【試合詳細】1・4 新日本プロレス東京ドーム大会 棚橋弘至vsオカダ・カズチカ 【IWGP世界&IWGP GLOBAL】KONOSUKE TAKESHITAvs辻陽太 【NEVER無差別級】ウルフアロンvsEVIL 【IWGP女子&STRONG女子】朱里vs上谷沙弥

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『サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』
日程:2026年1月4日(日)
開始:16:00
会場:東京都・東京ドーム
観衆:46,913人(超満員札止め)

▼スターティングマッチ 10分1本勝負
●松本達哉/嘉藤匠馬
6分19秒 逆エビ固め
安田優虎/○村島克哉

▼NJPW WORLD認定TV選手権試合 15分1本勝負
【王者】○エル・ファンタズモ
11分48秒 スーパーサンダーキス'86→片エビ固め
【挑戦者】●クリス・ブルックス(DDT)
※第9代王者が6度目の防衛に成功

▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合トルネードランボー 時間無制限勝負
【退場順】【挑戦者組/BULLET CLUB WAR DOGS】Yuto-Ice/OSKAR/クラーク・コナーズ→【挑戦者組】真壁刀義/タイガーマスク/田口隆祐→【挑戦者組】海野翔太/上村優也/武知海青(DDT)&【挑戦者組】石井智宏/タイチ/小島聡→【王者組】矢野通/YOH/マスター・ワト→【挑戦者組/HOUSE OF TORTURE】成田蓮/SANADA/金丸義信
【挑戦者組/TMDK】○ザック・セイバーJr./大岩陵平/ハートリー・ジャクソン(フリー)
20分43秒 ヨーロピアンクラッチ
【挑戦者組】後藤洋央紀/YOSHI-HASHI/●ボルチン・オレッグ
※第31代王者組が4度目の防衛に失敗。TMDKが第32代王者組へ

▼IWGP女子&STRONG女子ダブル選手権試合 60分1本勝負
【IWGP女子王者】○朱里(スターダム)
12分9秒 朱世界→片エビ固め
【STRONG女子王者】●上谷沙弥(スターダム)
※第6代IWGP女子王者が初防衛に成功。第6代STRONG女子王者が2度目の防衛に失敗。朱里が第7代STRONG王者へ

▼スペシャル10人タッグマッチ 30分1本勝負
鷹木信悟/デビッド・フィンレー/ゲイブ・キッド/ドリラ・モロニー/●高橋ヒロム
13分17秒 FBS→体固め
[UNITED EMPIRE]グレート-O-カーン/カラム・ニューマン/HENARE/アンドラデ・エル・イドロ/○X=ジェイク・リー

▼IWGPジュニアヘビー級王座 次期挑戦者決定4WAYマッチ 60分1本勝負
○エル・デスペラード
7分35秒 ピンチェ・ロコ→片エビ固め
[HOUSE OF TORTURE]●SHO
※残りの2人は[BULLET CLUB WAR DOGS]石森太二、[TMDK]藤田晃生

▼NEVER無差別級選手権試合 ウルフアロンデビュー戦 60分1本勝負
【王者/HOUSE OF TORTURE】●“キング・オブ・ダークネス”EVIL
12分53秒 変形三角絞め→レフェリーストップ
【挑戦者】○ウルフアロン
※第49代王者が初防衛に失敗。ウルフアロンが第50代王者へ

▼IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル選手権試合 60分1本勝負
【IWGP世界ヘビー級王者】●KONOSUKE TAKESHITA(新日本/AEW/DDT)
29分20秒 逆エビ固め
【IWGP GLOBALヘビー級王者】○辻陽太
※第14代IWGP世界ヘビー級王者が2度目の防衛に失敗。辻が第15代IWGP世界ヘビー級王者へ。第6代IWGP GLOBALヘビー級王者が2度目の防衛に成功

▼棚橋弘至引退試合 シングルマッチ 60分1本勝負
●棚橋弘至
33分3秒 レインメーカー→片エビ固め
○オカダ・カズチカ(AEW)

棚橋が東京ドームで引退し最後の「愛してま~す」!ウルフアロンがデビュー戦でEVILを倒しNEVER王者へ!朱里がIWGP&STRONG二冠に!IWGP&GLOBAL二冠となった辻を復活のジェイク・リーが襲撃!クリス・ブルックス参戦も王座奪取ならず

スターティングマッチ

 先発は松本と村島。バックの取り合いから一度距離を取り、足の取り合いからバックの取り合いへ。これも距離を取り両者タッチ。

 ロックアップから安田がロープに押し込むが、体勢を切り返しあい安田がチョップ。エルボーの打ち合いから安田がヘッドロックで捕らえグラウンドに。加藤がこれを抜けてアームホイップからショルダータックルで倒す。
 嘉藤は投げようとするが、耐えた安田にエルボーからブレーンバスターを狙うが、安田がブレーンバスターで返し、再度ブレーンバスター。フォールも2。
 安田はストンピングからチョップを打ち込み、村島にタッチ。

 村島はボディスラムからフォールも2。
 嘉藤のチョップからエルボーの打ち合い。村島がエルボー連打からロープに振ろうとするが、逆に振った嘉藤がドロップキックを突き刺し松本にタッチ。

 松本がショルダータックルで倒し、ボディスラムを狙うが耐えた村島にエルボーからロープに飛ぶが、村島が追走エルボーからロープに飛ぶも、松本がドロップキックで迎撃しボディスラム3連発。フォールも2。
 松本は逆エビ固めを狙うも、下から蹴りつけた村島をコーナーに振るが、村島はぶちかましで迎撃。
 村島はロープに振ってショルダースルーからフォールも2。
 村島は担ぐが、着地した松本がビンタからロープに飛ぶも、村島はカウンターで担ぎアバランシュ・ホールド。村島は逆エビ固めで捕らえるが、松本はロープを掴もうと這う。さらに嘉藤がエルボー連打でカットしようとするが、安田がエルボーからドロップキックで場外に吹っ飛ばす。村島はそのまま絞り上げ松本がギブアップした。

