【試合詳細】4・28 JUMBO FOREVER~WAVE×ブシロードファイト ひめかvs旧姓・広田さくら 川畑梨瑚vs安納サオリvs網倉理奈vsSAKIvs桜井まいvs櫻井裕子vs清水ひかりvs関口翔vs高瀬みゆきvs谷ももvs月山和香vs本間多恵vs壮麗亜美
- 2023-4-29
- 試合
- スターダム, プロレスリングWAVE
『JUMBO FOREVER~WAVE×ブシロードファイト』
日程:2023年4月28日(金)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:501人(超満員札止め)
▼BATTLE OF YOUNG STARS 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○梅咲遥(ディアナ)/狐伯(WAVE)/スターライト・キッド(スターダム)
17分16秒 旋回式ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
炎華(WAVE)/●田中きずな(WAVE)/HANAKO(スターダム)
▼JUMBO FRIENDS 時間差バトルロイヤル 時間無制限勝負
○関口翔(フリー)
34分22秒 カケラホマ
●壮麗亜美(スターダム)
<退場順>
清水ひかり(フリー)→月山和香(スターダム)→本間多恵(フリー)→高瀬みゆき(フリー)→川畑梨瑚(T-HEARTS)→安納サオリ(フリー)→谷もも(PURE-J)→網倉理奈(フリー)→SAKI(フリー)→桜井まい(スターダム)&櫻井裕子(フリー)→壮麗亜美(スターダム)
▼JUMBO FOREVER ~プチアイアンマンバトル~ 30分勝負
○ひめか(スターダム)
30分0秒 1-0
●旧姓・広田さくら(WAVE)
<1本目>
○ひめか
0分57秒 ジャンピングニー→片エビ固め
●旧姓・広田さくら
ひめかラストマッチは広田との「これがWAVEだ!」な笑顔溢れる壮絶死闘!元アクトレスガールズ13人が大集合で一夜限りの復活ダンス!
オープニング
まずはひめかがリングに登場。
ひめか「本日は、WAVE×ブシロードファイト、ジャンボフォーエバーにお越しいただきありがとうございます。私が、希望をして、叶ったこの大会、皆さんにはたくさん、笑顔になっていただいて、私ももちろん、えー、ん~、今までみんなに見せたことないぐらいきっと今日は笑顔になると思うので、その姿を写真におさめていただけたらなと思います!皆さんで沢山楽しみましょう。ありがとうございま~す!」
第1試合
先発は狐伯とHANAKO。HANAKOが手を伸ばすと、狐伯はジャンプするが手が届かず。狐伯はロープに飛んでジャンプするがこれでも届かず。狐伯はロープに飛んで低空ドロップキックから腕を掴んで手4つに。さらにその手をリングについて、踏みつけてからフットスタンプ。狐伯はロープに飛ぶが、HANAKOはショルダータックルで迎撃し、ロープに飛ぶが狐伯はアームホイップから髪を掴んで巻き投げてフォールも1。
狐伯は背中にハンマーブローから投げようとするが、耐えたHANAKOがボディスラム。狐伯はのたうち回って梅咲にタッチ。HANAKOも田中にタッチ。
バックの取り合いからリストの取り合い。梅咲がヘッドロックで絞り上げ、そのまま担ぎ上げてグラウンドに。田中はヘッドシザースで抜けると、梅咲もすぐに首を抜いて距離を取る。梅咲はキッドにタッチ。田中も炎華にタッチ。
炎華がガットショットからヘッドロック。キッドが髪を掴んだこれを抜けると、反則カウント4でヘッドロックに。
キッドはロープに飛んでエルボーも、避けた炎華がドロップキック。すぐさまキッドがドロップキックで返し、エプロンのHANAKOと田中をエルボーで場外に落としてから炎華の髪を掴んでコーナーに叩きつけ狐伯にタッチ。
狐伯はロープに振ってドロップキック。フォールも2。
狐伯は炎華を正面ロープにくくり、ロープに飛んで背中にドロップキック。フォールも2。
狐伯はボディスラムからキッドにタッチ。
キッドはストンピングからコーナーで顔面を踏みつけ潰し、これを離すとヘアーホイップ2連発。キッドはボディスラムからフォールも2。
炎華はエルボーを打ち込んでいくが、キッドは受け切ると「こんなもんか!」とビンタ。エルボーの打ち合いで倒れた炎華の顔面に膝を叩き込んだキッドが梅咲にタッチ。
梅咲とキッドは炎華の顔面を踏み潰し、これを離すと梅咲はボディスラム。梅咲はキャメルクラッチで捕らえ、キッドと狐伯が炎華の顔面に低空ドロップキック。フォールも2。
梅咲はストンピング連打からロープに飛ぶが、田中が出てきてドロップキック。さらに炎華が低空ドロップキックを叩き込みHANAKOにタッチ。
HANAKOがショルダータックルで倒し、キッドと狐伯もショルダータックルで倒す。
