「体重は俺が最軽量、心は最重量だ!」T-Hawkが芦野祥太郎との新旧WRESTLE-1王者対決を制しチャンピオン・カーニバル開幕2連勝!

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 11日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2022 Champion Carnival』が開催され、T-Hawkが芦野祥太郎を下してチャンピオン・カーニバル無敗の2連勝を挙げた。

 チャンピオン・カーニバル(以下:CC)は、全日本プロレスで春の風物詩として行われるシングル最強の選手を決めるリーグ戦。
 今年は【Aブロック】石川修司、芦野祥太郎、本田竜輝、入江茂弘、T-Hawk、ジェイク・リー、【Bブロック】宮原健斗、諏訪魔、ヨシタツ、青柳優馬、羆嵐、野村卓矢の全12選手が参戦している。

 この日は、CC公式戦として芦野vsT-Hawkの試合が実施。

 芦野は2020年4月まで活動していたWRESTLE-1末期のエースとして活躍し、次々と主力選手が退団していくW-1を支え続けてきた。
 W-1は日本に上陸した#STRONGHEARTSが初めて定期参戦した団体であり、#SHの面々は外敵としてW-1で大暴れ。当時の芦野はヒールであったにもかかわらず団体の面々を鼓舞し威信をかけて#SHと抗争を繰り広げてきたが、2019年1月にT-Hawkと団体の至宝をかけた1戦を行いWRESTLE-1王座から陥落。その後芦野が至宝を奪還することが出来ぬままW-1は終焉を迎えた。

 その後、芦野はフリーとして全日本プロレスへ参戦し、諏訪魔との死闘を経て王道の魂に目覚めベビーターン。今年1月には全日本へ正式に入団し、ヘビー級戦線を語るには外せない主力選手となった。
 対するT-Hawkも#SHごと新興団体GLEATへ入団し、団体のエースとして活躍。日に日に勢いを増していくGLEATの先頭に立って団体を引っ張りつつ、全日本ではエル・リンダマンとともにアジアタッグ王座を戴冠するなど存在感を示し、今年はCC初出場を決めた。

 かつて団体の至宝を争った2人が違う立場・違うリングで再び対峙したこの試合。裁くレフェリーもあの日と同じ神林大介レフェリー。
 試合は序盤から激しい肉弾戦になり、芦野はエルボースマッシュ、T-Hawkは逆水平チョップと得意の打撃技で真っ向からバチバチ打ち合っていく。
 芦野は得意の足攻めへと持ち込み、T-Hawkのケルベロスをキャッチしてマフラーホールド。動きが鈍ったT-Hawkに投げっぱなしジャーマンを決めるなど猛攻。しかしT-Hawkも強烈な逆水平チョップ連打からケルベロス、ウラジゴク、顔面への右ストレートと猛反撃。芦野はこれを耐えきり美しい弧を描くジャーマン・スープレックス・ホールドから必殺のTボーンスープレックスを決めるが、T-Hawkが下からプレタポルテで丸め込んで3カウントを奪った。
 
 バックステージに戻った芦野は「この2年よ、全日本プロレス参戦して、チャンピオン・カーニバルも何度も出て、世界タッグのベルトも獲って、なんでアイツに勝てねえんだよ?!勝ってただろ、最後まで」と歯噛み。
 そして「もっかいやれT-Hawk!チャンピオン・カーニバル関係ねえよ。終わったらシングルマッチやろうぜ。なにもかけなくていいよ。ただシングルマッチでいいよ。どこの地方でも良い。第1試合でもいい。第0でもいいよ。もっかい俺とやれよ。GLEATの社長さんもお願いしますよ、#STRONGHEARTS、CIMAにもお願いしようかな。アイツとシングル組め!次は絶対俺が勝つ!クソ!」と再戦を要求して荒々しく退席。

 対するT-Hawkは「体重は俺が最軽量だ。だけどな、心は最重量だ馬鹿野郎!おい芦野、芦野祥太郎、お前やっぱ最ッ高だなオイ!お前も確実に進化して箔付けてるよ。だけどな、俺はその1歩2歩上行ってんだ馬鹿野郎。お前とは何回やってもやり足らねえよ。チャンピオン・カーニバルももちろん大事だ。だけどな、ここは俺とお前の男と男の1vs1の勝負。これから先もお互い切磋琢磨して、GLEATしてこうぜぃ!」と芦野を高評価し、爽やかに去っていった。

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