【試合詳細】2・24 全日本プロレスエスフォルタアリーナ八王子大会 【三冠ヘビー級】斉藤ジュンvs青柳優馬 斉藤レイvs青柳亮生 【アジアタッグ】ライジングHAYATO&安齊勇馬vs阿部史典&野村卓矢 【GAORA TV】宮本裕向vs黒潮TOKYOジャパン

『エキサイトシリーズ2025』
日程:2025年2月24日(月・祝)
開始:16:00
会場:東京都・エスフォルタアリーナ八王子
観衆:1,870人
▼ゼンニチ本隊 vs 斉藤ブラザーズ タッグマッチ 30分1本勝負
○宮原健斗/長尾一大心
8分46秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
[斉藤ブラザーズ]“ミスター斉藤”土井成樹(フリー)/●セニョール斉藤
▼ELPIDA vs 北斗軍 6人タッグマッチ 30分1本勝負
本田竜輝/○綾部蓮/立花誠吾(フリー)
14分22秒 デス・ルーレット→片エビ固め
[北斗軍]●大森北斗/羆嵐(フリー)/ジャック・ケネディ(柳ヶ瀬)
▼GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者/バカの時代】○宮本裕向(666)
12分59秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
【挑戦者】●黒潮TOKYOジャパン(フリー)
※第28代王者が3度目の防衛に成功。
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
芦野祥太郎/●MUSASHI/田村男児/井上凌
11分11秒 ラ・マヒストラル
鈴木秀樹/佐藤光留(パンクラスMISSION)/真霜拳號(2AW)/○吉岡世起(フリー)
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/ELPIDA】○ライジングHAYATO/安齊勇馬
13分51秒 シド・ヴィシャス→片エビ固め
【挑戦者組/アストロノーツ】●阿部史典(格闘探偵団)/野村卓矢(格闘探偵団)
※第125代王者組が3度目の防衛に成功。
▼プロレス兄弟 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
[斉藤ブラザーズ]●斉藤レイ
15分31秒 片エビ固め
[青柳兄弟]○青柳亮生
▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/斉藤ブラザーズ】○斉藤ジュン
23分48秒 DAYS GONE→片エビ固め
【挑戦者/青柳兄弟】●青柳優馬
※第75代王者が2度目の防衛に成功。
ジュンがお兄ちゃんの意地をかけて優馬から三冠防衛!HAYATO&安齊が格闘探偵団を退けてアジアタッグV3!裕向が黒潮との壮絶ムーンサルト合戦を制しGAORA TV王座V3!
第1試合
先発は長尾と土井。ロックアップからバックの取り合い。リストの取り合いから土井がヘッドロックからグラウンドへ。長尾がヘッドシザースで抜けて距離を取る。
ロックアップから土井がヘッドロックからショルダータックルで倒し、ロープに飛ぶが長尾がドロップキックで迎撃。
宮原も出てきてコーナーに振ってトレイン攻撃から、ロープに振ってダブルドロップキックも土井がロープを掴んでスカして自爆させる。
セニョールが出てきて土井とともに長尾をロープに振ってダブルドロップキック。土井はセニョールにタッチ。
2人で股裂きからセニョールが急所へのニードロップ。フォールも2。
セニョールはフェイスロックからスリーパー。長尾はロープに足を伸ばしブレイク。セニョールは土井にタッチ。
土井はガットショットから首投げで倒し、ロープに飛んでサンセットフリップ。フォールも2。
土井はコーナーに振ってセニョールにタッチ。
セニョールは足を刈って顔面に膝を押し付けて痛めつける。土井も一緒に顔面を踏みつけ、これはレフェリーが注意しブレイク。
セニョールが投げようとするが、耐えた長尾が逆にボディスラムで叩きつけ宮原にタッチしようとするが、土井が長尾を踏み台にして宮原に殴りかかり場外に落とす。
セニョールが頭頂部にエルボーからコーナーに叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが長尾が足を延ばしてカットしミサイルキック。長尾は宮原にタッチ。
宮原はビッグブーツからロープに飛んでラリアットを避けると低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。ロープに飛ぶが、土井がエプロンから蹴りつけてカットし、セニョールとともにロープに振ってダブルバックエルボーからロープに振って土井がカニバサミ。セニョールが低空ドロップキックから土井がキャメルクラッチで捕らえ、セニョールが顔面に低空ドロップキック。
