【試合詳細】10・9 GLEAT後楽園ホール大会 T-Hawk&エル・リンダマン&鬼塚一聖vs本間朋晃&入江茂弘&KAZMA SAKAMOTO 井土徹也vs石田凱士 伊藤貴則&飯塚優vs佐藤光留&関根"シュレック"秀樹

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『GLEAT Ver.EX(Extra)』
日程:2022年10月9日 (日)
開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1025人・満員

▼LIDET UWF 【シングルバウト】15分1本勝負
○田中稔【2D】
4分15秒 ミノルスペシャル→ギブアップ
●那須晃太郎(神田)

▼LIDET UWF 【ダブルバウト】20分1本勝負
伊藤貴則/△飯塚優【2E】
ドロー
佐藤光留(パンクラスMISSION)/△関根"シュレック"秀樹(ボンサイ柔術)【1D1E】

▼LIDET UWF《メインイベント》 【ダブルバウト】30分1本勝負
宮城倫子/●福田茉耶【4D1E】
9分45秒 ポイントアウト
○岩田美香(仙女)/稲葉ともか(JTO)【1D1E】

▼G PROWRESTLING【タッグマッチ】20分1本勝負
カズ・ハヤシ/●渡辺壮馬
9分49秒 コマンデル式450°スプラッシュ→片エビ固め
バンディード(フリー)/○コマンデル(フリー)

▼G PROWRESTLING【タッグマッチ】20分1本勝負
CIMA/●頓所隼
12分14秒 D4C→体固め
○ジェイク・リー(全日本)/チェック島谷

▼G PROWRESTLING【シングルマッチ】GLEATオープンチャレンジマッチ 20分1本勝負
●井土徹也
17分36秒 ハーフタイガースープレックスホールド
○石田凱士(フリー)

▼G PROWRESTLING《セミファイナル》【6人タッグマッチ】20分1本勝負
[#STRONGHEARTS]○T-Hawk/エル・リンダマン/鬼塚一聖
16分1秒 ケルベロス→片エビ固め
本間朋晃(新日本)/●入江茂弘(フリー)/KAZMA SAKAMOTO(フリー)

▼G PROWRESTLING《メインイベント》【タッグマッチ】30分1本勝負
[BULK ORCHESTRA]●河上隆一/田村ハヤト
21分21秒 クロスアーム式スティミュレイション→片エビ固め
○葛西純(FREEDOMS)/竹田誠志(フリー)

全試合対抗戦はGLEATの2勝5敗1分!石田凱士がレギュラー参戦を宣言!LIDETとハードヒットのUWF遺伝子対決はドロー!流血戦を制した葛西純が「GLEATで刺激的な夜をありがとう」

オープニング

 開場中、頸椎手術などで2019年より長期欠場中(2023年1月復帰予定)の山村武寛ことDJヤマムラタケヒロがDJプレイで会場を温めた。

第1試合

 稔がグラウンドポジションから挑発するが、那須が立たせるとローの打ち合いへ。
 那須がミドルをキャッチし押し倒すが、一度離れてスタンドへ。

 那須のローに稔がミドル。那須がタックルもこれを切った稔がバックを取るが那須が切り返して足を取ろうとするも、稔が回転して距離を取る。
 那須はミドルで牽制し、稔は前蹴りで距離を保つ。
 稔がローを打ち込むが、那須が前に出て掌底。稔も前に出て左右の掌底を打ち込むと、那須がローで牽制するが、両者前に出て掌底の撃ち合いになると稔がフロントネックで捕らえ絞り上げる。頭を抜いた那須がガードポジションも、稔が腕を取ろうとするが那須は潰してマウントをとる。
 那須がボディへパウンドを落とすが、稔が回転して上を取ると一度離れてスタンドへ。

 稔はミドル連打も、那須がミドルを連打すると稔がよろける。稔がキャッチしてドラゴンスクリューからクロスヒールを狙うが、下から蹴り上げた那須が投げ捨てジャーマンからハイキック。これで稔がダウン。

 9で立ち上がった稔に那須が左右の掌底連打。稔がガードして掌底からソバットを叩き込みタックルからヒールホールド。これは那須が蹴り上げて逃れ、掌底からミドルキックを連打しハイキック。さらに顔面を蹴り上げてハイキックからバックドロップで叩きつけ稔がダウン。

 ギリギリ立ち上がった稔へ那須が左右の掌底連打。さらにミドルキックも、キャッチした稔がフィッシャーマンバスターからハイキック。那須がダウンかと思われたが、レフェリーがダウンをとらずに稔がミノルスペシャル。これで那須がギブアップした。

<試合後コメント>
田中稔
「今日、10・9、GLEAT対強敵ってすげー注目カードが並ぶ中、そのさほど注目されてないカードで第1試合ってわかってる。だからこそだ。さも注目されてないからこそ、この会場をどう火つけてやろうかってずっと考えてたし、俺ら火つけないとせっかくのいいカードに繋がらないから。まあ火付け、火付けができたなら、俺にはわからない、お客さんの判断だからわからないけど、まあ那須選手は強かったですよ。久々にハイキック全部効かせた。まあ俺はこのあと、次GLEAT大阪はさんで全日本プロレスの世界ジュニア挑戦が待ってるんで、まあ言いたいことは会見でもあったら、そこではっきりアオヤナギ君に対しては、はっきり言わせてもらうから。なんにせよ俺が、GLEATにキメるから」

第2試合

 先発は光留と飯塚。飯塚がミドルで牽制するが、光留は冷静に距離を見ながらリングを回る。飯塚がハイキックも、ガードした光留が前に出て掌底。飯塚は一度距離を取る。
 飯塚がジャブで牽制すれば光留もハイキックで牽制。なかなか攻め込めない飯塚がローを打ち込んでいくが、光留は自分の距離を崩さない。
 飯塚が光留のローに合わせて片足タックルでテイクダウンを奪うと腕ひしぎを狙うが、光留が潰してパウンドを落としていく
飯塚は足に組み付こうとするが、光留はフロントネックで捕らえて絞り上げるが飯塚はロープに足をかけてブレイクしようとする。これが足にかからず、光留が体勢を切り替えたところを飯塚が回転して逃れ伊藤にタッチ。

 お互いローで牽制し、伊藤がジャブをフェイントにロー。さらにハイを打ち込むが光留はガード。
 光留のミドルと伊藤のローが交差し、ローの打ち合いから伊藤がミドルをから左右のジャブのコンビネーション。光留が前に出てミドルも、伊藤がキャッチすると光留はバックステップで距離を取る。
 光留は前に出ようとすると伊藤がローやミドルで牽制していきワンツーロー。タックルを狙った伊藤に光留がミドルも、伊藤もミドルを返すが光留はジャブをかいくぐりタックル。伊藤はこれを切ってボディを殴っていき、光留は回転して猪木アリ状態へ。伊藤が立ち上がるように指示すると、光留は寝転がりグラウンドを要求する。
 ミドルとローの打ち合いから伊藤がワンツーミドル。さらに左右の掌底からミドルキックも、打ち終わりに光留がタックル。伊藤が切って距離をとる。
 光留は「ビビってるからロストポイントだろ」と挑発しシュレックにタッチ。

