【試合詳細】11・18 GLEAT西鉄ホール大会 【G-INFINITY】斉藤ジュン&斉藤レイvsKAZMA SAKAMOTO&クワイエット・ストーム 河上隆一&田村ハヤト&ガレノ・デル・マルvsT-Hawk&エル・リンダマン&俊桀 渡辺壮馬&進祐哉vs石田凱士&ハートリー・ジャクソン ウナギ・サヤカ&青木いつ希vsMICHIKO&Aoi

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『GLEAT G PROWRESTLING Ver.65 -BURN YOUR HEART-』
日程:2023年11月18日 (土)
開始:17:00
会場:福岡・西鉄ホール
観衆:312人

▼G PROWRESTLING【6人タッグマッチ】20分1本勝負
カズ・ハヤシ/田中稔/○飯塚優
8分34秒 ヒールホールド
[やんず家]●伊藤貴則/鬼塚一聖/児玉裕輔

▼ G PROWRESTLING【シングルマッチ】20分1本勝負Generation Y vs Z
○チェック島谷
9分36秒 サムソンクラッチ
●頓所隼

▼G PROWRESTLING 【タッグマッチ】20分1本勝負
○井土徹也/JDリー
11分04秒、キルゾーン
鈴木鼓太郎/佐藤恵一

▼G PROWRESTLING【タッグマッチ】20分1本勝負
○ウナギ・サヤカ/青木いつ希
10分17秒 拙者、蒲焼者で候→片エビ固め
[DIAMOND EGOIST]MICHIKO/●Aoi

▼G PROWRESTLING 【タッグマッチ】20分1本勝負
○渡辺壮馬/進祐哉
12分25秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
[BLACK GENERATION INTERNATIONAL]石田凱士/●ハートリー・ジャクソン

▼G PROWRESTLING【6人タッグマッチ】20分1本勝負
[BULK ORCHESTRA]河上隆一/○田村ハヤト/ガレノ・デル・マル
15分59秒 ラリアット→エビ固め
[#STRONGHEARTS]T-Hawk/エル・リンダマン/●俊桀

▼G PROWRESTLING G-INFINITY選手権試合【タッグマッチ】30分1本勝負
【王者組/VOODOO-MURDERS/SAITO BROTHERS】斉藤ジュン/○斉藤レイ
17分12秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
【BULK ORCHESTRA】●KAZMA SAKAMOTO/クワイエット・ストーム
※第3代王者組が8度目の防衛に成功

SAITO BROTHERSが年内最後の福岡大会でG-INFINITY王座V8も壮馬&進が挑戦表明!#SHとBULKの抗争が過熱!悩めるAoiにウナギが喝!

オープニング


 プロレスラー復帰までついに秒読みとなった山村武寛が己のDJとしての使命を慈しむかのような珠玉のナンバーを繋ぎ観客を煽りに煽って終わってみれば持ち時間1分30秒オーバー。

 第1試合開始前、メインイベントのG-INFINITY選手権試合に先駆けリング上にて調印式が行われた。
 リング上に設置されたテーブル中央に吉野正人コミッショナーを挟んで王者組(斉藤レイ、斉藤ジュン)と挑戦者組(KAZMA SAKAMOTO、クワイエット・ストーム)が並び、闘いを目前に軽く舌戦を展開した。

KAZMA「こんな強いチャンピオンから、必ず勝つことが出来ると信じています。世の中絶対ってないじゃないですか。でもきょう、俺とストーム、絶対に勝つんで、期待してください。」
ストーム「オリャ福岡ーっ!きょう福岡で、BULK ORCHESTRA G-INFINITY、NEW CHAMPIONS!DO!ベイベー!」
ジュン「このベルトは・・・良い声だ。俺たちこのベルトは俺たち斉藤ブラザーズの体の一部だ。お前たちが何をしようが取り返すことは出来ない。DOOM!」

