【試合詳細】2・24 大阪プロレスアゼリア大正大会【大阪プロレスタッグ王座】タイガースマスク&佐野蒼嵐 vs TORU&大瀬良泰貴 スペル・デルフィン&ビリーケン・キッド&ザ・ボディガー&タコヤキーダー&えべっさん vs クワイエット・ストーム&ツバサ&アルティメット・スパイダーJr&大坂丈一郎&くいしんぼう仮面

『大阪タッグフェスティバル~優勝決定戦』
日程:2025年2月24日(月祝)
開始:13:00
会場:大阪・アゼリア大正ホール
観衆:367名(超満員札止め)
▼大阪タッグフェスティバル2025 準決勝 30分1本勝負
●松房龍哉/木下亨平
12分6秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
○TORU/大瀬良泰貴
※TORU&大瀬良泰貴が決勝戦進出。
▼大阪タッグフェスティバル2025 準決勝 30分1本勝負
タイガースマスク/○佐野蒼嵐
8分52秒 スピアー→エビ固め
HUB/●SUZAKU
※タイガースマスク&佐野蒼嵐が決勝戦進出。
▼6人タッグマッチ30分1本勝負
○ゼウス/入江茂弘/三原一晃
14分51秒 凶器使用→反則
●浅川紫悠/ゴリアテ/菊池悠斗
▼10人タッグマッチ30分1本勝負
スペル・デルフィン/ビリーケン・キッド/ザ・ボディガー/タコヤキーダー/●えべっさん
8分54秒 クロズライン・フロム・ニューヨーク→体固め
○クワイエット・ストーム/ツバサ/アルティメット・スパイダーJr/大坂丈一郎/くいしんぼう仮面
▼大阪タッグフェスティバル2025 優勝決定戦時間無制限1本勝負
○タイガースマスク/佐野蒼嵐
21分28秒 TORU式タイガーススープレックスホールド
●TORU/大瀬良泰貴
※大阪タッグフェスティバル2025優勝はタイガースマスク&佐野蒼嵐。
大阪タッグフェスティバル2025は1回戦で前回タッグチャンピオンを下したタイガースマスク&佐野蒼嵐が優勝!大阪プロレスの魅力が詰まった10人タッグのラストはストームが剛腕でEND!
第1試合
プロ教コンビが大歓声の中、堂々と入場しコーナー上でコールを受けている最中に背後から今日も奇襲を仕掛けたローグ・ネイション。しかしこのトーナメントに思いが深いプロ教コンビはWプランチャで応戦し一歩も引かず。ならばとTORUはコーナーマットを外し木下を何度も叩きつけダメージを負わせる。木下と松房は抜群のチームワークから逆襲に転じるがローグネイションはド派手な場外乱闘や椅子攻撃で譲らず。松房が猛反撃に出るがTORUは余裕綽々で受けきりレフェリーのブラインドを突いて急所撃ちから大瀬良のパウダー攻撃と繋ぎ最後は必殺技で決勝進出を決めた。
第2試合
ローグネイションの決勝進出を見て両チームとも短期決着を狙い序盤から猛スパート。4者の意地と気迫が激しくぶつかり合い決勝進出を目指す。SUZAKUはSNSでの宣言通り佐野に対して激しい攻めを見せる。HUB&SUZAKUが好連携を見せ一気に勝負を決めにかかるが勢いに乗る佐野は逆に雪崩式サイドスープレックスの荒技でやり返す。一進一退の攻防からHUB組が連係プレーで決めにかかるところを絶妙のタイミングで佐野のスピアーが決まり、決勝進出を今日も自らの手で決めた。
第3試合
ヒール軍の奇襲から始まり全選手の魅力が詰まった白熱の好勝負に。目まぐるしく攻守が入れ替わるノンストップバトルに大歓声が飛ぶ。このままクライマックスまで続くかと思われたが浅川が半狂乱に陥りリング上で竹刀を大乱打に後に禍根を残す消化不良の反則裁定となった。
第4試合
大阪プロレスでは珍しい豪華10人タッグマッチはこれぞ大阪名物ごちゃ混ぜ文化を体現する見所てんこ盛りのコテコテバトルを展開。ツバサとビリーの極上ルチャ対決やくいえべの楽しい対決、ボディガーとストームの肉弾戦などすべてが融合し大阪プロレスの魅力を余すことなく魅せてくれる中、最後はストームの剛腕でTHE END。
第5試合
奇襲続きだったこれまでとは打って変わってTORUは大阪シングルの、大瀬良はライトヘビー級のそれぞれ保持するチャンピオンベルトを肩にかけ堂々と入場ゲートから入場。
序盤こそ決勝戦に相応しい正攻法のレスリング勝負だったが場外からの椅子攻撃を皮切りにラフ攻撃に走る。佐野にフルスイングの椅子攻撃を見舞い佐野は大ダメージから暫く場外でダウンしてしまう。孤立無援となったタイガースにローグ・ネイションが殺到する。タイガースが反撃するも多勢に無勢でやられてします。ようやく意識を取り戻した佐野が怒りも猛反撃に出て二人まとめて相手する獅子奮迅の大暴れ。しかし百戦錬磨のローグ・ネイションは徐々にペースを引き戻し一進一退の攻防へ。激しい攻防の最中、吉野レフェリーが巻き込まれてしまい場外でダウンしてますい無秩序状態へ。その好機と見た浅川とゴリアテがここぞとばかりに乱入してタイガースと佐野をいたぶる。するとゼウス率いる正規軍が総出で飛び出し浅川らを排除し六甲レフェリーが入り試合続行へ。
今度は六甲レフェリーを場外に引きづり落とし、椅子攻撃を狙うが怒りに燃える佐野は椅子ことスピアーで吹き飛ばす。そのまま場外で大瀬良を捕えリング上はタイガースとTORUの大将対決に。タイガーススープレックスをTORUは返したがかつて技を考案したTORUに対し惜別のTORU式タイガーススープレックスホールドで悲願の優勝を果たした。
優勝セレモニー後マイクを持ったタイガースがタッグ王者チーム入江&ストームを呼び込み、一回戦で戦ってくれたことに謝意を伝え、彼らのおかげで俺の可愛い怪物が覚醒したぞと宣言。それに対して入江は「怪物さでも可愛さでも超えてやるからな」と挑発。ストームも「Champion Match!!ヤリマショウ」と即答し、優勝チームの挑戦を受諾、正式に3/9大会でのタイトルマッチが決定した。王座挑戦も決まり改めてマイクを握った佐野の掛け声と共に観客が鳴門の渦潮のように踊りまわる新たな伝説が生まれ阿波踊りの様な多幸感に包まれたエンディングとなった。