 伊藤がローで牽制しハイキック。ガードしたシュレックがタックルで組み付き、切ろうとした伊藤をパワーで押し切るとバックを取る。そのままジャーマンを狙うが、足を絡めて耐えた伊藤が自ら倒れてグラウンドに引き込むが、シュレックは潰してアンクルホールド。回転sして逃れた伊藤のバックをとったシュレックが胴絞めスリーパー。回転して逃れた伊藤がガードポジションからパウンドを落として距離を取る。
 シュレックは寝転がり挑発するが、伊藤はスタンドを要求。
 伊藤が左右の掌底からローのラッシュを仕掛ける、ミドルから飛び込むがシュレックはすべて受けきりうバックを取る。
 切ろうとした伊藤をスクールボーイから腕を取ろうとするが、抜けた伊藤がバックを取りボディへ掌底からジャーマンを狙う。回転して逃れたシュレックに伊藤がハイキックからニールキックもシュレックはガード。伊藤は飯塚にタッチ。

 飯塚が掌底を顔面に叩き込むも、シュレックはかまわずタックルからテイクダウンを奪い膝十字。飯塚は回転すると、シュレックはクロスヒール。逃れた飯塚が立ち上がるがシュレックは巻き投げていくもロープ際のため一度シュレックが距離をとる。
 飯塚が右ストレートで牽制。シュレックは前に出て挑発すると、パンチをフェイントにタックルから足を刈って倒しボディにパウンド。そのまま亀になった飯塚にフロントネックからバックをとっていくが、飯塚が腕を取ろうとするがシュレックはスクールボーイで倒して膝十字。飯塚はロープを掴みエスケープし減点1。飯塚は伊藤にタッチ。シュレックも光留にタッチ。

 お互い左右の掌底からローの相打ち。伊藤が掌底からローのコンビネーション。続けてミドルで光留の出先を牽制するが、光留が組み付いて足を取ろうとするも伊藤がパワーで潰そうとする。しかし光留がクロスヒールで捕らえると伊藤がロープを掴みエスケープ。伊藤は減点1。

 伊藤がミドルから掌底を打ち込んでいくが、光留も左右の掌底連打の打ち合いへ。
 伊藤のミドルがみぞおちに入り、動きが止まった光留を投げ捨てジャーマンで叩きつける。光留がダウンし減点1。

 伊藤がハイキックから左右の掌底連打。さらにハイキックから飛び膝を叩き込み、ボディにパンチを連打するが光留がシュレックにタッチ。

 シュレックはミドルをキャッチしバックを取るが、伊藤がそのまま下がり飯塚にタッチ。

 飯塚はローで牽制し、シュレックはノーガードで前に出ると飯塚はハイキック。シュレックは余裕を見せてガードし、飯塚が左右のローからミドル。続けて掌底をフェイントにタックルも、シュレックが片手で立たせると足を刈って倒しマウントから腕ひしぎ。回転した飯塚がバックを取り足を絡めて倒すが、シュレックが立ち上がるとグラウンド卍へ。シュレックはそのままロープにもたれかかりエスケープ。シュレックは減点1。

 飯塚が左右の掌底連打も、シュレックは構わず前に出るがここで時間切れ引き分けに。

<試合後コメント>
伊藤貴則&飯塚優
伊藤「ドロ―!ドロー、ドロー、無かった、無かった事になっていたハードヒット、ドロー。俺はよ、もう、負けられない。一番下、一番下からスタートしたんだ!おい。今日からどんどんどんどん上にあがる。そんなテーマだったけど、ドロー取っちゃった。納得いかねーけど、あの二人は、正真正銘、このルールでは、認めざるを得ない二人だ。今日の、今日の喧嘩見てもらったらわかる。寝技、寝技じゃまだまだ。でも打撃だったら!俺にも分あるんちゃうか?関根でもいいよ、佐藤でも、両方めちゃめちゃ、やりごたえのある相手。俺は、伊藤貴則は!どんどんどんどん上に進むしかない。こっから絶対負けねーぞ」
飯塚「前回の、ハードヒットとの対抗戦以来。どれぐらの月日が流れたかわからないけど、今日改めて、再確認しました。俺たちは!LIDET UWFは、ハードヒットに負けてない。以上です。ありがとうございました」

佐藤光留&関根"シュレック"秀樹
光留「ないっすか?ありがとうございました」
関根「なんも言いたくないね。まあ力の差はあるよ。力の差はある。頑張ったんじゃない、二人。でもまあ当ててんだからさ、当てたらさ、倒せよって話。まあ俺らもそうなんだけど。一瞬の攻防で一本取る。KOきめるっていうのは、必要だと思うし、まあでもね、GLEAT、今度ね、GLEAT MMA、発表したし、他のね、団体さんでは挑戦してない事を挑戦してるっていうのはね、うん、あの、すげーと思うし、その中でね、今日やった彼らがどういう立ち位置で、挑戦するのかしないのか、上行くんだったら挑戦してほしいし、挑戦辞めたらね、まあそこで落ちてくだけだから。死ぬ気でとりにこいよってことですね。それだけです」

第3試合

 先発は稲葉と福田。福田がリングを周りながらミドルで牽制。稲葉もローで返し、福田が左右の掌底も稲葉はガードしてカウンターの掌底を打ち込む。
 福田がローからミドルも、稲葉は余裕で払い落として左右のストレートからミドル。福田がミドルも体勢を崩して倒れ、立ち上がると稲葉が容赦ない左右のラッシュからミドル。さらに勢いをつけてミドルも、キャッチした福田が足を刈って倒しサイドポジションから腕ひしぎの体勢へ。稲葉は回転してガードポジションに戻り、左右の掌底からボディへパウンド連打。ガードした福田を見て稲葉はヒールホールドの体勢になるが、福田は回転してマウントをとると腕ひしぎを狙う。クラッチを切らない稲葉を見て、福田はそのまま宮城にタッチ。

 宮城のタックルに稲葉がローを合わせる。
 宮城は組み付いてキャプチュードを狙うかに見せて腕ひしぎ。稲葉はたまらずロープに足を伸ばしエスケープ。稲葉は減点1。

 稲葉がミドルで牽制し掌底からロー。宮城は構わず前に出て組み付くと、力付くで振り回して倒しマウントをとる。回転して逃れた稲葉がスタンドに戻り、猪木アリ状態の宮城の足を取ってドラゴンスクリューからクロスヒール。宮城はロープを掴みエスケープ。宮城は減点1。稲葉は岩谷タッチ。

 お互いローで牽制し、岩田がミドルから飛びついて胴絞めフロントネック。宮城はそのままキャプチュードで投げ捨てる。
 岩田はソバットからトラースキック。宮城はダウン。宮城は福田にタッチ。