<試合後コメント>

村島克哉
「今、俺の手で勝って、ちょっと、いつもみたいに……ちょっと頭がポヤポヤして、何話せばいいかまとまらないけど、ちょっとしゃべらせてくれ。この東京ドームの最初の試合が(当初は)新日本プロレスの選手じゃない選手だったことに、やっぱ、俺もすごく悔しい気持ちでいっぱいで、何のために新日本プロレスの道場で毎日毎日厳しい練習してたのかって思った時もあったけど、こうして試合を組んでくれて、ヤングライオンのうちにドームを体験できる、こんなに最高なことはねえよな、オイ。俺には、プロレスラーになってから思った目標、なる前から思ってた目標、いろいろあるけど、まあ全部は言わないけど、この前、SNSでも書いた通り、俺の地元の茨城県牛久市の何かしらの大使にだってなりたいし、そのためにはやっぱり海外遠征っていうのは絶対に必要だと思うんだよ。今日、このドームで勝って、それが言いたかったんだよ。海外遠征、行きたいんだよ、俺だって。そこでもっともっと強くなって……今はヤングライオンに勝って喜んでいるようじゃダメだと言われるけど、海外遠征で強くなって帰ってきて、いろんな目標を叶えてえんだ。今日、俺が勝った。会社の偉い人、見てたらお願いします。それと、こうやってヤングライオン、しかも嘉藤と同期になるわけで、同期には絶対に負けたくないっていうのがすごくあって、“どうき”って言ってもHOUSE OF TORTUREのDOUKIじゃなくて、同じ年代の同期には絶対に負けたくないっていう。まだアイツと決着ついてないし、さっきチラッと聞こえたんだけど『ヤングライオン杯』ぜひとも開催したいね。ぜひお願いします。今日はこんなドームで試合させてくれて、ありがとうございました。そんなことで、終わりたかったけど!(※急に声を荒げる)それじゃ終われねえよオラ! サンタクロースは来ねえわ、言いたいことわかるよな! 今日はドームで勝ったんだ! Tシャツ出せオラァ!」

安田優虎
「自分が『WORLD TAG LEAGUE』初戦の日に武知海晴選手の参戦について話をしました。『数字があれば簡単に上がれるリングなんですか』と、棚橋さんにコメントを残した結果、こうしてヤングライオンにチャンスの場を与えてくださった新日本プロレスにまず、心から感謝します。ありがとうございました(※頭を下げる)。この試合に自分が出た意味は、この景色を今から焼き付けて、今はまだ与えられてこの景色を見せていただいてる立場なんで、自分が胸を張って、『自分の力でドームを埋めた』って言えるように、そう心から言って新日本プロレスに恩返しします。ありがとうございました!」

嘉藤匠馬
「まずは棚橋さん、今日このカードを組んでくださってありがとうございました。でもやっぱり一番は、俺が獲れなくて、その気持ちが一番強えよ。去年から言い続けてきた『ヤングライオン杯』今年、絶対開催させてやる。それも、棚橋さん、もっと俺がアピールするから、お願いします。俺と村島と永井と安田と松本とゼイン、この6人で絶対開催してやる。まずは発言権が出るように、俺が結果出してやる」

松本達哉
「(※背中を押さえて前のめりになって)来年は本戦出てやるよ」

第0試合

 クリスはアントーニオ本多(フリー)、バリヤン・アッキ(ChocoPro)、中村宗達(ガンバレ☆プロレス)をセコンドに登場。
 ファンタズモは邪道とともに入場する。

 ロックアップからリストの取り合い。ファンタズモが足を刈って倒し弓矢固めも、そのまま回転したクリスがフォールも2。
 ロックアップをスカしたファンタズモがフロントネックで捕らえるが、リストの取り合いからクリスが巻き投げるも、ファンタズモが下から蹴り上げて距離を取る。
 ファンタズモが握手を要求し、クリスもその手を握るがガットショットからヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒すとロープに飛ぶが、避けたファンタズモがリープフロッグを狙うもスカしたクリスがチョップからロープに振る。だがファンタズモは避けるとコルバタで場外に投げ捨て、トペを狙うかに見せてライオンサルトでリング中央に戻る。
 クリスは腹いせにセコンドの邪道にビッグブーツ。怒ってリング下に降りてきたファンタズモにドロップキックから、エプロンに足をかけてのネックスクリュー。
 クリスはファンタズモをロープに押し込むと、ゴムを噛ませてアッキが花道をダッシュ。まさかのゴムパッチン攻撃をファンタズモの顔面に叩き込む。クリスはフォールも2。

 クリスはチョップでなぎ倒し、ファンタズモは立ち上がるとチョップ連発。さらにバイシクルキックも、キャッチしたクリスが左右のローキックで倒し顔面にトラースキック。フォールも2。

 クリスはフェイスロックで捕らえ、コーナーに押し込んで逃れたファンタズモがチョップを放つが、受けきったクリスがチョップからコーナーに登り背中へのダイビング・セントーン。フォールも2。

 クリスのチョップとファンタズモのエルボーの打ち合い。ファンタズモが左右のビンタ連発も、クリスはソバットからコーナーに振って走り込むが、飛び越えたファンタズモがライオンサルト式クロスボディから改めてライオンサルト。フォールも2。

 ファンタズモはボディスラムからセカンドロープに登りダイビングエルボードロップ。エアギターを奏でたファンタズモが、セコンドのバリヤン・アッキをトラースキックで排除。さらにクリスへトラースキックも、避けたクリスがオクトパスストレッチ。抜けたファンタズモがアルゼンチンで担ぎ、スピニングネックブリーカーからフォールも2。

 ファンタズモはコーナーに登るが、クリスがエルボーから正面に登るもファンタズモが突き飛ばす。だがクリスはすぐに走り込んでコーナーに駆け上がると、雪崩式ダブルアーム・スープレックスで投げ捨てる。
 クリスは串刺しドロップキックを顔面に突き刺しフォールも2。