土井とセニョールでロープに振るが、宮原はセニョールにガットショットから土井にエルボー。セニョールを土井に叩きつけると長尾が二人まとめてミサイルキック。
倒れたままの宮原を長尾がストンピングで正気に戻し、セニョールと土井に次々ダブルドロップキックを突き刺していく。
宮原はセニョールをシャットダウンスープレックスホールドで叩きつけ3カウント。
<試合後コメント>
“ミスター斉藤”土井成樹&セニョール斉藤
土井「負けてしまったなあ」
セニョール「Si」
土井「……負けてしまったなあ」
セニョール「……Si」
土井「…………負けてしまったなあ」
セニョール「…………Si」
宮原健斗&長尾一大心
宮原「しゃあッ!オイ!八王子、帰って来たぞ。そしてスーパースターが第1試合だ。さあ、八王子のファンのみんなはどうやら第1試合、スゲーテンションだなあ。もう俺も、八王子のファンのみんなもフルスロットルだ。ただよ!チャンピオンシップを外から眺めるのもそろそろ退屈だなあ。なあ?そろそろ退屈だ。タイトルマッチを見届けるのもな。さあ、どうしようかな?」
(※宮原が先に退席)
長尾「しゃあッ!新木場に続いて2連勝できました。後楽園で斉藤ブラザーズ、セニョール斉藤と土井成樹の借りを返しました。土井成樹!俺と、シングルやれ!」
第2試合
先発は羆嵐と本田。ロックアップから羆嵐がロープに押し込みクリーンブレイク。
本田がガットショットからヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルも羆嵐は受けきりエルボー合戦へ。本田がロープに飛んでショルダータックルから、ラリアットを避けてショルダータックルで倒す。
本田はロープに押しこみ、後頭部に膝を推しつけ反則カウント1,2,3,4連発。ロープに振るが羆嵐がショルダータックルで倒すと本田は立花にタッチ。羆嵐も北斗にタッチ。
ロックアップから北斗がロープに押しこみ投げキッス。再度ロックアップから北斗がヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒すが立花はすぐにヤンキー座りで挑発。
北斗は投げキッスからロープに飛ぶが、立花がリープフロッグからアームホイップで投げ捨てドロップキック。立花は本田と綾部を呼び込み、本田と綾部が北斗をロープに振ってダブルショルダータックルで倒し、立花が北斗を羽交い締めにして本田のエルボーと綾部のビッグブーツが同時に打ち込まれるも、北斗が避けて立花に誤爆。
羆嵐とケネディが出てきて立花を踏みつけ、北斗が正面ロープに押し込み膝を推しつけて反則カウントを狙うが、本田が北斗の背後から蹴りつけて北斗と立花にまとめて反則カウント1,2,3,4。
ぐったりとした立花を見て、北斗は羆嵐にタッチ。
羆嵐はロープ際で立花の上に乗っていき、レフェリーが注意すると羆嵐はケネディにタッチ。
ケネディは逆水平チョップから担ぎ上げて背後に投げ捨てる。さらにブレーンバスターを狙うが、着地した立花のバックを取るも、立花は足を踏みつけてからエルボーでふっ飛ばし本田にタッチ。
本田は串刺しラリアットからスピアー。フォールも2。
本田はヘッドロックで捕らえるもケネディはロープに足を伸ばしブレイク。
本田はロープに飛ぶが、ケネディがガットショット。エルボーの打ち合いから本田がラリアットも、受けきったケネディがラリアットでなぎ倒す。ケネディは羆嵐にタッチ。
羆嵐はセントーンを投下しフォールも2。
羆嵐はアルゼンチンで担ぎ、そのままバックフリップからフォールも2。
羆嵐は担ぐが、着地した本田にガットショットからロープに飛ぶも、本田はスパインバスターで迎撃し綾部にタッチ。
綾部はエルボーも、羆嵐はロープに振るが綾部がネックブリーカードロップ。さらに串刺しビッグブーツからフォールも2。
綾部は投げようとするが、逆に羆嵐がブレーンバスターから北斗にタッチ。
北斗はミサイルキックから北斗軍スペシャルを狙うも、羆嵐とケネディが北斗だけ担いでしまう。そこを綾部が突き飛ばして北斗をリングに叩きつけさせると、羆嵐とケネディをまとめてネックブリーカードロップで迎撃し、北斗とエルボー合戦へ。北斗がロープに飛ぶが綾部がビッグブーツで迎撃し、ロープに飛ぶが北斗はレフェリーを盾にする。綾部はレフェリーを突き飛ばすも、北斗が急所攻撃からロープに飛んで前方回転エビ固めも2。
北斗はローリングエルボーからドラゴンスープレックスホールドも立花がカット。
立花は北斗にヘッドバッドも北斗はエルボー。ロープに飛ぶが立花はマンハッタンドロップで迎撃しヤンキーハンマー。
