親子が同日に王座挑戦も戴冠ならず!望月ジュニアがU-Tのブレイブゲート王座に挑むも惜敗!望月成晃もドリームゲート戴冠を逃す
- 2025-6-5
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- DRAGON GATE

4日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『RAINBOW GATE 2025』が開催。U-Tが望月ジュニアを制してオープン・ザ・ブレイブゲート王座の初防衛に成功した。
ブレイブゲート王座(※軽量級王座)は、昨年12月にドリームゲート王者のYAMATOが同時戴冠したことで戦線が停滞していたが、4月にYAMATOが返上したことで再始動。5月に王者決定トーナメントを制したU-Tが12年越しの悲願を叶えて新王者となった。
DRAGON GATEの風物詩たるユニット抗争の中で、無所属となった豹を取り合って【NATURAL VIBES】と【GOLD CLASS】が激突。この試合はGOLD CLASSが勝利して豹を獲得する結果となったが、最後は望月成晃の息子・望月ジュニアがU-Tから直接勝利しての決着。
1つの結果を出したジュニアはU-Tのブレイブゲート王座に挑戦を表明。U-Tもこれを受けて立つ姿勢を見せ、両者の王座戦が決定された。

試合が始まるとU-Tがハイスピードに攻めていくが、トペを狙ったU-Tをジャンピングキックで迎撃したジュニアがノータッチトペを発射する。リングに戻ると打撃戦になるも、ジュニアの蹴りを変形ゴリースペシャルで捕らえたU-Tが丸め込む。そのまま様々なジャベで絞り上げて腕攻めを行い、ジュニアの反撃をことごとく捕らえていく。
力付くでぶっこぬいたジュニアがジャーマンで叩きつけ、顔面に膝蹴りを連発。パシオンやカサドーラも返したジュニアがハイキック連発から旋回式ジャンピングハイキック。さらにぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドも、2で返したU-Tがビエンジャベ・ペルフェクトで捕らえてギブアップを奪った。

なお、今大会のメインイベントでは望月成晃がYAMATOの持つオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦。
序盤からYAMATOの足攻めに苦戦した望月だったが、ツイスター、ツイスターII、裏ツイスターと怒涛の大技で畳み掛け、必殺の三角蹴りを発射。しかし、これをキャッチされてアンクルホールドに捕らえられてしまう。望月は必死の抵抗を見せるものの、最後はYAMATOの急角度片エビ固めで万事休す。望月は断固としてギブアップを拒否するが、見かねたセコンドがタオルを投入し、レフェリーストップ決着。望月親子は惜しくも揃って王座戴冠を逃した。