 クリスはコーナーに登るが、ファンタズモがハイキックから正面に登ると雪崩式フランケン。さらにコーナーに登りハイフライフローを投下するがクリスは剣山で迎撃しフォールも2。

 クリスはプレイングマンティスボムの体勢も、切り返したファンタズモにビンタ。ファンタズモはビッグブーツも、クリスは飛び膝から延髄切り。ファンタズモはサドンデスから走り込むが、クリスはラリアットで迎撃しフォールも2。

 クリスはプレイングマンティスボムで突き刺しフォールも2。

 クリスは再度プレイングマンティスボムを狙うが、切り返したファンタズモが逆さ押さえ込みも2。

 ファンタズモは投げようとするが、リバースして潰したクリスがフォールも、そのまま回転したファンタズモがCRIIからフォールも2。

 ファンタズモがスワンダイブクロスボディからスーパーサンダーキス'86を投下しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

クリス・ブルックス
「負けました。凄く悔しいけど、本当に僕の人生は、『いつかドーム出る』のイメージはなくなった。ファンタズモと一緒、凄い昔の…まぁカナダ人だけど、イギリスでやった。一緒にドームの第0が凄い嬉しいです。幸せ。多分、それはずっと今から最後まで私の人生忘れないね。だから、まぁ負けたけど、またいつかこの新日本のリング、誰でも闘いに。そして棚橋さん、引退、お疲れ様でした。まぁまだだけど、もうすぐ。本当に今日のチャンスありがとうございました。それで以上です」

エル・ファンタズモ
「通常の『WRESTLE KINGDOM』より出番がちょっとだけ早かったけど、この『WRESTLE KINGDOM 20』はエースの、俺にとってのエースでもあるあの男の最後のショーになるから仕方がないな。彼こそが俺の唯一のタッグパートナーであり、彼に裏切られ、そして彼は俺を見捨てた。そんなエースだが、“ELP”と“ACE”、二人に乾杯。試合のことをちょっと話したい。自分はずっとこのタイトルを、TV王座を獲得してから日本のプロモーションにいるプロレスラーたちみんなに『挑戦してこい』と言っていた。そしてその中で最後に自分が闘ってみたいと思っていたのがクリス・ブルックスだ。彼は2017年からの知人。自分が6週間、イングランドに渡って、そして自費で遠征を続けて、レボプロ、OTTなど、あらゆる団体でプロレスの試合をしていた時に、数少ない自分を助けてくれた男、それがクリス・ブルックスだった。イギリスでは自分に手を差し伸べてくれる人なんかなかなかいなかったけれども、彼とはたくさんのことをした。そして彼は自分を助けてくれたし、楽しいこともして、そして試合ではクリス、獣神サンダー・ライガーと400人の人の前でプロレスをするという機会にも恵まれたが、2026年になりついに俺たちは5万人の前で試合をする。とてもいい試合ができて、そして勝ったことに関してはとても良かったと思っている。で、昨日、俺はコーラクエンホールでDDTのファンのみんなにブーイングされた。凄くいいなと思ったんだよね。新日本にクリスが来た時も同じようにブーイングされて、それを踏まえて2026年っていうのは日本のプロレス界にとって、とてもクレイジーなものになるだろうと予想している。新日本プロレス1発目の大会で、その一つの狂乱の部分を見せられたと思っている。ここからはちょっと個人的な話になるが、去年、自分は癌になった(※正確には一昨年)。それが発見されたのは、何よりも9カ月前に同じ症状を経験した男がいたから。『自分たちも30を過ぎたし、たまには検診をしないといけないよな』なんて言ってたから。そこでクリスが病気を見つけ、その病気を治すという経験を先にしていてくれたからこそ、俺はこの病気を発見し、治すことができた。俺自身はそこまで気にするタイプじゃないから、それに関してはクリスに永遠に感謝しなきゃいけないと思っている。俺とクリスは永遠のボーンヘッド、そして仲間。クリス、I love you!2026年にはもっと新日本プロレスのリングの上でお前が見られることを願っているし、俺もDDTに行きたいと思っている。そしてヒロシ・タナハシ、生ける史上最高、最強の男。キミに乾杯。新年、このベルトを見てくれ。段ボールみたいだろう? もう少しお金をかけて、この段ボールみたいな汚いベルトを綺麗にしてよ。それをしたら、ドンドンいい試合をしていこうぜ。では、皆さん、残りの試合を楽しんで」

第1試合



 THE RAMPAGEのメンバーが登場し『BREAK IT DOWN』の生歌ダンスパフォーマンスで武知海青を送り出す。
 武知&海野&上村vs成田&金丸&SANADAで試合開始。

 金丸たちが殴りかかり試合開始。武知が集中砲火にあい、ロープに振られるも武知はロープを掴んでスカし、海野と上村が走り込みショルダーアタックで倒す。成田が上村と武知にサミングからロープに飛ぶが、武知たちはトリプルドロップキックで迎撃。
 成田をコーナーに振ってトレイン攻撃。さらにストンピングを落としていく。
 ここでKOBがテクラとともに登場。

 KOBはリングに入るなりラリアットで上村と海野を叩き伏せ、コーナーで痛めつけていく。Iceが串刺しエルボーを上村に突き刺すが、海野がOSKARにチョップとエルボーを交互に打ち込む。だがOSKARはボディスラムで迎撃。コナーズは場外でタイヤを持ち出しSANADAたちを殴打していく。
 リングでは武知が痛めつけられるが、ここでザック&大岩&ジャクソンのTMDKが入場。

 KOBとザック&大岩の殴り合い。場外からテクラがタイヤを投げつけてコナーズを救出し、Iceに大岩とザックが左右から腕を決め肘へのストンピング。コナーズはザックにスピアーも、大岩がドロップキックでコナーズを迎撃しIceとエルボーの打ち合いへ。

