6年半ぶりに集結の美女ユニットが感動の王座戴冠!KAIRI&安納サオリ&なつぽいが6人タッグ王座を戴冠し「今日が私たちのスタート」
23日、神奈川県・横浜アリーナにて、スターダム『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by SoftBank NFT LAB』が開催され、【REstart】KAIRI&安納サオリ&なつぽいがアーティスト・オブ・スターダム王座戴冠を果たした。
昨年1月から外敵としてスターダムへと乗り込んできている【プロミネンス】の面々は、元アイスリボン所属同士のジュリアらとの抗争を経て各王座戦線に食い込むなど日に日に存在感を増加。同年12月には“ユニットの絆の力を測るベルト”とも言われるアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)を戴冠するなど破竹の勢いを見せている。
プロミネンスは最初こそアイスリボン時代の因縁に囚われ、ジュリアや朱里への怨念をぶつけるだけでブーイングを受けることもあったが、ジュリアとすずの愛憎溢れるハートのぶつかり合いなどがファンの心を動かし、日に日に支持を獲得。
今年3月の国立代々木競技場大会でプロミネンスが6人タッグリーグ優勝およびアーティスト・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した際には、外敵が栄冠を得て大会を締めるという事態になるも、ファンは大歓声で祝福していた。
そんなプロミネンスの3度目の防衛戦の相手に名乗りを上げたのは、【REstart】KAIRI&安納サオリ&なつぽい。
KAIRIはかつてのパートナーであるなつぽいに加え、アクトレスガールズ一期生であった安納サオリを召喚。安納と万喜なつみ(現:なつぽい)のタッグは一時のアクトレスを象徴するタッグであり、アクトレスガールズBeginningとスターダムの共同企画として宝城カイリ(現:KAIRI)&美邑弘海とともに4人で【stArt】を結成していた。
さらに安納は、15日の国立代々木競技場第二大会で中野たむ率いる【COSMIC ANGELS】のメンバーとして電撃加入。6年3ヶ月ぶりのスターダムでの試合を迎える前からスターダムで数多の話題を振りまいてきた。
試合は、プロミネンスの奇襲から場外乱闘となる中でゴングが鳴り、世羅がKAIRIを木刀で殴打するという王者組の荒々しい猛攻から始まる。
プロミネンスは得意の連携で2vs1、3vs1の状況を作り出し、なつぽい、KAIRIと各個撃破していくものの、安納がなつぽいとの連携でチャンスを作り、KAIRIの必死の吶喊で形勢を逆転。
最後は、かつてアイスリボンで“あのたんすずたん”としてタッグを組んでいたすずと安納の一騎打ちの対面となり、激しいビンタの応酬から互いに得意とするジャーマン・スープレックスの撃ち合いに。すずがテキーラショットからロコモーション式ジャーマン・スープレックスを狙うが、安納がスペシャル・ポテリング(※相手の足を踏みつけて固定する変形ジャックナイフ)で3カウントを奪った。
バックステージに戻った安納は、「2人がいたからこのベルトを巻くことが出来ましたし、私にとって、初めてのスターダムのベルトを巻くことが出来ました。でも、今日がREstartだけど、ホントは今日がホントの始まりなんですね、私たちにとっての。今日、スタートを切れたと思います。こっからですね。今日から、REstart、スタートします」と笑顔。
一方、すずはバックステージで「今日は安納サオリに負けたこの屈辱晴らさないと気がすまないんで、私はベルトを落としたけど、これからもスターダムのリングに上って、スターダムで天下取ってやるから、お前ら見とけよ!」とスターダムのトップを目指すことを宣言しており、今後のすずの動向にも注目が集まる。