「DDTとNOAHを横一列で見てもらっちゃ困る!」史上初の闘いを制したOZAWAが遠藤哲哉とDDTファンに因縁マイク!

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 3日、後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION 2025』が開催。メインイベントではOZAWAの持つGHCヘビー級王座に遠藤哲哉と杉浦貴が挑戦した。

 OZAWAは2024年1月に海外遠征に出て10月に帰国すると、清宮率いるスター揃いのユニット【ALL REBELLION】に加入。その数日後に練習で足を骨折し欠場に追い込まれるという憂き目に遭う。しかし欠場中にも関わらず清宮を襲撃し、ヨシ・タツ率いる悪の反体制軍団【TEAM 2000 X】へと加入。
 清宮のあれこれを暴露しながら今年1月1日の日本武道館大会でGHCヘビー級王座に挑戦し、清宮に勝利するとプロレス界全体を巻き込む大ブレイク。OZAWAショックと呼ばれるこの試合は、その後のNOAH後楽園ホール大会を超満員札止めにするほどの影響を保ち続けている。

 大人気選手となったOZAWAは5月18日の後楽園ホール大会でリベンジに燃える清宮相手に5度目の王座防衛に成功。
 そこにTEAM 2000 Xを抜けた遠藤哲哉が現れ、OZAWAは「裏切り者が~!許せない。遠藤哲哉を絶対に更生させてやる!そして!エンテツをこんな姿に変えてしまったロートル杉浦貴!出てこいよ。お前らまとめて相手してやる」と、史上初となるサバイバル3WAYマッチでの王座戦を決定した。

 杉浦と遠藤が一緒にOZAWAを攻めようとするが、OZAWAがスルッと抜けて場外に降りると2人の闘いを煽る。当然杉浦と遠藤が連携してOZAWAを攻める状況となり、OZAWAは鉄柵を開けて客席まで移動するが、遠藤と杉浦の攻防のすきをついて漁夫の利を狙うフォール。
 これを繰り返したOZAWAに杉浦がスピアー。さらに遠藤が横で寝転がり鼻をほじってOZAWAの顔に鼻くそをくっつけ、2人がかりで逆エビ固め。
 こりずに漁夫の利を狙い続けたOZAWAに杉浦と遠藤がサンドイッチランニングニーを突き刺して排除し、1対1の闘いになるがOZAWAが杉浦をレフェリーに叩き込んでKOするとTEAM 2000 Xがリングになだれ込み裏切り者の遠藤をリンチ。さらに杉浦がイスで遠藤を殴り飛ばし、5・3両国国技館で発売された杉浦貴×MSGRのTシャツを着ると背中のXを強調しOZAWAと結託する。
 2対1でボコボコにされる遠藤だったが、杉浦にカウンターのエクスプロイダーからスクールボーイで3カウント。


 OZAWAと遠藤が打撃戦となり、OZAWAがトラウマを刺激するような張り手で遠藤を倒し頬を舐めようとするが、遠藤はその舌を掴むとそのままエクスプロイダー。さらに張り手からのエクスプロイダーでトラウマを払拭しフォールも、杉浦がレフェリーの足を掴んで場外に引きずり出す。さらに遠藤を場外に引きずり落としてTEAM 2000 Xで「裏切り者が!」とボコボコに。
 遠藤は遠藤スペシャルでTEAM 2000 Xを排除すると、OZAWAにトーチャーラックボム。OZAWAも不知火・改Xで反撃し、さらに掟破りのバーニングスタープレスを投下しフォール。
 さらに頬を舐めてからの顔面ドロップキックを突き刺しビッグベンエッジで叩きつけ、Real Rebelを投下し3カウントを奪った。

 勝利したOZAWAは「TEAM 2000 X新メンバー、ゴッドファーザー杉浦貴が入ったぞ。両国の前から決まってたんだ、張り手一発で飛んじゃうようなしょっぱいレスラーはいらないんだよ。最初っからお前みたいな奴はいらなかったんだよ、そもそもお前どこから来たんだっけ?DDT?はっきり言わせてもらうとな、DDTとNOAHを横一列で見てもらっちゃ困るな!ぜんぜん違うからな。今日でその力の差がわかったと思う」と、棚橋弘至がHARASHIMAに言ったセリフをオマージュして遠藤をこき下ろした。

 戦力の増強と勢いが止まらないTEAM 2000 X。誰も次期挑戦者に名乗りを上げることもなく、NOAH内に敵がいなくなったOZAWAを誰が止めることができるのだろうか…。

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