「もう新日本プロレスでテンコジ、毘沙門と呼ばれても絶対にいい」YOSHI-HASHIと後藤洋央紀が世界のタッグ王座を総なめにしたFTRからベルト奪還!
1月4日、新日本プロレスがアントニオ猪木追悼大会『 WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム ~闘魂よ、永遠に~ 』を開催。第3試合ではダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラーの持つIWGPタッグ王座に後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが挑戦した。
AEW、ROH、AAA、SMACKDOWN、RAW、NXTと錚々たるタッグ王座を獲得してきたキャッシュ&ダックスのタッグチームFTRが、昨年6月に開催された新日本×AEW合同興行でIWGPタッグ王座を奪取。世界トップクラスのタッグチームにベルトが流出したが、『WORLD TAG LEAGUE 2022』を連覇した後藤&YOSHI-HASHIの毘沙門が執念深くタッグベルトへ挑む。
試合が始まるなり毘沙門がざんまいから消灯を狙うが、これ切り返したハーウッドがYOSHI-HASHIにジャンピング・パイルドライバーからウィーラーとともにマインドクラッシュ。トドメのビッグリグを狙うが、YOSHI-HASHIが1人隠し狭間でチャンスを作り、後藤がラリアット。さらにYOSHI-HASHIのトラースキックから「せーの!」で消灯をきめ3カウントを奪った。
敗北しながらもハーウッドは「キャッシュと俺は10年間、タッグで闘ってきた。十年一昔と言うが本当に一区切りだ。俺たちの目標は新日本プロレスに参戦すること、そこでタッグのチャンピオンになること、トーキョードームの『WRESTLE KINGDOM』に参戦すること、これらを目標に掲げてここまでやってきた。『WRESTLE KINGDOM』は俺たちにとってこれ以上に重要なことはない程に、大きな大きなイベントだ。なので勝敗に関係なくこの場で試合ができたのは嬉しい」と感謝を語る。
ベルトを取り戻したYOSHI-HASHI「毘沙門として(『WORLD TAG LEAGUE』を)2連覇して、このIWGPのタッグのベルトも2回戴冠して、もう新日本プロレスでテンコジ、毘沙門と呼ばれても絶対にいいと思っている。この新日本プロレスのタッグ、今ナンバー1、いや世界に通ずると俺は思っている。もうどの世界レベルのタッグチームと闘っても、絶対に俺たちが勝つっていう自信は今はあります」と豪語。後藤も「世界最高峰のタッグ、前回のオージー・オープンもそうだと思うし、その中に俺ら毘沙門が食い込んだんだっていう実感は今日の結果を見てもあります」と自信を覗かせた。