 福田はローも、岩田も容赦ないロー。福田が前に出ようとするが、岩田がリーチを活かして左右の掌底連打で入らせない。ガードを上げた福田が強引に組み付いてボディに膝。さらにローを打ち込んでタックルも、キャッチした岩田がボディに膝。必死に組み付いた福田に岩田がフロントネックも、なんとかテイクダウンを奪った福田に岩田が腕を取って三角締めを狙う。抜けた福田を蹴り上げた岩田に、福田がソバットから左右のハイキックを打ち込み岩田がダウン。
 ローの打ち合いから掌底の相打ち。岩田がボディブローも福田が前蹴り。走り込んだ福田のボディに岩田がソバットを打ち込み福田がダウン。
 岩田はローから左右の掌底連打。福田が必死に左右の掌底からミドル。さらにビンタも、笑顔を見せた岩田が掌底から後ろ回し蹴りを顔面に叩き込み福田がダウン。
 福田はガードを上げるが、岩田が掌底掌底を顔面からボディに叩き込み、首相撲から膝を連打。福田も膝から前蹴りで距離を取りハイキックも、避けた岩田がトラースキック。ふらついた福田が走り込むも、これを岩田がハイキックで迎撃し福田がダウン。ポイントアウトとなり岩田の勝利となった。

<試合後コメント>
宮城倫子&福田茉耶
宮城「何回も私達LIDET UWFで組ませてもらって、少しずつ少しずつ、あの、リング、試合以外で、だいたいお互いが何を考えてるのかって少しずつわかるようになってきて、リングで少しずつ会話ができるようになってきて、それがあとは、結果に繋げるだけだなと、今回は思いました。なんかありますか?」
福田「(泣きながら)やっぱり、成長したい成長したいっていう風にずっと言ってきてはいるんですけど、まず結果がついてきてないので、やっぱりそこで勝ちにこだわって、勝ちにこだわって行きたいと思います。でも、私はここで、どんな相手でも、どんな強い相手でも!戦って行きたいと思ってるので、一人にでも多く、この思いが伝わったらいいなという気持ちです。負けるのはほんとに悔しいけど!やっぱり大きく、大きな才能になるためにはやっぱり、負ける悔しさを知って、そこ乗り越えてからこそ大きくなれるって自分自身言い聞かせてずっと戦ってきてるので、これからももっともっと、強くなるために結果に繋げるために、頑張って行きたいと思います。ありがとうございます」

――そんな中で今日手応えがあった部分は
福田「はい、今まで、タップだったりとか、自分で諦めてしまって、もう無理だって自分で限界作って、最後まで闘いきれてなかったので、今回は、諦めることなく最後まで戦い抜くことができました。途中で、グラップリング上手くいかなかったんですけど、その後、すぐに宮城さんが自分が取れなかった技をとってくださって、その、その姿を、しっかり目に焼き付けて、自分も苦手なものにどんどん向き合って、成長していけるようにしたいと思います」

――十字の体勢入ってる途中にタッチを求めましたが、今の自分の実力ではあの状況じゃ取れないと思ってタッチしたと
福田「はい」

――最後自分が行ったのはタッチせずに自分が闘いたかった?
福田「はい。でもやっぱり、自分のわがままだったりとか、やっぱりチームで勝ちたいっていう思いで、今までは自分が強くなりたい、強くなりたいってずっと思ってたんですけど、だんだん、だんだんこのGLEATに入団して、チームで勝ちたいって心から思えるようになってきて、やっぱり勝つためには今の実力しっかり認めて、やっぱりグラップリング、体重差でも、もう自分よりももうすぐれてる宮城さんにバトンタッチして、しっかりポイントとってもらおうと思いました」
宮城「逆に私は、蹴りというか打撃があの中では誰よりも不得意なので、そこは、打撃戦は福田さんにもう頼り切ってしまったので、お互い、今の状況でお互い何ができて何ができないかっていうのを自分自身お互いそれぞれわかっているので、そこを補えるようにはなったのかなと思います。あとはそれを結果に繋げるだけです」

岩田美香&稲葉ともか
稲葉「本日は、GLEAT、後楽園ホール大会ありがとうございました。岩田さんが最後とってくれて、ありがとうございます!」
岩田「ありがとうございました!」
稲葉「うん。自分はジャストタップアウトのクイーンとして、今日の試合はちょっとまだ、不甲斐なさがちょっと出てしまったのかなと思って、ちょっと悔しいところもあるんですけど、やっぱり、福田選手との打撃対決、楽しいなと思いましたし、あと、宮城選手とのグラウンド。もうやってて、楽しいなとおもっちゃいました。まあ次、上がる機会がありましたらもっともっと、練習してもっともっと強くなった稲葉ともかでまたGLEATさん上がらせていただきたいと思います」
岩田「稲葉選手ありがとうございました」
稲葉「ありがとうございました!」
岩田「すごい、UWFルール、二回目上がらせていただいたんですけど、前回は橋本千紘が隣にいて、心強かったんですけど、今日も、稲葉ともか選手、隣りにいて、めちゃくちゃ刺激になりました」
稲葉「自分も。岩田さんかっこよかったっす。蹴りめちゃくちゃかっこよかったっす」
岩田「お互いやっぱり蹴りを使うものとして、なんか、良いタッグなんじゃないかなと自分は思いました」
稲葉「自分も」
岩田「そしてやっぱり、前回も、福田選手からとったんですけど、前回の福田茉耶とは全然違う。あの目つき、正直ゾクッとしました。まあ自分も、今日はダウンとられないでやってやろうとは思ってたんですけど、すごい研究してるなって。一発だけじゃなくて、一発ニ発三発、しっかり打ち込んできて、自分からダウンを取ろうとしてたので、それはすごい成長なんじゃないかなと思います。大きな口叩くんですけど、自分もやっぱり仙女だけじゃなくて他のリングにどんどん上がって、そっから結果ついてくるように上目指してるんで、もっともっと何回でも闘いたいなと思ったんで、いつでもかかってきてください。ありがとうございます。またよろしくお願いします」
稲葉「よろしくお願いします」

――稲葉選手はこのルールの感想は
稲葉「そうですね、ジャストタップアウトにはJTOルールというものがありまして、JTおルールと似ているようで似ていないような感じがするなって思いました。まあ、まだUWFルールちゃんと自分のものにできていない気はするんですけど、まあ、もっとこっから練習して、自分のものにできたら良いなと思っております」

第4試合


 先発はカズとコマンデル。カズがロープに振るが、コマンデルはかわしていき、コーナーに振るも走り込んで来たカズを飛び越えてかわす。さらにカズを踏み台にマックからコーナーを背負い、走り込んできたカズを避けて自爆せると走り込むが、カズがショルダースルーもコマンデルは余裕でエプロンに着地し、ロープの反動を使ってトップロープに飛び乗り、カズの手を掴んでロープ渡りからコルバタで場外に投げ捨てると、トペを狙うかに見せて619でリングに戻る。コマンデルはバンディードにタッチ。

