【試合詳細】8・23 GLEAT後楽園ホール大会 諏訪魔&宮原健斗&カズ・ハヤシ&T-Hawkvs安齊勇馬&青柳亮生&井土徹也&田村ハヤト 【G-INFINITY】斉藤ジュン&斉藤レイvs鈴木鼓太郎&ハートリー・ジャクソン 【世界ジュニア】エル・リンダマンvsライジングHAYATO
『GLEAT Ver.& グレイト×全日本プロレス~Life is a Challenge~』
日程:2023年8月23日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:692人
▼PROWRESTLING シングルマッチ 20分1本勝負
○チェック島谷
8分30秒 逆片エビ固め
●井上凌(全日本)
▼G PROWRESTLING タッグマッチ 20分1本勝負
○伊藤貴則/本田竜輝(全日本)
9分8秒 ファイナルベント→片エビ固め
●児玉裕輔(フリー)/大森北斗(全日本)
▼G PROWRESTLING グレイトカオスバトル 8人タッグマッチ 20分1本勝負
グレート・ニタ(フリー)/鬼塚一聖/○頓所隼/がばいじいちゃん(フリー)
9分46秒 シャイニング・ウィザード→片エビ固め
KAZMA SAKAMOTO/ブラックめんそーれ(全日本)/井上雅央(フリー)/●菊タロー(フリー)
▼G PROWRESTLING 6人タッグマッチ 20分1本勝負
河上隆一/石川修司(全日本)/●進祐哉(フリー)
11分35秒 ドロップキック→エビ固め
○渡辺壮馬/ガレノ・デル・マル/青柳優馬(全日本)
▼LIDET UWF ダブルバウト 20分1本勝負
●飯塚優/佐藤光留(パンクラスMISSION)【D1E2】
11分56秒 忍者チョーク
田中稔/○田村男児(全日本)【D1E3】
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/#STRONGHEARTS】○エル・リンダマン
11分10秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】●ライジングHAYATO(全日本/愛媛)
※王者が2度目の防衛に成功。
▼G PROWRESTLING G-INFINITY選手権試合 30分1本勝負
【王者組/VOODOO-MURDERS/SAITO BROTHERS】斉藤ジュン(全日本)/○斉藤レイ(全日本)
13分48秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
【挑戦者組/BLACK GENERATION INTERNATIONAL】鈴木鼓太郎(フリー)/●ハートリー・ジャクソン(フリー)
※SAITO BROTHERSが3度目の防衛に成功。
▼G PROWRESTLING GLEAT&AJPW超世代闘争 8人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
カズ・ハヤシ/○T-Hawk/諏訪魔(全日本)/宮原健斗(全日本)
20分40秒 ナイトライド→エビ固め
田村ハヤト/井土徹也/安齊勇馬(全日本)/●青柳亮生(全日本)
ドラゲーを退団したSBK&TAKUMAがGLEATに上陸し侵略開始!T-HawkのG-REXへ石川修司が挑戦決定!リンダマン、斉藤兄弟が王座防衛!
第1試合
GLEATのOPからNTVスポーツテーマが会場に流れる中、「全日本プロレスと一緒にGLEATしようぜ!」のスローガンとともに大会スタート。
島谷と井上は入場するなり額を突き合わせてバチバチの様子。
ゴングとともに両者突っ込んで目まぐるしいグラウンド戦を展開。ロープに押し込んだ島谷がクリーンに離すと、井上が顔面へのブートからドロップキック。ボディスラムからサッカーボールキックと連打してロープに飛ぶが、攻撃をかわした島谷が場外へと放り出してプランチャで追撃。
島谷は井上を引き起こして真っ向からエルボーを受けていき、ボディスラム、ヒップトスと投げてローキック連打。エルボー連打でやり返す井上を強烈なエルボー一発で吹き飛ばしてブレーンバスターから逆片エビ固め。さらにブレーンバスターを狙うが、井上が振り払ってエルボーを連打し逆にブレーンバスター。
井上はコーナーに詰めて串刺しミドルキックを猛連打。串刺しバックエルボーからサッカーボールキックを見舞い、コーナーに上ってダイビング・エルボードロップ。井上はハーフハッチ・スープレックスを狙うが、島谷が振り払ってヘッドバッド。島谷がブレーンバスターを狙うが、井上が首固めで切り返し、さらにサムソンクラッチで翻弄して延髄斬り、ハーフハッチ・スープレックス・ホールドと連撃。
井上がローリング・ソバットを発射も、島谷がキャッチして強烈なエルボーで反撃。井上もミドルキックを連打していくが、受けきった島谷がカウンターのドロップキックを顔面に突き刺し、逆片エビ固めでギブアップを奪った。
<試合後コメント>
井上凌
「おいチェック島谷、また一人俺は借りを作ってしまった。だけど、俺はプロレスラーとして生き続ける限り今まで借りを作った人間には、必ずうん。俺は必ずリベンジしてやるから、チェック島谷お前もだ。必ずリベンジしてやるから」
チェック島谷
「全日本プロレスとGLEATのコラボ大会。オープニングバトルを勝ち取ったのは、この俺チェック島谷だおい。おい井上、いい表情をしてたなあおい。え?このな、第1試合はよ、技量とかテクニックとか、そんなんじゃないんだ。ここ(ハート)なんだよおい。今日はな。ここの差で、俺が獲ってやったぞおい、ああ?おい井上。今日はな。GLEATの主催かもわかんねえけどなあおい。あそこに、あそこに何人全日本プロレスのファン、お前を応援してるやつがいるかわかんねえけどな。おい。一つだけ現実を突きつけてやったぞおい、お前はな、おい、今日はな、俺のホームであるGLEATのリングのど真ん中で、俺に対しておい、参ったしたんだよおい。それだけはな今日よく覚えとけおい、覚えとけよ。そしてまたあの、なにくそっていう表情でな、俺をぶん殴りに来い。今日はそれだけだ」
第2試合
