【インタビュー】「新しい『潮崎豪』に期待してください」 ついに復帰!“I am NOAH”潮崎豪が帰ってくる!
- 2023-4-29
- コラム
- プロレスリングNOAH
5月4日(木・祝)『ABEMA presents MAJESTIC 2023』東京・両国国技館大会にて、約8カ月ぶりに復帰戦を行うことが決定した潮崎豪に話を聞いた。長期の欠場中に潮崎はNOAHの戦いについてどのように感じていたのか、そして復帰後についてはどのように考えているのか。“I am NOAH”潮崎豪の現在の心境に迫る。
——改めて復帰おめでとうございます。
「まだ復帰していないですけどね(笑)まぁでも復帰が決まったという事で、本当に復帰戦に向けてより体も気持ちも盛り上げていかないといけないと思っていますよ」
——ケガの具合というのはもう問題ないという状況でしょうか?
「もうケガも何もバッチリ!だからこそ帰ってきたので。100%、今まで以上の力を出せるという事は自分で実感があるので。リングに帰ってきたという事はもうバッチリだという事です」
——欠場中のNOAHの戦いはご覧になっていたのでしょうか?
「そうですね、見ていましたね。本当に流れも戦いも自分の想像が追いつかないくらいに進んでいると思いますし、自分がいた時、いた時というのは言い方がアレですけど、欠場する前のNOAHから比べると全くの新しいNOAH、そういう風に感じています」
——GHCヘビー級王座が外敵であるジェイク・リー選手のもとにありますが、その点についてはいかがでしょうか?
「それだけの実力、強さ、そういったものがあるからこそGHCヘビー級のベルトを巻いている。それが事実なので。誰が奪い返すか、それを考えながらそこに入っていくために自分は戦っていく。その決意が強くなりましたね」
——潮崎選手が欠場中に武藤敬司選手が引退をされました。
「正直、(リベンジできず)悔しい想いはありましたけど、でもこればかりはしょうがないことだし、いつまでもグチグチ考えていたら俺自身が先に進まないと思うので。武藤敬司引退、よし!っていうね。よし!っていうのもおかしいですけど(笑)まぁ引退、そしてまたそこからNOAHの新しい戦いが始まるという部分でそう感じています」
——4.16仙台大会で復帰を発表した際のファンの皆さんの反応などはどう感じましたでしょうか?
「声出しOKの会場になりましたし、それだけファンのみんなも待っていてくれたというのを感じました。すごい感動、そして戦う力というものをもらいましたね」
——復帰戦の対戦カード(潮崎豪、清宮海斗、稲村愛輝vs拳王、中嶋勝彦、征矢学)についてはいかがでしょうか?
「もう、ありがたい。このカードを組んでくれてありがたい。対戦相手の拳王、そして征矢、ん?世界タッグのベルトを巻いている、と。まさかね、NOAHのタッグチームが世界タッグのベルトを獲るとは思っていなかったし、それだけの実力が二人にはあると。NOAHで世界タッグというのも面白いし、あのベルトは魅力のあるベルトだと思っているのでね。チャンピオンとしての二人と対戦するのも楽しみですね。
そして中嶋勝彦。この間のGHCヘビー級のタイトルマッチ、負けましたけど中嶋勝彦は中嶋勝彦。さらに強さ、そしてワガママな戦いにさらに磨きがかかったんじゃないかなと思うんでね。自分がまたNOAHでトップを獲っていくという意味でも、必要な向こうの強さというのを自分が感じてまたNOAHのリングで戦っていかなくちゃいけないという気持ちにさせてもらえるカードです。
一緒に組む清宮と稲村というのも、欠場前から今現在の二人を見ると本当に別人のようになっていますし、あの二人から、まぁ味方ですけど勝ちを俺が奪い取るという部分で考えれば、なかなか難しいかもわからないですけど、それだけ敵も味方も戦いがいのあるカードだと自分は感じています」
——欠場中に清宮選手はGHCヘビー級王者として戦っている期間が長くありました。改めて清宮選手の印象は変わりましたでしょうか?
「そうですね、戦いのスタイル自体は変わりましたけど、でも彼の戦いに向ける気持ち、姿勢、それはさらに洗練されたものになっていたので。正直自分が清宮を見て感じたのは、まだ完成されてはいないと思うので、その完成途中の清宮とも戦いたいという気持ちはあります」
——復帰後のビジョンなどはありますか?
「もちろんGHC。GHCという言葉、GHCというベルト。自分の手に入れないといけないと思っていますし、その他にもNOAH自体がね、自分が欠場する前から生まれ変わった、そういう戦いが見えているのでそこにいかに潮崎豪というスパイスを入れ込むか、潮崎豪という色にするか、それを考えて楽しんでいこうと思っています」
——ありがとうございます。では最後にファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
「自分が欠場中、武藤選手の引退、そして原田大輔の引退。こういった別れもあり、ジェイク・リーがNOAHのリングに立つという、言うなれば出会い。別れと出会いの春。プロレスリング・ノア、潮崎豪が帰ってきます。みんな、新しい潮崎豪に期待してください。I am NOAH」