HANAKOは梅咲をアルゼンチンで担ぎ、走り込んで来た狐伯とキッドをその場で回転して梅咲の足で迎撃していく。
HANAKOはコーナーに梅咲をデスバレーで叩きつけると、田中が串刺しドロップキックから炎華も串刺しドロップキック。HANAKOが串刺しボディスプラッシュからフォールも2。
HANAKOがロープに振って、梅咲はネックブリーカードロップで迎撃しフットスタンプ。梅咲は狐伯にタッチ。
狐伯はバックをとるが、暴れたHANAKOを馬跳びして正面に立つとビンタからロープに飛ぶ。HANAKOは頬を抑えながらビッグブーツで迎撃し、ロープに飛ぶが狐伯は水面蹴りで倒すとストンピングからDDT。
狐伯はロープに飛んでドロップキックから、串刺し攻撃を狙うがHANAKOがショルダースルーでエプロンに落としエルボー。HANAKOはぶっこ抜きブレーンバスターからフォールも2。
HANAKOは炎華にタッチ。
炎華はスペースローリングエルボーも、避けた狐伯が足を刈って倒し串刺し低空ドロップキック。さらにボディスラムで叩きつけフォールも2。
狐伯はキッドにタッチ。
キッドは619からその場飛びムーンサルト。フォールも2。
キッドはコーナーに叩きつけ、串刺し攻撃を狙うが炎華が避けてスペースローリングエルボー。ロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
炎華はSTFで捕らえるがキッドはロープを掴みブレイク。
炎華は投げようとするが、キッドが逆にボディスラムで叩きつけコーナーに登る。HANAKOがこれをデッドリードライブで投げ捨て、炎華がボディスラムから田中にタッチ。
田中はストンピングから弓矢固め。これを離すとキッドがエルボーでふっ飛ばし、ロープに振って行くと田中がドロップキック。これをスカしたキッドが低空ドロップキックを叩き込み梅咲にタッチ。
梅咲はストンピングからロープに振っていくが、田中がドロップキックを四方から叩き込む。受けきった梅咲にエルボー連打。梅咲はエルボー1発でふっ飛ばし、コーナーに振って串刺し攻撃を狙う。これを田中がドロップキックで迎撃しフォールも2。
田中はわき固めも、切り返した梅咲がエルボー。これを田中がわき固めで巻き込むがキッドがカット。
HANAKOがカットに来た狐伯を投げようとするが、キッドが狐伯のサポートに回るも、HANAKOは二人まとめてブレーンバスター。
炎華と田中が梅咲にダブルのドロップキックから、HANAKOがロープに振ってショルダータックルで倒す。田中がフォールも2。
田中は腕ひしぎで捕らえるが、梅咲がロープに足を伸ばしブレイク。
田中はストンピング連打からロープに飛ぶが、キッドが場外から足を掴んで倒すと、狐伯とともにロープに飛んで、ダブルのカニバサミからサンドイッチ低空ドロップキック。梅咲がコーナーに登るとミサイルキックを発射しフォールも2。
梅咲は髪を掴んで引き起こし、ロープに飛ぶが田中は丸め込むも2。
田中はコスチュームを掴んで強引に引き倒しフォールも2。
田中はロープに振ろうとし、耐えた梅咲を逆さ押さえ込みも2。
田中はロープに飛ぶが、梅咲はカウンターのブロックバスターホールドも炎華がカット。
キッドが炎華をボディスラム、梅咲が田中をボディスラムでそれぞれコーナー下にセットし、旋回式ボディプレスの同時投下。これで3カウント。
<試合後コメント>
梅咲遥&狐伯&スターライト・キッド
梅咲「ありがとうございました!カードから見えるものが試合にも出てたんじゃないかと思いますが……HANAKOって何者ですか?!(笑)」
キッド「身長181cmあるウチの大型新人なんですけど」
梅咲「バケモンですね!アレは!(笑)ちょっと当たりたくないなって……」
キッド「スターダムのすごさ感じてもらえたかな?!狐伯には初めて感じてもらえたんじゃないかな!」
狐伯「HANAKOは……ちょっと、もう大丈夫です(笑)」
梅咲「もう大丈夫よぉ、もぉ……」
キッド「第1試合にふさわしいフレッシュな試合だったんじゃないかと思うけど、私は炎華と田中きずなっていうのはずっと気になっててね。炎華に関しては、私の高校の後輩なんですよ(笑)だからずっと対戦したくて」
狐伯「今日もだったんですけど、対戦することがあっても自分は炎華の応援をさせていただきます(笑)」
キッド「じゃあ田中きずなも炎華も、狐伯も、ウチのNEW BLOODに出てもらったらいいんじゃないかなって強く思いますよ」
狐伯「こちらからも、是非!」
キッド「って言ってるよぉ~?偉い人~?(笑)」
梅咲「偉い人~?(笑)」
狐伯「偉い人~?(笑)」
キッド「私はNEW BLOODのタッグベルトも持ってるんで、次挑戦してもらっ……」
狐伯「でもNEW BLOODって若い人ですよね?」
