元UFCファイターの世界王者・朱里が次期挑戦者に愛弟子を指名!「小波と感じ合いたい」
13日、後楽園ホールにてスターダム『Go to BUDOKAN! STARDOM Valentine Special Day-1』が開催。セミファイナルでは朱里の持つSWA王座にAZMが挑戦した。
スターダムの世界王座であるSWA王座は同国人によるタイトルマッチが認められないが、現在ハーフの朱里が王者として君臨しているため日本人相手の防衛戦が認められている。
1月30日の高田馬場大会で渡辺桃から王座を防衛した朱里は、5☆STAR GP(シングルリーグ戦)で敗れているハイスピード王者のAZMを次期挑戦者に指名。さらに白いベルトと呼ばれているワンダー王座と同日にタイトルマッチを行うことで、メインに負けない試合でベルトの価値を高めると宣言していた。
試合はAZMがハイスピードで翻弄するが、朱里が蹴倒し動きを止める。さらに顔面を蹴りつけていくが、AZMは得意のラ・ミスティカやバイオレット・ストームと関節技へ移行。だが朱里もUFCファイターとしてMMA経験があるだけに的確に切り返していき、最後は流炎(変形エメラルドフロウジョン)からバズソーキックを叩き込み3カウントを奪った。
余裕の勝利を見せた朱里は、REINA時代の弟子である小波を次期挑戦者に指名。小波は「師匠!いや、朱里。最高のカードをありがとうございます。しかし私は、今このリングにあなたを超えるために立っています。3月3日、日本武道館、私の関節地獄で朱里超えをします。ジ・エンド!」と嬉しそうに啖呵を切る。
朱里も嬉しそうに「私の愛弟子、ほんとに色んな思いがあります。やりたいってずっと思ってました。3月3日色んなカードがあります。その中で、小波との思い、世界観を皆さんに見ていただきたい。小波と感じ合いたい、そう自分は思っています」とコメントした。