「あなたたちが怖くて怖くてミクがずっと泣いてたんですよ」ブーイング問題を乗り越えたSareeeが愛弟子とともにスターダムへ本格侵攻開始!

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 27日、東京都・後楽園ホールにて『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Oct.』が開催。Sareeeのスターダムタッグリーグ出場が濃厚となった。

 WWEなどでも活躍したSareeeはアントニオ猪木さんの闘魂と全日本女子プロレスの魂を背負い、大御所たちから女子プロレスの未来を託され“本物のプロレス”を掲げている。スターダム参戦後から「女子プロレスの原点である戦いっていう大事なものがスターダムには圧倒的にない」という発言や、現赤いベルトの王者である上谷の行動を「茶番」と一蹴したことで大炎上。
 今年6月に朱里からIWGP女子王座を奪取以降は“ナチュラルヒール”としてブーイングの嵐を浴びており、そのブーイングが憎悪に満ちた罵声となりつつあることが一部で問題視されていた。しかし、鈴季すずとの激闘を経て考えを改めたことでスターダムファンからも受け入れられる存在に。
 今月13日の新日本プロレス両国国技館大会では朱里と再びIWGP女子王座をかけて対戦し敗北。王座を失ったSareeeだったが、今大会前日のマリーゴールド両国国技館大会に“大物S”としてサプライズ出場を果たすなど常に話題に事欠かない存在として女子プロレス界に君臨し続けている。



 この日の第4試合では、安納サオリ&水森由菜vsSareee&叶ミクのタッグマッチが実施。
 試合前からSareeeと安納がバチバチの視殺戦を展開する中、ミクが進み出て奮戦。安納&水森から袋叩きにあうが、Sareeeの鼓舞を受けて折れずに吶喊。自力で帰還してSareeeへとタッチをつなぐ。
 Sareeeと安納が真っ向からのエルボー合戦を展開して場内を沸かせ、ジャーマン・スープレックスで投げ合う意地の張り合いを展開。続く水森も自慢のパワーを発揮してSareeeを追い込み、強烈なラリアットで叩き伏せてあと一歩のところまで追い込む。
 しかし、2発目のラリアットを狙ったところでSareeeのカウンターの裏投げが炸裂。頭から突き刺さった水森は返すことができず、そのまま3カウントが叩かれた。

 マイクを取ったミクは「Sareeeさん!やっと勝つことができました!Sareeeさんのセコンドに付かせていただいて、悔しいこともあったけど今日やっと一緒に勝つことができました!Sareeeさんとこれからも一緒に強くなっていきたい。だから来月11月にスターダムさんで行われるタッグリーグ、Sareeeさん私と一緒に組んで出てください。よろしくお願いします!」とタッグリーグ参戦を直訴。

 これを受けたSareeeは「5★STAR GPのときはあなたたちが怖くて怖くてミクがずっと泣いてたんですよ」とブーイング問題について観衆をイジりつつ「そんなピーピーピーピー泣いてたミクが堂々とそうやってタッグトーナメント出たいって言うなんて成長してんじゃねえかよ。私はいいですよ。私が育ててる新人、若手がスターダムのトーナメント出たいと言うんだったら私も出たいと思いますよ」と本部席の岡田社長にガンを飛ばしながら参戦に前のめりな姿勢。安納とも再び視殺戦を展開し、今後の戦いへの期待を高めた。

 プロレス界で陳腐なビジネスワードと化してしまった言葉に“禁断の扉”というものがあるが、開かずの扉を1人で次々と開けていくSareeeが次はどんな扉を開けてくれるのかに注目が集まる。

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