 ここでタイガー&真壁&田口が入場。
 大岩がKOBの集中砲火を食らうが、反撃した大岩がOSKARをOTRさせて退場させる。

 その大岩へタイガーらがリングに上がり排除すると、ザックの顔面に田口が尻攻撃で排除。
 大岩がまたも集中砲火を食らう中で後藤&YOSHI-HASHI&ボルチンが入場。

 ザックと大岩がリングでは攻撃をくらい続け、ジャクソンが真壁とエルボー合戦。後藤がこれに割り込んでいくが、田口が次々ヒップアタック。だがボルチンがアトミックドロップで迎撃し、真壁がボルチンにエルボー。
 タイガーがYOSHI-HASHIにローキック連打からソバット。だがタイガーへ毘沙門連携を狙うが、タイガーは蹴りつけてカット。
 真壁がダブルラリアットで毘沙門を迎撃するが、ボルチンがガットショットから真壁とラリアットの相打ち。
 タイガーがボルチンに左右のローキックからソバット。さらに投げようとするが、ボルチンが担いで真壁にそのまま叩きつけると、タイガーをカミカゼで叩きつけフォールし3カウント。タイガー組失格。

 そこへ石井&小島&タイチが入場。
 毘沙門&ボルチンがショルダータックルなど打ち合い、ボルチンが石井を投げようとするが石井が逆にブレーンバスター。
 石井に武知と上村がエルボーからロープに振るも、石井はロープを掴んでスカし、タイチが武知にビッグブーツ。
 海野に集中砲火も、タイチと小島を同士討ちさせて海野はタイチにスイングDDTから小島にドロップキック。さらに石井にエルボーも、石井はエルボーで返しエルボーの相打ちからラリアットの相打ちへ。石井がヘッドバッドからロープに飛ぶとラリアットを狙うが、海野が逆にラリアットでなぎ倒す。
 小島が海野にガットショットからブレーンバスター。小島はロープに飛ぶが、武知がダイビングエルボーで迎撃。
 タイチが武知にショートレンジラリアット。上村がタイチにエルボーも、タイチは上村にビッグブーツ。タイチはローリングチョップからロープに飛ぶが、上村はドロップキックで迎撃。

 ここで矢野らが入場。
 タイチに上村がかん抜きスープレックスを狙うが、タイチはがっぷりと組み合うと上手投げ。さらにアックスボンバーを狙うが、上村がフランケンを狙うも、キャッチしたタイチが場外へのパワーボムを狙うが、だが上村はフランケンで一緒に落下し、武知組&タイチ組退場。

 SANADAと金丸でYOHをロープに振ろうとするが、YOHは髪を掴んで引き倒し、なぜかYTRポーズ。
 YOHは金丸にマンハッタンドロップから鬼殺しを狙うがSANADAがカット。
 SANADAはエルボーもYOHは倒れながら急所攻撃。再度YTRポーズを狙うが、金丸がウイスキーを噴射しようとするもYOHは口を塞ぐ。だが成田が水攻撃から金丸がウイスキー攻撃。エプロンに落とすとSANADAがビッグブーツも、矢野がキャッチしてリングに戻る。
 ワトがリングに上がるもSANADAがネックスクリューを狙うが、YOHが急所攻撃でカットしエプロンに落とすと、ワトがトラースキックも金丸と成田が場外から押し戻す。そこへYOHが走り込むとSANADAはロープをたるませてエプロンに落とし、成田と金丸が足を掴んで引きずり落としOTR。矢野組失格。
 SANADAも足を引っ張られて場外に落とされ失格。SANADA組失格。

 ジャクソンとボルチンがチョップとショルダータックルのぶつかり合いになり、倒れたボルチンへザックのネックスクリューと大岩のボディプレスの同時攻撃。さらにジャクソンがボディプレスからフォールも2。
 ボルチンをロープに振るが、ボルチンはバックエルボーで迎撃し、毘沙門がリングに上がるとTMDKを同士討ちさせてボルチンがまとめてショルダータックルで倒す。
 ザックをコーナーに振りトレイン攻撃から、毘沙門がザックに激烈一閃。さらにボルチンも合体攻撃とするが、大岩がカットするも毘沙門は構わず消灯。フォールもジャクソンがカット。

 毘沙門はジャクソンに後藤ごとハント。大岩が毘沙門をダブルラリアットでなぎ倒すが、ボルチンが大岩にかんぬきスープレックス。
 ボルチンはザックに串刺しボディスプラッシュからカミカゼを狙うが、ザックが足を刈って倒しヨーロピアンクラッチで3カウント。

<試合後コメント>
TMDK
ザック「(大岩に)ベルト獲ったね。ジャック(ジャクソン)もチャンピオンだぜ。ロイ(大岩)、ちょっと来て……(ジャクソンの腰にベルトを巻こうとするも長さが足りず巻けない)オー、もっと大きなベルトが必要なだな……」
大岩「もっとデカいベルト作らないと……」
ジャクソン「300ポンド(約136kg)の腰には合わないな。作り直すって約束してもらわないと。巻けたらもっとハッピーになれるのに……」
大岩「獲りました。獲りました……」
ザック「初めてのベルトだよね?」
大岩「2025年、『(WORLD)TAG LEAGUE』優勝、ギリギリ間に合って、2026年一発目、こうやってハートリー(ジャクソン)とザックと、こうやってTMDKで、このNEVERの6人タッグベルト獲ることができて、今年のおみくじは、大吉だったんじゃないかなって、思います。(※ザックとジャクソンに)おみくじ、わかる?」
ザック「ハイハイ」
ジャクソン「いやあ、自分はあえて長い道のりを歩むタイプだというしかない。でも、ここまで来るのに本当に長くかかった。今夜はとてもハッピーだし、こうやってバックアップしてくれた2人にはお礼を言いたいんだけど、今はなんて言ったらいいのか言葉が出てこない。ただ、2人ことは誇りに思うし、なるべく早く乾杯したい。じゃないと、死んじゃうよ」
(ザックが大岩とジャクソンに祝杯用の缶ビールを渡して乾杯。それぞれ一口、流し込む)
大岩「(ザックに)トゥモロー……」
ザック「(大岩に)1杯ダケダ。ハートリー、メッチャドウゾ。いっぱい飲んでくれ。さて、あらためて言う。去年は自分がメインイベントでタイトルを防衛し、IWGP世界ヘビー級を2日連続で防衛するという初めての記録を打ち立てた。2026年の今年はTMDKとして、チームでベルトを獲ることができて、これ以上ない新年を迎えることができたと思う。ロイにとってはニュージャパンで初めてのベルトだしな。ハートリーもこうやってニュージャパンに定着してくれてるし、今日は1、2杯、いや3杯かな? 4杯だな。それぐらいにしておこうか。アシタ、アシタ、大事な試合があるからな。6メンタッグとの二冠王になるなら、そんな最高なことはないよな。そして2026年は、ぜひとも大阪(2.11)でチャンピオンになってほしいよ。そのためのスタートだ。俺、できるって信じてるから」
ジャクソン「俺もそれを望んでる」
ザック「さてシャワーを浴びて、とりあえずお祝いしようか」
大岩「明日、棚橋弘至がいなくなって一発目のメインイベント。俺たちTMDKのものにするから。しっかり見ていてください」