羆嵐とケネディが立花をロープに振るが、ロープを掴んだ立花がタイミングをずらすと、本田が走り込み次々ラリアットでなぎ倒す。さらに立花がノータッチトペ・コンヒーロから綾部が北斗をロープに振ってドロップキック。さらにデス・ルーレットで突き刺し3カウントを奪った。
<試合後コメント>
大森北斗&羆嵐&ジャック・ケネディ
北斗「おい綾部!綾部お前!2mしか取り柄がないくせにお前、やるじゃないか。素晴らしいデス・ルーレット、今日は敢えて食らってあげたんだよォ。俺たち北斗軍はまだまだ止まらないぞ!次は6人タッグのベルトを愛澤No.1と砂辺(砂辺光久)と取り返してやる。しかしその前に、北斗軍春季トライアウトを開催するぜ。6人タッグとは別に俺たちがもう1つ狙うものがあるんだ。トライアウト合格者に骨があるやつだったら、そいつとちょっとやらないといけないことがある。まあ、合格者がいればの話だけどな?トライアウトっつーのは合格率が本当に本当に低いんだ。詳しくは年末のバースデーを見ろ。それだけだ」
羆嵐「1つ言っていいか?北斗軍スペシャルはよ、もしかしてお前が悪いんじゃねーか?」
北斗「いやいや、んなわけねーだろ」
羆嵐「コイツが悪いな。ジャッキー、そう思うよな?」
ジャッキー「……(苦笑)」
本田竜輝&綾部蓮&立花誠吾
(※本田&立花が「ELPIDA!ELPIDA!」と元気にコールするのを綾部がクールな笑みで見守りながら登場)
立花「おし!今日から俺もELPIDAの一員としてよ、ELPIDAの立花誠吾だ。今日聞いたろ?リングコールで、リングアナが『ELPIDA、立花誠吾~!』って。つまりはELPIDAって全日本が認めたってことだからな。な?な?な?!俺今日からELPIDAとして頑張るからよ。ELPIDAまず第1戦としてジュニアのベルトをELPIDAに持ってきてやるから待っとけ!3月9日、全員俺のセコンドについて腹から声出して汗かくくらい応援してくれ!よしッ!」
綾部「まあ確かに今日の試合、立花誠吾」
立花「おう♪」
綾部「見事なサポートだったよ」
立花「そーだろ♪俺ELPIDAに入ってやってもいいんだよ?」
綾部「今回この3人で組んで、最後のサポートもあって、確信したよ」
立花「そーだろそーだろ♪」
綾部「立花誠吾」
立花「おう♪」
綾部「今後、ELPIDAとして」
立花「おう♪」
綾部「3人……いや5人で」
立花「おう♪5人だな、俺入れて新メンバーで」
綾部「やっていくのは」
立花「おう♪」
綾部「お断りだ」
本田「行こうぜ、べーやん」
立花「……えっ?なんで?…………え、ちょ、なんで?勝ったじゃん?なんで?!」
第3試合
宮本はなかなか組み合わず、握手からコーナーに戻ろうとした宮本の背後に黒潮がドロップキックを突き刺しマウントエルボー連打。黒潮はヘッドロックからロープに飛んでショルダータックルで倒し、ロープに飛ぶが宮本はリープフロッグからドロップキックで場外に叩き出す。
黒潮はなかなかリングに戻らず、宮本がソバットからリングに投げ入れるが黒潮は反対側まで転がり場外へ。
宮本が場外を追ってリング下に探しに行くが、その間に黒潮がリングに戻りトペを狙う。だが宮本がおらず、動揺して探している間に宮本はリングに戻り「ここだー!」とアピール。
再度握手から抱き合おうとするが、宮本がヘッドバッドからツームストンパイルドライバー。ストンピングからチンロックで捕らえ、これを離すと頭頂部にエルボーからコーナーで顔面を踏み潰す。レフェリーが注意するとストンピング連打からナックルを叩き込み、頭頂部にエルボーから「投げるぞオイ!」と投げようとするが黒潮は耐えるとリバース。
黒潮はジャケットパンチ連発から掌底。ロープに振ってフランケンで丸め込むも、宮本が切り返すが黒潮が足を極めて連続フォールも2。
黒潮はバズソーキックからフォールも2。
黒潮は担ごうとするが、宮本がロープに振るも黒潮はダイヤル固めも2。
黒潮は走り込むも宮本はコブラツイストで捕らえ、そのままローリングクレイドルも2。
お互い目を回してリングをフラフラと歩き回り、宮本のエルボーと黒潮のビンタの打ち合いへ。宮本がビンタからロープに飛ぶが、黒潮がスクールボーイも2。
黒潮がサムソンクラッチも2。
黒潮が逆さ押さえ込みを狙うが、耐えた宮本を場外に投げ捨てトペ・コンヒーロ。
黒潮はリングに戻ってランニングニーからフォールも2。
黒潮はトラースキックも、キャッチした宮本にバズソーキックからトラースキック。フォールも2。
黒潮は担ぐが、着地した宮本をロープに振ると、宮本はハンドスプリングオーバーヘッドキックからファイアーサンダー。フォールも2。
宮本はラストライドからフォールも黒潮はロープを掴みブレイク。
宮本はコーナー下にセットし、ムーンサルトプレスも黒潮が避けて自爆させる。
