8・21 SUPER J-CUP有明大会 ライガーvsタイチ KUSHIDAvs拳王 田口vs金丸 サイダルvsオスプレイ

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『SUPER J-CUP 2016<SUPER J-CUP 2016 決勝トーナメント>』
日程:2016年8月21日(日)
開始:15:00
会場:東京・有明コロシアム
観衆:3,041人

▼「SUPER J-CUP 2016」オープニングマッチ 20分1本勝負
●デビッド・フィンレー(新日本)/青柳優馬(全日本)/Eita(DRAGON GATE)
7分56秒 MX→片エビ固め
○BUSHI(LOS INGOBERNABLES de JAPON)/梶トマト(K-DOJO)/グルクンマスク(琉球ドラゴン)

▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負
●獣神サンダー・ライガー(新日本)
3分1秒 リングアウト
○タイチ(鈴木軍)
※タイチが「SUPER J-CUP」準決勝へ進出

▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負
○KUSHIDA(新日本)
10分24秒 腕ひしぎ十字固め
●拳王(NOAH)
※KUSHIDAが「SUPER J-CUP」準決勝へ進出

▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負
●田口隆祐(新日本)
9分27秒 タッチアウト→片エビ固め
○金丸義信(NOAH)
※金丸が「SUPER J-CUP」準決勝へ進出

▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負
○マット・サイダル(ROH)
12分45秒 エア・サイダル→片エビ固め
●ウィル・オスプレイ(CHAOS)
※サイダルが「SUPER J-CUP」準決勝へ進出

▼「SUPER J-CUP 2016」スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
○ボラドール・ジュニア(CMLL)/カリスティコ(CMLL)/ティタン(CMLL)
5分21秒 スパニッシュフライ→片エビ固め
ウルティモ・ゲレーロ(CMLL)/エウフォリア(CMLL)/●グラン・ゲレーロ(CMLL)

▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負
●タイチ(鈴木軍)
9分52秒 首固め
○KUSHIDA(新日本)
※KUSHIDAが「SUPER J-CUP」決勝戦へ進出

▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負
○金丸義信(鈴木軍)
9分52秒 タッチアウト→片エビ固め
●マット・サイダル(ROH)
※金丸が「SUPER J-CUP」決勝戦へ進出

▼GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/桃の青春】小峠篤司(NOAH)/○原田大輔(NOAH)
12分27秒 片山ジャーマンスープレックスホールド
【王者組/GLJT2016優勝チーム】●石森太二(NOAH)/ACH(ROH)
※第27代王者組が4度目の防衛に成功

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/THE YOUNG BUCKS】ニック・ジャクソン(BULLET CLUB)/○マット・ジャクソン(BULLET CLUB)
15分56秒 メルツァードライバー→片エビ固め
【挑戦者組/The Motor City Machine Gauns】アレックス・シェリー(ROH)/●クリス・セイビン(ROH)
※第48代王者組が初防衛に成功

▼「SUPER J-CUP 2016」トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○KUSHIDA(新日本)
19分50秒 ホバーボードロック
●金丸義信(鈴木軍)
※KUSHIDAが「SUPER J-CUP 2016」優勝

7年ぶりのスーパーJカップはKUSHIDAが優勝!ヤングバックスがブリスコ兄弟に宣戦布告!

第1試合

2016-08-21sjcup_1st 先発はフィンレーとグルクン。リストの取り合いからグルクンが足を取って倒しグラウンドへ。フィンレーが起き上がり再度リストを取ると、グルクンは側転して逃れグランドへ。フィンレーが抜けて距離を取る。両者タッチ。

 Eitaと梶。梶が足を取って走りこむがEitaがリープフロッグからアームホイップ。梶がコルバタで叩きつけ、Eitaがロープに振ると場外からBUSHIが足を引っ張り倒して梶と強制的にタッチ。Eitaは困惑しながら青柳にタッチ。

 青柳が背の小ささを挑発すると、BUSHIが足を踏みつけて挑発。青柳がエルボードロップも避けたBUSHIにドロップキックで迎撃。
 フィンレーとEitaも出てきてトリプルドロップキックを叩き込むと、BUSHIをコーナーに振り串刺し攻撃を狙うが、BUSHIはエプロンに出て逆上がりキックからミサイルキック。BUSHIは青柳を場外に投げ捨て、梶の胸にチョップでタッチ。

 梶は不満そうに青柳にスライディングキックからグルクンにタッチしようとするが、BUSHIがグルクンの足を場外から引っ張り落とすと梶とタッチ。
 BUSHIはTシャツで青柳にチョーク攻撃。グルクンがBUSHIの背中にタッチしBUSHIを場外に投げ捨てると、青柳にサッカーボールキック。青柳をロープに振るも青柳はエルボーでグルクンを迎撃しEitaにタッチ。

 Eitaがグルクンを場外に出すとロープに飛ぶが、BUSHIが場外から足を引っ張り倒すとグルクンがリングへ。Eitaはチョップからロープに飛ぶがグルクンはドロップキックで迎撃し串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたEitaが前転しドロップキック。その場飛びムーンサルトも避けたグルクンが首投げからセントーンを投下しフォールも2。
 グルクンはフィッシャーマンを狙うが、着地したEitaがグルクンのハイキックを避けてトラースキック。ロープに飛び走りこむがグルクンはラリアットで迎撃。グルクンは梶にタッチ。Eitaもフィンレーにタッチ。

 梶がガットショットから走り込むがフィンレーはエルボーで迎撃し串刺しエルボースマッシュ3連発。フィンレーはダイビングエルボーからフォールも2。
 フィンレーは担ぐも着地した梶に膝攻撃から走りこむが、梶が延髄斬りからレッドアイ。フォールもなぜかBUSHIがカット。BUSHIは梶を引きずり強制的にタッチ。
 梶と揉めてる所にEitaがミサイルキックを叩き込み、二人にノータッチトペコンヒーロもBUSHIは避ける。そこへグルクンもトペコンヒーロ。青柳もトルジーニョ。
 その隙にBUSHIがフィンレーを丸め込むが2。BUSHIが延髄斬りからチンクラッシャー。さらにエムエックスを叩き込んで3カウント。