 チョップの打ち合いからバンディードがロープに飛ぶが、渡辺がフランケンで投げ捨てロープに飛ぶも、パンディードはプッシュアップしてからリングに投げ捨てトラースキック。
 場外に降りた渡辺にトペを狙うが、背後からカズが殴りかかり地獄突き。さらにロープに振ってキチンシンクからパントキックを叩き込み、場外に投げ捨てるとリングにコマンデルが戻る。
 カズが握手を要求すると、渡辺がコマンデルの背後から殴りつけ、カズがストンピングから渡辺にタッチ。

 渡辺はロープに振りドロップキックからフォールも2。
 渡辺はカズにタッチ。

 カズは首投げから顔面を踏みつけ、マスクに手をかける。逃れたコマンデルにナックルから引き倒し、顔面にフットスタンプから渡辺にタッチ。

 渡辺とカズはコマンデルにストンピングからカズが地獄突き。二人でロープに振るが、コマンデルは渡辺を蹴りつけ、カズをショルダースルーでエプロンに落とすと渡辺をコルバタで場外に投げ捨て、場外に降りたカズへトペを発射。カズが避けるとそこへパンディードがトペ・スイシーダ。すぐに渡辺がパンディードにトペ・スイシーダ。コマンデルがコーナーに登り、ロープ渡りからの側転トペを発射する。

 リングに戻り、パンディードとコマンデルがそれぞれにガットショットも、キャッチした渡辺とカズがコーナーに振りカズが走り込むがパンディードがトラースキックで迎撃。さらに渡辺とカズを不思議な踊りで挑発し、スタンディングのカンクーントルネードで二人まとめて倒すと、コマンデルがパンディードの肩に乗ってカズと渡辺に飛びつき、まとめてDDTからフォールも2。

 カズと渡辺をロープに振るが、前蹴りでカットすると渡辺がコマンデルに飛びつきネックブリーカー、カズがパンディードにハンドスプリングオーバーヘッドキック。
 カズは投げようとするが、パンディードが耐えるとエルボー。エルボーの打ち合いからパンディードがエルボー連打も、避けたカズがフロントネックで捕らえるも、パンディードは担ぐがカズが着地。バックの取り合いからカズがバックエルボーで逃れロープに飛ぶが、パンディードは担ぐと変形go to sleepから21プレックス。
 パンディードが走り込むが、渡辺が蹴りつけるもパンディードがコーナーに振る。パンディードが走り込むと渡辺はショルダースルーも、パンディードはコーナーに飛び乗り場外のカズへケブラーダ。

 コマンデルがコーナーの渡辺に延髄斬りから掌底アッパーを叩き込み、ロープに飛び乗っての雪崩式フランケンからコーナーに飛び乗りスワンダイブファイヤーバードスプラッシュを投下。これで3カウント。

<試合後コメント>
カズ・ハヤシ&渡辺壮馬
カズ「私もですね、今年でプロレス生活30年やってるんですよ。あのずっと高く捕らえてもしょうがないから、前に向けて前に向けて走っていきたいんで。あの、今日、新しいGLEATな選手と戦えたので、すごい私にとって幸せです。ありがとうございます」
渡辺「最後ね、自分とられちゃいましたけど、同じファイヤーバードを使う身として、すごい悔しいし、まさかあんな入りがあるなんて知らなかったし。まあもお、今日はやられちゃいましたけど、まあ、自分もやられっぱなしじゃ終われないし、必ず、やり返したいと思います」
カズ「アリーナがメキシコだったよね。メキシコになったよ」

バンディード&コマンデル
コマンデル「皆さん、本当に、本当にありがとうございます。皆さん私はコマンデルです。ありがとうございますお願いしまーす!」
パンディード「日本に来れたこと感謝している。ビバメヒコ!ビバハポン!」

第5試合

 先発は頓所と島谷。ロックアップから島谷がヘッドロック。グラウンドになるが頓所がヘッドシザースで抜けてスタンドへ。
 ロックアップをスカした頓所が足を刈って倒しロープに飛ぶが、島谷はショルダースルーからロープに飛ぶも、お互い交わし合うとアームホイップの応酬からドロップキックの相打ち。両者タッチ。

 ロックアップからジェイクがロープに押し込みクリーンブレイク。だが島谷は髪を掴んでヘッドロックからショルダータックルも、余裕で受けきったジェイクがロープの反動を使ったショルダータックルで倒す。ジェイクは島谷にタッチ。

 二人でCIMAをロープに振り、ジェイクが島谷を担いで島谷の足を使ってCIMAを倒すと、そのままボディスラムで島谷をCIMAに叩き込む。島谷はジャンプしてジェイクとハイタッチ。
 島谷はロープに振っていくが、CIMAはスカすと顔面を蹴りつけてから河津落とし。CIMAは頓所にタッチ。

 CIMAと頓所はロープに振ると、ダブルのリープフロッグからCIMAがカニバサミで倒し頓所が顔面にスライディングキック。さらに頓所はストンピングから顔面にエルボーを落とし、ガットショットから島谷をコーナーに振ろうとするが、逆に島谷がコーナーに振って走り込むが、頓所がコーナーに登り足を伸ばしてカット。だがジェイクが突き飛ばして頓所を場外に落とし、島谷がCIMAをドロップキックで場外に落とすと場外乱闘。
 ジェイクが頓所をリングに投げ入れ、島谷がストンピングからジェイクにタッチ。

 ジェイクがコーナーに叩きつけてから顔面を踏みつけ、ジェイクはフロントネックで捕らえ島谷にタッチ。

 島谷はボディを蹴りつけ、髪を掴んで起こすとコーナーに振って串刺しラリアット。フォールも2。
 島谷は顔面を蹴りつけると、頓所が起き上がりエルボー連打。島谷がエルボーで返し膝をつかせると、ロープに振ろうとするが耐えた頓所が延髄斬り。頓所はCIMAにタッチ。

 CIMAはサンセットフリップからジェイクにエルボー。ジェイクは掌底も、避けたCIMAがロープを使ったネックブリーカードロップから三角跳びドロップキックで場外に落とし、頓所が三角跳びケブラーダ。CIMAは島谷に串刺しダブルニー。
 頓所がジェイクをリングに投げ入れコーナーに振るとCIMAが走り込むが、ジェイクが避けてコーナーに自爆させると、頓所も自爆させるが頓所はコーナーに登りダイビングクロスボディ。ジェイクがキャッチするが、CIMAがミサイルキックで頓所ごと吹っ飛ばす。
 CIMAは島谷にナックル連打。島谷はエルボー連打も、CIMAはサミング。島谷がロープに振ってドロップキックからブレーンバスター。フォールも2。島谷はジェイクにタッチ。

 ジェイクはロープに振ってアームドラッグからPKをフェイントにスリーパー。これを離すと担ぐが、着地したCIMAがバックをとるもジェイクはバックエルボーからラリアット。避けたCIMAがバッククラッカーから頓所にタッチ。

