18歳で学生プロレス始めて35歳に夢を叶えるチャンス到来!同級生タッグがベルト挑戦決定!

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 9日、大田区総合体育館にてDDTプロレス『DDT BIG BANG 2023』が開催。第7試合では【Ω】火野裕士&大石真翔が持つKO-Dタッグ王座に【ダムネーションT.A】藤田ミノル&KANONが挑んだ。

 かつてKAIENTAI-DOJOで猛威を振るったΩは、2010年に解散後も度々一夜限りの復活を果たしていたが2022年にDDTで完全復活。昨年10月にはKO-D6人タッグ王座を、8月の後楽園ホール大会でKO-DタッグをダムネーションT.Aから引き剥がし王者として君臨した。
 そこへJUST TAP OUT出身のKANONが「同じTAKAみちのくという師匠を持つ」という理由から挑戦表明し、火野は「ワシはTAKAみちのくを1回も師匠と思ったことないぞ」と拒絶するも、KANONはTAKAが多忙ということでKAIENTAI DOJOに所属していたこともある藤田ミノルをパートナーに王座戦を決定した。


 試合は大石と藤田で始まり、お互いの声質を罵倒しながらリングを回る。大石がステッキを持ってリング上で踊っている間に場外で火野がKANONを痛めつけ、リングに戻ったKANONに大石がチョーク攻撃を行い火野がセントーンを投下。
 藤田が大石を痛めつけるが、火野が強烈なチョップからラリアットで藤田を排除し、KANONと火野がチョップの打ち合いに。KANONのドロップキックを受けきった火野がラリアットでなぎ倒し圧倒する。
 大石に変わるとスイングDDTを狙うが、耐えたKANONにブルーダリア。さらにミラクルエクスタシーを狙うが、切り返したKANONがラリアットでなぎ倒し、スリーピーホローからフォールも2。
 カットしようとした火野をMJポーが場外から攻撃し、大石の直伝トルネードクラッチを切り返したKANONがジャスト・コブラツイストで絞り上げギブアップを奪った。

 勝利したKANONが「このベルト取ったやつだいたい怪我してんだ。ハリマオから始まってサウナカミーナも怪我してんだ。俺らの目標は怪我しないで防衛重ねて、DDTのタッグのトップをとることだ。これはまだ始まりだ。切符みたいなもんだ。即席チームはダメだぞ」と捲し立てていると、そこへ翔太&高尾蒼馬のROMANCE DAWN(ロマンス・ドーン)が乱入し「僕ら18歳で学生プロレス始めて、タッグチャンピオンになるという夢を叶えるチャンスが眼の前にあったら行くしかないでしょう」と一方的に立候補し去っていく。

 唖然としたKANONは「ベルトさんに聞いてみよう・・・うん、うん・・・ベルトが喋るわけ無いだろ!ベルトは物だ、喋んない。ベルトに話しかけてる奴は馬鹿だ。よく話しかけるレスラーいるけど馬鹿だ!ロマンスドーンいいんじゃない?即席チームより長年組んでるやつと戦って、このベルトの餌にしないといけない。ベルトは何も食べないけどね。翔太、あと、高尾?たか、TAKAみち・・・高尾蒼馬!やってやるよ!このベルトの最初の犠牲者はロマンスドーンだ。殺してやる!」と暴言を吐く情緒不安定さを出しながら王座戦を決定した。

 藤田ミノル&KANONvs高尾蒼馬&翔太のKO-Dタッグ戦は10月4日DDT新宿FACE大会に決定。15年以上の付き合いがある高尾&翔太が夢を掴むため新たな冒険へと乗り出した。

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