 試合後パートナーの梶に毒霧攻撃。さらにグルクンのマスクを破きリングを後にした。
2016-08-21sjcup_1st2
<試合後コメント>
Eita&青柳優馬&デビッド・フィンレー
Eita「あ~、効いた。最後のダイブ、効いた。もうちょっとでしたね?フィンレー、OK?今ここに3団体いますよ。この3団体でどこがズバ抜けてるかわからないけれど、俺は新日本プロレスにも全日本プロレスにも負けていないと思っているから。俺は!ドラゴンゲートが一番だと思っているから。いつでも俺はお前らの対角線のコーナーにいるからな」
青柳「同じですね。今日たまたま組んだだけですから。僕の頭の中にはこの大会のリベンジがしたいだけです。それだけです。今日はありがとうございました」
フィンレー「スーパーJカップは世界一を決める大会。だが俺は参加できなかった。(ベスト・オブでの)リーグ戦では2ポイント取ったけれど、Jカップには参加させてもらえなかった。今日俺のチームは助けてくれなかったし、一人で戦う羽目になった。俺より頑張ったヤツがいなかった。だからもうおとなしくルールに従ってはいられない。俺はこれから自分勝手にやっていく」

BUSHI
――コンビネーションに関しては予告通り制御不能でしたが?
「まぁだから言ったじゃない。こんなチームで組まされて、仲良く楽しくできるわけないね。こんないいお祭りなのにね。どこのなんのチャンピオンだか知らないけれど、俺に用事があるなら俺に招待状でも送ってくれよ。だったらさ、沖縄でも千葉でも行くかどうか考えるよ。ペンサール(考える)だよ、ペンサール。彼らも今日対戦したやつもこの制御不能をちょっとでも体感できていい爪跡を残せたんじゃないの?」

グルクンマスク&梶トマト
――いろんな意味で悔いの残る結果となりました
「そうですね。最後の最後がアレですからね。BUSHIがやる気あるのかないのかわからないですけど。梶選手も同じだと思いますけど、僕らも『出られました、よかったね』で終われると思っていないし。梶選手のところはまだいいよ。週プロとかちゃんと来てくれるから。ウチは沖縄だから全然報道とか来ない(苦笑)。でも今日、マスコミの前でやるチャンスだったんですけど、こんな感じで終わるとは・・・」
梶「BUSHI、やってくれましたね。試合中から仲間なのにあんな裏切ったりして。最後の最後でBUSHIが勝ったから、このトマトを渡してハッピーエンドで終わろうとしたのに。最初から毒霧をかけるつもりなら、真っ赤にしてくれよ。俺はトマトなんだよ。これじゃブラックトマトだよ。僕はハイテンションだからブラックじゃダメなんですよ。納得いかないですね」
グルクン「新日本の戦いはこれで終わらせる気はないので。目標なのは新日本のリングでライガーさんとシングルマッチ。もうこれは絶対譲れないし。俺も時間がないんだよ。だから新日本、ライガーさんとシングルマッチ。組んでくれよ、絶対!」

第2試合

2016-08-21sjcup_2nd タイチはあべみほを連れて入場曲が終わるほどの長い入場。デスペラードがライガーに走りこみエルボーからストンピング連打。デスペラードがレフェリーの目を引きつけてる間にタイチがライガーをコーナーに座らせマスク剥ぎを狙う。ここでやっと試合開始のゴング。

 タイチはライガーを場外に投げ捨て、あべみほとデスペラードがそこに攻撃しようとするが、ライガーは暴れて全員を蹴散らすとデスペラードをリングに投げ入れ串刺し掌底からパワーボム。そこへタイチが走りこむが風車式バックブリーカーからコーナーに叩きつけて串刺し掌底。場外に転げ落ちたタイチとデスペラードを客席に叩き込んだライガー。客席でデスペラードにパワーボムを狙うタイガーをタイチがトラースキックからストンピング連打。場外カウント18でタイチはリングに戻り、ライガーはデスペラードにはばまれ戻れずタイチの勝利となった。

 ライガーはパイプ椅子やタイチのマイクを投げつけ暴れ納得いかない様子でリングを後にした。

<試合後コメント>
タイチ
「俺の大事な真っ黒いマイク、曲がっちまった。いつもまっすぐでビンビンなのに曲がっちまった。物に当たるのはよくねぇな(笑)。自分が負けたからってよ。この子に触りたくて触りたくて気を取られちゃって。終わってから怒ったってしょうがないんだよ。ズラひっぺがす前に終わったな。何分だ?全然疲れてない。ヤバいんじゃないか。俺は全然体力消耗していないぞ。次は誰だ?次が一回戦みたいなものだ。最後にひるがえるのは鈴木軍の旗だ」

獣神サンダーライガー
「タイチのバカはどこだ、タイチは!」

第3試合

2016-08-21sjcup_3rd 拳王がローで牽制。KUSHIDAが猪木アリ状態で近づきロー。その足を拳王が掴むが、KUSHIDAはローキックを避ける。拳王は上から潰していくが、KUSHIDAがポジションを変えて拳王の背中でローリング。拳王は立ち上がりローキックもKUSHIDAは避ける。
 拳王は左右のコンビネーションパンチからローキック、スピンキックと繋げロープに飛ぶが、KUSHIDAは膝蹴りで迎撃し走りこむも拳王は前蹴りで迎撃。
 拳王はKUSHIDAの顔面を蹴りつけ、かかと落としから走りこむも、KUSHIDAはマンハッタンドロップからPK。KUSHIDAはアームロックも拳王はロープへ。
 拳王がエルボーを叩き込んでいくが、KUSHIDAはタックルで倒すとアームロック。マウントで鉄槌を落としフォールも2。KUSHIDAは胴絞めチキンウイング。拳王は力づくで担いでブレーンバスター。

 拳王は水面蹴りから背中にフットスタンプ。膝立ちのKUSHIDAの後頭部にランニングニーからフォールも2。
 拳王はアンクルホールドでとらえるがKUSHIDAはロープへ。拳王は走りこむがKUSHIDAは足を伸ばして迎撃しコーナーに上るも、拳王はオーバヘッドキックを叩き込んで正面に登る。だがKUSHIDAはその腕をとりアームロック。そのままリングに飛び込みマットに拳王の腕を叩きつける。

