DRAGON GATEを突然退団した石田凱士がCIMA率いるGLEATへ登場!
24日、東京都・後楽園ホールにてGLEAT『G PROWRESTLING Ver.31』が開催され、元DRAGON GATEの石田凱士がGLEAT電撃参戦を表明した。
石田は2015年9月に同期の山村武寛を相手にデビュー。OVER GENERATIONの一員として山村、CIMA、エル・リンダマンらと行動をともにしたこともあり、その後はMaxiMuMを経てR・E・Dで悪童ヒールとして長らく活躍。今年1月にR・E・Dから追放されてからは土井成樹らの新ユニット・GOLD CLASSに加入しトライアングルゲート王座戴冠などの結果を残すが、今年7月26日に同月24日付で突然の退団をしていたことが判明。まだ26歳と若く将来を期待されていた石田の去就に注目が集まっていた。
この日のメインイベントでは、エル・リンダマンがDOUKIを相手にG-REX王座の防衛戦を行い、見事5度目の防衛に成功。
リンダマンが軽快なマイクで大会を締めて退場しようとすると、突如会場が暗転。会場スクリーンには『禁断の扉をブチ破る』のメッセージとともに石田凱士の名が表示され、ファンが興奮の悲鳴をあげるとともに石田が猛然とリングインしマイクを取る。
石田が「禁断の扉を破って石田凱士がGLEATしに来たぞ!今俺がこのリングに立ってる理由、分かるかオイ。今俺がGLEATのド真ん中に立ってる理由が分かるかオイ!10月9日、ここ後楽園で、GLEATのリングで試合させてもらうぞ!言っとくぞ。このリングに来たからには、俺はトコトンやるぞオイ!俺は俺のやり方でGLEATさせてもらうからな。これからの石田凱士、楽しみにしとけ!」と叫ぶと、観衆は思わぬサプライズに熱狂した。
石田の突然の登場を受けたリンダマンは、「俺が気持ちよく帰ろうとしてるときに……石田凱士が出てきやがったな。確かにGLEATのリングは誰でも上がりたくなるような魅力的なリングを目指してるから上がってきてくれて本当に嬉しい。だけど、上がりたいけどハードルは高い。そういうリングを俺たちは作っていく。G-REXチャンピオンのリンダマンは甘くないからよ。軽い気持ちで上がってもらっちゃ困るぞ。あんな偉そうに入ってきたんだったら、10月9日、後楽園ホール、石田凱士がどんなもんか、エル・リンダマンに見せてもらうぞ」と査定試合を行うことを示唆した。
この日は、昨年8月に引退した元DRAGON GATEの吉野正人が放送席での解説およびベルトプレゼンターを務めており、元DRAGON GATE勢が続々と集まった大会と言える。
新たな戦場を得た石田がどのような活躍を見せるのか、今後もGLEATしに来るニューカマーが増えていくのか。今後もGLEATのリングに注目していきたい。