キッド「……ん、まあまあまあ」
狐伯「何年目ですか?おねーさん?」
キッド「……8年目」
狐伯「そろそろ世代交代が必要なんじゃないでしょーか!(笑)」
キッド「そういう挑戦者もお待ちしてますんで(笑)まあ、楽しかったね」
梅咲「なかなか、もう無いタッグ」
狐伯「キミらはさあ、組んでるからいいじゃん」
キッド「いつか待ってるよ」
狐伯「息、合ったんじゃないですか?」
キッド「そうだね。お試しでNEW BLOODから参戦してもらえたらな~って思いま~す♪」
狐伯「ありがとうございました~!偉い人~?(笑)」
梅咲「ひめかさ~ん♪引退さみしぃ~♪」
狐伯「1人だけズルいな?!(笑)」
炎華&田中きずな&HANAKO
HANAKO「(きずな&炎華とは)デビュー1週間違いということで、もうキャリアの壁があったんですけど、同期3人で団結して頑張りました!負けちゃったけど、次もし成長した3人で組めることがあったら、そのときは絶対に勝ちたいと思います。練習頑張ろ!絶対やろうね!」
きずな&炎華「ありがとうございました!」
HANAKO「ありがとうございます!」
きずな「(※涙ぐみながらか細い声で)今日はホントに何も出来なくて、いつもは組めないHANAKOさんと組ませていただいて、対戦相手にも普段当たれないキッドさんがいて、大切な機会だったのに、何も出来なくて……もっとこれから頑張って、またいつか、当たったらそのときはもっともっと成長できてるように頑張ります」
炎華「自分も今回何も出来なくて、同じマスクマンのキッドさんもいたのに、デビューして間もないからって、言い訳にしたくないので、これからもっと練習してまた3人で組めたときに、勝ちたいです!勝てるように頑張ります!ありがとうございました!」
第2試合
全員アクトレスガールズ出身者によるバトルロイヤル。まずは川畑が入場し華麗なダンス。安納はアクトレスガールズ時代のコスチュームと入場曲で登場。
ロックアップから安納がヘッドロックで捕らえロープに飛ぶが、川畑がアームホイップで投げ捨てサッカーボールキック。避けた安納がガットショットからコーナーに振ろうとするが、川畑が逆に振って走り込むが、安納が飛び越えて延髄斬り。川畑が避けてミドルキックも、避けた安納が再度のミドルキックをキャッチしてドラゴンスクリュー。ここで網倉が入場。
安納が川畑に鎌固めを狙うが、網倉がショルダータックルで倒してカット。
川畑が網倉の頭を叩き込み、安納とともに網倉をロープに振るが、網倉がダブルラリアット。避けた安納をボディスラムで川畑に叩きつけ、二人まとめてワープレスを狙うが、安納が下から蹴りつけてカットしていく。
ここでSAKIの入場。
安納と川畑が網倉にストンピング連打もSAKIがエルボーでカット。川畑がSAKIにエルボーから安納とともにロープに振るが、SAKIが二人まとめてフェイスバスター。
SAKIが安納に、網倉が川畑にワープレス。反対側に回ってワープレスからフォールも2。
SAKIが安納を、網倉が川畑をキャメルクラッチ。ここで桜井が入場。
桜井がコーナーに登ると、SAKIと網倉をまとめてミサイルキックで吹っ飛ばす。
桜井が安納を呼び込み、安納が渋々従って、桜井とともにSAKIと網倉に顔面ウォッシュ。
川畑が安納と桜井をまとめてドロップキックでふっ飛ばし、桜井が川畑に足を使ったファイナルカットからSTF。ここで櫻井が入場しカット。
櫻井がショルダータックルで桜井を倒し、立ち上がった桜井と櫻井がエルボーの打ち合い。エルボー連打の応酬から、ビッグブーツの打ち合い。ここで清水が入場。
櫻井がショルダータックルで桜井を倒し、ギャラパンが連携攻撃。清水がそのままフォールも安納がカット。
ギャラパンが安納をコーナーに振っていくが、安納が避けてコーナーに押し込むと串刺し攻撃。だがSAKIと清水はエプロンに降りて交互にエルボーを叩き込むと、髪を掴んで顔面をコーナーに叩き込む。清水がそこへ串刺しサッカーボールキック。ここで関口が入場。
関口が清水にドロップキック。櫻井と網倉が関口をロープに振るが、関口はまとめてコードブレイカーで迎撃。
関口は網倉を投げようとするが、耐えた網倉にエルボー連打から投げようとする。ここで高瀬が入場。
網倉は関口をボディスラム。安納、櫻井、SAKIは高瀬を引き起こしてロープに振ろうとするが、高瀬が安納にソバットから櫻井にラリアット。安納のボディに膝蹴りから、ロープに飛んだ安納をフェイスバスターで櫻井に叩きつけ。さらに桜井もそこに載せ、網倉もフェイスバスターで叩きつけて山を作ってポーズを決める。これをSAKIと川畑がカット。
川畑とSAKIが高瀬をロープに振るが、高瀬と関口が走り込みドロップキックで迎撃。谷が入場。
川畑がソバットを谷に叩き込み、網倉がショルダータックル。谷がコーナーに振って串刺しニーからフェイスバスターで叩きつけ、ダブルニーを投下しみんなでももざんまい。ここで月山が入場。