 膝立ちでエルボーの打ち合い。KUSHIDAがエルボー連打も拳王がミドルキック連打。KUSHIDAはその足をキャッチしミドルキック連発から飛びつき腕ひしぎ。拳王はそれを逆回転しアンクルホールド。さらにその足をあげ顔面を蹴りつけると走りこむが、KUSHIDAはローリングエルボー。だが拳王はドラゴンスープレックスからコーナーに登りダイビングフットスタンプ。フォールも1。
 拳王は蹴暴からフォールも2。拳王は羅喉を狙うが着地したKUSHIDAにナックル。これを絡めたKUSHIDAがホバーボードロックを狙うが、当てた拳王がスピンキックから二段蹴り式の胴回し蹴り。

 拳王はハイキックもこれをKUSHIDAが避けて絡めとり腕ひしぎ。拳王はこれでギブアップ。

<試合後コメント>
KUSHIDA
「一発一発、効きましたよ。蹴りヤバい。急所を外す術がわかってなかった。いかれてた。あと2つ」

拳王
――IWGPジュニア王者との初対戦でしたがいかがでしたか?
「IWGP王者、おいしい獲物だ。俺があいつを倒して頂点行くとか、なんだかんだ言ってたけどこの結果だぞ。こんなんじゃよ俺、満足できねぇよ。俺がよぉ、ジュニアの中で一番強い存在にならなきゃいけないんだろ?そうしないとよ、NOAHのジュニアが盛り上がらねぇよ。俺はよぉ、今日あいつに負けて決心したよ。さらに、さらに努力してこの日本のジュニア界、世界のトップに行くからな」

第4試合

2016-08-21sjcup_4th ロックアップから田口がロープに押し込み頭を腹に当ててブルブルしながらブレイク。金丸はボディブローからドロップキックも田口はヒップアタックで迎撃。当然田口もダメージがある。金丸は田口を場外に投げ捨て鉄柵に叩きつけようとするが、田口は鉄柱を掴んでリングに戻ると、エプロンに登った金丸にエルボーから走りこんでのヒップアタック。これがロープにはさまり、金丸は尻を蹴りあげて場外に落とすと、場外マットを外してそこへブレーンバスター。金丸は場外カウント15でリングへ。田口は18でリングに転がり戻る。

 金丸はストンピング連打。田口の尻を蹴りつけていきボディスラムからフォールも2。
 金丸はブレーンバスターを狙うが、耐えた田口がブレーンバスターも着地した金丸が尻を蹴り上げ、さらに尻にドロップキック。
 田口は膝立ちでチョップ連打も金丸はサミング。金丸はキャメルクラッチも田口は必死にロープへ。
 田口の尻にストンピング連打からアトミックドロップ。金丸は走りこむが田口はヒップアタックで迎撃し、ロープワーク式のヒップアタックからギタるぜポーズを決め、金丸のドロップキックを避けて顔面にヒップアタック連発。
 田口は走りこんできた金丸を足を伸ばしてカットしダイビングヒップアタックから「オヤァイ」とポーズを決めスライディングヒップアタック。田口はどどんを狙うが金丸はDDTで切り返す。両者ダウン。

 エルボー合戦から田口がエルボー連打。走りこんだ田口に金丸はフロントハイキックから走りこむも、田口はヒップアタックで迎撃しどどんを叩き込んでフォールも2。
 田口はどどんを狙うが金丸は逆さ押さえ込みの体勢。抜けた田口に急所攻撃。田口を立たせるも田口は延髄斬り。走りこむも金丸は足を伸ばしてカットしDDT。金丸はコーナーに登りディープインパクトからフォールも2。金丸はタッチアウトからフォールし3カウント。

<試合後コメント>
金丸義信
――GHCジュニア王者が順当に勝ち上がるという結果になりました
「まぁ当然の結果だよ。誰が来ようと関係ない。勝ちに行った。どんな手を使ってでも勝ちに行った。それだけだ」

田口隆祐
「結構深い読み合いの試合ができたと思います。ただ2つスタイルが選択できる中で、真面目な方にしようかふざけた方にしようかと中途半端でしたね。どっちかに迷いがありました。昨日の会見では真面目にと言ったんですけど、近年まれに見る真面目さと言ったんですけど、近年まれに見るアホさで行けばよかったと後悔しています。最後は完全に力負けでいっきにも持っていかれました。まだまだです。後悔は先に立たないですけど、あっちの方はまだまだ立つんで、みなさん待っててください。奥さま、待っててください。地方の奥さま、待っててください」

――ちょっと話は外れるのですが、今日中邑選手がWWEでNXT王座を獲得したのですが・・・
「そうですね。それがあったんで。海外で同期がすばらしい活躍をして、自分もと思ったんですけど。空回りしましたね。何輪もしなかったですね。非常に残念です。でも地方の奥さま方、待っていてください。これからはやっぱり不真面目で行きます。不真面目こそ田口ということがよくわかりました。Jカップはちょっと取れなかったですけど。地方のAカップ、Bカップ、Cカップ。待っていてください。僕が取りに行きます。あとFカップにも行きます」

――Jだとちょっと大きすぎる感じですか?
「はい、Jだとちょっと持て余すので。F、G・・・なんでもいいです(苦笑)」

第5試合

2016-08-21sjcup_5th リストの取り合いからサイダルがグラウンドに持ち込み腕を極めていく。オスプレイは足を刈って倒していくが、サイダルもアンクルを取り倒すもオスプレイはロープへ。
 ロックアップからサイダルがヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒すと走りこむもお互いにリープフロッグから避けあってサイダルが複数回転のコルバタもオスプレイは着地しドロップキックで倒す。フォールも2。

 オスプレイはチョップからエルボースマッシュ。コーナーに押し込みチョップ。そのまま卍固めで捕らえ、これを離すとエルボー。
 オスプレイはコーナーに振り串刺しボディブローから走りこむがサイダルはニールキックで迎撃。
 サイダルは前方回転エビ固め。これを返されるとゆりかもめ。オスプレイはロープへ足を伸ばす。

