タイチがIC王座戦で闘う内藤に急所蹴りで直接勝利!冬の札幌で藤原喜明以来の“事件”を予告?!

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 28 日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』が行われた。

 この日のメインイベントでは、2月3日の札幌大会でインターコンチネンタル王座、タッグ王座、ジュニアタッグ王座の3大王座戦で激突する“L.I.Jvs鈴木軍”の対抗戦が行われた。
 タイチはIWGPインターコンチネンタル王座に執着を見せ、今月4日にクリス・ジェリコから同王座を奪取した内藤を翌5日に襲撃。強奪したICベルトで内藤を殴打してKOするという内藤vsジェリコ戦を皮肉る形で内藤に屈辱を与え挑戦を表明。さらに21日の後楽園ホール大会でもL.I.Jの試合に乱入し内藤をICベルトでKOしていた。

 10人タッグのイリミネーションマッチで激突した両軍は、序盤から場外乱闘で激しくぶつかり合い、内藤が集中攻撃を受ける展開に。これをSANADA&EVILが救出し、みのる&ザックを意識しぶつかり合う。両組は互角に渡り合いSANADAとみのる、EVILとザックが相打ちのOTTRで失格。鷹木はデスペラードをOTTRしたものの、デスペラードリング下から金丸をアシストし鷹木を失格に。BUSHIは金丸をブシロールで丸め込んだものの、ザックの裏STFに沈む。
 最後に残ったタイチと内藤は、リング中央で打撃を打ち合い、これを制したタイチが天翔十字鳳を放つが、これをかわした内藤が組み付いてデスティーノを狙う。これを耐えて担ぎ上げ内藤を場外に放り捨てようとするタイチだったが、内藤は間一髪エプロンに着地。タイチはICベルトで内藤に殴りかかるが、内藤はこれを回避。今度は内藤がICベルトを手に取り、注意するレフリーを突き飛ばす。この隙を突いてタイチは内藤の股間を蹴り上げ、内藤をエプロンに落としてジャンピングハイキックでOTTR。タイチが勝ち残った。

 試合後、タイチは股間を押さえて場外に倒れる内藤をリング上から見下して笑い「オイ内藤、どうした?そんなとこ押さえたりしてよ。大してデカくもねーくせに痛がっちゃたりしてよ(笑)お前は札幌前でちゃーんと生かしといてやるから安心しろよ。その代わり、札幌の試合後はよ、内藤、そして世界一マナーの悪い糞ハポンファンども!テメーらよ、内藤と一緒に『今までタイチさん、ガタガタ言ってすみませんでした』って三つ指付いて俺に謝る準備しとけよコノヤロー!分かったか?じゃあな、アディオス!」と内藤とファンを挑発して去っていった。

 バックステージに戻ったタイチは「冬の札幌……いつだったかの、藤原喜明以来なにも起きてねーな?これといったものは。何年ぶりだ?調べたのか?テメーら。何年ぶりに、アレ以上のこと起こすかもな?楽しみにしとけよ。アディオス!カブローン!」と1984年の札幌大会で起きた“藤原テロリスト事件”を引き合いに出して意味深長に笑い、会場を後にした。

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