月山が谷にドロップキックからヒップトス連発。月山が首投げから首4の字で捕らえ、ここから首4の字の数珠繋ぎへ。
ここで本間の入場。本間がしっかりと「たえー!」コールまで起こして入場し終えたところで壮麗が入場。
本間が逆エビ固めでひっくり返そうとするが、なかなかひっくり返らないため壮麗がひっくり返して全員を逆エビ固め状態へ。
高瀬がロープを掴んでブレイク。
壮麗が「ミュージックスタート!」と叫ぶと、アクトレスガールズのオープニングダンス曲である『Love Riddle』が流れ全員でダンスを踊る。さらに踊り終えると「強く!優しく!あなたに一生懸命!元アクトレス~ガールズ~」とポーズ決める。
壮麗を倒してBeginningメンバーを場外に出すと、元Color'sでの色とりどりトレインダッシュから座ってのColor'sポーズ。
Beginningメンバーがリング入りColor'sを落としていくと、壮麗が清水を担いで場外に投げ捨てOTRさせる。清水失格。
月山が壮麗にドロップキック。高瀬が月山を担ぐが、耐えた月山を見てそれぞれ選手たちが両側についてブレーンバスターを狙うが、その背中を「この庶民が」と桜井がコーナーから背中に乗って踏み潰していき、そのまま背中に寝そべって貴婦人アピール。そこへ網倉と壮麗がサンドイッチボディスプラッシュで潰し、高瀬が月山に走り込むが、月山が高瀬の背中に飛び乗ってパロ・スペシャル。
櫻井が桜井にコブラツイスト、関口と安納が川畑に脇固め、壮麗が網倉を逆エビ固め、谷がSAKIに卍固め。
月山がこれを離して高瀬にヒップアタックからコーナーに上るとミサイルキック。さらに極楽ドンを狙うが、高瀬が丸め込み3カウント。月山失格。
「SAKIさん組みましょう!」と本間が叫び、桜井をロープに振ってダブルのビッグブーツを狙う。ロープを掴んでスカした桜井を再度ロープに振ってビッグブーツを狙うが、再度桜井がスカすと、Color'sで桜井を振って本間とSAKIがダブルのビッグブーツ。
本間がSAKIにボディブローからコーナーに振り、トレイン攻撃を狙うがSAKIが避けると本間にトレイン攻撃。
網倉と櫻井が本間をロープに振ろうとするが、本間が次々チョップから手を掴んでロープを駆け上がってのアームホイップで場外に投げ捨てる。本間はコーナーに登り場外へのプランチャを投下するが、これでOTRになり本間失格・・・のはずだが、高瀬が本間の髪を掴んでリングに投げ入れ、本間はもう一度コーナーからのプランチャ。これを見届けたレフェリーが本間の失格を告げる。
谷と関口が高瀬をコーナーに振るが、高瀬はドロップキックで迎撃。
網倉が谷と関口にまとめて串刺し攻撃から、高瀬が次々コーナーに振っていき、残った全員をまとめて串刺しラリアットを狙うが全員で避けると高瀬にトレイン攻撃。川畑がコーナー上に乗せるとSAKIが串刺しジャンピングニーをボディに叩き込む。
受けきった高瀬は全員にチョップを打ち込むも壮麗がチョップで返しロープに飛ぶが、高瀬はパワースラムで迎撃し、失格して場外で見ていた本間をリング呼び込みガットショットからブレーンバスターで壮麗に叩きつける。高瀬は次々選手をブレーンバスターで壮麗に叩きつけていくが、SAKIを投げようとするが流石に疲れてあがらない高瀬を逆にSAKIがブレーンバスターで叩きつけフォール。そこを全員でフォールし3カウント。高瀬失格。
川畑と関口が安納をロープに振り、川端がソバットから関口がフェイスバスター。さらにダブルのニードロップからフォールしようとするがSAKIがカット。
安納が川畑を羽交い締めにし、SAKIが走り込んでビッグブーツも川畑が避けて安納に誤爆。
安納が「もっとけ!」と叫び、SAKIが川畑を羽交い締めにして安納が走り込むがこれも川畑が避けて安納に誤爆。
SAKIと安納がお互い髪を掴んで喧嘩腰になるが、関口と川畑がれぞれにビッグブーツ。関口が川畑に握手を要求し、川畑がその手を握るが関口が丸め込み3カウント。川畑失格。
安納を桜井と壮麗がフォールも安納がブリッジして抜ける。網倉と櫻井、関口と谷でフォールしていくが次々安納がブリッジして抜けて、それぞれの背中を踏みつけて渡っていく。これに怒った選手たちが担ぎ上げて、林 亜佑美に捧げる「わっしょい」コールで安納をOTRで落とそうとするが、エプロンで耐えた安納へ全員でケンカキック。一度は耐えた安納を再度ケンカキックでOTR。安納失格。
櫻井をコーナーに振り、谷が串刺しダブルニーから投げようとするが、櫻井が耐えてショートレンジラリアットも避けた谷がバックラッカーから背中にダブルニー。
さらに顔面を蹴りつけて、欠場となった向後桃の代わりにスワンダイブミサイルキックを狙うが、上手く飛び乗れずに諦めてコーナーに登るが、櫻井と網倉が動きをとめて壮麗が担ぐとそのまま旋回式デスバレーボム。フォールし3カウント。谷失格。