第1試合


 プロレスファンなら誰もが知るカズと田中による【シーラカンズ】にGLEATの未来たる飯塚を加えた3人に、プロレス史上初の“家系ユニット”である【やんず家】がぶつかっていくという現在のGLEATの雰囲気が一発で分かる好カードに福岡のファンは大いに沸いた。
 やんず家は、児玉&鬼塚が濃いめ固め多めなスピードファイトを展開し、伊藤はスープを受け止めるライスの如きどっしりとしたパワーファイトで完まくを狙っていく。
 家系ラーメンがキツくなって来ているであろうカズ&田中は苦戦を強いられるが、そんな中で気を吐いたのは田村潔司の孫弟子であり、胃腸もまだまだ元気な27歳の飯塚。
 序盤こそカズを捕まえ悪乗りセントーンアトミコ連発攻撃などで快進撃モードだったやんず家に多彩かつ鋭い蹴り技にサンボ仕込みの関節技を武器に躍動していき、田中のBDFも追い風、伊藤の張り手やハイキックを食らって口元から流血しながらも吶喊。伊藤に飛びつき腕十字から足関節地獄に引きずり込んでタップを奪った。
 飯塚は今月23日から開催されるLIDET UWF世界王座次期挑戦者決定トーナメントへの出場が決まっており、この金星は大きい。
 優勝に向けて弾みを付けることに成功した。
 なお、大会後には田中が博多ラーメンと思しきラーメンの画像とともに替え玉までキメてきたことをSNSで報告。家系が天神の地で勝負をかけるのは少々分が悪かったのかもしれない。

第2試合


 ロックアップから素早いグラウンドの攻防。いったん離れてにらみ合う。
 リストの取り合いから頓所が背後から島谷の胴を締め上げ、ヘッドロックに転じる。苦し紛れに思わず手を伸ばす島谷だがそこはリング中央。なんとかロックを解いた島谷が頓所のバックを取ると、頓所が亀になってガードの態勢。一転素早いロープワークから、頓所が島谷をアームドラッグ。島谷が上になると頓所が切ってスタンディング。
 島谷がエルボー空振りでうつ伏せ状態に倒れ込んだところに頓所が低空ドロップキックをヒット。後頭部に肘を落とされた島谷が頓所にエルボーバットを打ち込むが頓所の一撃でダウン。調子づく頓所が島谷をうしろむきにコーナーポストにセットして、臀部にドロップキックを打ち込む。背後からショルダークロー、スリーパーホールドに移行。
 劣勢を強いられた島谷が起死回生の片足を持たせた延髄斬り。丸め込み合戦を逃れた頓所がバズソーキックも決まらず。島谷のサムソンクラッチで丸め込まれて3カウントが入ってしまう。頓所一瞬のことでレフェリーに確認、唖然とするもジャッジは覆らず。

第3試合


 鼓太郎とJDリーから。
 リストの取り合いから鼓太郎がJDをヘッドロック、巻き上げ式アームドラッグの攻防をJDが制して鼓太郎が場外へ落される。
 佐藤と井土。井土が佐藤の顔面にビッグブーツ。佐藤のソバットを受けたあとスクールボーイの連発で試合の強制終了を図ろうとした井土を佐藤が「馬鹿」と一喝。井土をロープに振ろうとするが、みぞおちにトーキックをもろに食らい腹を抑える佐藤にドロップキック浴びせる井土。だがこのあと得意の蹴り技封じか、鼓太郎と佐藤が執拗に足攻め。井土が集中攻撃に遭う。鼓太郎のエルボースマッシュのタイミングで懐に飛び込んだ井土がブレーンバスターで鼓太郎を投げて脱出。JDにタッチ。
 鼓太郎にフランケンシュタイナー、コーナーポストトップから鼓太郎に三角飛び延髄斬り。リープフロッグで突進してきた鼓太郎をやりすごしてからスワンダイブ式のクロスボディアタックでフォールもカウント2。トラースキック連打で再びフォールもカウント2。鼓太郎がロープに飛んでJDをビットで倒しケプラドーラ・コンヒーロから佐藤にタッチ。佐藤もJDにケプラドーラ・コンヒーロのおかわりからフォールもJDが返すと、コーナーポストにうしろむきに押し込んで背面にドロップキック。
 JDが佐藤にソバット、ドロップキックを見舞い井土にタッチ。
 井土のPKの足を掴んだ佐藤だったが、井土に逆にサブミッションで追い込まれる。立ってなおチキンウイングを狙う井土をゼロ戦キックで蹴散らした佐藤。鼓太郎がロープに井土を飛ばしてファンネル。ふたりで井土にバックドロップとネックブリーカードロップの合体技を決める。リング上では井土が佐藤に食い下がる一方、JDが場外の鼓太郎に向かってラ・ケブラーダを発射。
 井土が一瞬の隙をついて佐藤の腕を引きこみキルゾーンでがっちりと固めて佐藤がギブアップ。