後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ボルチン・オレッグ
ボルチン「YOSHI-HASHIさん、後藤さん、いやあ、今日はホントに、俺のせいで負けたから、もう1回、お願いしたいことがあるんですけど、もう1回組んでもらって、チャレンジ、やってもらっていいですか? すいません」
後藤「ああ、とことん付き合ってやるよ。このままじゃ終われねえよな」
YOSHI-HASHI「もちろん」
ボルチン「ありがとうございました。もう1回よろしくお願いします。ほんとに、自分のせいなんですけど……」
後藤「いや、そんなことない」
YOSHI-HASHI「オレッグが最後、(スリーカウントを)取られちゃったけど、俺とゴッチャンのせいだよ。負けた。そう、オレッグを最後、盛り立てることができなかった、俺とゴッチャンのせいだよ、むしろ。次こそは、やってやろう」
ボルチン「お願いします」
後藤「2026年、こっから、これがスタートだけど、必ずのし上がってやるからな。オイ、2025年は第0試合からチャンピオンまで、この俺はのし上がったんだ。この俺から、この俺たちから、目を離すなよ」
ボルチン「お願いします」

Yuto-Ice&OSKAR&クラーク・コナーズ with テクラ
OSKAR「何がシックスメンだよ! 誰がこのクソ6メンタッグのベルトの行方なんて気にしてるんだよ!? 俺たちはIWGPタッグチャンピオンだぞ! 誰かさんが試合したいって言うから、こんな試合になっちゃって! 当たるはずのスポットライトを外してくれやがって! サンキュー・ベリーマッチ……なんて言うか!」
Ice「こんな屈辱的な思い、久しぶりだな。まあよ、そんなことどうだっていいんだ。テメーらのことよ、明日、ぶっ潰せばいいことだろ? ブリブリにHighにしてやるとかよ、それもいいが、徹底的に潰すのも面白いよな。オイ、ついでにだ、テメーらのことHighにしてやる。ついでだ。まずはテメーらのこと潰すこと考えてやる。感じろ! Let‘s get high! Big Up!」
コナーズ「(※ウィールさんを手に、テクラを引き連れて入ってきて)みんな、戻って来たぜ。ずいぶん大きい部屋で、みんな揃ってくれてるね」
テクラ「そうね」
コナーズ「勝つことはできなかったけど、K.O.BとTMDK、今まだ闘ってるチーム、どうなるのかな? そして明日も楽しみだな。『SUPER Jr.TAG LEAGUE』より前から、ここ3ヵ月ほど、自分の中ですごく足りないものがあると思っていた。それは何かといえば、獰猛さ、凶暴さ。しかし、見てくれ。ここにテック(テクラ)が来てくれた。そして彼女も、5万人の前で挨拶がしたかったんだって」
テクラ「(※日本語で)お疲れ様です。(※英語に戻って)戻って来たわよ。5万人の前で挨拶したかったし、これでまた、クラークとテックスの関係が元通りになって、みんなの前に出られてうれしいわ」
コナーズ「この2026年、クラークとテクラ、自分たちは大きいことをやろうと企んでるから、ウィールさんとともに楽しみにしていてくれよな。今年はこれまでにないほどビッグイヤーになるぞ」
テクラ「アリガトウゴザイマス」

石井智宏&タイチ&小島聡
タイチ「クソッ……。途中、途中で敗退してて言うのもなんだけどな、こんなクソみたいなルール、やめろ。ついてこれてねえヤツばっかじゃねえか! そんな技術のねえヤツらばかりいるじゃねえか! できねえヤツいるんだったらやめろ、このルール! まず、こんなのやめろ、次から。なんだこれ、わけわかんねえ。できねえヤツ、いっぱいいるじゃねえかよ。ついてこれねえバカばっかり。やめろ。だがな、俺も負けたから、その一員といっしょだ。俺もだよ。俺も、俺自身もついていけねえから負けたんだろ。のみ込まれたんだな。はあ、次からはしっかり決着つけようぜ、みんなで。ええ? まあ、今日でトモさん戻ってきたからよ、俺とトモさん、これで終わりじゃねえから。自分らも上がるし、若い連中、俺らとやりてえだろ、な? もっともっと、俺だってテッペン目指して、いくらでも胸貸してやるから。誰でもかかってこい。そして、俺とトモさんがいるってこと、忘れんなよ、テメエら。ええ? タッグ、必ず俺らがもう1回浮上するから。楽しみにしとけ」
小島「ありがとうございました。新年一発目、東京ドーム、ホントに情けない終わり方で、どうしようもない……と思う。とにかくダメだ、これでは……。また、ずっと積み上げていくしかない……。ありがとうございました
※石井はノーコメント

