博多ラーメンの本場で家系ユニットが大暴れ！田村潔司の孫弟子がラーメン戦争に終止符を打つ
18日、福岡県・西鉄ホールにてGLEAT『G PROWRESTLING Ver.65 -BURN YOUR HEART-』が開催。飯塚優が流血しながらの劇勝でファンを沸かせた。
GLEATの福岡年内最終興行となったこの日、オープニングマッチではカズ・ハヤシ＆田中稔＆飯塚優vs伊藤貴則＆児玉裕輔＆鬼塚一聖の6人タッグマッチが実施。
プロレスファンなら誰もが知るカズと田中による【シーラカンズ】にGLEATの未来たる飯塚を加えた3人に、プロレス史上初の“家系ユニット”である【やんず家】がぶつかっていくという現在のGLEATの雰囲気が一発で分かる好カードに福岡のファンは大いに沸いた。
やんず家は、児玉＆鬼塚が濃いめ固め多めなスピードファイトを展開し、伊藤はスープを受け止めるライスの如きどっしりとしたパワーファイトで完まくを狙っていく。
家系ラーメンがキツくなって来ているであろうカズ＆田中は苦戦を強いられるが、そんな中で気を吐いたのは田村潔司の孫弟子であり、胃腸もまだまだ元気な27歳の飯塚。
多彩かつ鋭い蹴り技にサンボ仕込みの関節技を武器に躍動していき、伊藤の張り手やハイキックを食らって口元から流血しながらも吶喊。伊藤に飛びつき腕十字から足関節地獄に引きずり込んでタップを奪った。
飯塚は今月23日から開催されるLIDET UWF世界王座次期挑戦者決定トーナメントへの出場が決まっており、優勝に向けて弾みを付けることに成功した。
なお、大会後には田中が博多ラーメンと思しきラーメンの画像とともに替え玉までキメてきたことをSNSで報告。家系が天神の地で勝負をかけるのは少々分が悪かったのかもしれない。