第4試合


 試合は、【ドクペカブキ】としてタッグを組むAoiとウナギのパートナー対決から開始。
 ウナギのビッグブーツがAoiに炸裂、青木を呼んでダブルのショルダータックル、ダブルのエルボードロップでAoiが早くも劣勢に。
 ロープに飛んだウナギの足をMICHIKOが捕まえウナギの動きがストップ。アシストを受けたAoiが優勢に進める。
 コーナーへウナギを詰めてMICHIKOとダブルでストンピング。
 ロープを使って踏みつけ串刺し。ラフファイトに劣勢を強いられたウナギがMICHIKOに逆襲の大ふへん者-雲の彼方に-を発動して青木に繋ぐ。青木のショルダータックルで倒されたMICHIKOがAoiを呼んでダブル攻撃を狙ったが逆にダブルのフェイスバスターを食らいふたり仲良くマットに顔面から叩きつけられる。
 MICHIKOをコーナーに振って串刺し、ブルドッキングヘッドロック、ボディプレスと畳みかける。MICHIKOもみちのくドライバーⅡで一矢報いるが、青木が元気いっぱいの猪突猛進ファイトで逆転していきDIAMOND EGOISTの連携に乱れを生じさせる。
 MICHIKOのビッグブートがAoiに誤爆した隙を突き、ウナギが2人まとめてコードブレイカー。Aoiも得意のサブミッションで絡め取ろうとするが、余裕を持って逃れたウナギが拙者、蒲焼き者で候(ギロチンドロップ)を投下してAoiから3カウントを奪った。

 マイクを取ったウナギは、「Aoi、ベルト戴冠おめでとう。でもお前はベルトを獲ってもまだまだまだまだなんじゃないの?お前は本当にそこでいいのかな?」と発破をかける。
 この言葉で心にくすぶっていた火を燃え盛らせたAoiは、「そんなの俺が一番わかってるよ!自分で選んだ道なのになんもできない!」と咆哮。感極まって「MICHIKOさん、俺とシングルやってください。俺にシングル教えてください!」といきなりリーダーへとシングル戦を要求する大暴走を見せる。
 突然のことに面食らった様子のMICHIKOだったが、「Aoi、いいよ。やろう。お前のすべてを受け止めてやるから、来いよ。やってやる。日程はお楽しみに」と妹分の若い猛りを受け止める器量を見せた。

第5試合


 BLACK GENERATION INTERNHATIONAL略称BGIの石田、ジャクソン組に未知数の渡辺壮馬と進祐哉がタッグを組んでぶつかった第5試合だったが、見応え的にはセミと並んでもそん色のない内容。
 壮馬と進の勝つことを諦めないファイトと情熱にあてられ、いつも誰よりもえげつなく君臨する石田が気のせいかかすんでいた。その理由はメインイベントのタイトルマッチが終わったときに明らかになる。

 こわもてのジャクソンだが、リングコールを受けて掲げた腕がたまたま傍らにいた石田の頭を殴ってしまう形に。ジャクソンがすかさず謝ると、石田は「気にせんといて」な表情で笑みを浮かべた。敵には容赦ないBGIだが仲間内の関係は至って良好の様子。