網倉と壮麗がショルダータックルのぶつかり合い。相打ちで倒れるとチョップの打ち合いへ。
壮麗がチョップ連発からロープに飛ぶが、網倉がローリングダブルチョップで迎撃し、櫻井が網倉の背中に飛び乗り、関口も背中に乗ると、桜井とSAKIがカニバサミでワープレスをさせようとする。だが壮麗が避けると網倉を全員でフォールし3カウント。網倉失格。
SAKIが桜井を首固めも2。
桜井とSAKIがビッグブーツの打ち合い。桜井が「庶民が」とビッグブーツを打ち込むとSAKIがショックを受けて泣いてしまう。
SAKIが泣きながらビッグブーツを落ち込み、ビッグブーツの打ち合いからSAKIが避けてボディブロー。ロープに飛ぶが、関口がドロップキックから櫻井とともにロープに飛ぶが、SAKIと桜井がビッグブーツで迎撃する。
壮麗がSAKIと桜井をダブルラリアットで倒し、ショートレンジラリアットも、避けたSAKIがボディブロー。
SAKIはバックをとるが、耐えた壮麗がアトミックドロップ。SAKIがビッグブーツから櫻井がショルダータックル。壮麗がブルーサンダーボムでSAKIを叩きつけ全員でフォールし3カウント。SAKI失格。
関口が桜井にミサイルキック。再度コーナーに登り櫻井にミサイルキック。
関口が再度コーナーに登るが、櫻井と桜井がエルボーの打ち合いから、櫻井が桜井をコーナーに振って串刺しエルボー。桜井が走り込むが、櫻井がショルダースルーでエプロンに落とし、エルボーも桜井がエルボーで返すと櫻井が走り込むが、桜井がロープをたるませエプロンに落とす。そこへ関口が走り込んでドロップキックで場外に炊き出しOTRで桜井と櫻井が失格。
壮麗が関口にショルダータックルから走り込むが、関口が丸め込むも2。
壮麗が担ぐが、関口が丸め込むも2。
壮麗はラリアットでなぎ倒し、再度走り込むが避けた関口がカケラホマ(※バックスライドから入るオクラホマロール)で3カウント。
これで関口が一人残りで勝利となった。
第3試合
ひめかは通常の入場曲で現れ、アクトレスガールズたちにロープをあげられて入場。
途中で人間凶器が6人投入され、25分経つとスローモーションルールが発動されると発表される。
ロックアップから広田がエルボーをガードしカンチョーも、ひめかが避けてラリアット。避けた広田にジャンピングニーからフォールし3カウント。
ぐったりとする広田が「いいか?30分あるから、今の調子だとあと100回ぐらいやられるから、もっと余裕を持ってやって、焦んないで」と要求。
ロックアップからひめかがヘッドロック。広田がボディへのバックエルボーで逃れ、エルボーのアピールをすると会場の一体感に驚きながらヘッドロック。ひめかがすぐに抜けてリストを取り、広田が切り返してヘッドロック。ひめかは直ぐに力任せに抜けようとするが、広田が髪を掴んで動きをとめてヘッドロック。ひめかは抜けてリストをひねり、広田はなんとか切り返しヘッドロック。
ひめかはそのままバックドロップも広田は離さず。ひめかは2度3度とバックドロップで叩きつけ、広田はフラフラになりながらなんとかヘッドロック。ひめかはバックエルボーで逃れて、広田の動きでエルボーのアピールをしていくが、広田はカンチョー攻撃。
広田は「ひめか!いままでありがとう!みんな、あがってこーい!」と叫ぶが、誰も上がらずにひめかが広田に走り込む。これを広田がガードしてロープ渡りを披露。二度目のジャンプに失敗して股間をロープに強打すると、ひめかがそこへ走り込みランニングニー。広田が避けてカンチョー攻撃を突き刺すと、人間凶器として宮崎有妃が登場。
宮崎がガットショットからツームストンの体勢になり、逆立ち状態のひめかに広田がカンチョー攻撃連発。
さらに広田をシーソーホイップでひめかに叩き込もうとするが、ひめかが足を伸ばしてガードすると、広田が戻って宮崎の膝に強打される。
宮崎がひめかに恥ずかし固めを狙うが、エルボーで逃れたひめかがリングを降りてバックステージに逃げ帰ってしまう。
だがこれを宮崎と広田が追うと、台車の上で宮崎がひめかに恥ずかし固めをかけた状態で広田がこれを押して場内に現れ観客にアピール。そこへ人間凶器として野崎渚と桜花由美が投入される。
宮崎が羽交い締めにしたひめかに野崎がダブルチョップ連発。
桜花も広田が羽交い締めにしたひめかに走り込んでビッグブーツも、ひめかが避けて広田に誤爆。
宮崎がひめかをリングに投げ入れ、野崎がダブルチョップ連発から桜花がコーナーに振って串刺しビッグブーツ。宮崎がひめかを恥ずかし固めで捕らえると、野崎と桜花が回転させて四方にシャッターチャンス。
ここで広田の入場曲が流れ、旧姓・広田清水が入場。
