『正月に世界中全員の人間が休んでも俺たちだけは気合出していくぞ!』エル・リンダマンが仇敵・石田凱士を破りG-REX王座V7!全団体に向け宣戦布告!
30日、東京都・TOKYO DOME CITY HALLにて、『GLEAT Ver.4』が開催され、エル・リンダマンが石田凱士を破ってG-REX王座の7度目の防衛に成功した。
石田凱士は、今年7月にDRAGON GATEを退団後にGLEATに現れ一気にトップ戦線まで上り詰めている注目株。しばらく一匹狼として闘っていたが、11月にフラミータ、ハートリー・ジャクソン、YUTANIらとともに新ユニット結成を宣言。存在感をさらに増した上でリンダマンの持つGLEATの至宝・G-REX王座へと挑戦を表明した。
リンダマンは2014年、石田は2015年にDRAGONGATEからデビューし同世代としてしのぎを削ってきた2人の頂上決戦がGLEATのリングで実現した。
試合開始直後からリンダマンがノータッチ・トペ・コンヒーロを決め「GLEATは俺に任せろ!」と叫んで観衆を沸かせるも、石田は冷酷な蹴撃でリンダマンの足を潰していき、「俺が勝つぞコラ!」と叫んで口でも負けず。
リンダマンは足を引きずりながらもエクスプロイダーやDDTなどで頭部へのダメージを集中させていき、喉元を貫く串刺しドロップキック。ぶっこ抜きジャーマンの形で後頭部をロープにぶつける仰天技も繰り出し、首へのエルボースタンプ連打から強烈なローリング・エルボーを叩き込む。
石田もレッグラリアートや垂直落下式ブレーンバスターで反撃し、リンダマンのダイビング・ボディプレスをかわして自爆させバズソーキック。しかし、リンダマンは2発目のバズソーキックをかわすと高速ジャーマン・スープレックスで叩きつけ、ランニング・パワーボムから熊殺し、石田のアンクルホールドをぶっこ抜いてのジャーマン・スープレックスと怒涛の連撃。最後はリストクラッチ式アルゼンチン・バックブリーカーから強い捻りをかけつつ前に落とす新技からタイガー・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。
マイクを取ったリンダマンは、「GLEATが始まってから2年目になりましたけど、俺は最初からずーっと言ってきてるよな?他団体にドンドン喧嘩売ってく、宣戦布告していくってよ。今日もまた1つ強くなった。どんどん強くなっていく。リンダマンとGLEATは。見に来てんのかどこで聞いてるのか分からないけど、どこの団体のどんなやつでも俺たちGLEATは逃げないぞオイ。GLEATは俺だけじゃないんだ。他の奴らもいる。他の奴らも全員ぶっ倒されたら最後にこの俺、ザ・グレーテスト・チャンプ、エル・リンダマンが、日本のプロレス界が、いや!東スポプロレス大賞選考委員が認めたこの技能で全員ねじ伏せてやるからよ!」と雄叫び。
その後、リンダマンが他団体に出場している間もGLEATを守ってきてくれた他の所属選手たちをリングに上げて感謝の気持ちを述べ「世間は仕事も終わって、正月お休みシーズン。だけどな、世界中全員の人間が休んでも俺たちGLEATだけはまだまだ踏ん張って年越えて気合出していくぞ!」と1月8日に迫る大阪大会に向けて年末年始もたゆまぬトレーニングを積んでいくことを誓った。