元WWEのサーシャ・バンクスことメルセデス・モネがIWGP女子王座に挑戦表明!「アジャ・コング、豊田真奈美、AZM、山下実優にも興味がある」
1月4日、新日本プロレスがアントニオ猪木追悼大会『WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム ~闘魂よ、永遠に~』を開催。第2試合ではKAIRIの持つIWGP女子王座に中野たむが挑戦した。
昨年11月の新日本プロレス×STARDOM合同興行で新設されたIWGP初の女子王座は、元WWEのKAIRIが岩谷麻優を破り初代王者へ。試合後に中野たむがリングに上がり「1・4で中野たむの情念地獄に溺れさせてあげるよ。私は、この歴史的なベルトが、初代王者が、スターダムの選手でなかったことすごく!悔しく思います。歴史は動き始めました。1・4東京ドームで必ずKAIRIからIWGP女子を奪って、私、中野たむが、皆さんに極上のたむロードをお見せします。たむを信じて」と挑戦表明した。
前日には元ビューティー・ペアのマキ上田さんからエールを受けて試合に臨んだ中野たむ。
たむがリングで寝転びあざとく挑発すると、KAIRIは髪を掴んで引き起こしエルボー連打からインターセプター。さらに田中将斗直伝のスライディングDを叩き込むが、たむが後ろ回し蹴りを叩き込んで場外に落とすとコーナーからのプランチャを投下。リングに戻るとたむはジャーマンで叩きつけ、カットラスをガードしてバイオレットスクリュードライバー。トドメのバイオレット・シューティングを狙うが、これをカットラスで迎撃したKAIRIがインセインエルボーを投下し3カウントを奪った。
勝利を喜ぶまもなく会場が暗転すると、WWEではサーシャ・バンクスの名で活躍していたメルセデス・モネが入場。KAIRIと握手するかにみせて変形DDTでKOした。
呆然としながらバックステージに現れたKAIRIは「モネ……どこかで見たことある。闘ったこともある。あのオーラ、あの選手しか出せない。そんな世界の、トップ中のトップの選手がこのベルト、興味があるって? 私もあの選手とは一騎打ちで、ずっとずっと憧れで、闘いたいと思っていたので、これからどうなる?ちょっと、引き続き目を離さないでください。今日は楽しい時間をありがとうございました。大航海時代の始まりです」と笑顔を見せる。
モネは「私はここに、お金を得るために来たわ。まずは円を。そしてダイヤやルビーなど、ありとあらゆる宝石を。その次にはもしかしたらドルの方にも手をかけるかもしれないけれども、自分が獲得できるすべてのものを手にするために闘っていきます。レジェンドであるアジャ・コング、マナミ・トヨタ(豊田真奈美)、AZM、ミユ(山下実優)、それ以外にも多くのレスラーにも興味があるわ。でも一番初めにKAIRIサンと闘うと決めたのは、私たちの間には過去があるからです。2月18日、サンノゼ(米カリフォルニア州)、ニュージャパンとスターダムにおける史上最高の試合になると思うので、みんな楽しみにしてくださいね」と、新日本サンノゼ大会でのIWGP女子王座戦を予告した。