矢野通&YOH&マスター・ワト
ワト「チャンピオンとして不甲斐ない結果……。自分自身、2026年、覚悟を持って闘いたいと思います。自分自身、まだ残ってるこの、やらなければならないものが一つ……。俺自身、今年は、まず結果を残してみせます。そして棚橋弘至のいなくなったこの新日本プロレス、盛り上げ……今日だけじゃない。来年も再来年も、東京ドームだけじゃなく全会場、超満員にしていく。その覚悟を持って、俺はこれから、第1試合から1試合1試合、大切に闘っていきたいと思います。俺の覚悟、見ててください」
※矢野&YOHはノーコメント

※成田&SANADA&金丸はノーコメント

真壁刀義&タイガーマスク&田口隆祐
真壁「オイ、あれだね、初っ端、新年早々、まあ黒星になったけど、なんだろね? まあタグっちゃん、まだ早いけど、俺たちからしてみたら変な話、なに……キャリアも結構あるだろ? だからさ、ま、体力的に、科学的にいろんなものを感じるかもしれねえけど、そんなもんは関係ねえよ、俺たちには。だからプロレスラー張ってんだ。だから一つ負けようが二つ負けようが、最後に満足できる勝ちができりゃ、それでいいんじゃねえかと思ってる。価値ある勝ちをよ、俺たちは狙ってっから。ああ、言いてえことはそれだけだ。今日、会場に来てる東京ドームのフルハウス、いいじゃねえか。ええ。ただ、残念なことに、それは棚橋弘至っていうよ、俺がとことん教え抜いた後輩だとも。それをいつしかこの俺様みたいなものをよ、追い抜いて、新日本のトップになったと思ってる。だからこそだ、だからこそ見せるものが、俺たちにはあるじゃねえか。歳とろうが何だろうが、関係ねえよ、オラ。最前線のヤツらがよ。最前線との闘い、これからも見せてやるよ。言いてえことはそれだけだ」
田口「これだけ超満員のお客さんがいるのにね、あのー、なんだろ? ほかのチームが積極性がないというか、なんだろ、リング下で時間稼ぎばっかりして。確かにルールをうまく使ってるとはいえ、こんな消極的な試合してたらダメでしょ。これだけ多くのお客さんがいるんだから、もっとみんなでね、暴れまくって、それを見せるのがプロレスじゃないですか。なんかほかのチーム、あのー、勝ちにこだわるのいいかもしれないけど、もっと見せないといけないものがあるんじゃないですか? 僕らはもう、最初からずーっと(リングに)上がって……ま、短時間で敗れてしまいましたけど、見せるもんは見せれたんじゃないかと思います。もっと、新日本の全部のレスラーに伝えたい。もっとちゃんと、見せていこうよ、積極的に。プロレスを、発信していこうよということです、ハイ。ありがとうございました」
タイガー「まあ、言いたいとこは2人がね、言ったけども、今ほんとに、何だろ? リングに残ってる人間がもう、何をやってるのかわからないっていうね。あのー、ホントにベルトを獲るっていうね、気があるのか、ちょっと見えなかったけども。まあ、あのー、ボルチンにしても、後藤、YOSHI-HASHI……やっぱり、ガッチリとね、正面からくる。そしてジュニアだろうがへビーだろうが関係なくね、ガッチリくるっていう。こういう、やっぱり、これがやっぱり新日本プロレスだと思うし。せっかくね、これだけ5万人のお客さんが……5万? 集まってくれて。約5万……。えー、ほんとに、期待してると思うしね。うーん、これから新日本プロレスはもっともっと進化していくと思うんでね。えー、今日のお客さん、継続してぜひ(会場に)来てもらいたいなと思います」

海野翔太&上村優也&武知海青
海野「あけましておめでとうございます。新年一発目、東京ドーム、勝ちきれなかったな……。うーん、個人的に、去年俺は東京ドームのメインイベント(のリング)に立って、今日は第1試合、ロイヤルランブル……トルネードランボーか? はあ、何としてでも、結果が求められてる今、はあ……ほんっとに情けない、ふがいない、悔しい……。宣言する。今年、今年、2026年、結果を残して、ベルトを巻きます。(※武知に向かって)こういう形で組むことになりましたけれども、最高の演出だったり、新日本プロレスに力を添えていただいて、ありがとうございました。“決して”っていう言葉がプロレスにはないと思うんで。“決してない”という言葉はないと思うんで、絶対また、リングで交わることがあると思います。組むこともあると思いますし、闘うこともあると思いますし、そんな時はおたがい、新日本プロレスとDDTプロレス、誇りを懸けて、闘魂燃やして、全力で闘いましょう。今日はありがとうございました」
武知「こちらこそお願いします。ありがとうございました(※と言って、海野が差し出した右手を握り返す)。僕からすると、お願いしてチームを組んでいただいたのにもかかわらずやっぱり、自分のふがいなさと、何もできなかったっていう悔しさが、今はメチャクチャ残ってるので、また何かの機会で、ご一緒に闘えたらなって思うんですけど、そんなのは口だけはじゃなくて、行動で示していって、お2人にもちゃんと認めてもらってから、またチームを組んでもらって、一緒に闘いたいなと。その先には、今おっしゃってましたように、もしかしたらいつか、対角線で闘える日が来るかもしれないので、僕はその日を待って、全力でトレーニングだったり、日々の練習だったり、プロレスに人生懸けて、頑張って臨んでいきたいと思います。今日はありがとうございました」
上村「ハイ、上村です。ひとまず今日は、海野さん、そして武知選手、ありがとうございました(※と2人と握手を交わす)」
海野「こちらこそ」
上村「まあ今日は、こうやって6人タッグで、大事な東京ドームの試合でした。ただ個人的なことを言わせてもらうと、俺はもっと上で試合をすべき男だ! あと、この2026年、次の東京ドームまで、俺はもっともっと上がっていく。その過程を、みんな見ててください。あとは、プロレスはかっこよさだけじゃやっていけないけど、もっともっと俺は強くもなって、かっこよくもなっていく。あともうひとつ、武知さん、僕もミュージックビデオに出してください」
海野「そこ?」
上村「(※苦笑しながら)僕からは以上です。今年もよろしくお願いします!」
海野「待て待て待て。俺だって負けてらんないからな。チームは組んでるけど、俺だってもっと上でやらなきゃいけない。俺らが上にあがって、もっとトップの試合、メインイベント、2人で闘って、締めて……2026年、新日本プロレス、盛り上げていこう」
上村「もちろんだ。2026年、そして来年の東京ドーム、楽しみにしてます(※と言って右手を差し出す)」
海野「(※すぐには握り返さず)闘ってもよし、組んでもよし……(※上村の右手を握り返して)最高のパートナーだ。今年も、全力で走り抜けます。楽しもうぜ、プロレスを」