黒潮もムーンサルトプレスを投下するが宮本が避けて自爆。
これを繰り返していき、5度目のムーンサルトを宮本がきめて3カウント。
試合後に土井がリングへ。
土井「宮本選手、防衛おめでとうございます。お前らスゲーなオイ!2人でムーンサルトプレス10回やっとるぞオイ!スゲー試合やったなオイ。でも俺がここに来た理由は一つだけや。わかるよなオイ。俺はそのGAORA TVのベルトが、めちゃくちゃ欲しいねん。おい、世界ジュニアのタイトルは失ったばっかりやけど、斉藤ブラザーズとしてベルトを独占するためにも、そのベルトに!挑戦させてもらうぞー!」
宮本「また、世界ジュニアに挑戦すればいいじゃないっすか!なんでこんな死闘で、体ボロボロになってるのに、なに?またタイトルマッチですか!?ちょっと休ませてくださいよ!」
土井「あかん!俺に行かせてくれ!ええんか?ええんやな?まず答え聞かせてくれええんやな?」
宮本「ちょっとだけ休ませてください」
土井「でも俺の挑戦次でええってことやな?」
宮本「いいです」
土井「OKOK、ちなみにおい次の、GAORAの、大会、GAORA収録いつやオイ。いつや?(3月9日)早すぎるやろオイ!お前、流石に早いやろオイ!(苦笑)2週間もないやんけ、すぐやんけ!ええよやったろやんけ、3月9日でいいよな後楽園や!3月9日後楽園で、GAORA TVのタイトルに俺が挑戦するぞ!」
宮本「無理だ!無理だ!」
<試合後コメント>
“ミスター斉藤”土井成樹
「世界ジュニア獲られたばっかりやけど、俺にはまだやることいっぱいあんねん。GAORA TVのタイトルに挑戦するぞ。お前ら知ってるか?全日本プロレスだけのベルトちゃうからな?俺が獲って、GAORA祭りやGAORA祭り!」
宮本裕向
「ちょっと待ってよぉ。やっとイケメンから防衛したっていうのに!ヒザもこんなガタガタになって身体もボロボロだってのに、土井ちゃん酷いじゃないの。しかもGAORA TV、3月9日って?早いだろうがッ!なんでこんなはえーんだよ!俺タイトルマッチしかやってねーぞ最近!悔しい!いや、悔しくない、嬉しいけど、誰かこうやって挑戦してくれるのは嬉しいですね、ホントに。少なからずこのベルトに魅力が出てきたのかなと。あと10日くらいあるんで、ヒザの治療に行ってきます。もうボロボロなんで。ムーンサルトやったらヒザがダメになっちゃうんで……」
第4試合
鈴木が井上に握手を求め、井上が握るとビンタ。そのまま場外乱闘へ。
リングにはMUSASHIと吉岡が戻り、吉岡がロープに押し込んで反則カウント1,2,3,4。吉岡はミドルキックからコーナーに振って、カットに来た男児をMUSASHIに叩き込む。芦野もMUSASHIに叩き込むも、井上が吉岡にビッグブーツからMUSASHIが羽交い締めにした吉岡に走り込む。だが吉岡が避けてMUSASHIに串刺しビッグブーツは誤爆し、バカの時代でMUSASHIにトレイン攻撃。
バカの時代でフォールも井上と男児がカット。再度場外乱闘へ。
混戦になる中でリングにMUSASHIと吉岡が戻り、吉岡が顔面にフットスタンプから顔面に膝蹴り。フォールも2。
吉岡は真霜にタッチ。
真霜はストンピング連打から顔面を踏みつけ、レフェリーが注意するとMUSASHIはエルボー連打からチョップ。真霜はガットショットからロープに振ろうとするが、切り返したMUSASHIがエクスプロイダーを狙うが、真霜が担ぐもMUSASHIは着地し延髄斬り。MUSASHIは芦野にタッチ。
芦野は俵返しからフォールも2。
エルボー合戦から芦野がエルボースマッシュ。さらにバックエルボーから投げようとするが、真霜は足を取ってアンクルホールドへ。
これは何故か鈴木が左右のビンタでカットしようとする。男児も左右のビンタを叩き込むと真霜はたまらず場外に転がり、鈴木と男児で左右のビンタの張り合いへ。吉岡も混ざり、MUSASHIが動揺しながら仲裁しようとするが、仲裁できないと見るやまとめてドロップキックで場外に落としノータッチトペ・コンヒーロを投下。
吉岡をリングに入れるとMUSASHIは投げようとするが、着地した吉岡にガットショット2連発からバックエルボー。ロープに飛ぶが、吉岡がミドルキックからシザースキック。さらに投げようとするがMUSASHIが逆にファルコンアロー。フォールも光留がカット。
MUSASHIはエストレージャフトゥーロを投下するが吉岡が避けて自爆。吉岡はミスティカからのラ・マヒストラルで3カウント。
<試合後コメント>
鈴木秀樹&佐藤光留&真霜拳號&吉岡世起
真霜「いたい……痛かった……」
秀樹「いや、最後すごい気合で。大丈夫っすか?」
真霜「両頬が、両頬が痛いんですよ、両頬が。なんでだぁ?」
秀樹「なに帰ろうとしてんだ」