旧姓清水がロープ渡りからジャンプしようとするが失敗。ひめかはストンピングからコーナーに振り、串刺し攻撃を狙うが旧姓清水は避けてフェイスバスターからポーズを決める。
旧姓清水がコーナーに振って「ひめか!いままでありがとう!みんなあがれー!」と叫ぶと、参戦選手たちがリングに上がりトレイン攻撃。さらにGAMIも上がって走り込むと、ひめかがビッグブーツで迎撃しフォール。だが2でGAMIが返し、会場からブーイングが飛ぶ。
ここで世羅りさがスーツケースを2つ持って入場し、自分のスーツケースを見つけたひめかが「まってまって」と言うが構わずに世羅がエルボーからスーツケースをひめかに叩き込む。
選手たちのスーツケースが次々リングに投げ入れられ、セコンドの選手たちが騒然とする中、世羅が「どっちがひめかのかな?」とひめかに質問。ひめかが「私のはこっち」と指をさすと一番上に載せるが、高瀬が動揺してエプロンに上がるがひめかがエルボーで落とし、世羅がひめかをスーツケースの山に叩いこもうとするが、ひめかが直前で耐えて世羅を叩き込もうとするも世羅も耐える、ひめかも走り込むが世羅が直前でとまり、お互い投げ込もうとするが、これは世羅が振ってひめかスーツケースの山にダイブ。
世羅は「おまえ引退するならいらねーだろ!」とスーツケースをひめかの背中の上にのせるが、高瀬が急いでリングに登ってスーツケースを奪う。世羅と高瀬が誰のスーツケースかで口論になるが、ひめかがラリアットで倒し走りこむも、世羅はカウンターのエアーズロック。
世羅はスーツケースの上にひめかを乗せ、リバーススプラッシュ式ダブルニーを投下するが、ひめかが避けてスーツケースに直撃しスーツケースが凹む。これを見た高瀬が絶叫。
世羅はスーツケースを掴んでひめかに叩き込み、さらにブレーンバスターを狙うが、ひめかが絶えると世羅をボディスラムでスーツケースに叩き込もうとするがズレて失敗。ひめかは「もう一回!」とスーツケースに世羅を叩き込み、高瀬が泣きそうになりながらリングに登りスーツケースを取り返す。ここでアクトレスガールズ時代の師匠である堀田祐美子が入場。
ひめかはエルボー連打からロープに飛ぶが、堀田はラリアットで迎撃。ひめかはエルボー連打からロープに飛ぶと、ラリアットの相打ち連発からひめかがラリアットでなぎ倒す。
ひめかは投げようとするが、耐えた堀田にエルボー。堀田はローキックで倒すと背中にサッカーボールキック。
ひめかはラリアットも、避けた堀田がスリーパー。そのまま胴締めスリーパーに移行していくが、ここでなぜかひめかの入場曲が流れ旧姓・広田ひめかが入場。
厚底ブーツを履いているためコケながら入場した旧姓ひめかを堀田が支える。
強引にひめかをロープに振るが、ひめかはダブルラリアットでなぎ倒す。
ひめかは旧姓ひめかを引き起こすが、旧姓ひめかはエルボー連打からコーナーに振り、「ひめかのいつもやつやりまーす!」と鼻をほじりながらスローモーションタイムへ。
旧姓ひめかは串刺し攻撃を狙うが、避けたひめかが旧姓ひめかの手を掴んで口に突っ込み、担ごうとするがそのまま崩れてフォールも2。
60秒のスローモーションが終わり、ひめかがロープに飛んでショルダータックルでふっ飛ばし、コーナーに登ると旧姓ひめかの手を握る。そのままひめかがロープ渡りに挑戦し、中央あたりでリングに落下。そこを旧姓ひめかがカンチョーからロープに飛んでラリアットで倒し、スライディングラリアットからフォールも1。
ひめかがラリアットでなぎ倒し、スライディングラリアットからフォールも1。
エルボーの打ち合いから旧姓ひめかがエルボー連打。ひめかが立ち上がるとエルボーの打ち合いから旧姓ひめかがエルボー連打。ひめかもエルボー連打からランニングエルボーの相打ち。ふらつくひめかに旧姓ひめかがカンチョー攻撃。両者ダウン。
カウント9で両者立ち上がり走り込むが、ひめかがジャンピングニーで迎撃しJPコースターで叩きつけフォールも2。
ひめかはコーナーに振り、後頭部に串刺しラリアットから、シットダウンパワーボムで叩きつけフォールも2。ここで時間切れに。
1-0でひめかの勝利が告げられると、旧姓ひめかが嬉しそうに起き上がりポーズを決める。
ひめかと旧姓ひめかはしっかりと抱き合い健闘を称え合った。
エンディング