 サイダルはローキックでコーナーに座らせると串刺しランニングニー。フォールも2。
 オスプレイはボディブローもサイダルはスクールボーイ。返されるとマフラーホールドからキャトルミューティレーション。オスプレイはロープへ。
 サイダルはジャンピングバックキックからその場飛びムーンサルト。これを剣山で迎撃。
 オスプレイのエルボーとサイダルのローキックの打ち合い。オスプレイが垂直落下式ブレーンバスターを叩き込んでフォールも2。

 サイダルがローキックからロープに振るも、オスプレイは延髄斬りから走りこんできたサイダルをエプロンに降りて避けてハイキック。スワンダイブ式フォアアームを叩き込んで場外に出すとサスケスペシャル。
 場外カウント12で戻り、オスプレイがコーナーに上るも正面にサイダルが登る。だがその股をくぐり抜けたオスプレイがトラースキックを顔面に叩き込んで落下させフォールも2。
 オスプレイはバックを取りエルボーも、サイダルはその場飛びギロチン。これをオスプレイは丸め込むが2。

 オスプレイはトラースキックからパワーボムを狙うがサイダルは飛びつきフランケンで切り返してフォールも2。
 サイダルはローキック。オスプレイのエルボーからエルボー合戦。オスプレイがコンビネーションアタックからエルボースマッシュ。オスプレイのハイキックをキャッチしたサイダルがハイキック。サイダルがジャンピングニーからラリアット。オスプレイはこれを一回転して着地しコークスクリューキック。両者ダウン。

 オスプレイはコーナーに飛び乗るもサイダルがリバースフランケンで叩き落としエアサイダル。これで3カウント。
2016-08-21sjcup_5th2
<試合後コメント>
マット・サイダル
「ハロー、マイフレンズ!僕だよ!リボーン・マット・サイダルだ。この星で最高のジュニア戦士だよ。僕は自分のキャリアの中で絶対にあきらめずに最後まで逆転を狙って戦うのが信条だ。でも今はここで長々とは話しません。なぜならこの後も勝ち進み、あと2回このインタビュースペースに来るつもりだからね。ナマステ」

ウィル・オスプレイ
「正直この結果にはガッカリしている、ちょっと自信過剰だったように思う。僕は史上最年少のスーパージュニアの優勝者で、史上初の英国人レスラーの優勝者でもある。だからこそ昨日の記者会見では自信満々だったのだけれど。もし来年スーパーJカップがあるのなら、そこでは必ず僕が優勝する」

第6試合

2016-08-21sjcup_6th 先発はティタンとグラン。お互い腕の取り合いから距離を取り両者タッチ。
カリスティコとウルティモ。ウルティモがマスクを取り、ロックアップからウルティモが巴投げ。そのままフォールも2。カリスティコはボラドールにタッチ。ウルティモもフォリアに立ち。

 ボラドールをゲレーロたちが出てきてストンピングから馬跳び式のヒッププレス。カットに来たティタンにも馬跳び式のボディスプラッシュ。カリスティコのミドルキックをキャッチしその足を蹴り上げると連携攻撃で場外に叩きだし、ボラドールをカニバサミで倒すと三人それぞれにブルズ・アンヘリート。カリスティコをコーナーに叩きつけ顔面にドロップキック。
 さらにウルティモが場外に投げ捨てようとするが、カリスティコがコルバタで場外に投げ、ボラドールとティタンもスワンダイブ式コルバタで場外に投げ捨てるとリング上でポーズ。

 ティタンとフォリアがチョップの打ち合いからティタンが倒してロープに振る。ラリアットを避けてショルダータックルから走りこむが、フォリアはリープフロッグ。だがティタンはコルバタで場外に投げる。だがグランが出てきてショルダータックルで倒す。ボラドールが翻弄してカリスティコがエプロンからハイキック。さらにスワンダイブ式コルバタでウルティモも場外に投げると、スワンダイブ式トルネードアームホイップからノータッチトペ。ボラドールもスワンダイブ場外フランケンで叩きつけ、リング上でティタンがグランに雪崩式攻撃を狙うが、グランがやり投げで叩き落としフォールも2。

 ティタンが走りこむもグランがトルベジーノで叩きつけてフォールも2。グランが走りこみコーナーに上るとに、ティタンのマスクを引っ張り叩きつけるが、ティタンはオーバーヘッドキックから正面に登り雪崩式フランケンを狙う。だがグランは担ぎあげるがなんとか雪崩式フランケンを決めたティタンがスワンダイブボディプレス。フォールも2。

 フォリアが胴締めスリーパーもカリスティコがカット。カリスティコはエプロンに降りて延髄斬りからスワンダイブヒッププレス。さらに低空ドロップキックからフォールも2。
 ウルティモが出てきてコーナーに上るとカリスティコが正面に登るが、ウルティモは正面にブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。
 カリスティコはトラースキックからコーナーに座らせ雪崩式フランケン。フォールも2。
 ウルティモをコーナーに振ったカリスティコが串刺しボディースプラッシュから雪崩式フランケンを狙うが、ウルティモは雪崩式パワーボムで叩きつけフォールも2。
 カリスティコはコーナーに登るが、ウルティモは突き飛ばしてゲレーロスペシャル。カリスティコはボラドールにタッチ。

 ボラドールはアタッケ・デプレタドールから出てきたグランにコルバタからトペコンヒーロ。
 ティタンもケブラーダからカリスティコも場外クロスボディアタック。ボラドールがグランにスパニッシュフライを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>
ティタン
「日本にまた戻ってこられて光栄に思っている。そして自分の強さを見せられたのを誇りに思う。そしてカリスティコ、ボラドールと組めたことも光栄に思っています」

カリスティコ
「わたしが日本に来れなかった時に新しいミスティコが誕生していても、日本のファンはわたしが初代のミスティコであるということを知ってくれていたようだ。今日は彼以上の動きを見せられたと思うし、ボラドールやティタン。そして対戦相手のゲレーロスにも感謝している。そして今日この姿を見てくれていた人たちすべてにも感謝したい。ありがとう」