 頓所はエルボー連打からラリアットとビッグブーツを避けてドロップキック。
 頓所はコーナーに登りミサイルキックも、避けたジェイクがバックドロップを狙う。着地した頓所がカサドーラフェイスバスターからフォールも2。
 頓所はエプロンからの飛びつきスイングDDTからフォールも2。

 頓所はコーナーに登るが、ジェイクはナックルからデッドリードライブ。ジェイクは投げようとするがCIMAがカットするも、島谷がCIMAにエルボー連打からロープに飛ぶが、CIMAがトラースキックで迎撃。島谷が飛びついて動きをとめ、ジェイクがビッグブーツを打ち込むとそのまま島谷がヨシタニック。CIMAと島谷はもつれて場外へ。
 ジェイクは頓所に串刺しビッグブーツからフォールも2。
 ジェイクはD4Cで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>
CIMA&頓所隼
CIMA「GLEATの未来、見据えて、入場も、試合も、コメントも、全部大切やからな」
頓所「くそー!全日本プロレス、ジェイク・リー、試合決まってから俺は、常に、ジェイク・リーの事を考えて、考えて、挑んだけど、まあ今日の試合、結果が全てだよ。でも!ただの、一戦じゃ終わらせない。この経験を、ここGLEATのリングで、どんどんどんどん、活かして、活かして、そしてGLEATごと、上に行くぞオイ」

ジェイク・リー&チェック島谷
島谷「OK?OK?イエーイ、ナイス、チェック・リー。ナイスチェック・リー。お前ら見たかオイ、これがチェック・リーだオイ。CIMA、いやスィーマ。そして頓所、頓所よ、お前にだけはな、俺負けんからなオイ。おいそしてCIMAおい、このベルト札幌で、必ず俺が、チェックが、守ってやるからな。ナイス、チェック・リーありがとう!」
ジェイク「GLEATは面白い選手が沢山だ。ほんとに。まあけど、リング上でやったように、CIMA、ジェイク・リー、見たくないのか?ジュニアもヘビーも超越した人だぞあの人は。記者の人、いい記事書けると思うぜ?思うように書いてくれ。思うようなことをいっぱい書いてくれ。それだけで、勝手にお客さんは沸くから」

第6試合

 井土が走り込みラッシュを仕掛け、コーナーで座り込む石田の顔面にローキック連打。
 なんとか立ち上がった石田が投げ捨てるが、井土はエルボー連打からエルボー合戦。膝をついた石田を挑発し再度エルボー合戦。
 石田が打ち勝つと、髪を掴んでお互い挑発。石田がガットショットからヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルも井土は受け切る。
 石田が再度ロープに飛ぶが、井土が避けるとバックを取るも、石田がバックエルボーからロープに飛ぶが、ビッグブーツで迎撃した井土が強引に投げ捨てジャーマン。石田は一度場外に降りて大勢を立て直す。

 井土が場外に降りると石田が蹴りつけ、コーナーに叩きつけるとカカト落としからボディを蹴り上げ挑発。井土がエルボー連打も石田はローキックで倒す。石田はエプロンに顔面を叩きつけていき、鉄柱にお互い叩きつけると井土がエプロンを走り込んでのサッカーボールキック。石田はカウント11でリングに。

 井土がストンピング連打から背中を蹴り上げスリーパー。さらにヘッドシザースに切り替えるが石田はロープに足を伸ばしブレイク。

 井土は髪を掴んで引き起こし、ミドルキック連打から足を刈って倒し背中にサッカーボールキック。
 立ち上がった石田が髪を掴んで首投げから背中にサッカーボールキック。
 井土も首投げからサッカーボールキック。石田もお返しに首投げからサッカーボールキックを叩き込むと、自ら座り込み蹴るように要求。井土はロープの反動をつけてサッカーボールキックを叩き込み、ボディを蹴りつけて場外に投げ捨てると場外でエルボーの殴り合い。
 石田がガットショットから場外ブレーンバスター。さらに場外を走り込んでのサッカーボールキック。

 リングに戻り、井土がエルボーとローを打ち込んでいくが、石田は「効かないよー」と受けきりローの打ち合いへ。
 石田がロー連打で蹴倒し、顔面を踏みつけて挑発。
 さらにボディを蹴り上げると、立ち上がった井土がエルボー連打。石田がガットショットから投げようとするが、耐えた井土が投げようとするも、石田はサミングからコーナーに振ろうとするが、井土が避けて走り込むも、石田は蹴りつけてカット。二度三度と蹴りつけてカットし、ロープに飛んでラリアット。避けた井土が強引にブレーンバスター。
 井土がミドルキック連打も、キャッチした石田はエルボーから走り込むが、井土がミドルキックも石田がキャッチ。井土は逆の足で延髄斬りから串刺しバックエルボーを叩き込み、コーナー上に寝かせて串刺しジャンピングニー。
 井土はエプロンで投げようとするが、ロープを掴んで耐えた石田がバックを取る。バックエルボーで逃れた井土が走り込んできた石田をDDTでエプロンに突き刺し、場外に転がった石田へエプロンを走り込んでのサッカーボールキック。だが石田はキャッチしてドラゴンスクリューで場外に落とすと、エプロンを走り込んでのサッカーボールキック。

 リングに戻り、石田は膝立ちの井土をミドルキックで蹴倒す。再度蹴倒すと、3発目は井土がキャッチし強烈なビンタ。ビンタの応酬は井土が打ち勝ち、ロープに飛ぶと石田がミドルで動きを止めてビンタで倒すとバズソーキック。フォールも2。

 石田はバックを取るが、耐えた井土にロープに飛んでのビッグブーツ。井土もロープに飛んでビッグブーツを打ち込み、ビッグブーツの相打ちからミドルの打ち合い。井土がソバットからハイキックの相打ちになり、井土が回し蹴りを顔面に叩き込んで倒しフォールも2。

 井土はフィッシャーマンの体勢も、耐えた石田とハイキックの避けあいから井土がバズソーキック。さらにフィッシャーマンバスターからフォールも2。

 井土は走り込むが、石田が丸め込むも2。

 井土はガットショットからロープに飛ぶが石田がソバット。石田がロープに飛ぶが井槌が追走バックエルボー。井土がロープに飛ぶが石田がレッグラリアートで迎撃し、井土が走り込むも石田がジャーマンからバズソーキック。避けた井土がジャーマンスープレックスホールドも2。

 井土は膝立ちの石田の顔面にトラースキック。ニ発目を旋風脚で迎撃した石田がブレーンバスターからフォールも2。

 石田はハーフタイガースープレックスホールドで3カウント。

石田「面白かっただろオイ!石田凱士が勝ったぞコラ!井土、今日でわかったな、どっちが勘違い野郎かオイ。言っとくぞ、GLEATお前だけじゃないんじゃオイ。俺からしたら、他の、同世代の奴らも一緒じゃオイ。勘違いの、生ぬるい奴しかおらんねんGLEATには。そやな。拍手たらんぞお前ら。こういう時だけGLEATのファンのふりすんなお前ら。お前らの勘違いを叩き直すために、これからのGLEAT全大会、俺も全てGLEATさせてもらうぞ!これからの俺に期待しとけコラ!」