ひめか「ちょっと待って、いや、私は、引退前に、WAVEさんで試合をしたい、そして、ずっとね、引退前に、広田さんに、モシャスをやってもらいたいって言ってて・・・なんか、これモシャスなの?モシャスなのかな?一緒に、そっくりだった?そっくり?可愛かった?ガウンで一緒に写真撮ったり~とか、ポーズ撮ったり~とか、やりたかったんだけど、なんか、気づいたら化け物みたいになってて。うん、いやでもね、ほんとに、きっと私のこのやりたいですって希望がなかったら、WAVEさんとは関わることがなかったと思うので、あ~なんか悲しくなってきちゃった。(ひめかコールを受けて旧姓ひめかがリング中央でポーズをきめ、ひめかが突き飛ばす)ひめか?広田、ひめか。ほんとに、試合を受けてくださった広田さん、そしてGAMIさん桜花さん、WAVEのみなさん、そしてアクトレスのみなさん、元アクトレスのみなさん、あと堀田さん、何よりも、会場に来てくださった皆さん、本当に私の希望を叶えてくださりありがとうございます。誰からも、嫌われたくなくて、なんか、自分で何したいあーしたいとか滅多に言えなくて、それでも最後にこうやって笑顔でみんなが送り出してくれてるってことは、誰にも嫌われずにやって来れたのかなって思います。皆さん本当にありがとうございます。最後をしめるの、ひめかとひめかでちょっと、ひめかとひめかと今日出てくださった選手の皆さん、そして、GAMIさんもお願いします。上がってください」
(キャリーを持って上がってきた高瀬を見て)
広田「目血走ってるけど大丈夫?」
高瀬「キャリーが壊されて悲しかっただけです!」
GAMI「もうな、キャリー使うのやめ。あの、しめたいところなんですけど、一つだけVが届いてるのでいいですか?お前キュー出すの忘れとったやろ?」
広田「忘れてなかったけど、なんかしめたいみたいな感じだったので時を待ってた」
GAMI「時が来ました。じゃあちょっと座りましょう」
(スクリーンに元スルースキルズからのメッセージ動画が流される)
スルースキルズ「私達、みんなのストレスいただきました!元スルースキルズで~す。きっとね、ひめかがプロレスを知ったきっかけっていうのが、スルースキルズの時に全日本プロレスの応援大使をしていたのがきっかけだと思うんですけど、まず知ってプロレスを好きになって、まさかプレイヤーになると誰が予想してましたか!?スターですよ。プロレス界のスター。すごいよね。ひめかお疲れ様。あとあれですね、スルースキルズみんなで武道館目指してたじゃん?ひめか行っちゃいましたからね。一人で行っちゃいましたからね。横アリも行っちゃってる~横アリだよ?でもほんとにね、ひめかが絶頂期のときに引退を決めるというのは大きな決断だったと思うんですけども、最後までひめからしく頑張ってください。以上!私達、元、スルースキルズでした~!」
GAMI「今日は元が多いですね」
ひめか「まさかね、プロレス関連の人かなと思った。GAMIさんどこまで顔広いんですか?(苦笑)すごい、ありがとうございます。びっくり、みんな知らない人も多いと思うんですけど、元々アイドルです。はは、ご起立ください」
広田「さっきVTR見ながらさ、やっぱり私が一番可愛いなって」
ひめか「違う違う違うよ!大丈夫だよって、(広田が)ひめかのほうがみんなよりカワイイよって言ってくれました。自分も今ひめかですもんね?かわいいもんね~?ありがとうございます。これはなんてしめたらいいかな?どうやってしめればいい?いつものやつ?いつものやつやらせていただきます。みんなカメラの準備できてるね。いきます。大丈夫かな?でかいは強い。でかいは正義。そして?でかいはカワイイ。ジャンボフォーエバー、ありがとうございましたー!」
<大会後コメント>
ひめか
「『JUMBO FOREVER~WAVE×ブシロードファイト』、なんかね、想像してたカードとはちょっと違ったんですけど、でも、これがWAVEさんなりの私への送り出してくれるものだったのかなと思いますし、WAVEさんを堪能できた。あとは、元アクトレスのみんなともリングで会うことが出来て。ホントにWAVEさん、ブシロードファイトの方々、そして何よりも今日見に来てくださった方には本当に感謝しかありません。引退試合後の試合だから賛否両論あったと思うんですけど、今日見に来てくれた方々は、そんな“否”ではなくて、きっと笑顔で今帰っていると思うので、自分もたくさん笑顔になれたので、今日という日が本当にあって良かったなって思います。これで、悔いなく、5月14日、引退セレモニーを迎えられます。いやあ、あと1日でひめかというものが終わるっていう実感がまだ無いんですけど、でもスターダムは続いていくので。みんなもそこで止まらずにこれからもスターダムを応援してもらえれば嬉しいなって思います。本当にありがとうございました!5月14日、後楽園で会いましょう!」
――WAVEでの思い出を
「自分の有田ひめか時代の思い出はほぼWAVEさんにあるので、皆さん『なんでひめかWAVEなんだ?』って人も多いんですけど、自分的にはホントに(高瀬)みゆきさんと組んで、広田さんと宮崎さんの“奇跡”と、防護服?を着て毒霧を回避するタイトルマッチをやったりとか、なんかホントに、ここで毒霧まみれになったりとか、逆にやり返したりとか、なんかホントに有田ひめかとして成長させてくれた団体がWAVEさんだったので、ホントGAMIさんがひめかっていうものを見つけてくださり感謝ですし、私を大きくしてくれた、ひめかというものを確立させてくれた団体ですね」
