女優空手レスラーが両国国技館の大舞台で腹を殴られKO負け!「ボディーで効くっていう感覚が今までと違う」

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 4日、東京・両国国技館にてGLEATが『GLEAT VER.MEGA』を開催。第1試合ではキックボクシングルール3分3Rで福田茉耶vsNaoが行われた。

 GLEATは、2021年7月に田村潔司とNOAHの元親会社であるリデットエンターテインメントが旗揚げした団体。GLEATには令和のUWFを創ることを目的とする“LIDET UWF”と、純プロレスを追究する“G PROWRESTLING”、 総合格闘技の“GLEAT MMA”の3部門が存在し、今回は3部門の総力を結集する形でわずか2年で両国国技館進出を果たした。

 Naoは今年3月にキックボクサーとしてプロデビューした24歳。
 福田は空手道世界選手権大会で優勝を果たし、2021年に『GLEAT Ver.1』でUWFルールで格闘家デビュー。2022年2月にアクトレスガールズとしてリングデビューし、7月にGLEAT所属となった22歳のプロレスラーだ。


 試合は福田が空手仕込みの独特の間合いから、ガードを下げた状態で攻めつつプロレスラーらしい打たれ強さをみせていく。だが2RにNaoが膝蹴りを連打してコーナーに押し込み、ボディからワンツーミドルと続けてスタンディングダウンを奪う。
 3Rには激しい打撃戦の末コーナーでNaoがラッシュを仕掛けるが、福田が持ち前の打たれ強さで耐えきるがレフェリーがスタンディングダウンをとる。再開するが、防戦一方となった福田を見てレフェリーが試合を止めた。

 勝利したNaoは「前に出てくる気持ちを感じる選手で、勝ててホッとしてます。入ってきた瞬間から会場が広くて緊張しました。3戦目で大きな舞台に立たせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。とりあえず一戦一戦戦い抜いて上にいけたらなと」控えめなコメント。
 福田は「LIDET UWFデビュー戦の時とはまた違った感覚でリング上で飛んでしまって、ボディーで効くっていう感覚が今までと違う感覚だったのがすごく新鮮で悔しい気持ちです。前回に比べてできたことは自分の中でたくさんあると思うんですけど、やっぱり対処しきれなかった部分が多いのでこれからもめげずに強い気持ちをもって続けていきたいと思います。応援ありがとうございました。現場からは以上です!」と苦しそうに語った。

 現役のキックボクサー相手に打たれ強さを見せた福田は、デビュー時より成長していることは間違いない。
 両国国技館という大舞台を経験し、今後格闘家として成長する福田に期待したい。

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