第2試合

 
 ロックアップからバックの取り合い。朱里が巻き投げてスリーパー。 リストの取り合いから朱里がヘッドロックで捕らえ、ロープに振るが上谷がリープフロッグから、朱里のハイキックをブリッジして避けてスクールボーイ。すぐに朱里がバズソーキックも、上谷はこれも避けて睨み合う。
 上谷は両手を広げて笑顔で挑発し、朱里が突き飛ばすとジョン・ウーから串刺しニー。さらにハーフハッチスープレックスからフォールも2。

 朱里は腕ひしぎで捕らえるが、上谷はロープに足を伸ばしブレイク。

 朱里は首投げから背中にサッカーボールキック連発。ロープに飛んで正面からサッカーボールキック。フォールも2。

 朱里はストンピングからロープに飛ぶが、上谷はレフェリーを盾にするとロープに飛んでドロップキック。さらにロープに飛ぶが、朱里はソバットで迎撃しロープに飛ぶも、場外から刀羅ナツコと渡辺桃が足を掴んで場外に引きずり落とし、上谷がトップロープに飛び乗りプランチャを投下。
 リングに投げ入れるとエルボーの打ち合いになり、上谷がエルボー連打からロープに飛ぶも、朱里が追走ニーからロープに飛ぶが、上谷も追走エルボーからロープに飛んでニールキックを叩き込む。
 エルボーの相打ち連発から朱里が二段式のヒザ蹴りを顔面に突き刺す。
 朱里はコーナーに登るが、上谷がエルボーから正面に登ると雪崩式フランケンで投げ捨てる。さらにフィッシャーマンズ・スープレックスホールドも2。

 上谷はカミゴェ式ビッグブーツも、朱里がキャッチすると上谷は側頭部に旋風脚。さらにコーナーに登るが朱里はエルボーから正面に登り、雪崩式腕固め。そのまま朱雀で捕らえるが、上谷は必死にロープへ足を伸ばしブレイク。

 朱里は投げようとするが、上谷は着地するとスピンキック。引き起こすとスタークラッシャーを狙うも、切り返した朱里が投げ捨てジャーマン。着地した上谷が走り込んできた朱里を避けてスクールボーイから旋回式ブルーサンダー。フォールも2。

 上谷はスタークラッシャーで突き刺しフォールも2。

 上谷は旋回式スタークラッシャーを狙うが、着地した朱里が脇固めから腕固め。回転して逃れた上谷に朱里がランニングニーからフォールも2。

 朱里は流炎からフォールも2。

 朱里は朱世界を狙うも、上谷はリバースフランケンで突き刺しフォールも2。

 上谷は走り込んできた朱里にバイシクルキックからロープに飛ぶが、朱里はハイキックで迎撃しロープに飛ぶ。だが上谷はフランケンで丸め込むも2。

 上谷は走り込むが、朱里はカウンターの投げ捨てジャーマンからハイキック。さらにバズソーキックを叩き込みフォールも2。

 朱里はバズソーキックを再度叩き込み、朱世界で叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>
上谷沙弥
「(※少しテーブルに突っ伏していたが、顔を上げて)ああ~、負けた~! 東京ドームっていう夢の舞台で負けたあああ~! でも~? でもさぁ? もともと、あの紫色の腐ったベルトも、去年、プロレス大賞MVPのための踏み台のベルトだったし、IWGPもさぁ、向こうから寄ってきたから、こっちがあのクソみたいなベルト救ってやろうとしただけだし、全っ然こっちは何ともねえんだよ!(※テーブルに突っ伏して声を上げる)
そうだな、わかった。沙弥様の今日の敗因、負けた理由。沙弥様、働き過ぎってことだわ。だからちょっと、明日から有給休暇もらうわ。明日からちょっと休む、(※報道陣の後方に向かって)岡田、大丈夫? ちょっと明日から、しばらく休みもらうわ。そうそう、2・7大阪でスターライト・キッドと決まってるけど、まあ、あの子猫ちゃんなら余裕だよね。まあ子猫ちゃん、毛づくろいでもして待っときな。以上」

朱里
「上谷沙弥に勝って、IWGP、STRONG、二冠チャンピオンになりました! すごくうれしいです。東京ドームという舞台で満員のお客さんの前で、こうやって二冠チャンピオンとして勝利を挙げることができたこと、本当に本当にうれしいし、女子の試合を初めて見た人が、『女子って面白えな』とか、そういうのを思って、どんどん興味を持ってもらえたら、すごくうれしいです。
また、私はプロレスラーになって18年目に入りました。当時はプロレスのことを何もわからず、見たことがなくって、そこからプロレスと出会い、いろんなことがあったけど、ここまで続けてきて、ここ、東京ドームという舞台で二冠になることができて、本当に続けてこれて、プロレスが大好きになって、ホントにホントによかったなって心から思うし、昔から応援してくれてる皆さんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。でも、まだまだこれからです。IWGPって言ったら朱里、っていう存在になれるように、STRONG女子、強さをもっともっと求めて、進化して、二冠チャンピオンとして2026年、どんどん突き進んでいきます。ありがとうございました」