(※そのままふらふら帰ろうとする真霜を秀樹&光留が強引に引っ張り戻し、真霜が吉岡に助けを求めるも吉岡は「センパイ、センパぁイ(笑)」と半笑いで助けてくれない)
真霜「ヴァーッ!違うんだ!違うんだって!違うのぉ!」
秀樹「ほら!今日の試合をまとめろ!コメント!」
(※秀樹&光留が両腕を固める)
真霜「いたい!極めてる!いだだだだだッ!今日はすごい……」
秀樹「喋るなァーッ!!(※ビンタ)」
吉岡「……勝つには勝ったけどメッチャ痛いな。でもそんなことより、むーちゃん、いやMUSASHI。俺を放っておいた罰が当たったな。今日俺が3つ獲ったぞ。そんなんで次の3月9日、世界ジュニア戦、立花と試合して大丈夫なの?タイトルマッチ、負けちゃうよ?負けちゃったら一応タッグパートナーのよしみとして、MUSASHIの仇を取ります
MUSASHI
「くそー!なにやってんだ俺ぇ!なにやってんだ俺ぇ!チャンピオンだろしっかりしろよ頑張れ俺ぇ!頑張れ俺ぇ~!」
井上凌
「もう、もう、張られすぎてわかんない。なにが起こってるんだかわかんない。俺は、バカの時代、入れたのか……?いや、どうなのかわからない。だけど……あれっ?どっちが勝ったのかもわかんない。……んもうややこしいこと起きて訳わからんッ!!」
第5試合
先発は野村と安齊。バックの取り合いからリストの取り合い。野村がロープに押し込みビンタからロープに飛ぶと、ドロップキックをスカしてサッカーボールキック。安齊も避けて睨み合う。両者タッチ。
ロックアップからリストの取り合いへ。HAYATOがビンタからロープに振ろうとするが阿部がビンタから走り込むも、HAYATOがショルダースルーでエプロンに落とすとビンタで場外に落とす。HAYATOはトペをフェイントにリング中央に戻りポーズを決めるが、阿部はすぐにリングに転がり込むもHAYATOはガットショットからロープに飛んで走り込む。阿部もエプロンにHAYATOを落とすとビッグブーツで場外に落とし、野村がHAYATOを鉄柵に叩きつけて痛めつける。リングに戻すと阿部が腕をひねっていき、そのまま丸め込むも2。阿部は野村にタッチ。
野村は腕へのミドルキック。HAYATOはエルボー連打も野村は腕を掴んでリングに寝かせるとヒジへのストンピングからフォールも2。
野村はキムラロックから腕十字へ。HAYATOはロープに足を伸ばしブレイク。野村は阿部にタッチ。
阿部は腕へのナックル連発。HAYATOはチョップも阿部はビンタで返していき、ロープに振るもHAYATOはロープ往復式のランニングエルボー。HAYATOは安齊にタッチ。
安齊は串刺しジャンピングエルボーからフロントスープレックスで投げ捨てフォールも2。
阿部がビンタからロープに飛ぶが、安齊はドロップキックで迎撃し串刺し攻撃。避けた阿部が回転浄土宗からサッカーボールキック。阿部は野村にタッチ。
野村はボディブローからビンタ。ロープに振って串刺しエルボーからブレーンバスター。フォールも2。
野村のサッカーボールキックをキャッチした安齊とエルボーの打ち合いへ。野村がミドルキックからビンタ。ジャーマンの投げ合いから安齊はHAYATOにタッチ。
HAYATOは野村を踏み台にエプロンの阿部にドロップキック。そのまま野村の背中に落下してセントーンのように潰していく。
野村はガットショットから腕へのナックル連打。ロープに振ろうとするが、HAYATOはチョップから場外に投げ捨てプランチャを投下。
リングに戻り、HAYATOはトラースキックも避けた野村がスクールボーイも2。
HAYATOが走り込むも野村が脇固めで捕らえ、そこへ阿部が低空ドロップキックから野村が腕固め。これは安齊がぶっこ抜きジャーマンでカット。安齊は阿部にもガットショットからロープに飛ぶが、阿部が追走バックエルボーからロープに飛ぶ。安齊も追走するが、阿部はアイルビーバックから伊良部パンチ。安齊もジャンピングニーを突き刺し全員ダウン。
野村が走り込むもHAYATOはカニバサミでロープにもたれさせ、場外へダイブしながらエプロンへのフェイスバスター。安齊が野村を羽交い締めにして、HAYATOがそこへスワンダイブミサイルキック。その勢いのまま安齊がジャーマンで叩きつけ、HAYATOがフォールも阿部がカット。
HAYATOはシド・ヴィシャスも野村は避けて自爆させてエルボー。ロープに飛ぶがHAYATOは追走ドロップキック。HAYATOはロープに飛ぶが、そのすきに野村は阿部にタッチ。
阿部はカウンターのお卍固めからグラウンドへ。これは安齊がカット。
阿部はオブジェクトも2。
HAYATOはチョップを打ち込んでいくが、阿部が伊良部パンチ。再度伊良部パンチを狙うも避けたHAYATOが飛びつき横十字固めも2。
HAYATOが走り込むも阿部がスクールボーイも2。
阿部は再度丸め込むも2。