伊藤と北斗でゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べから北斗が離れ際に投げキッスからアゴヒゲを引っ張る挑発。さらにいきなりRKOを狙うがかわした伊藤がハイキックを発射。互いに攻撃を避け合ってクリーンブレイクし、伊藤が児玉との対面を求めたため児玉がタッチを受ける。
やんず家の前掛けを装着していた2人は握手を交わすかと思いきや、児玉がサミング。さらにティヘラで場外へ放り捨て、北斗が本田も場外へ叩き出す。前掛けを外した児玉がノータッチ・トペ・コンヒーロで飛んでいく。
児玉&北斗は伊藤にダブルショルダータックル。北斗にタッチ。
北斗はやんず家の前掛けで伊藤の首を絞めた後に自らも装着。その状態で伊藤を殴りつけてから前掛け投げ捨てる挑発。
代わる児玉はセントーン・アトミコからフォールも本田がカット。北斗にタッチ。
北斗は「ラーメン屋オラ!」とコーナーに叩きつけてエルボー連打。伊藤もエルボーで応戦して打ち合いとなり、伊藤がミドルキック連打で流れを掴み、ニーリフトから俵返し。本田にタッチ。
本田は串刺しラリアットからスパインバスター。さらにファイナルベントを狙うが、北斗が着地してエルボーから突っ込むも、本田がカウンターのスピアー。投げようとするも北斗がブレーンバスターでやり返し、児玉にタッチ。
児玉は本田に串刺しバックエルボーも、本田はノーダメージの様子でエルボーから「くたばれ!」と串刺しラリアット。さらに伊藤が串刺しニールキックで追撃して2人でロープに振るが、児玉が本田に延髄斬り、北斗が伊藤にRKO。児玉が伊藤の前掛けをで足を縛って動けなくし、北斗がローリングエルボー。さらにサンドイッチエルボーからサンドイッチトラースキック。児玉がマッドスプラッシュを狙うが、本田がデッドリードライブ。北斗がエルボー連打も本田がラリアットでなぎ倒す。
伊藤と本田が2人で児玉を取り囲むと、児玉は「まあまあ、落ち着こう!全日本プロレス!GLEAT!最高!」と笑顔で叫んで命乞い。これは通じず、伊藤がジャーマン・スープレックス。続けて本田がファイナルベントで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
伊藤貴則&本田竜輝
本田「全日本プロレスのリングで成長して、またこのリングに戻ってくるから、そんときはまたよろしく」
伊藤「おう。今日はありがとう。また、敵でも味方でも。お前面白そうやから。今日はな、うちのタマやんに全て持ってかれたそんな感じするけど、タマやんも最後やっぱりやんず家に戻ってきてくれたから。俺らは、やんず家は、Gプロでもっともっとビッグウェーブを起こしていきたいから、今日は、まあ、まあ許してやろう。大将の権限や。今日はタマやんは許す」
大森北斗&児玉裕輔
大森「ごめん。俺たちは今日負けた、YESかNOか、YESかNOかさあ、どっちだ・・・YESYESYES・・・」
児玉「めちゃくちゃYES」
大森「YESだ!!!俺たちの時代はまだ、来ませんでした・・・」
児玉「やんず、ちょっと色気出して下克上しようとして失敗した」
第3試合
この試合は両チームの希望によりエニウェアフォールルール、場外カウント&タッチ権無し、レフェリーが特に危険な行為とみなした行為以外すべての反則が認められるというお約束のアナウンスから両軍入場。
入場とともにニタが雅央の顔面に毒霧を噴射。さらに鎌で雅央の顔面をグリグリと抉りながら観客席へと叩き込んでいく。リング内外が大混乱に包まれる中、ようやくリングにたどり着いたじいちゃんが入場完了。
ニタが場外で水を振りまく中、じいちゃんとめんそーれがロープ渡りを始めて向かい合い、激しい攻防の後に同時に落下して股間を痛打。
さらに頓所と鬼塚がKAZMAにダブルドロップキックを見舞うも、KAZMAがストップエンズイ。
代わる菊タローが鬼塚にフラッシングエルボーも、ヒザが痛んで追撃が遅れる。めんそーれにタッチ。
めんそーれが出てくると鬼塚が胸板へ強烈なチョップを連打。めんそーれはサミング&逆水平チョップの連打でお返しし、ダブルチョップでなぎ倒す。めんそーれが雅央にタッチ。
雅央は鬼塚にヘッドロックパンチを連打し、串刺しラリアットも鬼塚がドロップキックで反撃。ニタにタッチ。
ニタは雅央の腹を鎌で切りつけていくが、KAZMAがカット。ニタはKAZMAにサミング。めんそーれが出てきてニタにサミングからブレーンバスターを狙うが、ニタがDDOで切り返す。
菊タローがカットしてニタにサミングからコーナーに振ってKAZMA、雅央とトレインラリアットを放っていく。しかし、雅央が腕をぐるぐる回す溜めが長すぎたためニタは毒霧を噴射して返り討ちに。
菊タローがニタを羽交い締めにする中で雅央が再びラリアットを狙うも、溜めが長すぎたためかニタがまたも毒霧で撃退。
リング上ではKAZMAと鬼塚がやり合う中、じいちゃんがKAZMAの頭を杖で一撃してからスワンダイブ式フランケンシュタイナー。場外に吹っ飛んだKAZMAらへ鬼塚がダイビング・エルボーアタック。さらに頓所が場外飛びを狙うが、背後から菊タローがチョップで妨害。
菊タローと頓所がエルボーで打ち合う中、菊タローが「あっ!」と虚空を指さして視線をそらさせグーパンチ。続けて菊タローがドラゴンスクリューからシャイニング菊ザードを狙うが、ヒザが痛んで実行はならず。菊タローは長い長い締めの挨拶からブレーンバスターを宣言も、頓所が逆にブレーンバスター。さらに低空ドロップキックから「イエェア~」とプロレスLOVEポーズを決めてからシャイニング・ウィザードを叩き込んで3カウントを奪った。
<試合後コメント>
グレート・ニタ&がばいじいちゃん&鬼塚一聖&頓所準
鬼塚「いやいやこのGLEATカオスバトル、スペシャルゲスト!がばいじいちゃん、そしてグレート・ニタさん、今日はありがとうございました」
がばいじいちゃん「え?(※聞こえなかったのか耳に手を当て聞き返す)」
鬼塚「じいちゃん!今日は!ありがとうございました!(※ゆっくり言ってもらって聞こえたがばいじいちゃん、握手に応じる)ま、まあね、GLEAT、こんなカオスなゲストが来ても、我々GLEAT所属としては、消されるわけにはいかない」
頓所「そうだそうだ!」
鬼塚「まあ、まだまだ」
頓所「これから頑張りましょうよ」
鬼塚「じいちゃん、ニタさん、また来ていただけますか。(※ニタとじいちゃんがうなずく)じゃあまた、みんなで一緒にGLEAT!しようぜ!きた!OK!」