ウルティモ・ゲレーロ
――試合は残念な結果となってしまいました
「そんなことはないさ。俺たちは勝敗は関係ない。俺たちはやつらとは次元が違うのさ。俺たちの方が実力は上ということは見せられただろう。俺たちはルードス。勝敗はまったく関係ない。9月のCMLLのアレナ・メヒコ大会で予定されているスカイ・チームとのトリオ選手権でベルトを取り、チャンピオンとして新日本に帰ってくる。その時は誰の挑戦でも受けるので、楽しみにしていてくれ」

第7試合

2016-08-21sjcup_7th 入場する前にKUSHIDAをタイチが急襲。Tシャツを脱がしてそのシャツでチョーク攻撃。「タイチは帰れ」コールが起きる中、サミングからアックスボンバーを狙うもKUSHIDAは低空ドロップキックから四つん這いのタイチの顔面にドロップキック。
 KUSHIDAはミドルキック連発からハンドスプリングエルボー。場外に出たタイチにKUSHIDAはコーナーに登り飛び込もうとするも、あべみほが盾になり守る。躊躇したKUSHIDAがリングに降りると、デスペラードが足を引っ張り場外に落としストンピング連打。タイチが実況席にKUSHIDAを叩きこみイス攻撃。リングに戻りフォールも2。

 タイチは場外で入手したハンマーで殴りかかりチョーク攻撃。KUSHIDAの背中を蹴りつけると、KUSHIDAは膝立ちでチョップ。タイチはサミングからコーナーに叩きつけ串刺しアックスボンバー。
 タイチは走りこむもKUSHIDAは足を伸ばしてカットしエプロンに降りると延髄斬りからスワンダイブミサイルキックで場外に叩き出す。KUSHIDAはロープに飛ぶが、デスペラードがその足を掴み動きを止めるとタイチが走りこむが、KUSHIDAはタイチを場外に投げ捨てデスペラードもろともトペコンヒーロを叩き込む。

 KUSHIDAはタイチの腕にスライディングキック。走りこむKUSHIDAを避けたタイチが、再度走りこんできたKUSHIDAの顔面にハイキック。パンタロンを脱ぎ捨てたタイチがバズソーキックからフォールも2。
 タイチはパワーボムを狙うも着地したKUSHIDAにスピンキック。ラリアットを狙うもKUSHIDAはホバーボードロック。これはデスペラードがイスでカットしようとするも、タイチはギブアップするがレフェリーはデスペラードを制止し気づかない。
 KUSHIDAはレフェリーに抗議しデスペラードに殴りかかるが、背後からタイチが椅子を持ち出し脳天に攻撃。タイチはタイチ式外道クラッチも2。
 タイチはパワーボムで叩きつけてフォールも2。タイチは天翔十字鳳も避けたKUSHIDAがオーバーヘッドキック。だがタイチは延髄斬り。KUSHIDAはエルボーからコルバタ式首固めで3カウント。
2016-08-21sjcup_7th2
<試合後コメント>
タイチ
「最後に寝っ転がっていたのはどっちだ?俺は痛くもかゆくもないぞ。あいつより俺の方がが元気じゃねぇか。あれでもチャンピオンか?クッソ。小細工ばかりしやがってよ。だからテメェはチャンピオンとしての器が足りないんだ。なんであいつがチャンピオンでいられるかわかるか。俺が今(新日本プロレスには)いねぇからだ。今のうち楽しんでおけ。あんな勝ち方、負け方?2年、3年ぶりか?KUSHIDAとやったのは。なんら変わってねぇ。いいか?いつか俺がそのベルトを賭けて、テメェの前に立ちはだかるぞ。ベルトが欲しいんじゃねぇ。てめぇを今日みたいな無様な姿でさらしてやる。待ってろよ。もうすぐだ」

第8試合

2016-08-21sjcup_8th ヘッドロックの応酬からサイダルがその場飛びムーンサルトフットスタンプ。避けた金丸をコーナに振り、走りこんできたところをフランケンで丸め込むが2。
 サイダルはミドルキック連発からジャンピングハイキック。避けた金丸がショルダースルーで叩きつけ場外に投げ捨てる。

 リングに戻り、金丸がショルダースルーで叩きつけ逆エビ固め。サイダルはロープへ。
 金丸はストンピング連打からブレーンバスター。ストンピング連打から顔面に膝をこすりつけていく。金丸はエルボースマッシュ。サイダルがコーナに振り走りこむが、金丸は足を伸ばしてカットし走りこむもサイダルはニールキックで迎撃。
 エルボー合戦からサイダルがローキック。金丸がエルボー連打からエルボースマッシュ連発。サイダルがバックスピンキックから8×4。サイダルがダイビング厳鬼からフォールも2。サイダルはエアサイダルも金丸は剣山で迎撃。
 サイダルは串刺しエルボーからコーナーに座らせて、飛びつきフランケンを狙うがこれは金丸がロープを掴み耐えサイダルは自爆。金丸はディープインパクトからフォールも2。

 金丸がタッチアウトを狙うが着地したサイダルにラリアット。金丸はタッチアウトを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>
マット・サイダル
「まず言えるのはいい試合はできたということ。初めてこのスーパーJカップに出られたことは非常に大きいことですね。優勝する人には今のうちからおめでとうと言っておきます。ただいつか必ずスーパーJカップで優勝したいし、来年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにも出られるのであれば優勝したいと思っています」

第9試合

2016-08-21sjcup_9th 先発はACHと原田。ACHはエプロンの小峠を叩き落とし、原田にドロップキック。小峠もドロップキックで場外に叩き出しトペ・スイシーダ。石森がそこへ三角飛びケブラーダ。

 リングに戻り、石森とACHがトラースキックのコンビネーションから石森がドロップキックを叩きこんでACHがフォールも2。ACHは串刺しローリングラリアットからラリアットを叩き込んでフォールも2。ACHは石森にタッチ。

 エルボー合戦から石森が原田を担ぎACHがスワンダイブRKO。フォールも小峠がカット。石森はACHにタッチ。
 ACHがヘッドバッドからチョップ。串刺しラリアット2連発から走り込むが原田はフロントスープレックスでコーナーに叩きつけ小峠にタッチ。

