団体史上初の衝撃王座戴冠劇!MIRAI&壮麗亜美が4度目の正直でタッグ王座戴冠も前王者は「こんなんで嬉しいのか?」

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 23日、神奈川県・横浜アリーナにて、スターダム『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by SoftBank NFT LAB』が開催され、【THE NEW ERAS】MIRAI&壮麗亜美がゴッデス・オブ・スターダム王座初戴冠を果たした。

 昨年のタッグリーグで結成された【7Upp】高橋奈七永&優宇は、その圧倒的パワーファイトで幾多の強敵を撃破して優勝。その勢いのままにゴッデス・オブ・スターダム王座(※タッグ王座)戴冠まで果たし、危なげなく2度の防衛に成功。
 そんな7Uppの前に現れたのは、タッグリーグで7Uppと引き分けている【THE NEW ERAS】MIRAI&壮麗亜美。ゴッデス挑戦は4度目になるが、“4度目の正直”を掲げてあまりにも強すぎる外敵王者から王座を奪還せんと若い情熱を燃やしていた。

 試合は、MIRAI&壮麗が開始直後からガンガン攻め込んでいく展開も、奈七永&優宇は真っ向からどっしりと受け止めた上でチョップやラリアットといった純粋なパワーファイトで圧倒。
 終盤には、奈七永&優宇がMIRAIへナナモモダイバーを決めるが、MIRAIは叩きつけられながらもミラマーレ(※チキンウィング・アームロック)を決めるド根性を見せ、壮麗も王者2人を必死に場外へと追い立てる。
 なんとかリングに戻ろうとする王者組をMIRAI&壮麗が必死に阻止し、そのまま場外カウントアウトで決着。リングアウト決着で王座が移動するという団体初の衝撃王座戴冠激が展開された。

 バックステージに戻った奈七永は、「嘘だろ?!オイ、こんなんで!ああ?!そうかそうか。ルールかもしんないけど、嬉しいのか?!」と激高するも、優宇が「負けは負けですよ。私の負け。ルールだからね。だけど、私たちが赤コーナーに立たなくなっただけだから。今度は青コーナーに、奈七永と一緒に立って、今度は青コーナーからあのベルトを狙いに行きましょう」と語ると、奈七永もパッションを燃やして「20年ぶりに横浜アリーナ出れて嬉しいし、負けたのは悔しいけど、これからまた始まる!よし!レッツゴー!」と前向きに。


 MIRAIはレスラー人生で初のベルト、壮麗はフューチャー・オブ・スターダム王座(※若手王座)との二冠王となり、それぞれ王者としての抱負を語っていたところへ、【FWC】葉月&コグマが登場。
 葉月が「ここにFWCが来た意味、わかるよね?貴女たちは私たちに2度も負けてる。5・4福岡で、そのゴッデスのベルトにFWCが挑戦させていただきます」と2人の地元・福岡での王座奪取を宣言すると、コグマが2人の顔にパーカーを被せて目隠しし、その間にベルトを強奪して逃走。
 新王者としての初の仕事がベルト強奪犯の追跡という波乱の幕開けとなった。

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