<試合後コメント>
石田凱士
「おい見たか?勘違い野郎がどっちかわかっただろう。でもな、思ったよりやるやんけお前。お前とは、今日だけじゃないな。これからも磨いていけそうやないけ。リング上でも言った通り、これからのGLEAT全部、俺もGLEATさせてもらおうかオイ。お前らの、生ぬるい勘違いしてそうな考え、叩き直してやるからな」

第7試合

 
 先発は本間とリンダマン。リンダマンが「俺から見たらお前なんて真っ白だよこのやろう!」と挑発するが、本間は「確かに黒いな」と聞き取りづらい声で返す。
 黒さ対決で圧勝したリンダマンがコーナーでアピールし、ロックアップから本間がロープに押し込むとエルボー。避けたリンダマンがボディに膝蹴りからロープに飛んでのショルダータックル連発。マスキュラーポーズで挑発し合うと、エルボーの打ち合いからリンダマンがサミング。ロープに飛ぶとショルダータックルも、受けきった本間がロープに飛んでショルダータックルで倒し小こけし。リンダマンが避けて自爆すると、ロープに飛んで小こけしを投下するが、本間が避けて自爆させる。両者タッチ。

 KAZMAが走り込むが鬼塚が避けてチョップからロープに振ろうとする。耐えたKAZMAに鬼塚がロープに飛んでショルダータックルも、受けきったKAZMAがロープに飛ぶが、鬼塚のドロップキックも受けきったKAZMAがアームホイップからロープを往復してのショルダータックル。両者タッチ。

 入江がT-Hawkに走り込みショルダータックルで倒し、串刺し攻撃を狙うがT-Hawkが足を伸ばしてカットしショルダータックルからエルボーの打ち合い。入江がロープに振るが、低空ドロップキックからショルダータックルで倒す。
 T-Hawkはフロントネックで捕らえながら鬼塚にタッチ。

 鬼塚は入江をコーナーに振り、串刺し攻撃を狙うが入江が避けて鬼塚が自爆。リンダマンを本間がボディスラムで叩きつけ、T-Hawkも投げようとするがT-Hawkが耐えると鬼塚が後ろから蹴りつけ本間をコーナーに振る。鬼塚が走り込むも本間は足を伸ばしてカットし、走り込んできたT-HawkもまとめてDDT。入江はそのすきにKAZMAにタッチ。

 KAZMAは鬼塚の背中を蹴りつけ、鬼塚はエルボー連打からロープに飛ぶが、KAZMAが足を刈って倒しランニングニー。フォールも2。
 KAZMAは本間にタッチ。

 本間はストンピングからロープに振りバックエルボー。フォールもT-Hawkがカット。リンダマンも本間の背中にハンマーブローから場外に逃げる。
 本間は鬼塚の顔面を蹴りつけていきエルボー。振りかぶってエルボーも、お互い雄叫びを上げて挑発しあうと本間がヘッドバッドで倒しKAZMAにタッチ。

 KAZMAは顔面を踏みつけ擦っていき、ボディに膝蹴り。立ち上がった鬼塚がチョップを打ち込んでいくと、KAZMAは後ろ手に組んでチョップを受けきっていく。KAZMAはガットショットからコーナーに振って走り込むが、避けた鬼塚が走り込むと、KAZMAは足を伸ばしてカットし、ニ発目を避けると走り込むが、鬼塚は足を伸ばしてカットしミサイルキック。避けて自爆させたKAZMAがランニングニーも、キャッチした鬼塚に地獄突きからロープに飛ぶが、ラリアットを避けた鬼塚がスピアーを突き刺す。鬼塚はリンダマンにタッチ。KAZMAも本間にタッチ。

 リンダマンはガットショットからロープに振ってドロップキック。走り込んできた入江の膝裏を蹴ってコケさせるが、入江がロープに飛ぼうとするとリンダマンは強引にバックドロップ。リングに入ろうとしたKAZMAだったが、リンダマンがロープを蹴り上げて急所攻撃から、場外にまとまった3人にめがけてトペ・スイシーダ。鬼塚もコーナーからのプランチャで追撃。リンダマンはT-Hawkにタッチ。

 T-Hawkは串刺し攻撃を狙うが、本間は足を伸ばしてカットし、T-Hawkはキャッチするとお互いの名前を叫んで挑発しあい、T-Hawkは「聞こえないんじゃ!」と逆水平チョップ。
 本間もチョップで返しチョップの打ち合いへ。本間がダブルチョップで倒しKAZMAにタッチ。

 KAZMAは串刺しボディスプラッシュから後頭部にランニングニー。フォールも2。
 KAZMAは投げようとするが、耐えたT-Hawkがチョップを狙うが、KAZMAはストップ!エンズイギリから投げようとするも、T-Hawkが逆にブレーンバスターで投げ捨てるが入江がT-Hawkにダイビングボディプレス。KAZMAは入江にタッチ。

 入江はストンピングからT-HawkをKAZMAとともにロープに振るが、T-Hawkは入江をKAZMAに突き飛ばして同士討ちさせると仲間割れ。
 T-Hawkは入江を自分に向かせるとチョップも、入江が避けるとKAZMAにチョップが叩き込まれる。
 入江をボディスラムでKAZMAに叩き込んだT-Hawkはリンダマンにタッチ。

 リンダマンはコーナーに登り、仲間割れしているKAZMAと入江をまとめてミサイルキックで吹っ飛ばす。
 リンダマンは入江のバックをとるが、バックエルボーで逃れた入江にローリングエルボーからロープに飛ぶが、入江はブラックホールスラムで迎撃しフォールも鬼塚がカット。
 鬼塚はチョップからロープに飛ぶが、KAZMAがニーアッパーで迎撃してトラースキックを狙うが、T-HawkがKAZMAをショルダータックルでなぎ倒す。
 本間が走り込むが、リンダマンとT-Hawkがガットショットからロープに振るも、本間は二人の腕にこけしロケット。さらにT-Hawkとリンダマンにそれぞれこけしロケットも、リンダマンがこけしロケットでやり返し、さらに入江が走り込んだところを投げようとするが、入江がロープに押し込みキャノンボールから担ぐ。着地したリンダマンに入江がガットショットからロープに飛ぶが、リンダマンの背中にT-Hawkがタッチ。

 T-Hawkは走り込んできた入江にニーアッパーからナックル。入江がエルボーもT-Hawkがチョップ。入江がヘッドバッドもT-Hawkがナックルを叩き込みウラジゴクも、入江がすぐに立ち上がりラリアットでなぎ倒す。
 入江はロープに飛ぶが、T-Hawkは膝蹴りで迎撃して走り込むと、KAZMAがそこへトラースキックもT-Hawkは避けて入江に誤爆。T-Hawkが入江にケルベロスを叩き込み3カウントを奪った。