菊タロー&KAZMA SAKAMOTO&井上雅央&ブラックめんそーれ
KAZMA「雅央!」
めんそーれ「(※緑に染まった雅央を指して)シュレックさん!ちょっと、触んないで触んないで触んないで!」
KAZMA「こっちにする?」
菊タロー「ちょっと離れて」
めんそーれ「離れて離れて離れて」
KAZMA「ついてるついてるついてる」
井上「バイ菌じゃねえよ」
KAZMA「バイ菌みたいだから、ちゃんと雅央さん抑えとかないと、こうなるってことっすよ」
菊タロー「いやー、人ってあんなに緑になるんですね」
KAZMA「すごいなー、マーベルでしょマーベル。こんなん実写版マーベルじゃないですか」
(※菊タローかスマホを構え井上を撮影)
KAZMA「いや撮った方がいいすよ撮ったほうが・・・自分も一緒に(※KAZMAも写真に入りポーズ)」
めんそーれ「僕もいいすか(※めんそーれもフレームイン)」
菊タロー「僕もいるほうが。こうしよう(※菊タロー、インカメラに切り替え4人で自撮り)」
井上「これどうすんの?」
菊タロー「なんなんだよこのカードは。カオスにもほどがあんだろ。GLEATしやがんなあ」
KAZMA「これがGLEATしようぜってヤツですね」
めんそーれ「GLEATしてた」
菊タロー「な、良いか?絶対次もグレート・ニタと当てさせろ。そして雅央さんはマストだ。わかったな。雅央さんは絶対連れてくるぞ俺が」
井上「グレート・ニタが来んだったらリベンジしよう」
めんそーれ「お〜」
菊タロー「これからグレート・ニタと井上雅央の抗争が始まるから楽しみにしとけよ」
めんそーれ「リベンジだ」
KAZMA「年1か3年に1回すね」
菊タロー「わかったら出てけコラ」
井上「俺らが出てくんだよ、いやすっごいなしかし・・・」
第4試合
河上と青柳でゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べからショルダータックル&ダブルバイセップスのアピール合戦。河上がショルダータックルも青柳が即座にフォアアームでやり返し、マッスルポーズで向かい合った2人が握手を交わしてからタッチ。
進と渡辺の対面となると進がショルダータックルからロープに飛ぶが、渡辺が軽やかな動きで攻撃をかわして走り、ティヘラで放り捨てる。さらに渡辺がセカンドからのムーンサルト・プレスを投下てロープに飛ぶが、進がカウンターのブートからロープに振ってショルダースルー。石川にタッチ。
渡辺は石川にチョップを連打していくも石川ビクともせず。キチンシンクからフットスタンプを連打していき、河上にタッチ。
河上は強烈な逆水平チョップを打ち込んでいき、ボディスラムからセントーン。さらに逆水平チョップで追い込んでいき串刺しラリアットを狙うが、ひらりとかわした渡辺が延髄斬り。コーナーに飛び乗ってミサイルキックで追撃し、青柳にタッチ。
青柳は河上にランニング・フォアアームからコーナーに上ってダイビング・クロスボディを見舞ってダブルバイセップス。ガレノにタッチ。
ガレノと青柳は2人で河上にトレイン攻撃を狙うが、ガレノのビッグブートを青柳に誤爆させる。
ガレノと石川の対面となり、重厚なエルボー合戦から石川が串刺しラリアット、セカンドからのダイビング・フットスタンプと連撃。さらに石川がファイヤーサンダーを狙うが、ガレノが振り払ってドロップキック。コーナーに吹き飛んだ石川へキャノンボールを見舞い、再びエルボー合戦へ。ガレノが「ビバ・メヒコ!」と叫んでラリアットを放つも、石川もラリアットで迎撃。激しい撃ち合いの末に相打ちとなり両者タッチ。
進と渡辺の対面となり、エルボー合戦から渡辺がソバットで流れを掴むも、追撃をキチンシンクで止めた進がDDT。さらに石川、河上を加えたトレイン攻撃から石川のキチンシンク、進のブルーサンダーと連撃も青柳&ガレノがカットしてダブルのドロップキック。場外へ吹っ飛んだ石川&河上へガレノがノータッチ・トペ・コンヒーロで飛んでいく。
進がトラースキックからグーパンチを見舞いロープに飛ぶが、渡辺がカウンターのドロップキックを顔面に突き刺して3カウントを奪った。
<試合後コメント>
石川修司&河上隆一&進祐哉
石川「お前のチームメイトなんだあいつ」
河上「デカい・・・デカすぎる」
石川「気づいたら試合終わってたぞおい、どうなってんだお前おい」
河上「敵になったらヤバい、あークソ、あークソ、いやもう、なんだおい!折角の全日本とやってんのにおい、俺はこの、おい、石川修司とバチバチにやりたったんだよこの野郎おい!」
石川「組んでんじゃん」
河上「組んでるけどな」
石川「ああお前が倒そうとしたんだろおい」
河上「おらー青柳お前、青柳!おい、おいおい、人見知りとか言ってたなおい、人見知りでもなんでもねえじゃねえかおい、リーダーの落ち着きだよおい、もう一回おい、やってやってもいいぞおい、3冠チャン・・・いや5冠チャンピオンだろおい、GLEAT来いよ、おい、GLEAT来たときには俺がボキーッだ!(※膝でへし折るポーズ)ガッガッガッガッ・・・」
石川「あー面白かったよ、また面白い考えがあるから、いずれ発表してやる」
進「壮馬、壮馬、お前最高じゃん。俺ら、最高のタッグになるよ」
青柳優馬&渡辺壮馬&ガレノ・デル・マル
青柳「いやー、ビバメヒコー!」
ガレノ「ビバメヒコ!」
渡辺「ビバメヒコー」
青柳「ビバメヒコー、素晴らしかった。いつ勝ったの?(笑)」
渡辺「なんか倒れてる間に勝っちゃいました僕」
青柳「勝っちゃった(笑)」
渡辺「勝っちゃったっす」
青柳「いやーでもすごいこれは、俺らも最高にGLEATしてるでしょ今日、GLEATしたよ、ねえ。ビバメヒコ!」
渡辺「ビバメヒコ!」
ガレノ「ビバハポン!」
青柳「あ、ビバハポン。じゃ、せーの」
一同「ビバハポン!」
青柳「イエーイ、センキュー!」
第5試合
ニーパッド未装着の光留は膝蹴りが禁止、ニーパッド&レガース未装着の男児はキックが禁止とアナウンス。
稔と光留の対面でゴングが鳴ると、じりじりと距離を詰めて互いにローキックで牽制。光留のミドルをキャッチしてグラウンドに引き込んだ稔がアンクルホールドに捕らえると光留がエスケープ。青残り4点。
