PC･携帯･スマホで見る “無料”プロレス・格闘技ニュースサイト

　日本時間16日、往年の名プロレスラー・グラン浜田さんの死去が発表された。

　浜田さんは高校時代から柔道で活躍し、オリンピック候補に名を連ねた実力者。
　旗揚げ前の新日本プロレスに入門し、1972年3月16日に藤波辰巳戦でデビュー。167cmという当時のプロレス界ではかなり小柄な体格ながら身軽さを活かし“小さな巨人”の異名を取って活躍。浜田さんがメキシコへ修行へ出てルチャ・リブレを日本に持ち込んだことでプロレス界の日墨交流が生まれたと言え、浜田さんがいなければ現在のプロレス界の光景は無かったと言っても過言でない。
　浜田さんは“ジャパニーズ・ルチャ”の確立に尽力し、娘であるソチ浜田さん、浜田文子さんもプロレスラーとして活躍。2018年頃から脳梗塞を発症するなど体調が悪化していき、昨年11月には文子さんから浜田さんが危険な状況であることが報告されていた。今年1月には一時退院したことが明かされていたが、日本時間2月16日に病院で亡くなったことが報告。74歳でこの世を去った。

日本のプロレス界に大きな影響を残したグラン浜田さんの御冥福をお祈りいたします。