橋本千紘の呼びかけによるレスリング練習会に5団体から20人の若手選手が参加!
- 2025-6-4
- ニュース, 女子プロレスマガジン
- Evolution, SEAdLINNNG, スターダム, センダイガールズ, ディアナ

3日(火)、橋本千紘が「若手の底上げ、団体の垣根を超えた新人・若手選手たちの練習の機会」として提唱したレスリング練習会が開催され、橋本の母校である安部学院に5団体から20人の若手選手が集結。レスリングの選手とともに汗を流した。参加したのはセンダイガールズより愛海、岡優里佳、YUNA。スターダムより、さくらあや、玖麗さやか、八神蘭奈、梨杏、鉄アキラ、姫ゆりあ、儛島エマ、古沢稀杏。ディアナより羽多乃ナナミ、Himiko、マコトユマ。シードリングより光芽ミリア、花穂ノ利、風南ユキ、せいな(6月17日デビュー)、マディソン・マーリー(デンマークより来日中)。エボリューションよりChika。橋本のほか日本人初の女子レスリング世界チャンピオン(世界選手権5度制覇)の吉村祥子さんらも指導に加わった。

全員が輪になってのランニングから始まりマット運動、相手と1対1で向かい合う種目になると、橋本が選手たちへ積極的にどんどん参加するようゲキを飛ばす。3分2ラウンドのスパーリングではプロレスのリングでまだ遭遇していない顔合わせがあちらこちらで見られ、互いの負けん気をぶつけ合った。

およそ3時間におよぶ練習を終えるとコーチ陣と選手が向かい合い、橋本は「レスリングの練習でここに来ただけでも、私はみんながすごいなと思って。ここで練習して足りなかったこととか、自分自身が1番わかってると思うので。自分の団体に帰って練習して、またこうやって集まった時に“変わったな”って思われるような成果が見れるといいなと思います」と総括。続いて吉村さんは「私が初めてレスリングで海外遠征に行った時の視察コーチがジャガー横田さんでした。その当時はアジャコングさんとか井上貴子さんとか、プロとアマが一緒の練習機会がたくさんあってレスリングも盛んになっていったし、プロレスも盛んになったし。プロとアマがお互いそんなに人口がいないと思うんですけど、千紘を中心に同じ環境で一緒に汗を流せるということは私自身も今日すごくいい経験というか、昔を懐かしみながら“これから楽しい時代が来るんじゃないかな”というふうにワクワクします。またぜひ会う機会を楽しみにしてます」と言葉をかける。橋本は「若手がこんなにたくさんいるってことは女子プロレスの未来は明るいから、またぜひこうやって集まって練習したいと思います」と次回への意欲をのぞかせた。