再び向き合って光留がロー、掌底の打ち合いとなり、再び稔が足をキャッチしてグラウンドに引き込もうとするも今度は光留がしっかり対応し逆に腕を取ってアームロック。稔がエスケープし、赤残り4点。
光留が飯塚にタッチし、稔と飯塚の対面。稔が飯塚の連打を捌いて自軍コーナーに連れ帰り男児にタッチ。
ローを放っていく飯塚に対し、男児は低空タックルでグラウンドに引き込もうとする。飯塚は必死にスタンドのポジションを維持しようと努めるが、男児が組み付いて押し倒す。飯塚は下から足を取りにこうとするが、男児も上から捌いて掌底を連打。飯塚も応戦して激しい張り手の打ち合いに。男児が低空タックルを決めると飯塚もネックロックで対応し、自軍コーナーに押し込んで光留にタッチ。
男児と光留の対面となり、光留がロー、掌底と放っていく中で男児は足を刈ってグラウンドに持ち込みアキレス腱固め。光留がニーロックで切り返すと男児がエスケープ。赤残り3点。
光留がミドルを放っていくと、男児が掌底連打で応戦し低空バックドロップで投げて肩固め。光留がエスケープし、青残り3点。
男児が低空タックルを放つと光留が自軍コーナーに背を預け、飯塚にタッチ。
飯塚がソバット、バックブローを放つも、かわした男児がバックフリップ、俵返しと連撃。飯塚は飛びつき腕十字で応戦。男児も俵返しを狙うが、飯塚が脇固めで切り返す。男児がエスケープし、赤残り2点。
飯塚はニーキック連打から2連ハイキック。男児がダウン。赤残り1点。
飯塚が飛びつき腕十字から三角絞め。男児がパワーボムで切り返すと飯塚がダウン。青残り2点。
男児がニンジャチョークで捕らえると飯塚がタップし試合終了。
<試合後コメント>
田中稔&田村男児
田中「俺先発でちょこっと出ただけで、出番終わっちゃったんですけど。まあそれ逆に言うと、男児くんが大活躍したってことでしょ。まだ、全日本所属の男児くんを前にして言うのもあれだけど、このベルトGLEATで2回防衛してるけど、全日本じゃ誰も賭けてこない。石投げても石帰ってこない。もう石のドッジボールだ。誰か挑戦してこいこの野郎!」
田村「今日はGLEATでLIDET UWF、何ていうかいつも光留さんとやってるハードヒット、なんならハードヒットの方がハード。キツめだぞ。LIDET UWF、こんなもんじゃないでしょう。こんなもんじゃない。飯塚選手も。飯塚選手もまだ伸び悩んでる。俺もまだ発展途上だけど発展途上だけど、まだまだまだまだ俺は上にいると思ってる。上にいると思ってやってたから。まだまだ効いたけど、これからまた上がれる機会、LIDET UWFなんでも行けるんで。何でも言ってください。ありがとうございました」
第6試合
ゴングが鳴ると、互いに自分の間をしっかり獲りつつ距離を詰め、ロックアップでの力比べ。離れ際にリンダマンがガットショットを見舞いリストロックに捕らえるも、HAYATOがヘッドスプリングで抜け出してチョップで振り払い、コルバタで場外に放り出して飛び技のフェイントから一回転してポーズ。しかし、リンダマンが即座にリングインして顔面を蹴飛し場内から大ブーイング。リンダマンがHAYATOのポーズを真似して挑発する中、HAYATOが背後からドロップキックを見舞って場外に叩き出し、スワンダイブ式プランチャ。
HAYATOは場外戦で頭から鉄柱へ叩きつけるなど珍しく感情をあらわにしながら荒々しい場外戦を見せ、胸板へ上からチョップを見舞いながら連続エビ固め。さらにライオンサルトを投下も、リンダマンが回避して自爆させ、スライディングバックエルボーからバックドロップ。リンダマンがロープに飛ぶと、HAYATOがカウンターのドロップキックからスワンダイブ式の断崖式ハングマンDDT。さらにスワンダイブ式の攻撃を狙って飛んでいくが、キャッチしたリンダマンがエクスプロイダー。
ふらふらと起き上がった2人。リンダマンが串刺しバックエルボーを見舞っていき、ハングマン式ネックブリーカードロップ。リンダマンは「ベルトは俺のものだ!」と勝鬨を上げ、「上からぁ!」と叫んでコーナーへ上がる。しかし、HAYATOはこれを雪崩式フランケンシュタイナーで切り返し、コーナーへ上がっていく。すると、リンダマンが下から追いすがって雪崩式ブレーンバスターを狙う体勢へ。HAYATOがチョップで撃ち落とすも、再び追いすがったリンダマンが雪崩式の飛びつき腕十字。
ダブルダウンからカウント9で2人が起き上がり、足を止めてのエルボー合戦を展開。連打で打ち勝ったリンダマンだったが、HAYATOは得意の縦チョップ連打で盛り返し、顔面に強烈な張り手。さらにHAYATOがファルコンアローからバックを取るが、足払いをかけたリンダマンがホイールバロー・ジャーマンを狙う。ロープを目指すHAYATOの後頭部をホイールバロー・ジャーマンの形でロープに打ち付ける。
リンダマンはジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、HAYATOがサムソンクラッチから足を離さず持ち上げ、人でなしドライバーでぶっ刺す。さらにライオンサルトからシド・ヴィシャスを放つもリンダマンが剣山で迎撃。
HAYATOはトラースキックから再びシド・ヴィシャスを狙うが、飛び上がった瞬間にリンダマンが背後から捕獲してジャーマン・スープレックス。さらに熊殺しで叩きつけ、そのままホイールバロー・ジャーマン・スープレックス・ホールド。
これをHAYATOがカウント2で返すと、リンダマンはジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。
リンダマンがコーナーに上ってベルトを掲げていると、佐藤光留が現れてリングイン。
光留「チャンピオン、防衛おめでとうございます。もう長いことプロレスやってるんですが、久々に見入ってしまいました。となれば、次の挑戦者はパンクラスでもハードヒットでもなく、全日本ジュニア代表・佐藤光留以外にはいません。(リンダマンは)非常にお話が長いんで自分が先に全部喋ります。いつ、どこのリング防衛戦になるかは偉い人が決めてくれます。佐藤光留の挑戦、受けてくれますか?」
リンダマン「もちろん受けさせてもらいますよ!全日本ジュニアのこと散々小馬鹿にしてたけどな、今日のライジングHAYATOは中々骨があったぞオイ。全日本のジュニア、一番全日本らしくない佐藤光留が俺は一番怖くて、一番楽しみにしてたチャレンジャーだよ。お前の挑戦、俺がしっかり受けてやるよ」