 石田と壮馬。素早い攻防。壮馬が石田をキャッチしてコルバタで吹き飛ばすと、石田が場外に逃れていったんブレーク。進とジャクソン。力技では叶わないと見るや、片足タックルでのテイクダウンで寝技に引き込もうと考えたか。だがタックルしてもびくともしない。ネックロックした状態で持ち上げられてしまう始末。腹をくくって正面からぶつかるがやはり無理。戦略の練り直しか壮馬にタッチ。ジャクソンも石田と交代。
 再び壮馬と石田。壮馬のエルボーに石田の張り手が打ち勝ちロープを用いて壮馬を絞める。ジャクソンが壮馬をニュートラルコーナーに振ってボディブロー。戦いの場は場外へ。ジャクソンが進を、石田が壮馬を引き回す。
 ジャクソンが進をお客さんが座っていた椅子にセットし逆水平。衝撃で椅子ごと倒れる進。その進の髪を掴んで鉄柱、血も涙もないジャクソンの所業。
一方の石田は壮馬を引き倒し、仰向け状態の壮馬にヤンキー座りでポージング。
リングに戻ってもBGIのペース。壮馬の地獄は続く。ジャクソンの首4の字。グロッキー状態の壮馬の頭部を石田が足蹴にする。
 怒りの壮馬が立って石田に逆水平から激しいエルボーの打ち合いに。壮馬の腿裏に蹴りを入れられもんどりうった壮馬だったが、ロープに飛んでハンドスプリング式ダイヤモンドカッターで石田に一矢報いると進にタッチ。進が石田に蹴撃開始。前蹴り、ソバット、座らせてサッカーボールキック。フォールもカウント2。石田に蹴り足を取られた進がDDTからフォールもこれも決まらず。石田が進をヘッドロックに捕らえジャクソンとダブルのショルダータックル。コーナーポストに振ってジャクソンが進を串刺し。ジャクソン進を抱え上げ、デスバレーボムで叩き落とす。ダメ押しエルボードロップでフォールも進キックアウトして咆哮。引導を渡さんとジャクソンがセントーンも進がかわして自爆。狼狽のジャクソンに進と壮馬がダブルドロップキックを見舞うが、ハイキックの足を取ったジャクソンは壮馬を抱え上げバックフリップ。間髪入れず垂直落下式ブレーンバスターの構えを壮馬が丸め込み。危ないところをなんとか返す。壮馬とジャクソンの攻防。壮馬がトラースキックでジャクソンをフォールも決まらず。
 二人がかりでジャクソンを投げようとしたが成らず。ならばとダブル攻撃。進が延髄斬り、壮馬がドロップキックでジャクソンをサンドイッチ。壮馬、ダイビングフットスタンプでフォールも石田がカットに入る。石田をドロップキックで駆逐し再度ダイビングフットスタンプ敢行もかわしたジャクソンが壮馬にクロスボディから恐ろしい破壊力のラリアットをまともに受けて体が1回転。
 進がジャクソンに飛びつき腕ひしぎ十字固めも、極まる前にジャクソンが切って逃れる。進がクロスフェイスロックで石田の動きを止めている隙に壮馬がジャクソンにファイヤーバードスプラッシュ。フォール、3カウント。壮馬と進が流れるように息の合った連携プレイで勝利を掴んだ。

第6試合


 #STRONGHEARTS ジュンジェがリングイン、京劇の役者さながらの演舞見せ観客を喜ばせる。リンダマンと、最後に肩に燦然とベルトのきらめき鼓舞しながらG-REX王者T-Hawkがリングイン。
 赤コーナーにバルク・オーケストラ。ガタイの良い3人の中にあってもガレノ・デル・マルのそれは別格。雪ん子怪獣ウーを彷彿させる純白のコスチュームを纏って登場。田村もガレノに合わせた白いファーのガウンで入場。

 T-Hawkと田村で開始。T-Hawkが田村をヘッドロックで捕らえるも、切った田村がバックに回る。そうはさせじと相対したT-Hawkに田村が重いエルボー打ち込んでショルダータックルで倒す。両者ジュンジェと河上にタッチ。河上が押し勝ってジュンジェにロープ背負わせ、離れ際にエルボーを1発見舞うとジュンジェの闘魂に火が点き激しい打ち合いに。河上がジュンジェにまったく効かないエセ拳法を披露すると、ジュンジェに本場仕込みの拳法でけちょんけちょんにやり返され「本物出すな!」と逆ギレしてデル・マルにタッチ。ジュンジェもリンダマンと交代。
 頭ひとつぶん以上の身長差のガレノに早速ショルダータックルで豪快に倒されるリンダマンに観客が惜しみない声援を送る。これに呼応したリンダマンがデル・マルの背面に渾身のドロップキックで突き刺さる。だがコーナーポスト最上段からのダイビングボディプレスは難なくキャッチされあえなくボディスラムでマットに叩きつけられる。そんなリンダマンが苦戦する最中にリング下ではT-Hawkと田村の乱闘がぼっ発。T-Hawkを駆逐した田村がリンダマンにちょっかい、エプロンでリンダマンを捕らえコーナーポストに押し込んで河上が逆水平を浴びせている。BULKの傍若無人なラフファイト見かねたCIMAがリングサイド越境して青コーナーまで出向き圧をかけるが、一向聞き入れる様子なし。
 リンダマンの捕まる時間が長引き、田村と河上でダブルのショルダータックル、河上がセントーン、田村がボディプレスと息つく暇なくリンダマンを痛めつける。極めつけは田村が長い長いためを持たせてリンダマンの血液を脳天に集めてから投げ放った超滞空時間式垂直落下ブレーンバスター。それでもフォールを返すリンダマンの胸から腹を、田村をおんぶしたデル・マルに踏みつけさせる鬼畜の所業に観客席から「やめてー」の悲鳴。ダメ押しボディスラムをかわして自爆させ逃れようとしたリンダマンを逃さじのデル・マルがガットショットからボム狙いでリンダマンを担ごうとするが堪えて切り抜けようやくT-Hawkの出番。
 T-Hawkがデル・マルにぶつかっていくがひとりでは倒せずジュンジェが加勢に入るがそのジュンジェが捕まり助けに入ったT-Hawkが場外に次々と叩き落として、リンダマンがノータッチトぺコンで一掃。
 リングに戻った河上の足にT-Hawkが低空ドロップキック。倒れた河上を立たせて胸元に逆水平。ウラジゴクを狙ったT-Hawkをエクスブロイダーで投げ、ダブルダウン状態で両者ともジュンジェ、田村にタッチ。
 激しくぶつかりあい打ち合うが互角。リンダマンが河上と田村を同士討ちさせ、河上を担いで水車落とし。リンダマンが捕まえた田村をジュンジェとT-Hawkがダブル攻撃。勢いづいた#STRONGHEARTSだったが、ジュンジェがまたも捕まりガチムチトレインの餌食に。コーナーポストに押し込められ串刺し。ガチムチバーガー、極めつけはデル・マルのキャノンボール。ズタズタのジュンジェを田村がフォールもカウント2。
 すかさずリーダーが飛び込んできてT-Hawkとリンダマンをジュンジェから分断。田村がロープに飛んでジュンジェの後から前からエルボー打ち込みフォール、3カウント。

