1・4東京ドームの第0試合で矢野通が試合0秒で勝利!「私はこの激闘を勝ち抜き、明日はさらなる激闘を勝ち抜くであろう!」
1月4日、東京ドームにて新日本プロレス『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』が開催。第0試合では『『KOPW 2021』進出権争奪ニュージャパンランボー』が行われた。
KOPWは昨年にオカダ・カズチカが提唱した新日本プロレスの新タイトルであり、「これは1つの原点回帰。IWGPという戦いがあるからこそ、自信を持って胸を張って『このプロレスが一番だ』と言えるからこそ、この戦いも認められる」とその意義を語っていた。
その意義に答えるように8月の明治神宮野球場大会で『KOPW2020』となった矢野通は独自のルールと試合運びで半年間このタイトルを盛り上げ、KOPWの名は初年度から浸透することとなった。
新たな年となり『KOPW2021』に名前が変わったこのタイトル。1月5日に4WAYマッチで決定戦が行われる事となったが、前日の1・4で最後に残った4選手が翌日の4WAYマッチに参加する時間差バトルロイヤルニュージャパンランボー戦が決定。
所属外の選手やレジェンドが参戦することで注目度が高いニュージャパンランボーだが、全選手が入場してみると上記の理由によりレギュラー参戦している選手のみに。
一番初めに入場したチェーズ・オーエンズが奮闘し、ゲイブリエル・キッド&辻陽太&上村優也のヤングライオンが終盤で連携を見せていく。だがBULLET CLUBのチェーズ&ファレが連携攻撃からファレのパワーでオーバー・ザ・トップロープで失格させる場面が続き、最後の入場者となった前年度覇者の矢野通がリングにたどり着く前にリング上はチェーズ、ファレ、BUSHIの3選手に。矢野が唖然とする中ゴングが鳴らされ、翌日の決定戦はこの4人で行う事が決定した。
リングに上がらずそのままバックステージに引き返した矢野は「2021年、KOPWから、戦いが始まった! そして私はこの激闘を勝ち抜き、明日はさらなる激闘を勝ち抜くであろう! さようなら!」とコメント。
KOPW2020最終戦で戦っているファレは「ろくにリングにも上がらず、あんなズル賢いことしやがって!」と激怒し、翌日の決定戦では矢野をターゲットにすると宣言した。