リンダマンがベルトを掲げると光留が握手を求め、リンダマンがしっかり握り返す。
光留が去ると、リンダマンが観衆に向き直って再びマイク。
リンダマン「タイトルマッチ防衛と同時に次の挑戦者が現れて決定。こんな疾走感もGLEATらしいんじゃないですか?!まだまだ疾走感のあるGLEAT後楽園大会も終わりません!この先後半戦も盛り上がっていくぞ~!」
<試合後コメント>
ライジングHAYATO
「負けたよ。性格も大嫌いだし、喋り方も見た目もスタイルも全部が大大大大大嫌いだけど、やっぱり強いね。しばらくは、次佐藤光留が挑戦するみたいだけど、俺は全く佐藤光留を応援するつもりはないし、リンダマンを応援するつもりもないし。でも、しばらくは、いや、俺がまた挑戦するまで、また絶対勝てると思って挑戦するまでさ、そのベルト、持っててよ。俺から、勝手に約束させてもらうよ。じゃあ、リンちゃん、約束守ってね」
エル・リンダマン
「よし、おい。全日本ジュニア、さんざん小馬鹿にしてたけどなあ、井上凌、青柳亮生、あいつらクソみてえなゴミみてえな奴らだと思ってたけど、今日のライジングHAYATOは一緒くたじゃなかったな、なかなか熱い気持ちでいつもより強かったと思うよ。それも全日本ジュニアの力なのか、それともGLEATのリングがそうさせたのかはわからないけど。まあ楽しかったよ、楽しいだけじゃ終わらない。出てきたのは佐藤光留、リング上で言った通り、俺はあいつが一番怖くて、一番楽しみなチャレンジャーだ。世界ジュニアを持っててよかったっていう、そういう対戦カードだよな。リンダマンは、GLEATは、そして世界ジュニアは、まだまだ止まらないぞ」
第7試合
王者組の選手コールが終わるとともにSAITO BROTHERSが奇襲をかけ、場外戦となる中でゴング。レイとジャクソンが重厚な打撃戦を展開する中、ジュンは体格差を活かし鼓太郎を圧倒。
ジュンは鼓太郎をリングに戻し、レイが押さえる中でコーナーチョップ連打。レイと2人で鼓太郎の顔面を踏みつける。
レイに代わると、鼓太郎がボディエルボー連打もレイが強烈なチョップで吹き飛ばし、自軍コーナーに叩きつけてジュンと2人で顔面踏みつけ。ジュンにタッチ。
ジュンはボディスラムからエルボードロップ。鼓太郎を踏みつけながら髪をかきあげると場内から黄色い歓声が上がる。
代わるレイは鼓太郎をサイドバスターで叩きつけ、ロープに飛んでボディプレスを発射も、これをかわして自爆させた鼓太郎がジャクソンにタッチ。
ジャクソンはレイをブレーンバスターで投げようとするが、レイが逆にぶっこ抜いてブレーンバスター。ジュンにタッチ。
ジュンは串刺しビッグブートからランニング・ビッグブート。さらにチョークスラムを狙うが、振り払ったジャクソンが担ぎ上げてバックフリップ。鼓太郎にタッチ。
鼓太郎はジュンにビットからヒザへの串刺しドロップキック。さらに足を取るもジュンが振り払ってブート。ジュンが突っ込んでいくも、鼓太郎がカニバサミで倒しつつニーロックに捕らえ、ニークラッシャーの連打からアキレス腱固めと巨漢殺しの定石である足攻めへ。これはレイがカット。
レイはジュンを助け起こし、2人で鼓太郎にトレイン攻撃からダブルのヒップトス。ジュンがチョークスラムを狙うが、鼓太郎が着地して足を取りドラゴンスクリュー。さらに鼓太郎がスピニング・レッグロックに捕らえるもレイがカット。ジャクソンがレイを排除し、鼓太郎とともにジュンへトレイン攻撃。鼓太郎のエルボー&ジャクソンのラリアットでサンドイッチ攻撃を見舞い、鼓太郎が左右のエルボー連打からローリングエルボー。
鼓太郎はタイガードライバーを狙うが、ジュンが振り払う。そこにジャクソンが飛び込んできてラリアットを見舞い、鼓太郎が低空ドロップキックからタイガードライバー。これを2で返されると鼓太郎が再びタイガードライバーの体勢も、レイが喉輪でカットしてそのままチョークスラム。両者タッチへ。
レイとジャクソンの対面となると、真っ向からのラリアット合戦を展開。互いに倒れずバチバチと打ち合っていき、ジャクソンが小刻みな連打からロープに飛ぶ。レイはこれをかわしてロープへ走り、横殴りのラリアットからクロスボディを見舞い。さらにドリル・ア・ホール・パイルドライバーで突き刺すもカウント2。
レイがコーナーに上ってダイビング・ボディプレスを狙うが、ジャクソンがムクリと起き上がって追いすがり雪崩式ブレーンバスター。この日一番の轟音が会場を包むが、レイはカウント1で返す。
ならばとジャクソンはブレーンバスターを狙うが、ジュンがラリアットでカット。SAITO BROTHERSのダブルのチョークスラムからレイがカバーも、鼓太郎がカット。鼓太郎にもダブルのチョークスラムで叩きつけてKOし、レイがコーナートップからのダイビング・ボディプレスを見舞って3カウントを奪った。
<試合後コメント>
斉藤ジュン&斉藤レイ&鈴木鼓太郎&ハートリー・ジャクソン
斉藤レイ「ハートリー・ジャクソンと、鈴木鼓太郎、ふたりとも早くてパワーのあるいい選手だったが、俺たち斉藤ブラザーズのデカさが、それを上回った」
斉藤ジュン「言ったはずだぜ。『防衛する』ってな」
斉藤レイ「無限に防衛してやろうぜ」
※鈴木・ハートリーの二人が乱入
鈴木「おい待ておら、待てよ」
斉藤レイ「おい何しにきたおい」
鈴木「お前らの実力はよーく分かったよ。俺の見積もりミスだよ」
斉藤レイ「おう」
鈴木「だから、情けねえけど、もう一度、俺とジャクソンでそのベルトを挑戦する」
斉藤レイ「どうだ、ジュン?面白そうじゃねえか」
ハートリー「カモン、俺たちともう一回やろうじゃねえか(※英語で)」
斉藤レイ「良いぜ。もう一回だ(※英語で)」
斉藤ジュン「なんどやったって変わんねえけどな。ハートリー次こそは覚悟しろよ(※英語で)」
斉藤レイ「面白え、こいつらとやってやるよ!」
鈴木「日程は、お前らで勝手に決めろ(※コメントブースを立ち去る)」
斉藤レイ「よーし、じゃあそうだな、今月まだ試合残ってるだろ。8月27日、名古屋大会だ。アイツらが決めろって言ったから、そこでアイツらともう一回、このベルト賭けてやらしてもらうぜ、次はこんなもんじゃねえぞ。次はもっとバチバチやってやる。楽しみにしとけ」