第7試合


 次回12月24日G-PROWRESTLING大阪大会において、プロレスラーデビュー20周年を記念してのスペシャルなビッグマッチが決定しているKAZMA SAKAMOTOに並みならぬ意気込み映る。
 クワイエット・ストームと共にリングイン、静かなる闘志たぎらせ王者組の入場を待つ。
 ベルトを燦然と肩に王者組が悠然と入場。ベルトの返還。

 試合開始のゴングと同時に先制を仕掛け飛び出したのは王者組。
 そのまま場外戦に突入、不意を突かれた格好で最初のうちこそ引き回されるままだったKAZMAも怒り心頭でレイを鉄柱に投げつけ反撃に。セコンドも巻き添え食らってそこかしこに選手倒れた凄まじい戦場状態に。
 ようやくリング上で闘いが始まるも、場外戦でのダメージ癒えぬストームをレイが容赦なく踏みつける。このまま終われるわけがないストームが立ち上がりロックアップの態勢を取ろうとするが、レイが髪を掴んで押し倒す。
 KAZMAが助け舟。エプロンでレイを捕まえロープにセットし、ストームと交互にレイにアタック。崩れるように倒れ込んだレイにフットスタンプ。ストームもボディプレスで続く。
 さらに挑戦者組は、チョークスラム封じかアームブリーカーでレイの腕を殺しにかかる。
 ダメージ蓄積のレイにKAZMAがサッカーボールキックを浴びせかけフォールも、カウント2でレイがキックアウト。レイに代わってジュンがKAZMAをボディスラムからエルボードロップを落としフォールもカウント2。起き上がれないKAZMAをジュンが踏みつけ青コーナーへ引き込むと、待ち受けたレイがKAZMAの胸板にチョップ連打。堪えるKAZMAだったがニュートラルコーナーに倒れ込むと、レイが追撃。ロープを掴んで顔面串刺しブーツ。
 解放せずにボディスラムでジュンに繋ぐと、ジュンもKAZMAの顔面にビッグブーツ。倒れ込むKAZMAをフォール。カウント2。間髪入れずに今度はロープ際で交互に全体重をかけて踏みつけ。レフェリーに注意されると、ジュンがKAZMAをニュートラルコーナーへ振って串刺しブーツでフォールも、またもKAZMAカウント2で返す。瀕死のKAZMAだったが、2度目の串刺しをかわしてジュン自爆。リング中央で激しく打ち合うなかKAZMAが「ちょっと待ってー!」からの延髄斬りを敢行。してやられたジュンがうずくまる間にストームにタッチ。
 ジュンとストームがぶつかり合い、渾身の力でストームがジュンに一矢報いて押し勝って、ボディスラムでマットに叩き落とすと勢いづいたストームが進撃。クロスボディアタックでジュンをフォールするが返されるとKAZMAと交代。ストームの進撃を追い風にKAZMAがジュンを追い込む。ジュンの背後にスライディングキックを見舞いフォールも、カウント1で跳ね返すジュンにエルボースマッシュ打ち込むとジュンがビッグブーツ。加勢にはいったストームとダブルのブレーンバスター。
 両雄一進一退の攻防を展開。KAZMAがレイにエルボー連打するがレイのショルダー一撃で飛ばされる。容赦なくボディプレスで潰して、ニュートラルコーナーに詰め込んで逆水平の嵐、セントーン、ダブルのショルダーアタックと、もはや限界と思われたKAZMAがここで再び延髄斬りでストーム呼んでガチムチサンドイッチ攻撃。さらに延髄斬りとラリアットのダブル攻撃ダメ押しでレイをフォールも、あわやのタイミングでジュンがカット。怒りのストームがジュンに53センチウデラリアットでジュンを一回転させ、レイにはKAZMAが強烈なランニングニーバット。挑戦者組が王者組を追い詰め、ベルトに片手をかけたかのように思われた。
 KAZMAがレイのぼんのくぼにスライディングエルボーバットを突き刺す。崩れ落ちるレイ。エプロンではジュンを抑えつけるストーム。とどめとばかりにレイにニーリフト打ち込むKAZMAだったが、フォールもカウント2。ならばと地獄突きラッシュ。しかしロープに飛んだレイがクロスボディでKAZMAを倒しそのままフォール。ストームがカット。今度はストームがジュンにチョップを叩き込むが、レイが加わりダブル攻撃に倒れるとローンバトル強いられたKAZMAが果敢にジュンとレイを相手に地獄突きの乱れ打ちもその姿はもはや風車に立ち向かうドン・キホーテ。
 ストームはジュンから受けたダメージが深く救援はならず。最後はレイがチョークスラムから必殺のダイビング・ボディプレスを炸裂させてKAZMAから3カウントを奪った。