阿部は走り込むが、HAYATOはカウンターの人でなしドライバー。フォールも2で野村がサッカーボールキックでひっくり返しフォールさせるも2。
野村が左右のビンタからロープに飛ぶが、安齊がジャンピングニーで迎撃。
HAYATOは阿部をファルコンアローからフォールも2。
HAYATOはシド・ヴィシャスからフォールするが阿部がひっくり返してフォールも2。
阿部は伊良部パンチからお卍固めで捕らえるも、HAYATOは切り返してインプラントも2。
HAYATOはシド・ヴィシャスを投下しフォール。これで3カウント。
試合後に鈴木と男児がリングへ。
鈴木「いいですか?お話聞く余裕はありますか?我々、2月いっぱいで、張り手をずっとしてます。ずっと高め合ってきました2人で。ただ、残念なことに、高め合っても出す場所がありません。この高めあった気持ちを、どうにかして出したいと。アジアタッグに挑戦させてください。せっかく高めた気持ちを、大きな会場でやりたいので、場所は、3月のビッグマッチ大田区総合」
男児「(鈴木にビンタを叩き込んでカットしてマイクを奪い)馬鹿野郎!大田区じゃないよ!沖縄でやりたい!」
鈴木「(男児にビンタを叩き込んでマイクを奪い)そういうことで、沖縄で、3月15日沖縄で、2人のアジアタッグに、歳を取って身体が動かなくなって、休みに走っている鈴木秀樹と、何をどうしていいかわからない田村男児で、挑戦させてください。今、この場でお二人の口からやると言わなければ、それまでずっとこのリング上で僕と田村男児は張り手をしあいます」
男児と鈴木はお互いの顔を張り合い続ける。
HAYATO「いいよ。沖縄でやろう。やろう」
<試合後コメント>
阿部史典&野村卓矢
(※朦朧とする阿部を野村が介抱しながら登場)
野村「大丈夫か阿部さァン!!」
阿部「ごめんごめん……ありがとね」
野村「いやぁ~!強かったなぁ~!」
阿部「強かったなぁ。でも悔しいけどさ、悔しいな、悔しいや」
野村「悔しいよ!勝てると思ったのになあ。何回も勝てる場面もあった気がする」
阿部「まだまだ強くなるキッカケになる」
野村「まだまだ強くなるよ」
阿部「まだ2ヶ月しか経ってないからな」
野村「なにが?」
阿部「1年」
野村「そーだよ!」
阿部「お前と一緒に格闘探偵団に」
野村「まだ2ヶ月しか経ってない!」
阿部「あぁ。世界征服しようって言ったな」
野村「そーだよ!」
阿部「まだ2ヶ月しか経ってない」
野村「まだ2ヶ月!」
阿部「まだ2ヶ月だな」
野村「そう簡単には世界征服できたらダメだから」
阿部「強くなってまた、強くなっていこう」
野村「強くなろう!」
鈴木秀樹&田村男児
(※互いに「よっしゃあ!」「ヤッター!」「高めあった!」などと叫びつつ顔面をビンタで打ち合いながら通り過ぎていく)
安齊勇馬&ライジングHAYATO
HAYATO「やったよ。久しぶりだよ。久しぶりに、“生きてる”って……生きていいんだって感覚になれた。またずっとこれを続けていきたいよ。見てるみんなもそういう試合、好きでしょ?俺も大好きだよ。Let‘s PUNK」
安齊「今日、アストロノーツという強いタッグチーム。俺とHAYATOさんはまだ組み始めて1年未満。ただ、タッグの長さは劣っても絆の深さじゃ負ける気がしないから。今日HAYATOさんの誕生日にこのベルトを防衛できて最高です。そして次、鈴木秀樹、田村男児。また面倒くせぇ相手と防衛戦だけど、俺らは全部受けますよ。チャンピオンだから」
第6試合
ロックアップからレイがロープに押し込み、クリーンブレイクをフェイントに襲いかかる。避けた亮生がヘッドロックからショルダータックル連発。平然と受けきっていくレイがロープに飛ぶが、亮生はドロップキックも、受けきったレイがショルダータックルで場外に落とす。レイが場外に追うが、亮生はリングに戻りドロップキックで場外に落とすと、ケブラーダを狙うがレイは足を掴んで場外に落とす。そのまま場外戦へ。
リングに戻るとレイがフォールも2。
亮生がエルボーもレイは突っ張りでふっ飛ばし、ロープ際で亮生の上に乗っていくがレフェリーが注意。
レイはスリーパーも、亮生はロープに足を伸ばしブレイク。
レイは串刺し攻撃を狙うが、亮生は足を伸ばしてカットしミサイルキック。受けきったレイに亮生はドロップキック。さらに串刺しバックエルボーからフランケンで投げ捨て、ドロップキックでコーナーにふっ飛ばし、串刺し攻撃を狙うがレイはショルダースルーでエプロンに落とす。
亮生はレイのビンタを避けてボディへショルダーアタックから、ミサイルキックを発射しフォールも1。
亮生は投げようとするも、耐えたレイにエルボー連打。レイはチョークからベイダーハンマーも、避けた亮生がエルボー連打からロープに飛ぶもレイはエルボーで倒す。