斉藤ジュン「何度だって返り討ちにしてやる」
第8試合
両団体のスターが集うメインイベントでは8選手がたっぷり時間をかけて個別の入場パフォーマンスを見せ観衆が沸く。
T-Hawkとハヤトの対面でゴングが鳴ると、ロックアップからヘッドロック、ショルダータックルでぶつかり合う攻防からT-Hawkが逆水平チョップ、低空ドロップキックと畳み掛けるもハヤトがショルダータックルでふっ飛ばす。さらに王道トーナメントで敗れた諏訪魔へ「来いよ!来いよオラ!」と激しく挑発しつつ井土にタッチ。
井土が宮原との対面を求め、観衆の後押しを受けた宮原がタッチを受ける。宮原がゆ~っくりとリングインすると、井土は突っ込んでビッグブート&エルボー連打。宮原がビッグブートでやり返すと井土はミドルキック連打からスライディングキックで場外へ蹴落とす。宮原はファンの子供が持っていた宮原タオルで汗をぬぐうファンサービスを見せつつリングに戻ってカズにタッチ。井土も亮生へタッチ。
亮生とカズの対面となると、ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの攻防からカズがショルダータックル。亮生も負けじとアームドラッグからのドロップキックを見舞って反撃すると、新世代軍がなだれ込んできて4人でカズを取り囲む。
安齊&ハヤトのダブルショルダータックルから井土のサッカーボールキック、亮生のその場飛びムーンサルト・プレスと連撃が決まり、亮生が安齊にタッチ。
安齊はカズに串刺しエルボーからダブルアーム・スープレックス。カズが逆水平チョップ、安齊がエルボーで打ち合っていく中、カズがハイキックからコーナーへのコンプリートショット。宮原にタッチ。
カズ&宮原がダブルのショルダータックルを決め、宮原が井土へ突っ込んでいってヘッドバッド。さらに安齊をバックエルボーで倒してマッスルポーズ。宮原がT-Hawkにタッチ。
T-Hawkは安齊にナックルを見舞い、リストを取りながらの逆水平チョップ。相手コーナーに控えるハヤトを右ストレートで叩き落し、安齊を自軍コーナーに叩きつけて逆水平チョップ。諏訪魔にタッチ。諏訪魔は安齊に串刺しダブルチョップを見舞いT-Hawkも逆水平チョップで追撃。2人でロープに振って「せーの!」でダブルチョップの競演を見せる。さらに諏訪魔がチョップを放とうとすると、ハヤトが身を乗り出して諏訪魔を挑発。諏訪魔がハヤトに怒鳴り返した後に安齊をブレーンバスターで叩きつけて逆エビ固め。プッシュアップしようとする安齊の頭をT-Hawkが踏みつけたり、ロープを蹴ったりと妨害するも、安齊は自力でブレイク。
諏訪魔は安齊をコーナーに叩きつけて串刺しラリアットからスロイダー。安齊はよろよろと起き上がってエルボーで反撃しドロップキック。諏訪魔は倒れず耐えてエルボードロップで追撃し、ロープに振ってラリアットを狙うが、振り返した安齊がフロントスープレックス。ハヤトにタッチ。
ハヤトは諏訪魔に往復串刺しラリアットを放っていき、コーナーに上ってダイビング・ショルダーアタック。さらに「投げるぞオイッ!」と諏訪魔のポーズを決めてブレーンバスターを狙うが、振り払った諏訪魔がエルボー。ハヤトもエルボーで返して打ち合いとなり、ラリアットを狙ったハヤトへ諏訪魔がスリーパーホールド。コーナーにぶつけて脱出したハヤトがラリアットを放つも、諏訪魔もラリアットで迎撃。田村がラリアットの猛連打も、諏訪魔も倒れず耐えてラリアットの猛連打。さらにジャーマン・スープレックスで投げるもハヤトが即座に起き上がってラリアット。両者タッチ。
井土と宮原の対面となり、宮原がロープに振るも井土がかわして走り、ドロップキックから宮原のマッスルポーズを真似て見せる。さらに井土がロープに振るも、宮原が得意のドロップキックコンビネーションから本家のマッスルポーズ。その背後から井土がサッカーボールキックを叩き込むと、宮原は鬼の形相を浮かべながらエルボー連打。井土はソバットからロープに飛ぶも、宮原がカウンターのビッグブートを決め、井土を踏みつけながらマッスルポーズ。T-Hawkにタッチ。
ダメージが大きい宮原だったが、T-Hawkは「健斗ーッ!まだまだ行けるよなあ?!」とコンビネーションを求める。2人で井土をロープに振るも、宮原のビッグブートがT-Hawkに誤爆。井土が亮生にタッチ。
亮生がスワンダイブ式ミサイルキックを見舞い、「俺がGLEATだぁ!俺がGLEATだぁ!」と雄たけび。4人でT-Hawkにトレイン攻撃を見舞っていくも、亮生がの攻撃かわされ、宮原が後頭部へブラックアウト。宮原とT-Hawkがサンドイッチ式ランニングニーを放つも、これが互いのヒザに誤爆。そこへハヤトが突っ込んできてダブルラリアット。諏訪魔がブートでハヤトを蹴散らし、安齊が諏訪魔にジャンピングニー、カズが安齊にBK、亮生がカズに旋風脚と大混戦。亮生はT-Hawkに延髄斬りからスワンダイブ式攻撃を狙うが、T-Hawkがニーアッパーで迎撃し、亮生のフランケンシュタイナーをキャッチしてパワーボム。亮生が返して旋風脚を放ってロープに飛ぶも、T-Hawkがカウンターのケルベロス。T-Hawkが安齊らを場外に叩き出し、カズがトペ・スイシーダ。宮原とT-Hawkがサンドイッチニーを決め、T-Hawkがナイトライドを狙うも亮生が逆打ちで切り返す。これを即座に返したT-Hawkが後頭部へケルベロスを叩き込み、右ストレートからウラジゴク、ナイトライドと決めて3カウントを奪った。
T-Hawk「おい、おい後楽園ホール。全日本プロレス、そしてGLEATの合同大会どうだった?!これは決して気の所為じゃねーぞ。いつもよりよ、ヤングボーイズたちも元気が良かったよな後楽園ホール!おい、おい、安齊。青柳亮生。お前らと割とマトモに初めてやったけどよ、やっぱり全日本プロレスの若手、めちゃめちゃ面白いっすねえ!やっぱスゲーよちくしょー!俺は、今GLEAT最高峰のタイトル、G-REXの第3代チャンピオンとして君臨している。今までは20代の選手に発破かける意味で防衛を重ねてきたけどよ、たしかに20代の選手、めちゃめちゃ良かったしめちゃめちゃ熱いし、それがみんなに伝わったと思う。そうだよな、後楽園ホール!だけどな、俺はこのGLEATを業界のテッペンに持ってくためにな、俺の持ってるタイトルに色んな経験をさせてやりてーんだよ、チャンピオンとして!そこでだ!そこでだ。チャンピオンの権限と、チャンピオンのアイディアから言わせてもらう。俺は、次の挑戦者はGLEAT内からじゃなく全日本プロレスから次の挑戦者、ソイツとやりてえ。別に体重関係ねーぞ。ジュニアでもヘビーでも、俺はそこ関係ねーからよ。今日組んだ諏訪魔さんでもいいな。宮原健斗でも文字通り最高じゃねーか!青柳優馬もいいなあ!くっそ、悩んじまうなあ。誰でもいいからよ、この挑戦しゃっ……」