<試合後コメント>
本間朋晃
本間「初めて、GLEAT参戦したけど、何回でも戦いたい選手もいたし、ただ、試合に負け、黒さにも負け、鬼塚のシャウトにも負け、T-Hawkの逆水平にも負け、負けっぱなしで終わりかこの野郎。また来るよまた。次だ次。こんなんで終われるわけねーだろ。向こうがどういうかしらねーけど、俺は、一人で、殴り込む。以上」

T-Hawk&エル・リンダマン&鬼塚一聖
T-Hawk「よし来た!」
リンダマン「後楽園ホールでは初めてこのGLEATという冠がつく大会なんですけど」
T-Hawk「はいはい。後楽園、お客さんいっぱい入って」
リンダマン「ありがとうございます」
T-Hawk「ありがとうございます」
リンダマン「まあ団体対抗戦なんでね、今日は負ける訳にはいかない」
鬼塚「いやそうですよ」
リンダマン「今日は仲間の入江茂弘がいたけど、まあなんとかこちらが勝つことができた」
鬼塚「OKですOKです」
リンダマン「まあそんな事より!まあ、俺たちの前の試合に、井土徹也、石田。試合してたな」
鬼塚「試合してましたね」
リンダマン「石田ついに!マイクだけじゃなくてこのリングで試合したなおい。やっと出てきたんだったら、フルGLEATするし。言ってたよな?」
鬼塚「言ってました言ってました」
リンダマン「全部出るっつってたな」
鬼塚「言ってましたよ」
リンダマン「それだったら!俺たち出るでしょ」
鬼塚「あぁ行きますよ」
リンダマン「ストロングハーツ出るしかないでしょ」
鬼塚「行きますよ!」
リンダマン「ねぇT-Hawkさん!(T-Hawkは控室へ)ビッグチャンスきたね」
鬼塚「行きますよ!」
リンダマン「ビッグチャンスきたね!CIMAさんもいない、T-Hawkも帰っちゃった」
鬼塚「帰った」
リンダマン「もう、いいじゃん」
鬼塚「行きますよ」
リンダマン「鬼塚リンダマンで、石田、誰揃えてくるのかわからないけど、俺たち、きっちり叩き潰してやる。おい!井土徹也と、ストロングハーツは、一味、いや、二味三味違うからな!楽しみにしとけ」

第8試合

 葛西が入場すると殴りかかり試合開始。
 葛西が田村にヘッドロックからショルダータックル連打。葛西がロープに飛んだところをエプロンから河上が羽交い締めにし、田村と河上が串刺しラリアット連発。リングに転がすが、竹田がすぐに走り込むも、河上がエルボーから田村がショルダータックル。さらにサンドイッチラリアットで迎撃する。
 場外乱闘となり、イス攻撃を叩き込んだ葛西と竹田がリングに河上を投げ入れる。

 葛西のエルボーと河上のチョップの打ち合いからエルボー合戦。川上がロープに飛ぶが、竹田がエプロンから羽交い締めにして大バサミで額を突き刺し、葛西が首投げからフォークを河上の額に突き刺す。
 田村が走り込むが、葛西がソバットから場外に投げ捨て、竹田も河上を場外に投げ捨てると大バサミで傷をえぐっていく。
 葛西が場外の机に田村を寝かせ、コーナーからのプランチャを投下しテーブルクラッシュ。

 リングに河上を投げ入れた竹田がイス攻撃を背中に叩き込み、踏みつけフォールも2。
 竹田はナックル。川上はバックエルボーからチョップも、竹田はエルボーで返す。河上のチョップと竹田のエルボーの打ち合いから竹田が大バサミで河上の額を突き刺し、ロープに振ってハサミを握ったままナックル。さらに顔面にフィストドロップからフォールも2。竹田は葛西にタッチ。

 葛西はイスの板で顔面を殴りつけフォールも2。
 葛西はナックルを打ち込んでいき、エルボーの打ち合いから葛西が傷口に噛みつく。葛西は竹田にタッチ。

 竹田はロープにもたれさせた河上にソバットからロープに飛んで後頭部にロッキンポ。フォールも田村がカットし、有刺鉄線バットをフルスイングするが、避けた竹田が有刺鉄線バットを奪って田村のボディにフルスイング。さらに河上の傷口に有刺鉄線をグリグリと押し付け、河上にのボディに有刺鉄線バットを置いてサンセットフリップを投下。竹田も自爆するが、フォールも2。竹田は葛西にタッチ。

 河上は腕立て伏せでアピールするが、葛西は投げようとする。だが河上はリバースすると有刺鉄線バットを握るが、葛西が低空ドロップキック。
 葛西は有刺鉄線バットを持ちながら河上をロープに振ってボディにフルスイング。フォールも2。
 葛西はエルボーからヘッドバッド。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、河上は足を伸ばしてカットしラリアットでなぎ倒す。
 河上は田村にタッチ。

 田村はショルダータックルで次々倒し、ボディスラムで次々叩きつけると往復串刺しラリアットを連発。
 ロープに飛んで竹田をショルダータックルでなぎ倒すが、葛西が殴りかかりエルボー合戦。
 葛西はヘッドバッドも、田村もヘッドバッドで返しヘッドバッド連発。
 コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、葛西は足を伸ばしてカットし、イスを顔面に投げつけると竹田にタッチ。

 竹田はジョン・ウーから串刺しニー。さらにソバットから足を刈って倒し串刺しロッキンポ。フォールも2。
 竹田はイスで殴りかかるが、キャッチした田村がイスを奪うも、竹田はイスごとナックルでふっ飛ばし、田村はロープに振るが竹田は膝蹴り。キャッチした田村を巻き込んで竹田が腕ひしぎも河上がカット。

 竹田は田村の額を大バサミで切り裂きロープに飛ぶが、田村が追走してラリアットでなぎ倒すとイスを竹田の首にかけ、そのイスをイスでフルスイング。田村は河上にタッチ。

 河上はヘッドバッド連発から串刺しボディスプラッシュ。さらにロープに飛んでラリアットも、避けた竹田がバックをとるが、バックエルボーで逃れた河上がローリングエルボーで倒しフォールも2。
 河上と田村は交互にエルボーを打ち込み、河上がロープに飛んでラリアットも竹田が避けて田村と相打ちに。
 葛西と竹田は竹串を取り出し河上と田村の頭に竹串を突き刺して花を咲かせると、竹田が田村に、葛西が河上にDDT。
 踏みつけフォールも2。