――広田選手にモシャスをやってもらいたかったとか
「モシャスは憧れで!(笑)なんですかね?WAVEさんで育ったから、モシャスにすごい憧れがあって。引退するまでに絶対モシャスっていうのを、思い出して、『これは叶うかどうか分からないけどイチかバチかだ!』って思って伝えたところ、今日の30分で……今日広田さんが入場してきたときの旧姓・ひめか?になるのかな?の姿をおぼえてないんですけど」
――完成度はどう思ったか
「完成度は……なんか、靴が大変なことになってましたよね?(笑)片方浮いてた……。なんかこう、自分になってくれるっていうのがすごく嬉しくて。似てました?」
――いつも以上に雑な感じだった
「ホントぉ?!かなしい~!(笑)ちゃんと手込んで欲しかった~(笑)」
――師匠にあたる堀田祐美子選手とも対戦があった
「堀田さんの曲を聞いた瞬間に胃の震えが止まらなくて……(笑)出るってことも知らなかったので、ホントに自分のために色んな人が動いてくれたんだなって改めて思ったのと、堀田さんの厚みを改めて感じて。意識が朦朧としてました。だから旧姓・ひめかのときによく見られなかったんですけど。でも、堀田さんってすごいレジェンドな方だなって思ったのと、そんな堀田さんのもとでアクトレスのときに練習とか試合させてもらったっていうのもあったんで、ひめかっていうものを伝えられたかっていうとそうじゃないと思うんですけど、感謝の気持は伝えられたのかなと思います」
――第2試合では、元アクトレスガールズの皆がオープニングダンスをやっていたが、その中に入りたかった?
「いや、入りたくは無いです(真顔)。入りたくはないですけど、『まさか!』と思って(控室にあるリングを映す)モニターを見たら、『懐かしい~!』と思ってちょっとウルっと来たんですけど、1つ言えるのは、『月山和香はやっぱダンス下手だな』って思ったくらいですね(笑)」
――あの曲は、ひめか選手もボーカルをやっている曲
「そうですね。自分の声とあーみんの声なんですけど、なんか懐かしい気持ちになりましたね。ただ、あれがかかると恥ずかしい気持ちになる(笑)自分の歌声を聞いてる感じで」
――引退までの期間に、自分が関わってきた人たちともう1度触れ合えるというのはかなり珍しい
「日が経つに連れ、『ひめかの人望とか人柄が実ったからこうやって色んな人が送り出してくれるんだよ』って言葉をかけてもらえることがすごく多かったので。自分って、人と敵対するのが苦手っていうか、レスラーとしてメッチャ向いてないんですけど、嫌われるのがすごく怖い性格なので、なるべく角が立たないようにって生きてきたんですけど、それが良かったのか、最後までこうして人に嫌われること無く、皆に笑顔で送り出してもらえる、『早く辞めちまえ!』とか『早くいなくなれ!』とか、誰にも思われずに辞められる、『お疲れ様!』って笑顔で言ってもらえるのって、すごく嬉しいなとも思いますし、『やっぱり辞めたくないな』って気持ちは全く無くて、逆に嬉しいって気持ちが大きいです」
――思い残すことが1つずつ消えていく引退ロードだったと
「そうですね」
――大会エンディングには、スルースキルズの皆さんからメッセージがあった。顔を見るのはどれくらいぶり?
「SNSとかでは見てるんですけど、連絡とかも全く取らなかったので、久々ですね。嬉しいです。でも、まさかGAMIさんと繋がりがあると思わなかったので、なんかすごいサプライズ。サプライズだらけの興行でした、今日は。お客さんにとっても、自分にとってもサプライズだらけだったので、これがホントにWAVEだなって思って懐かしくなりました」
――「嫌われたくなかった」という言葉があったが、今回は逆に我を通したからこそ良い大会になったと感じた
「それは、『最後だから嫌われてもいい!』って思って(笑)最後なので、『お願いします!』ってメチャクチャ頭を下げてお願いしようって。それを元々やってたらもっと良かったのかなって思うんですけど、でも初めて自分の気持ちとか我を通してよかったなって、引退ロードで思いました」
――残る5月14日はどのように迎えたいか
「えーっ、そうですね~、えー、でも、間違いなく泣いちゃうとは思うんですけど、最後は皆笑顔で私を送り出してもらって、私も皆に笑顔で『ありがとう!』って伝えたいと思うのと、ホントに怪我なく出来たので、キレイな姿のひめかで、紙テープを浴びられたら嬉しいなって思います」
――公式発表で引退セレモニー時の紙テープ解禁がアナウンスされました
「そうですね!されているので、幸せですね。それを浴びて、ひめかっていうプロレス人生に幕を閉じたいと思います」
――ちなみに、紙テープの色は
「白多めの、赤・銀差し色って感じで。……おしゃれ(笑)差し色って(笑)」