 試合後には、GLEATの次期エースを期待される渡辺壮馬&進祐哉のイケメンタッグがリングイン。壮馬が「俺と進で挑戦するぞ」と挑戦表明。
 しかし、瀕死のKAZMAが「ちょっと待て。なんだそのマイクは。そんな気持ちがこもってない本当にベルトを獲りたいかそんな気持ちさえこもってないであろうマイク、ここのお客さんに伝わるかよ」とダメ出し。

 さらにKAZMAは「本当はきょうこの博多大会で斉藤ブラザーズから勝ってそのベルトを巻いて俺とストームが締めるはずだった。でも斉藤ブラザーズ、お前ら立派なチャンピオンだよ。そんな斉藤ブラザーズに、そして今日来た博多のお客さんに、後押ししてもらえるようなマイク出来るのかよ、締めが出来るのかよ!そのお前たちの本当の想いをしゃべってみろよ!」と厳しくも愛ある激励を入れリングを降りた。

 これを受けてマイクを手にしたジュンが殺伐とした様子で語り始めるも、そのケンドーコバヤシ似の美声に観衆から「声、かっこいいよ!」の合いの手。さきほどまでの死闘はどこへやら、女性ファンが色めき立つほのぼのとした空間が展開される。
 ジュンは、「このベルトは俺達の体の一部だ。(壮馬と進に)お前たちをひねりつぶすのは簡単だ。俺たちは誰の挑戦も受けてやる。だがそれを決めるのは、GLEATだ。DOOM!」と綺麗に流してヒールらしくクールに去っていった。
 
 GLEAT年内最終福岡で重責を託された渡辺壮馬がマイクでおおいに吼えた。

壮馬「俺は生半可な気持ちでいま挑戦表明したわけじゃない!俺と進なら必ずあの斉藤ブラザーズから獲れると思ってるから挑戦表明してる。俺はジャクソンに2連敗してきょうやっと借りを返したけど斉藤ブラザーズは一発で倒して、必ずこのGLEATのリングにG-INFINITYのベルトを取り返します!今年最後の西鉄ホールとなりましたが、来年は必ず俺らがG-INFINITYのチャンピオンとしてここ西鉄ホールに戻ってきますので、みなさんまたたくさんのご来場お待ちしています。よろしくお願いいたします!寒くなってきましたが、GLEATと一緒にこの寒さも乗り越えていきましょう!よしっ(このあたりでなんとかうまいこと締めに向かえそうだと確認)!みなさん、いいですか!?」

 プレッシャーを跳ねのけて重責どうにか果たせ、最後は西鉄ホールの観客と一体となって「GLEATしようぜ!」と拳を振り上げ拍手のうちに年内福岡最終戦をきっちり締めた。

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