 セコンドにストロングハーツが走り込むが、葛西は中指を立てると河上をコーナーに振り串刺しラリアット。竹田が串刺しバックエルボーからサミングで倒し、イスを河上の首に乗せるとそこへイスを叩き込む。葛西がフォールも2。
 葛西と竹田がロープに振り、葛西のソバットから竹田が膝蹴り。葛西が延髄斬りからダブルのチョークスラムで叩きつけ、竹田がスワントーンボムから葛西がパールハーバースプラッシュを投下。フォールも田村がカット。
 葛西と竹田が田村をロープに振るが、田村はダブルラリアットでなぎ倒し、河上がイスの破片で竹田の頭を、田村が机の破片で葛西の頭を殴りつけ、竹田にサンドイッチラリアットから河上が竹田を肩車して田村がダブルインパクト。
 さらに葛西に田村が串刺しラリアットから河上が串刺しボディスプラッシュを叩き込み、サンドイッチボディスプラッシから田村が後頭部にラリアットを叩き込んで担ぐ。河上がコーナー上に座り葛西を担ぐと、スーパーパワーボムからフォールも2。
 河上はロープに飛ぶが、ラリアットの相打ちから葛西がロープに飛んで再度ラリアットの相打ち。河上のラリアットを避けた葛西がラリアットでなぎ倒すが、すぐに立ち上がった河上がラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 河上は担ぐが、着地した葛西がナックルからデスペラード。さらにリバースタイガードライバーからフォールも田村がカット。
 竹田が田村に膝蹴りからロッキンポを叩き込んで迎撃し、
葛西が河上にボディスラムから有刺鉄線バットを河上のボディに乗せ、そこへのパールハーバースプラッシュを投下。フォールも2。
 葛西はキスをしてからクロスアーム式スティミュレイションで突き刺しフォール。これで3カウント。

葛西「ストップ・ザ・ミュージック!GLEATファンの皆さん、はじめまして、竹田誠志と葛西純です。今日は、俺たち二人だけの名前を覚えて帰ってください。て言いたいところだけどもよ、おい、河上、オレっちと竹田はよ、某大日本プロレスで、練習生時代の河上隆一から見てきたけども、まさかまさかだよ。まさかまさか、まさかまさか!お前がこんなにやるとは思わなかったよ。おい田村、お前もおもしれーよ。しっかりと、竹田誠志、葛西純のメモリカードに、お前の名前インプットしたからよ。まあとにかく!俺たち二人が言いたいことは、GLEATで刺激的な夜をありがとう」

(葛西と竹田はリングを後にする)

田村「おい!こんな、こんな姿になっちまったけどよ、俺らは、生きてんぞ!生きてるってことは、また!今から!歩みを進めて!この!GLEAT!もっと、高みに持っていくからな!今日、来てくれたお客さんは、俺らGLEAT、絶対に、GLEAT応援してきて、良かったって思える団体に必ずするから!これからもGLEATについてきてくれ!」
河上「負けたー!こんなもん、人の頭に刺しやがって!おい、田村、あんたの言う通り、俺たちは、俺たち、今日戦って、生き延びたぞ~まだまだ死んでねーぞオラ!葛西竹田、おい、リマッチだ~!おいおいおい次のおい、11月、23日、後楽園ホールもお前ら、絶対に来てくれよな。絶対に来てくれよな。絶対に来てくれよな。お前らの代わりに、俺がこんだけ体張ってやるよ!(ベルトを掲げるストロングハーツに)うるせーこら!馬鹿野郎コラ!お前らのことなんて、認めてべ―んだ。明日からな、まだまだ、人生賭けて、闘うぞ。(CIMAが竹串を刺そうとするが、河上がひと睨みして帰らせる)おい、おい、おいおいおい、エネルギーをくれ!こい!こい!エネルギーをくれ!ありがとー!皆のおかげで、皆のおかげで、俺たちも、俺たちは、明日から、明日からも、戦っていくぞー!おいおい、なんか俺が、俺がしめる空気じゃねーかよ。いいよ、いいよ、声援なしだから、特別にオイ、みんな、立ち上がってくれ。スタンダッププリーズ
。無理しない程度に。おっしゃ立ったかオイ!おいおい今日はな、みんながずっとやりたかった、う~ポキッで、どうだ?どうだ?どうだオラ?どうだ?ありがとう、ありがとう!みんな今日はありがとー!一生懸命オイ、俺たちは生きてくぞー!生きてくぞ―!生きていくぞー!生きてくぞ―!なぜなら、なぜなら、俺たちが、俺たちが、今世紀最高のガチムチバディ集団、バルクオーケストラだー!オイオイオイオイオイ!うーーーーーーーポキッ!ダー!」

<試合後コメント>
バルクオーケストラ
田村「おいおいおい、おい、リング上でも、言った通り、俺ら、こんな姿だけど、俺らは生きてるぞ!」
河上「おう生きてる生きてる」
田村「生きてるって事は!また今から、今から進んで行けば良い。一歩一歩進んで、必ずこのGLEAT、俺たちバルクオーケストラが、もっともっと上のステージに持ってっから。今GLEAT応援してる人たち、そして!今日Youtubeで見てた人たち、必ず俺らは後悔させねーから!必ず!俺らが幸せなステージに導いて、もっともっとすごいステージに導いてやるからついてこい」
河上「ハヤト~!よく言った~!おい!おい!負けちまったよおい。何だこの野郎オイ。練習生の頃からおい、見てただこの野郎オイ、俺だってそうだこの野郎オイオイオイ。ずっとな、某大日本でお前、見てたよお前らがメインでぐちゃぐちゃにやってんのよ。おい俺だってな、GLEATのメインでオイ、お前ら二人とこんなぐちゃぐちゃな事やると思ってなかったよだがな、刺激になったんだろ?俺らもな、刺激になったよこの野郎」
田村「明日から、いや今から進んで行くぞ。もっともっと行くぞ」
河上「俺たちは負けたけどな、負けたけどな、負けたけどな、オイ。前よりな、強くなったんだー!これからオイ、どんどんどんどん強くなってなオイ。それと同時にこのバルク、GLEAT、どんどんどんでかくしてやる。俺がデカくしてやる!」
田村「よし、よしよし、いくぞ!今日からまた進んで行くぞ!よし行くぞ!俺たちが!俺たちが!俺たちが!今世紀最高のガチムチバディ集団!バルク!」
河上「オーケストラダー!ダー」

葛西純&竹田誠志
葛西「俺たち二人はよ、昔の河上隆一しか知らなかったが、GLEATの河上っていうの知らなかったからよ、まあ準備運動的な感覚で今日来たけど、いや面白いよ。非常に刺激的だったぜ河上。相変わらず中途半端な事やってると思ったが、ガッチリGLEATしてんじゃねーか。あともう一人田村か?全然知らなかったけど、でけーしガッツあって、なかなか楽しかったね。いやちょっと、久々にでけー奴とやったな。身体中いてーよ。明日どうすんだよオイ。俺らもよ、こうやって他人の事褒めるのは得意じゃねーし好きじゃねーけど、オレっちも歳をとったってことだよ。いいもんは素直に認めるから。まあ面白かったよ。でもよ、でもよ、でもな、最後に一つだけ言いたいことがある。おい、グレート小鹿をさしおいてGLEATだと?」
竹田「そうだよ忘れてたよ」
葛西「まあ、ほんとのGLEATはどっちかって言ったら、河上と田村なんだけど、まあおもしれーよ。今日やって面白かったから、またあいつらが刺激が欲しいと感じたらいつでも呼んでくれ。スケジュール開けとくぜ」
竹田「このハサミピカピカに磨いておいてやる」

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