髪切りマッチを前に王座を防衛したジュリアがスターライト・キッドのマスクをハサミでズタズタに!「賛否両論大歓迎だよ!」
13日、後楽園ホールにてスターダム『Go to BUDOKAN! STARDOM Valentine Special Day-1』が開催。メインイベントではジュリアの持つワンダー・オブ・スターダム王座にスターライト・キッドが挑戦した。
“白いベルト”ことワンダー・オブ・スターダム王座は、WWE、NXTで活躍する紫雷イオや宝城カイリ(現:カイリ・セイン)も戴冠してきた王座。現在はプロレス大賞2020にて女子プロレス大賞を受賞したジュリアが王者として君臨しており、1月30日の高田馬場大会でキッドが挑戦を表明。ジュリアはこれを受けたものの「キッドのプロレスは噛み合わないし、全然燃えないし、あたしの求めてるものとは真逆。いつもどおりのスターライト・キッドで来るんだったら一瞬で終わらせる」と厳しい言葉を投げかけていた。
試合はじっくりした立ち上がりから、キッドが場外乱闘で暴れまわる珍しい展開へ。ジュリアがカウンターの投げ捨てジャーマンで流れを引き戻しコーナーに登るが、キッドは雪崩式カサドーラからキッちゃんボムとスキを与えない猛攻を見せる。だがジュリアがバックドロップで動きを止めるとキッドのマスクの片目を破り、これでスイッチが入ったキッドが顔面に膝蹴り、髪を掴んでビンタ連発、腕を掴んでの前蹴りと荒々しい攻撃を続け顔面に低空ドロップキック。しかし受けきったジュリアがヘッドバッドからグロリアスドライバーで突き刺し3カウントを奪った。
試合を終えたジュリアはハサミを持ち出し、キッドのマスクに刃を入れズタズタに。さらにマスクを剥いで「頑張ってるだけじゃチャンピオンにはなれねーんだよ」と突き放す。
そして3月3日の日本武道館大会で髪切りマッチが決定している中野たむを「あんたも日本武道館でこうなるから。賛否両論大歓迎だよ!中野たむと最後の最後、私の前に二度と現れぬように、日本武道館で本当の地獄に私が突き落としてやるよ」と挑発した。