ここで石川修司が現れると場内が大歓声に包まれ、リングインした石川がマイクを取る。
石川「ああ、両国で夜10時?T-Hawk、お前と田村ハヤトの試合見てたら、そのベルト興味あるなあ。GLEATのベルト、いいじゃん。俺に挑戦させてくれよ」
T-Hawk「ちょっとお前、俺サイズ関係ねえって言ったけど、これはチョットなあ?!(笑)まあまあしかたねーか。8月4日の両国でこのベルトに興味を持った?残念ながら、俺は前からアンタに目をつけてたんだよ。おせーよ馬鹿野郎!それと俺から1つ、生意気覚悟で言わせてもらう。アンタは8月4日、両国国技館で間違いなく、下手したら飯伏幸太より目立ってた。それは間違いないと思う。だけどな、アンタの悪い癖だ。最前線で出れるのに、そんなデケー図体してよ、いつも後ろに隠れてんじゃねーよ馬鹿野郎!別にリング上は先輩後輩キャリア関係ねーだろ?俺は本気の石川修司が見てーんだよ。アンタとだったらこのベルトかけて最高のタイトルマッチ、出来るよなあ!後楽園ホール!後楽園で決まったんだ。次の9月2日、新宿FACEじゃねえ。10月9日のこの後楽園ホールで、全日本プロレスの石川修司vsGLEATの第3代グレーテストチャンプ・T-Hawkのタイトルマッチ、決定だ!アンタとなら、最高に楽しく激しいGLEATのタイトルマッチ出来ると思ってる。10月9日、後楽園ホール、お願いします」
T-Hawkがベルトを掲げて石川と視殺戦を展開。石川が退場すると再びT-Hawkが観衆に向き直る。
T-Hawk「おい後楽園ホール!まだ元気あるよなあ!GLEATのモットーはよ、今日この後楽園ホールに集まってきてる……」
突然宮原がT-Hawkからマイクを奪う。
宮原「みんな俺の声聞きたいらしいな!今日はGLEATさんだから控えめに言っとくよ。最後に!会場の皆さんならびにYouTubeをご覧の皆様に聞きた~い! GLEATと全日本プロレス、最高ですか~!?GLEATと全日本プロレス、最高ッ♪」
宮原が退場し、再びT-Hawkがマイクを取る。
T-Hawk「さあ、1人じゃちょっと収まんなくなってきたからよ、GLEAT所属の全レスラー!最後はハッピーに、グレートに後楽園ホール大会締めたいと思います、どうですか?!さっさと出て来てくれ!グレーターズ!早く来い!(※所属選手たちがリングに集合)BULK ORCHESTRAも律儀に来てくれてよ。俺たちはグレーターズだけじゃなくてレスラー全員合わせてみんなで一緒にGLEATのレスラー。そうだろ後楽園ホール!最後はいつものあの締めで、この場、締めちゃっていいかな後楽園ホール!今日は全日本プロレスさんとの合同大会だったんだ。ちょっとひねって、最後は明るく楽しく激しく、そして最ッ……」
突如会場が暗転し、警告音が鳴り響く中で会場スクリーンに「オレたちは侵略者だ オレたちは日本人だ 覚悟はいいか?」とメッセージが流れ、SBK&TAKUMAが登場し場内は割れんばかりの大歓声。
VTR明けには2人が登場しリングに上ってくる。
SBK「俺とTAKUMAが今ここ!GLEATに立ってる。これが現実だぁ!そ・し・て!俺たちが侵略者だ!久しぶりだなあ、後楽園ホール。ええ?俺たちは今メキシコを拠点に色んなリングで闘ってる。俺たちの侵略を、止めれるやつは、お前か(※カズ)?お前か(※リンダマン)?それともお前か?!(※T-Hawkを突き飛ばすもT-Hawkが即座にビンタで反撃)」
リンダマン「下がれ下がれ!ちょ、落ち着いてください。(※SBK&TAKUMAへ)下がれオラ!(※T-Hawkへ)落ち着いて落ち着いて、チャンピオン。お前も下がれ礼儀分かってねーな!俺の話を聞けよ!誰かと思えばSBK、そしてTAKUMA。お前らが世界中で暴れ回ってるって噂、そして素晴らしいレスラーだっていう噂、しっかりと俺の耳にも届いてるぞオイ。ようこそ!GLEATのリングへ!……っていう雰囲気でもなさそうだなあ、オイ!この際だからハッキリ言っとくぞ。お前らが世界中回ってきて歩いてきた道は、俺たち#STRONGHEARTSがとっくに歩んできた歴史なんだよ。そしてここから先、このGLEATのリングはどこにも無い、今までお前らが体験したことのないような素晴らしいリングだぞオイ。このGLEATが世界一のリングだぞ。分かってのかコラ。お前らがこのリングに来るんだったら、ちょっとチャンピオンは10月に試合決まってるから。ここはお前らの言う刺激、一番の刺激はGLEATの特攻隊長、そしてザ・グレーテスト、このエル・リンダマンでお前ら文句無いだろ?!オイコラ!」
TAKUMA「おいちょっと待て待て待てリンダマン!勝手に話を進めるな。耳にはしてたけど、グチグチグチグチ、口が達者だなあオイ。いいか!俺とSBKとはメキシコで一緒にともにしてきたタッグパートナーであり、今現在、タッグチャンピオンだ。おいリンダマン、お前とこのリングで触れ合えるのは楽しそうだなあ。だけどよ、俺たちはタッグチームだ。1人足りねえなあ。今一番刺激的な俺たちに、骨のあるGLEATの選手で誰かいねーのかオイ!いねーのかオイ!」
ハヤト「小僧2人がカッコつけてノコノコ出てきやがってオイ。GLEATの刺激?俺しかいねーだろ。お前(リンダマン)もなにが特攻隊長だよカッコつけて。GLEATの中心は俺なんだよ。お前のことな、俺は心底大嫌いだよ。大嫌いだけどよ、今回ばかりはお前と組んでコイツらにGLEATの厳しさ、教えてやろうぜ。オイ、SBK、そして……なんだっけ?TAKUMA?10・9GLEATっていうのは、どういう場所か分かってんだろうな。俺は去年の10・9GLEATで葛西純、竹田誠志とハードコアでメチャクチャ刺激的な試合してんだよ。そして、この前の両国ではT-Hawkとバッチバチの刺激的なタイトルマッチをやって、昨日一昨日は王道トーナメントでゴッツゴツの刺激的な闘いやってきてんだよ。お前ら小僧2人にそんな刺激的な闘いが出来んのかオイ!」