 小峠はナックルから場外におりて石森にトラースキックからリングに戻りACHにスクールボーイからレッグラリアート。串刺し攻撃を狙うが避けたACHに前蹴りからぶら下がり首4の字。
 小峠はマグザムからストゥーカスプラッシュ。フォールも2。
 小峠はナックルパートからラリアット。避けたACHにラリアットもACHも避けて左右の張り手を連発。延髄斬りも避けた小峠がバズソーキックから走りこむもACHはドロップキックで迎撃。両者タッチ。

 石森が前蹴りから走り込むがショルダースルーで原田が落とすも石森は延髄斬りからミサイルキック。さらに串刺しダブルニーからエムエックス。フォールも2。

 原田がパイルドライバーを狙うもリバースした石森を原田がロープに振るが、石森はハンドスプリング延髄斬り。
 トレイン攻撃からACHが串刺しクロスボディアタック。石森も串刺しクロスボディから水面蹴り。フォールも小峠がカット。

 小峠は次々ヘッドバッドも石森とACHはサンドイッチミドルキックから合体ブレーンバスター。石森が原田に、ACHが小峠に450°スプラッシュを投下も剣山で迎撃され丸め込まれるも2。

 原田と小峠はダブルのドロップキックでACHを場外に落とすと、石森をコーナーに座らせ投げようとするが、石森は二人まとめてフランケンからスーパースターエルボーを狙うも原田は担ぎあげサイドバスターから小峠がランニングニー。フォールも2。

 石森に原田がターンオーバーニーから改めてターンオーバーニー。フォールもACHがカット。
 ACHが次々チョップから走りこむも小峠がカニバサミで倒しその顔面に原田がニー。
 石森に小峠のトラースキックと原田のエルボーのサンドイッチから小峠がキル・スイッチ。原田が片山ジャーマンスープレックスホールドで3カウント。

小峠「皆様、有明コロシアムご来場ありがとうございます。折角、いろんな団体の選手がこうやってリングに上ってる、このチャンスをやっぱり俺たち桃の青春も活かしていきたいと思います。そのために!この色んな団体が居る中俺たち防衛したんで、相手チームを逆指名したいと思います。今日、どこかで見てるんだろ?邪道外道」
(邪道外道ガリングへ)
邪道「ずいぶん鼻息あれーじゃねーかよ。GHCジュニアタッグチャンピオン。お前ら人を呼びつけといて、タイトルに挑戦してこいだ?顔じゃねーんだよ馬鹿野郎!邪道外道はな、いつでもどこでも、エニタイムエニウェア!お前らの挑戦待ってるからよ」
外道「今よ、試合見せてもらったけどよ、まあまあだな。確かに俺達よ、個人的な力落ちてる。それは認める。だがよ!タッグなら話は別だ。小峠、原田、お前らは絶対に邪道外道を倒すことは出来ねー。なぜだかわかるか?レェェェヴェルが違うんだよ!」
小峠「決定ってことでいいんですね?おい決定したぞ!桃の青春小峠篤司、原田大輔の桃の青春コンビに、チャレンジャー邪道外道。もう二人とも、過去の人間なんで、乗り越えさせていただく」
2016-08-21sjcup_9th2
<試合後コメント>
ACH
「今日のところはまだまだ成長の過程でした。トップになれなかったのは残念だけど、石森選手と組めば1+1が2にも3にもなるチームだと思っているので、いつか必ずACH、石森組でチャンピオンになりたいと思っています」

桃の青春
――タイトル防衛おめでとうございます。この大舞台でIWGPジュニアタッグとも比較されるという、もうひとつの戦いもありましたが?
原田「それは見てるお客さんが判断することで、俺たちは全力でNOAHのすばらしさを届けたつもりです」
小峠「チャレンジャーもスーパーJカップに関係なく、世界中どこでもできるようなポテンシャルのある相手なんで。意識してないと言ったらウソになるんですけど、僕らのプロレスは見せられたかなぁと思います」

――試合後には邪道、外道の両選手がリングに上がりました
原田「一度3WAYで勝ちも負けもせずに終わったんで、今度こそは正式なタッグマッチであの2人を乗り越えてやろうと思います」
小峠「やっぱりあんなリビング・レジェンドを呼び出すのは緊張しますね。まぁおいしい大会なんで、団体内では一通り防衛しきったっていう感じもあるんで。このチャンスを生かして、タッグでは桃の青春というのを広げていくいい踏み台になってもらいましょう」

第10試合

2016-08-21sjcup_10th 先発はニックとシェリー。ニックがヘッドロックからラリアットを避けてハイキックもシェリーもキックを避ける。ニックがツバを吐きつけナックルの打ち合い。セイビンも出てきてマットにナックルからお互いが対角線を走りこんでの避けあいからヤングバックスが串刺しラリアット。ニックがトペ・スイシーダを発射。続いてマットがトペ・コンヒーロを発射。

 シェリーにバックブリーカーからネックブリーカーの連携技。ニックが背中をひっかきサミングからマットにタッチ。
 シェリーが走りこんできたマットを足を伸ばしてカットするが、マットはニックにタッチしマットがネックブリーカーからニックがスワンダイブセントーンを投下。フォールも2。

 マットはシェリーにナックル連打からシェリーがチョップで返す。だがマットはハンマー連打からニックにタッチ。
 ヤングバックスはダブルのガットショットからニックがマットを踏み台にしてのドロップキック。ニックは串刺しラリアットもシェリーはコンプリートショットでコーナーに叩きつけ、マットも場外に投げ捨てる。
 ニックはコーナーに叩きつけ、シェリーはニックの股を抜けてセイビンにタッチしようとするもマットが場外からエプロンに登りセイビンにスーパーキック。タッチ出来なかったシェリーにヤングバックスはインディーテイカーを狙うがシェリーは二人まとめてコンプリートショット。シェリーはセイビンにタッチ。

 セイビンはダイビングクロスボディアタックからマットにエルボー。ニックをアームホイップからスピンキックを叩き込んでマットを踏み台にしてのスイングDDT。
 セイビンはエプロンを走りこんでのサッカーボールキックからローリングセントーン。

