々と送別のトレイン攻撃。石川がマイケル軍の選手も次々とホイップしていったため、マイケルはヘロヘロ。
最後は飯伏が直前でストップ。顔面にストレートパンチを叩き込んだ飯伏は、やり投げ(=相手を担ぎ上げてコーナーへダッシュし、ターンバックルへ投げるようにぶつける)で叩き付ける。アントンがカバーするが、カウント1で返したマイケルは「熱くなってきたぜ〜! 火照ってきたぜ〜!」とコスチュームを脱ぎ出すと、アルティメット・ベノムアームを狙う。
だが、かわしたアントンは南部式ナックルからバイオニックエルボー。そしてショルダーを外したアントンはダイビング・フィストドロップ。これを足をあげて迎撃したマイケルはアルティメット・ベノムメーカーを決めて3カウント。これでマイケル軍に500点入ってマイケル軍の勝利。
エンディング
飯伏がマイケルの勝利を称え、松永が抱きついて喜ぶ。GMも「今度こそ本当にマイケル軍の勝利です。勝利したマイケル軍に私からお年玉があります!」と言って、三田キャスターからお年玉が贈呈されると、何とディーノ軍も頑張ったのでとお年玉が配られる。
しかしマイケルが「俺らが頑張って勝ったのに、なんでディーノ軍にもお年玉があるんですか? おかしいじゃないですか!」と訴える。するとマイケルには特別なお年玉があると言って極太は祝儀袋を手渡す。中に入ってきたさいたまスーパーアリーナ大会のチケット200枚! シンガポールに行く前に全部売り切るか、シンガポールで売ってこいと言われたマイケルは「じゃあシンガポールで売ってやりますよ! シンガポールでDDT広めてやりますよ! 今年の俺は攻めて攻めて攻めますよ! プライベートで。プロレスをとりあえずそれとして。」とヤケクソになる。
そんなマイケルにディーノが「ところで攻めていると言ってたけど、中澤さん今日で一旦DDTとお別れじゃないですか。アタシまだちょっとやっていないことがあると思うんですよ。あなた夫婦仲が悪いと。まだ奥さんに言ってないんでしょ? 言ったは言ったけどまだ返事は返ってきてなんでしょう?」と言い出す。
マイケルは「(シンガポールに)来てくれるに決まっているじゃないですか!」と言い張るが、何とディーノはマイケルに内緒で奥さんの佳耶子さんを呼んでいるという。ディーノに呼び込まれて中澤夫人・佳耶子さんが登場! そんな奥さんにマイケルが「今日は俺の応援に来てくれたんでしょ? お陰で勝てたよ。さいたまも俺、頑張って勝つから一緒にシンガポール行こうぜ」と言うと、佳耶子さんは「あの〜……よく考えたんですけど、シンガポールには行きません。これからも頑張ってください!」と告げ、猛ダッシュで引き上げていった。
それを見た高木は「マイケル! ……これが現実だな(苦笑)。ハハハハ! 新年早々、いいもの見せてもらったよ。ああ、そうか! バカ野郎、マイケル! これで諦めるのかよ? 諦めたらな、そこで試合終了なんだよ。2.15さいたまでディーノに勝って、奥さんにハイって言わせればいいじゃないか!」と社長らしく檄を飛ばした。
マイケルも「よーし! 2.15さいたま絶対勝って、嫁をシンガポールに連れていくぞー!」と絶叫。鷹木は「2015年、DDTも中澤マイケルも明日を夢見て頑張りたいと思います! 諦めなければ夢は叶う。諦めたらそこで試合終了! マイケル、頑張れよ。というわけでお前は人としても一回り成長したから今日のこの場を締めてもらう!」と社長命令。
デビューしてから興行を締めたことなんかないというマイケルだが、デビューして10年間、温めていた締めの言葉があるという。それは「ドン・マイケル」……。一応練習してみたのだが、明らかに乗り気じゃない観客に向かって、GMがブチ切れて「なんだ、そりゃ! 素人か! マイケルは今日で後楽園最後なんだよ! 気合い入れろ!」とハッパをかける。そして最後は観客も立って「3、2、1、ドン・マイケル!」と唱和して締めくくった。
リングに残ったマイケルとディーノは背中合わせになると、三歩歩いて振り返る決闘。しかしパンチが相打ちに終わると、場内が暗転してスクリーンで2.15さいたまスーパーアリーナ大会の全対戦カードが発表された。
さいたまスーパーDDT 2015
日時:2015年2月15日(日)
開場:12:30 開始:14:00
会場:さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ
▼KO-D無差別級選手権試合
[王 者]HARASHIMA
vs.
[挑戦者]飯伏幸太
▼KO-Dタッグ選手権試合
[王者組]竹下幸之介/遠藤哲哉
vs.
[挑戦者組]関本大介/岡林裕二
▼KO-D6人タッグ選手権試合
[王者組]バラモンシュウ/バラモンケイ/ゴージャス松野
vs.
