ヨシタツが全日本プロレスのリングで力道山の孫に闘魂ビンタ!「俺はこの王道のリングに闘魂を持ち込む!」

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 24日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2021 NEW YEAR WARS【最終戦】』が行われ、ヨシタツが全日本プロレスのリングに闘魂を持ち込むことを宣言した。

 ヨシタツは新日本プロレスからWWEを始めとする海外の団体を渡り歩き、全日本プロレスの所属となったという経歴から自らの生き様を“王道ストロングスタイル”と定義づける。そしてその力を知らしめるために昨年8月に自らのユニット“ヨシタツ・キングダム”を建国。
 王国の中枢として、全日本プロレスのメインスポンサーである株式会社カーベルの伊藤一正社長ことカーベル伊藤を財務大臣、“力道山三世”力をパワー大臣に任命し、さらに崔領二率いるランズエンドと正式に国交を樹立するなど着実に富国強兵化を進めている。

 この日の第3試合では、石川修司&佐藤耕平&本田竜輝vsヨシタツ&崔領二&力の6人タッグマッチが実施。
 石川&耕平の“ツインタワーズ”が全日本プロレスに上陸したことに注目が集まったこの試合だが、レスリングでインターハイ&国体に出場した経歴を持ち今月全日本に新入団した本田をヨシタツがグラウンド戦で制し、耕平と崔の元ZERO1、元タッグパートナーの2人がバチバチと火花を散らしヘビー級同士の重厚な蹴り合いを見せるなど熱戦に。
 そして気合に満ち満ちた力はヨシタツ&崔に号令をかけてトレイン攻撃を見舞い、耕平にセーバーチョップを叩き込んであわや大金星という場面を作り出すものの、石川&耕平のダブルニーリフトからサンドイッチエルボーを被弾して虫の息に。そして最後は耕平にダメ押しのドリル・ア・ホール・パイルドライバーで突き刺され敗北を喫した。

 試合後、マイクを取ったヨシタツは「力、この前も負けて、今日も負けて……お前、2回連続で負けるバカが居るかよ!お前、ちょっと闘魂が足りてねえんじゃねえか?注入してやるよオラ!」と力を叱責し、闘魂ビンタ。
 さらに「俺が目指すところは、王道ストロングスタイル!これは、俺の歴史であり、嘘偽らざる俺の気持ちだ。これから俺は、王道に闘魂を持ち込む!行くぞーッ!ウィー!キャン!ドゥーイット!」と決意表明を行った。

 バックステージに戻ったヨシタツは「いいか、俺はいまリング上でとんでもないこと言ったんだぞ。衝撃的な言葉を言った。衝撃的なワードを俺は出したんだぞ。噛み付いてくるやつは噛み付いてこい。かかってこいよ。いいか、何度も言わせてもらう。俺はこの王道のリングに闘魂を持ち込む!これが俺の歴史であり俺の生き方だ。やってやるよ!」と気炎。
 これを受けた力は「いまリングでゴッドファーザーから闘魂を注入されたんで、次は必ず自分の力でヨシタツ・キングダムに勝利をもたらします!パワーーーッ!!」と喉が張り裂けんばかりの大声で叫んだ。

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