レイは亮生にコーナーでマシンガンチョップ。コーナーに振ってショルダータックルからフォールも2。
レイは起き上がり小法師式のチョップを打ち込み、髪を掴んで引き起こすとローリングチョップ。避けた亮生が延髄斬りからハンドスプリングレッグラリアート。フォールも2。
亮生はコーナーに登りムーンサルトプレス2連発。フォールも2。
亮生はコーナーに上るが、レイはデッドリードライブで投げ捨て、再度投げようとするが亮生は丸め込むも2。
レイが走り込むも、避けた亮生がスクールボーイも2。
亮生は首固めも2。
レイはビッグブーツからアイスバインを狙うが、腕を取った亮生がラ・マヒストラルも2。
亮生はトラースキック連発から旋風脚。さらにロープに飛ぶが、レイがチョークから左右のビンタ。さらにヘッドバッドを叩き込み、BBQボムからフォールも亮生が切り返してフォール。これが3カウント。
<試合後コメント>
斉藤レイ
「おう、負けたぜチキショー。なにがあったんだ。こんなんじゃ、三冠のベルトに挑戦はできねえ」
青柳亮生
(※和田京平レフェリーが亮生に肩を貸して現れ、「亮生分かってっか?勝ってんだよ?3だよ?お前がアップだよ?ちょっと頭打ってっから分かってないかもしれない」と声をかけてから退席)
「あぁ……愛されるのと愛するのは、どっちが真実の愛なんだ……。『どっち?』なんだ……」
第7試合
ロックアップからジュンがロープに押し込みクリーンブレイク。
再度ロックアップからジュンがロープに押し込むが、優馬が切り返してクリーンブレイク。
ロックアップからバックの取り合い。ジュンがヘッドロックからロープに飛ぶも、優馬がドロップキックを発射するがジュンは受けきってショルダータックルで倒す。
ジュンはボディへの膝蹴り連発からコーナーに振るが、優馬は足を伸ばしてカットしミサイルキック。
優馬は足への低空ドロップキック連発。さらにサミングからドラゴンスクリュー。ジュンがコーナーに振って走り込むが、優馬は足を伸ばしてカットするも、ジュンはそのままビッグブーツで場外に落とす。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、ジュンがフォールも2。
ジュンはストンピング。優馬はエルボー連打もジュンがボディを蹴り上げコーナーに押し込みガットショット連発。さらに顔面を踏みつけるがレフェリーが注意しブレイク。
ジュンはボディスラムからロープに飛んでエルボードロップ。フォールも2。
ジュンはコーナーに振って串刺しビッグブーツ連発からフォールも2。
ジュンはロープ際にセットし上に乗って痛めつける。これを離すとフットスタンプから再度上に乗って痛めつける。
優馬は膝立ちでエルボー連打。ジュンは膝蹴りからブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
優馬がエルボー連打。ジュンがボディに膝蹴りからロープに飛ぶと、優馬はドロップキックもジュンはロープを掴んでスカす。再度ロープに飛ぶが優馬はドロップキックから串刺しエルボー連打。さらにブーメランクロスボディからフォールも2。
優馬はフロントネックで捕らえるがジュンはロープを掴みブレイク。
優馬はエルボー連打もジュンがロープに振るが、優馬が低空ドロップキックから投げようとする。耐えたジュンが優馬をエプロンに落とし、優馬はエルボー連打もジュンはラリアットで倒す。
ジュンはエプロンに降りると優馬を引き起こし、チョークスラムを狙うが優馬は耐えるとバックエルボーからビッグブーツ。さらにバックドロップでエプロンに叩きつける。両者場外に落下。
リングに戻り、優馬が串刺しジャンピングエルボーからバックドロップ。さらにダイビングエルボードロップからフロントネックで捕らえ、エンドゲームを狙うがジュンはロープに足をかけてブレイク。
優馬はコーナーに登るが、ジュンはエルボーから正面に登る。だが優馬が前方回転でリングに降りるとパワーボム。優馬は引き起こすもジュンがブレーンバスターからスピアー。両者ダウン。
エルボーの打ち合いからジュンがチョップ。ロープに飛ぶが、優馬がドロップキックから飛びつきフロントネックロック。ジュンはそのままぶっこ抜いてブレーンバスターからチョークスラムを狙うも優馬がエルボー連打からエルボースマッシュ。さらに丸め込むも2。
優馬がロープに飛ぶもジュンはビッグブーツで迎撃し、バックを取るがサイコブレイクを切り返した優馬が飛びつきフロントネックロック。ジュンはぶっこ抜こうとするが、優馬はそのままエンドゲームへ。ジュンは立ち上がると力任せに逃れ、掌底アッパーからコーナに振って雪崩式チョークスラム。フォールも2。
ジュンのサイコブレイクを優馬が丸め込むも2。
優馬はロープに飛ぶと、ジュンのビッグブーツを避けてラリアットでなぎ倒す。フォールも2。