 リングに戻り、マットにモーターシティがトレイン攻撃。だがマットが避けてセイビンの延髄斬りを誤爆させると、前方回転フェイスバスターで叩きつけニックにタッチ。

 ニックはバックエルボーからシェリーにドロップキック。セイビンにビッグブーツからか場外のシェリーにケブラーダ。セイビンにXファクターからフォールも2。ニックはマットにタッチ。

 マットはコーナーに投げ捨てパワーボム。そこへニックがハイキックを叩き込み。さらにPKからフォールもシェリーがカット。
 セイビンの足をロープにかけてその胴体へニックがファイヤーバードスプラッシュ。フォールも2。

 モア・バング・フォー・ユア・バックを避けたモーターシティが同士討ちさせ、セイビンがラリアットで場外に叩きだし、スカル&ボーンズからフォールも2。

 モーターシティのサンドイッチ串刺しハイキックから、メイド・イン・デトロイトもマットがカット。
 ニックを連携攻撃で場外に出し、マットに串刺しラリアットからダブルインパクト式のドロップキック。だがマットは着地しヤングバックスでダブルスーパーキックからモア・バング・フォー・ユア・バック。フォールもシェリーがカット。

 セイビンがエルボー連打もニックがスーパーキック。マットが羽交い絞めにしてニックのスーパーキックもこれは誤爆。セイビンが次々スーパーキックから二人まとめてスライスブレッドを狙うが、これを突き飛ばして逃れたヤングバックスがスーパーキック。場外のシェリーに場外インディーテイカー。

 セイビンは交互にエルボーからダブルスーパーキックを避けて誤爆させるも、マットがスーパーキック。だがセイビンはダブルラリアットで叩き伏せ、マットを担ぐが、ニックがトラースキック。メルツァードライバーで3カウント。

マット「新日本のベルトを防衛した。俺らは世界で最高のタッグチームだ。俺らは最高のタッグチームだ、ジュニアのベルトを防衛してきた。だが最高のタッグチームであることを証明するために、IWGPヘビーのタッグ王座を狙いに行く!ブリスコブラザーズ!いつでも俺たちはやってやるぜ!」
2016-08-21sjcup_10th2
<試合後コメント>
モーターシティ・マシンガンズ
セイビン「確かに試合では負けてしまったけれど、気持ちの上では勝ったと思っているよ。10年前にモーターシティ・マシンガンズが結成されて、そこから間が空いてしまったけれど、また戻ってきた時にこうしてリスペクトの気持ちを持って日本のファンが迎え入れてくれてうれしいね」
シェリー「10年前の後楽園ホールでモーターシティ・マシンガンズが日本で初登場して、その後アポロ55と両国で対戦したね。それからPWGでヤングバックスと毎日のように戦い、彼らのポテンシャルを強く感じたことを覚えている。彼らとは3年前に彼らがTNAに来たことでまた毎日のように戦ってきた。日本でKUSHIDAとタイム・スプリッターズとしてタッグを組み、そこからまたヤングバックスと戦ってきた。そして2016年になってまたヤングバックスと戦うことになったわけだけれど、この2つのチームは兄弟関係のようなもので、ある時はわれわれが勝ち、ある時は彼らが勝つことでプロレスに革命をもたらしているよ。タッグチームとして常にしのぎを削っている関係なんだ」

――日本でのマシンガンズとタイム・スプリッターズの未来をどのように考えていますか?
シェリー「今の新日本にはたくさんタイトルがあるので、KUSHIDAに聞いてみなくてはいけないけれど、6人タッグのベルトを2つのチームが合体したタイム・マシンガンズとして狙うっていうのも面白いかなと思っているよ」

ヤングバックス
マット「ホーリー・クラップ!俺たちはここ10年、世界最高のタッグチームとして君臨し続けてきた。ところが新日本では俺たちをジュニアヘビーという階級だけに留めようとしている。俺たちはヘビー級も含めた世界最高のチームなんだ」
ニック「ブリスコ・ブラザースとはPWGでもROHでも戦ってきたが、チームとしてもTシャツの売り上げでも俺たちの方が上なんだ。ヘビー級とジュニアヘビー級のタッグ王者同士の対決。チャンピオン対チャンピオンを9月のビッグマッチでやろうじゃないか。会社だってもうかるぞ」
マット「ヤングバックス対ブリスコ・ブラザース!チャンピオン対チャンピオン。やるぞ!トゥー・スイート!」

第11試合

2016-08-21sjcup_kushida KUSHIDAがロープに押しこむも金丸がヘッドロック。金丸がショルダータックルで倒し再度ヘッドロック。KUSHIDAはリープフロッグも金丸が丸め込み丸め込み合戦。お互い切り替えしあい距離を取る、

 KUSHIDAがミドルキック連発からハンドスプリングエルボーも金丸はキャッチしバックドロップ。場外に蹴りだしデスペラードがナックル連打。ライガーがデスペラードを蹴散らしKUSHIDAはリングへ。

 金丸はストンピング連打から場外に降りてエプロンから場外に向けてのDDT。金丸は鉄柱に叩きつけてストンピング。KUSHIDAは場外カウント17でリングへ。

 金丸がDDT3連発からフォールも2。キャメルクラッチで捕らえるが、逃れたKUSHIDAがチョップ連発。金丸は頭頂部にエルボーから首投げで倒し首4の字。KUSHIDAはロープへ。

 金丸はストンピングからローキック。走りこむもKUSHIDAはカウンターのコンプリートショットでコーナーに叩きつけ、ミドルキック連発も金丸はサミング。金丸がロープに飛んだところをKUSHIDAが追走倒立キックで場外に叩きだし、コーナーに登るとトペ・コンヒーロ。カウント16で金丸はリングへ転がり戻るもKUSHIDAがスライディングキック。
 KUSHIDAはムーンサルトを投下も避けた金丸がディープインパクトを狙うがKUSHIDAはカウンターの飛びつき腕ひしぎ。金丸はロープへ。

 KUSHIDAはショルダーアームブリーカーから走りこむも、金丸はエルボーで迎撃しコルバタ式DDTを狙うが、KUSHIDAはこれをキャッチし腕固め。KUSHIDAはそのまま後転しホバーボードロック。丸め込み合戦からバックの取り合い。金丸が急所攻撃からラリアットを叩き込んでフォールも2。

