「見たことある顔ばかりじゃねーかよ・・・」若手大会で目新しくない次期挑戦者たちにスターライト・キッドがげんなり
2日、東京・品川インターシティホールでスターダム『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 9』が開催。セミファイナルではスターライト・キッド&KARMAの持つNEW BLOODタッグ王座に稲葉ともか&稲葉あずさが挑戦した。
空手をバックボーンに持つリアル姉妹レスラーのともかとあずさは、キャリアが浅いながらも注目を浴びているタッグチーム。王者組のキッドは百戦錬磨ゆえにスピードとテクニックで翻弄し、正体不明のKARMAは手から炎を出す幻術を使い誘惑するような動きで相手を自分の世界へ誘う。
試合では稲葉姉妹が得意の打撃で流れを掴み、これでキッドは鼻から出血。だが師匠非公認のプロレス技であるみちのくドライバーII(※稲葉落とし)をともかが出してリズムが崩れると、プロレスの技術で勝るキッドが一気呵成に攻め込み黒虎天罰で3カウントを奪った。
勝利の余韻に浸る間もなく、AZM&天咲光由の02lineと、羽南&飯田沙耶のWING☆GORIがリングに登場。キッドは「ニューブラッドじゃなくても見たことある顔ばかりじゃねーかよ・・・」とげんなりするが、KARMAが「一組ずつやってもいいし、なんならまとめて3WAYでもいいですよ」と挑戦を受ける余裕を見せた。
キッドの言う通り目新しさはないものの、「NEW BLOODは私のための大会」と豪語していた天咲はここで結果を残さないと立場がない。今後の『NEW BLOOD』は8月18日に品川グランドホール、9月29日に品川インターシティホールが決まっており、連続した王座戦か3WAY王座戦が組まれることは間違いないだろう。