絶対不屈彼女の目に光が宿り復活!「刺激が欲しい」と最高峰のベルトを懸けた二冠戦が決定!
4日、後楽園ホールにて『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN』が開催。セミファイナルでは安納サオリ&なつぽいvs岩田美香&愛海が行われた。
同年デビューの安納とセンダイガールズの岩田は互いを意識しており、ワンダー・オブ・スターダム(白いベルト)王者であった安納が5月末の仙台大会で岩田を呼び出し挑戦者に指名。
6月22日の代々木大会で王座戦が組まれ、21分の激闘の末に岩田が雷音(=変形パイルドライバー)で突き刺し勝利する。ベルト流出に安納は茫然自失となり無言で会場を後にし、SNSでも「ごめんなさい」と一言だけ投稿し音信不通となっていた。
岩田やなつぽいがSNSなどでも声をかけ続け、見かねた岡田社長が「反応が無くて皆心配しているので次の後楽園のカード交渉して準備しました。7月4日後楽園ホール、センダイガールズプロレスリング岩田美香&愛海組で、対するは安納サオリ&なつぽい組で戦って下さい!」と発表しこの日の対戦となった。
試合が始まると安納となつぽいが連携攻撃で攻め立てていくが、岩田が出てくると安納の髪を掴んで挑発。さらに蹴りつけていくと安納は途端に動きが鈍くなり攻撃を受け続けていく。
サンドバックになる安納を見て岩田は愛海に変わるが、安納の精彩を欠いた動きは変わらない。
なつぽいが孤軍奮闘しているのを見て、やっと自らチェンジを申し出た安納が岩田にエルボーを連打。岩田は容赦ない蹴りで削っていくも、安納が岩田に、なつぽいが愛海にポイ捨てジャーマンの共演を見せ、安納がマウントエルボー連打で追い詰める。
愛海となつぽいが出てくるとお互い連携攻撃を見せるが、最後は安納と岩田がビンタの打ち合いで意地を張り合も時間切れに。
目に光が戻った安納は「もっかいわがまま言っていい?次は勝つ。岩田美香に勝つ!そのスターダムのワンダーのベルト、私が取り返します!」と絶叫。
岩田は「やっと戻ってきたなその目。安納サオリはそうじゃないとな。ただ、お前のわがままのゴール、それは私が勝つ事じゃねーよ。この岩田美香から気持ちよく負けることだ。もっと刺激欲しくねーか?仙女の最高峰のベルトもかけて二冠戦で戦うぞ」と、センダイガールズワールドシングル王座とワンダー王座のダブルタイトルマッチを宣言した。
「もう何があっても私は落ち込まへん。私は絶対不屈彼女、安納サオリやから」と二冠戦に燃える安納に、岩田も「センダイガールズがスターダムより劣ってる?地方のインディー団体?そんなの関係ねーんだよ。私らがしっかり胸張って、仙女のプロレスっていうものをどんどん発信していくから。この夏どんどん暑くなるよ」とニヤリ。
この決着は7・15センダイガールズ後楽園ホール大会で行われる。