[挑戦者組]KUDO/坂口征夫/マサ高梨
▼DDT EXTREME級選手権試合
[王 者]1.25彰人×大石の勝者
vs.
[挑戦者]未定
▼アイアンマンバトルロイヤル
[王 者]1月3日現在:アジャ・コング
【参加選手】ヤス・ウラノ 高尾蒼馬 松永智充 伊橋剛太 星誕期 勝俣瞬馬 赤井沙希 ベルナール・アッカ 相島勇人 DJニラ(1月25日後楽園彰人vs大石の敗者)
▼スーパーTLCマッチ
高木三四郎/葛西純
vs.
石井慧介/入江茂弘
vs.
佐々木大輔/宮武俊
vs.
MIKAMI/石川修司
※この試合は公認凶器として机10脚、イス100脚、ラダー3脚(3m×1、2m×2)の使用が可能
▼曙軍vsヨシヒコ軍全面対抗戦
曙/大鷲透/平田一喜
vs.
ヨシヒコ/アントーニオ本多/グレート小鹿
▼スペシャルシングルマッチ
スーパー・ササダンゴ・マシン
vs.
X
▼スペシャルシングルマッチ~愛の記憶~
男色ディーノ
vs.
中澤マイケル with 松崎しげる
<試合後コメント>
中澤マイケル
「いや、勝ちましたね。とりあえず。勝ってたけど、最後500点とって、最終的に何点だったんですか? この勢いのままさいたまスーパーアリーナも勝ちますよ。今日はね、今日でバッドエンドだったですけども、中澤家としてはマイケル軍は良かったけど、さいたまスーパーアリーナで勝って松崎しげるさんの力も借りて、今度こそハッピーエンドにして、ハッピーな感じでシンガポールに旅立ちたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」
——奥さんの登場というのは……
「いやいや、そんな(展開)読んでませんよ。最近全然会場とかも来ないし、今日久しぶりに来たから応援しに来たかとおもいきや、なんですかあれは? 誰が仕込んだのか知らないですけど、大丈夫です大丈夫です」
——脱兎のごとく逃げ帰るように……
「早かったですね! なんですかあれは? 嫌なものを見るかのような目でサーッと逃げましたけど、抱いた手はスカされ、なんですかあれは? でも大丈夫です。さいたまで松崎しげるさんが一声あの歌を、歌えば立処にどんな難しい嫁も機嫌を直すというね、そういう伝説の歌なんですよ。伝説の歌であり、伝説の黒い人なんですよあの人は。絶対大丈夫です。さいたまも絶対勝って絶対シンガポールに嫁連れて行きます」
男色ディーノ
「チャンラーン! もうね、私、わかったのよ悟ったのよ。これ休んでる間に、今私休ませてもらってるんですけど、休んでる間に色々見てね、周りのプロレスとか色々見て、気づいたことがあるのね。それは、なんつうんだろう、主に、大日本プロレスの植木(嵩行)君なんだけど、彼を見てると勢いだと! 物事勢いなんだと! 多少ね、ツッコミどころがあっても、多少ぐずついても、多少オタオタしても、勢いがあれば全部飲み込んじゃうのよそれが勢いでしょだって! DDTもこうないといかんと思ったね。あぁ思ったさ。多少のね、今日だってよくわからないわよ。なんのために闘ったかわからないのよ。でもそんなのどうだっていい! それを飲み込むのが勢いでしょうが…チャンラーン! そう、全て勢い。勢いがあればなんでもできる。それに気づいた。だから、皆で、こう、勢いを、テンションと勢いで、もう細かいこと全部どうでもいい気にさせちゃいましょうよ。じゃあ、あのね、プロレスラーだけがなんかやると思ったら大間違いですよ。今ここにいるあんたら全員やれよ。カメラ映ってないけどやれよ。チャンラーンだぞ。わかってるな? わかってるな? これサムライTVには画角的になんの影響もないけどやるぞ。オメーらやるぞ。なんなら、これ見てる人もやるよ。いくよー、プロレスは勢いプロレスは勢いプロレスは勢い、チャンラーーーーーン!!!…(※マスコミが一人もやらなかったのを見て)やんないんだ? へー、あっプロレスマスコミってそういうなんだ? へー、なんか影で隠れて選手と同じ目線に立ってくれると思ったんだけどな。はーん、そうですか。プロレスマスコミってその程度ですか。あれ? なんかもう一回、もう一回なんか与えてやろうかな。よし、よしいこうか。いこうか。もういいよ、いくら打っても。サムライTVさんの地球外から戻ってくる放送なんでそれは任せます。1回出て帰ってくる間に何が起こってるかわからない、多少の捏造とかも構わない。行くよ、プロレスは勢いだプロレスは勢いだプロレスは勢いだ! チャンラーーーーン!!!(※マスコミも一緒にやったのを見て)よーし! この勢いで2015、ぶっこんでいくぞ! チャンラーーーン!!」