優馬はブレーンバスターからフォールも2。
優馬はロックスターバスターからフォールも2。
優馬は再度ロックスターバスターの体勢も、逃れたジュンへスピンキックからロープに飛ぶ。だがジュンはカウンターのチョークスラムを狙うも、優馬はエルボー連打で逃れる。ジュンはビンタからショートレンジラリアット。さらにスライディングニーからフォールも2。
ジュンはチョークスラムからフォールも2。
ジュンはDAYS GONE(※ブレーンバスターの体勢からチョークスラムの形で落とす変形昇天)で叩きつけフォールし3カウント。
ジュン「三冠ベルト。防衛したぞ!これで、やっと、青柳兄弟と、決着がついた。青柳優馬、あんたは、素晴らしいプロレスラーだ。だが、今日、勝ったのはこの俺、斉藤ジュンだ。きっちりとDOOMしてやったぜ!俺の足を心配してるやつは、もしかしたらいるかも知れないが、このとおりだから何も心配ない。ちょっと一呼吸置かせてくれ。誰か、俺に(宮原がリングへ)」
宮原「そろそろ、その三冠ベルト、返してもらっていいかな?そのベルト失って、2年。プロレスファン、そして、斉藤ジュン、お前に改めて教えてやるよ。その!三冠ベルトが、世界一似合う男は、この俺だ。もう舞台を決めようじゃねーか。春の大一番!3月29日、大田区総合体育館で勝負だ!3月9日後楽園で、世界タッグを奪い、3月29日、大田区総合体育館でその、三冠ベルトを俺が奪う。おい、斉藤ジュン、3月で、すべてを失うぞ。その、覚悟はあるかな?俺と闘え」
ジュン「宮原健斗、お前の挑戦、受けてやる」
宮原「おい、プロレスファン、3月29日、予定空けとけよ」
睨み合った後、宮原はリングから去る。
ジュン「宮原健斗、すぐにまたすぐにあいつやってきたな。俺が甘いもの食べようとするのまた邪魔しやがって、まあいいや、今日は、チョコレートを用意したんだ。誰か、もってきてくれ。このチョコレートは、バレンタインに、青柳優馬からもらった。勝ったら、食べてやると言ってたからな。いまここで食べさせてもらうぜ。(封を空けて)このチョコレート、いただきます。おいしい!汗でちょっとしょっぱいけど、美味しいな。ああそれともう一つ、言いたいことがある、今日、どっちを、歌わない。歌うと思ってただろ?でもこの場に、レイがいないから。(セコンドのレイを見つけて)あぁ、いたんだ!そうか、てっきりいないと思ってた。まあ、なんの準備もしてないだろうから、それはまたいつか歌うとしよう。それでいいな?あぁよし、じゃあ、しめるから、立ちたい奴は、立ってくれ。あぁ皆立ってるな。俺が八王子っていたら、言いたいやつはDOOM、いいな?2月ももう終わりだ。春がすぐそこまで来てるんだ。花粉とか流行ってるからお前らも体調気をつけてまた見に来いよ。よし行くぜ、八王子、DOOM!」
<試合後コメント>
斉藤ジュン&斉藤レイ
ジュン「よ~し。三冠ベルト、防衛したぜ。お前肩の調子はどうだ?」
レイ「あぁ、大丈夫だ」
ジュン「まあ……亮生に負けたのか」
レイ「あぁ」
ジュン「まあ次がある。やっぱり青柳優馬、素晴らしいプロレスラーだな。だが何度でも言ってやる。今日勝ったのは、この俺斉藤ジュンだ。三冠チャンピオンはこの俺だ。奴からもらったチョコレート、全部食べようと思ったが、やっぱりみんなで食べたほうが美味しいからな。いろんな奴にあげちまったよ。俺は1つしか食べてないが、満足だ。よ~し。2月もバッチリと締めれたな。次に来るのは3月9日、世界タッグ。必ず俺たち斉藤ブラザーズが防衛して。100代目は永遠にやってこない。まあその前に、青柳優馬はコテンパンにやっつけたから、アイツら次は2人揃って挑戦できるかわからないな。よ~し。じゃあ甘いものを帰って食べよう。お前も帰ってビール飲みたいべ?」
レイ「いや俺はウーロン茶だな、今日」
ジュン「ウーロン茶ぁ?」
レイ「ちょっと負けちまったからな。次は負けねえぜ」
ジュン「よし」
レイ「OK!カモンッ!」
ジュン「ウーロン茶かぁ……」
青柳優馬&青柳亮生
亮生「大丈夫か!」
優馬「なんだよありゃあ。世界タッグも負け、三冠戦も負けた。挙げ句の果てには、なんでお前だけ勝ってんだよ?!お前、そこは……勝ったの?」
亮生「俺も何が起こったかわからん。でも京平さんが『勝った』と」
優馬「それは『どっち』なんだよ。勝ったのか負けたのか!」
亮生「いや、勝ったんだよ」
優馬「勝ったのかよ」
亮生「あんた負けたんだよ」
優馬「俺負けたのか」
亮生「負けたんだよ。2連敗」
優馬「2連敗」
亮生「俺勝った」
優馬「……」
亮生「俺勝った」
優馬「2連敗したらお兄ちゃんの立場ないんですけど」
亮生「これからも運転よろしくお願いします。失礼します」
青柳「クソッ……マジかよ……。もう3月9日辞退しようかな……」