 金丸がムーンサルトもKUSHIDAは回転して避け、金丸にドラゴンスープレックスホールド。KUSHIDAがエプロンのデスペラードに倒立キックから金丸にハンドスプリングエルボー。KUSHIDAはファイヤーバードスプラッシュからフォールもデスペラードがレフェリーの足を引っ張り引きずり落とす。

 ライガーとデスペラードが乱闘となり入場ゲートへ連れ出すが、リングに上ったタイチがKUSHIDAにブラックメフィスト。金丸がディープインパクトからフォールも2。金丸がエプロンで垂直落下式ブレーンバスター。カウント17でリングに戻ったKUSHIDAに金丸はディープインパクト。フォールも2。

 金丸はタッチアウトを狙うも暴れたKUSHIDAにエルボーから延髄斬り。改めてタッチアウトを狙うが着地したKUSHIDAにエルボースマッシュ。だがKUSHIDAもナックルを叩き込んで両者ダウン。
 KUSHIDAはパントキックからホバーボードロックを狙い、エプロンのタイチを踏み台にしてのホバーボードロック。カットしようとするタイチを田口がエプロンを走りこんでのヒップアタックから抑えこんで、KUSHIDAがギブアップを奪った。

エンディング

2016-08-21sjcup_end シェリーが優勝商品のジャケットをKUSHIDAに羽織らせる。
KUSHIDA「もう一回だけ、言わせてください。ジュニアヘビー級、KUSHIDAが、明るい未来にお連れします。自分の、ためだけに生きているのは甘すぎるので、ジュニアヘビー級私KUSHIDA、骨を埋めます。スーパーJカップ、ご来場、本当にありがとうございました」

<試合後コメント>
鈴木軍
タイチ「汚ねえよ、あいつら。汚ねぇよ」
金丸「なんなんだ、あいつら。このままじゃ終わらせないからな。KUSHIDA、田口。ライガーもいたな。このままじゃ終わらないぞ。追いかけてやるよ。覚えていろよ」
タイチ「鈴木軍ジュニアがこのまま黙ってると思うなよ。・・・今日は賞金出たのか?出てないんじゃないのか?そうだろう。さっきそれ聞かされてこうなっちまった。ノブ、やる気出なくなったろう。賞金が出ないから負けちまったんだよ」
金丸「次は金持ってこい!」
タイチ「金がかかってなかったらノブはこんなもんなんだよ!」

KUSHIDA
(会見スタート前にBUSHIが登場)
BUSHI「まさかお前が優勝するとはな。俺にとっては好都合だよ。お前は俺に負けてるんだ。悔しいか?俺を次のIWGPジュニア挑戦者に指名しろよ。指名しろ!(と言って去る)」

――優勝おめでとうございます。IWGPジュニアのベルトを巻き、新日本のTシャツを着ての入場に並々ならない覚悟を感じたのですが?
「いやぁ厳しかったですね、3試合。とにかく厳しかったです」

――日本のジュニアのトップ選手が集まる大会でした。その中でもIWGPジュニア王者として優勝を義務として臨んだのではないでしょうか?
「そうですね。直前にメキシコ遠征が3週間もあった。自分がデビューした土地でもある。一般人と変わらない体格でもメキシコという国はプロレスラーにしてくれた。そして今こうやって新日本のレスラーとして戦える。世界中から呼んでもらえる。これ以上望むものはないと言っても過言じゃないくらい、今日の勝利は感無量です」

――決勝はIWGPとGHCの現役王者対決でした。負けられないという気持ちはますます募ったのではないでしょうか?
「1回戦石森太二から始まって、ふたを開けてみれば4人ともNOAH勢ですよ。スーパーJカップと言いながら、俺の目の前に立っていたのはNOAHを主戦場にしている人たちだった。チャンピオンとしてより気が引き締まりましたね。7年ぶりですか。その頃はカナダでまだプロレスでは全然稼げてなくて、YOUTUBEなんかで指をくわえて「うらやましいな」って。最初の第一回(のJカップ)は両国のてっぺんから見てましたから。そのころのJカップと違うのは当然だと思います。ただ本音を言えば沖縄のグルクンさんとかドラゲーのEita選手とかとやってみたかったなぁというのが正直なところです。ただ石森選手、拳王選手とか初めてやったんですごく刺激的でした。タイチ!・・・すごくどうでもいい。Eita選手も僕が言うのもおこがましいですけど、すごく新日本ぽいなって思いました。ゾクゾクしましたね。あらためてもう一回やりたいです」

――これからはIWGP王者とスーパーJカップ覇者の2つの看板を背負っていくわけですが、さっそくBUSHI選手が挑戦を表明しました
「よく効き取れなかったけどチャンピオンなんで。対戦相手を光らせて、その団体も上げていくのが理想のチャンピオンですからね。CMLL、ROHで(それを)やってきた自負が僕にはあります。この後、今週にはROHに行って。いつも服部さんから「ユー、海外どこどこ決まったから」と言われるのは毎回1か月前とかなんですけど、オファーがいただければIWGPジュニアヘビー級チャンピオンのKUSHIDAは世界中、日本中どこでも行きます。もともとそれが世界中飛び回る、世界で通用するレスラーになりたいっていうのが僕のレスラーとしての夢なので。新日本ジュニアだけでなく、すべてを明るい未来にお連れします」

――ひさしぶりに再会を果たしたシェリー選手にマシンガンズとスプリッターズの日本での未来についてお伺いしたところ、3人でタイム・マシンガンズを結成するのも面白いのではと言っていました
「そうですね。新日本プロレスには6人タッグのベルトもあるし、いろんな夢が詰まってましたね。今年はG1クライマックスに出ると、目標ではなくてジュニアヘビー(の価値)を上げる手段として考えていたんですけど、その後にこのスーパーJカップが決まったので、出場はかなわなかったですけど、ぜひとも来年のG1クライマックスにはジュニアヘビー級の代表としてG1クライマックスに喧嘩を売りたいですね!」

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