SBK「うるせーよ田村。田村!田村ハヤト!俺はお前をよく知ってるぞ?でもよ、お前の私情なんかどうでもいいし、興味ねーよ。俺たちはメキシコで5,000人、10,000人、20,000人ってキャパで試合やってんだよ。こんな少ない会場で俺たちは試合なんてしてねーぞ?少ねーよ!(※場内からブーイングが起きる)ブーイングも中途半端なんだよお前ら。うるせーよ!まあいいよ。(※「帰れ」コールが起きる)えぇ?!なんて?!聞こえねーからお前ら。落ち着け落ち着け。とにかく、とにかく、10月9日、後楽園ホールで禁断の扉、開かせてもらうからな。ノス・ベモス。またな」
去っていくSBK&TAKUMAに向けてハヤトがマイクを取る。
ハヤト「なにが侵略者だよ。中途半端にノコノコ出てきやがって。スゲー空気になってんじゃねーか。中途半端な若造がこのリングに上がろうとしてんじゃねーぞ!GLEATの中心はな、エル・リンダマン、お前でもなく、T-Hawk、お前でもねーんだよ。このGLEATの中心、トップはな、この田村ハヤトなんだよ!お前らよ、俺を見とけばよ、スゲー景色見れるからよ田村ハヤトについて来いコラ!スゲー空気になっちまったけでおよ、このGLEATのトップ、田村ハヤトが最後はキッチリ気持ちよく帰らせてやるからよ。最後はグレーターズみんなで、YouTubeをご覧のみんなでGLEATしようぜ。準備はいいか!準備はいいか!準備はいいか!みんなで一緒に、GLEATしようぜ!」
<試合後コメント>
SBK&TAKUMA
SBK「1年ぶりに、日本に帰ってきて、おい、中途半端だな。なんだよあれ。少ねえよ客。にしてもよ、俺たちリングインして、T-Hawk、チャンピオンかアレが。アイツ一撃俺に食らわせやがったな」
TAKUMA「ついに、禁断の扉が開いたぞ。10・9、俺とSBKが、GLEAT、侵略?侵略して、田村ハヤト、エル・リンダマン、お前ら、俺らがやってきた一年、お前らに見せつけてやるよ」
SBK「10・9、楽しみにしとけ。うん、俺たちの一年、見してやるよ」
TAKUMA「そんな軽いもんじゃねえからな」
SBK「舐めんじゃねえぞGLEAT」
田村ハヤト&井土徹也&安齊勇馬&青柳亮生
田村「なんだ、世代闘争か?知らねえけどおい、諏訪魔、お前とはまだまだ全然やりたんねえからよ、また1対1で、ゴツゴツのプロレスやろうぜすぐにでも!諏訪魔お前に、俺はリベンジしてやるからな」
井土「宮原!宮原!おいどこだ、今いるか?おい、俺はどこまでも追い続けるぞおい宮原おい、それにおい、今日最後来たのも、誰か乱入してきたのも納得いかないし、おい田村。俺はな。田村。最後マイクお前に取られて、それも俺は納得行ってないけど、『GLEATの中心は田村ハヤト』って言ってたけど、おい。俺はこの世代で、いや!GLEATで負ける気はないからな」
田村「おい、それぐらいで来い。それはそういうやつが来ねえとよ、このリングはよ、上に上がっていかねえからなあおい、俺らでもっともっと盛り上げてこうぜ。そして今日は安齊選手、そして青柳選手ありがとうございました。なんか、なんかないですか」
安斎「GLEATも、全日本も世代闘争、9月8日代々木で俺は宮原健斗と1対1、必ず俺が勝って、新時代、俺が先頭立ちます」
青柳「俺が、俺が、俺が!俺がGLEATだ!!!」
田村ハヤト&エル・リンダマン
田村「すげえ空気にしてくれてよ、おい、何が刺激だ?おい、GLEATの刺激って言ったら俺しか居ねえだろおい、そしておい、特攻隊長。カッコつけて特攻隊長とか言ってるけどよ、ま、そうだなGLEATも特攻隊長はな、エル・リンダマン。そして中心は田村ハヤトなんだよ。今回ばかりはよ、俺とリンダマンで組んであいつらにGLEATの厳しさを教えてやるからな」
リンダマン「おーいまあ中心だとか、特攻隊長だとか、どっちが主役どっちが脇役。そんな話は一旦置いといて、ここは俺が大人になってやるよ。まあいい、リング上で言った通り、SBK・TAKUMA、お前らの噂はよ、しっかりこの耳に届いてるぞ、お前らがすごいレスラーだということも、俺はよーくわかってる。いいか、けどな、このGLEATのリングは、お前らが体験したことのない素晴らしいリングなんだよ、おい。それを身を以て10・9後楽園では、田村ハヤト・エル・リンダマンがしっかりとお前らの体に、脳に、胸に、GLEATを突きつけてやる」
T-Hawk&カズ・ハヤシ
カズ・ハヤシ「いや、ありがとうございます、あのー新しい刺激、全日本プロレス、またこうやって出来て楽しいですね。また彼らからも刺激もらったりして、僕がさらにパワーアップしていける気がしますんで、さらなる、羽ばたいて、ぶっ放していく。カズ・ハヤシを見ていてください、以上」
T-Hawk「まあまあ、ちょっと、座らしてもらいます。そうだねえ、やっぱこうやって全日本プロレスと合同大会、明るく楽しく激しくこうやって試合ができて、まあ単純にプロレスラーとして幸せなこともあるんだろうけど、まあそれ以上にね、9月20日の新宿挟んで10月9日のね、G-REXタイトル戦。vs全日本プロレスの石川修司、決まりましたけど、まあ俺はね、あの人はまだまだ年齢関係なく最前線で走れると思うし、8月4日の両国で、それは多分俺以外人間全員そう思ってると思うんだよ。だけどあの人はあんだけデカい図体してさ、なんだかこう本気を出しきれてないというか、やっぱり俺は本気の石川修司を見たいし、それはそこにリスペクトがあるからやっぱりそうだし。ただ今の時代やっぱりそこにサイズを言い訳にしたくないんで、あえて真っ向勝負で10月9日後楽園ホールは石川修司に挑んで、さらなるいい経験をこのベルトに刻んでいこうと思います。まあね、メキシコからSBKとかも来たけど、あれはリンダマンと田村ハヤトに任せて、でも気持ち的にはよお、俺は別にタイトルマッチだって、俺はドーンと構えて。田村ハヤトがなんか言ってたなあ?気持ちよく、『GLEATの中心は俺だ』って。馬鹿野郎。中心はこの俺だ、それは一切ブレることはねえ。以上」