──プロレスに限らず、これまで大舞台はたくさん経験してきたと思いますが、新日本プロレスの東京ドーム大会、しかもIWGP女子のチャンピオンとしてリングに向かう時って、どういう気持ちでしたか?
「昨日とかは『楽しみだな』ってすごく思ってたんですけど、今日この日を迎えた時に、どんどんプレッシャーというか、絶対に……『勝ってやる』っていう気持ちはあったんですけど、どこか不安な気持ちも、やっぱりなきにしもあらずで。でも、お客さんの前に出たら『やってやるぞ』っていう気持ちで花道を歩いていました」

──超満員の東京ドームを見て、STARDOMでもこれぐらいの大会をやりたいと思いましたか?
「やりたいですね。やっぱりSTARDOMで東京ドームで超満員のお客さんで、叶えたいです」

──これから二冠チャンピオンとして、どういうロードを考えていますか?
「私は海外でも日本でも強い人とやりたいし、STARDOMの中でもやりたいんですけど、外のプロレスラーともやっていきたい。そして海外の強い選手ともどんどんやって、歴史をどんどん刻んでいきたいです」

──去年のSTARDOMはH.A.T.E.一色でしたが、今日の勝利でそれが逆転できる感じがしますか?
「そうですね。絶対に逆転させていきます! 私たちがSTARDOMを、H.A.T.E.一色ではなくSTARDOMとして、どんどん今年は突き進んでいきます。ありがとうございました」

第3試合

 UNITED EMPIREのXは、全日本プロレスでデビューからNOAHへと渡り歩き、新日本プロレスに2024年9月に入団するもすぐにヒザを負傷し1年半音沙汰がなかったジェイク・リー。

 乱闘から試合が始まり、リングにはゲイブとアンドラデが残りチョップの打ち合いからアンドラデがエルボー。さらにチョップからロープに振るが、ゲイブが蹴り上げてからロープに振るも、アンドラデはセカンドロープに寝て挑発。走り込んできたゲイブを避けて場外に落とし、スライディングキックから三角飛びトルニージョを場外のゲイブに発射。
 リングにゲイブを投げ入れ、ダイビングクロスボディからフォールも2。
 アンドラデは投げようとするが、着地したゲイブが右ストレート。さらにラリアットで場外に落とすと、三角飛びケブラーダを発射。
 ゲイブはリングに投げ入れ、エルボーからロープに飛ぶが、アンドラデは追走ビッグブーツからチョップ。ロープに飛ぶが、ゲイブがエルボーで迎撃するとロープに飛んでラリアット。ガードしたアンドラデがローリングバックエルボーで倒すが両者ダウン。両者タッチ。

 鷹木とヘナーレがラリアットの相打ちからショルダータックルのぶつかり合い。額を擦り付けての睨み合いからヘナーレが左右のビンタ。鷹木がチョップからコーナーに振って走り込むもヘナーレが足を伸ばすがキャッチした鷹木が串刺しショートレンジラリアットから再度串刺し攻撃を狙う。だがヘナーレが追走串刺しラリアットから投げようとするが、鷹木がバックエルボーから投げ捨てる。
 鷹木はブレーンバスターからフォールも2。
 ポーズを決めようとした鷹木の背後からオーカーンが殴りかかり、ヘナーレと合体パワーボム。フォールも2。
 ヘナーレはバックを取るが、鷹木はバックエルボーで逃れようとするが避けたヘナーレがヘッドバッドから串刺しニー。さらにロープに飛んでサッカーボールキック。受けきった鷹木がショートレンジラリアットでなぎ倒す。
 鷹木はモロニーにタッチ。

 モロニーがバックをとるも、逃れたヘナーレがロープを往復するが、モロニーはドロップキックで迎撃して場外に落としてスライディングキックを発射。
 リングにヘナーレを投げ入れると、鷹木がボディスラムからダイビングエルボードロップを投下。モロニーもダイビングエルボードロップからフォールも2。
 モロニーと鷹木が串刺し攻撃も、ヘナーレは交互にチョップ。鷹木がバックエルボーからモロニーがナックル。さらに鷹木がラリアットからモロニーがスピアーを突き刺しフォールも2。
 モロニーと鷹木が合体攻撃を狙うが、ヘナーレは同士討ちさせるも鷹木はバックエルボーからナックル。さらにヘッドバッドを受けきったヘナーレがヘッドバッド。
 モロニーがヘナーレに延髄切りからロープに飛ぶが、ヘナーレはカウンターのサイドバスターで叩きつけカラムにタッチ。鷹木もフィンレーにタッチ。

 エルボーの打ち合いからフィンレーがエルボー連打。カラムがロープを往復してのビッグブーツも、フィンレーがすぐさまバックブリーカー。さらにマウントナックル連打もレフェリーが注意。
 フィンレーはサミングから側頭部にナックル。倒れたカラムを担ぐが、着地したカラムがボディブロー。
 フィンレーが走り込むが、カラムは延髄切りで迎撃しトラースキックから走り込むがフィンレーはナックルで迎撃しロープに飛ぶが、カラムは追走ニールキック。両者ダウン。カラムはジェイクにタッチ。

 ジェイクはロープに振ってバックエルボー。さらにストンピングからコーナーに叩きつけてからボディスラム。踏みつけフォールも2。
 ジェイクはチョークで捕らえるが、フィンレーは足を蹴りつけてカットするも、ジェイクは再度チョークを狙うがフィンレーは迎撃。フィンレーはヒロムにタッチ。

 ヒロムはフィンレーを突き飛ばしてジェイクに叩きつけ、さらに串刺し攻撃もさせようとするがフィンレーが逆に振ってヒロムが串刺しボディスプラッシュ。再度叩き込もうとするがヒロムが振るとフィンレーはキャノンボールをジェイクに叩き込む。
 フィンレーとヒロムはチョップの応酬から、フィンレーがヒロムを担いでジェイクに叩きつけるとそのままフォールも2。
 ヒロムはジェイクを担ごうとするが、切り返したジェイクが担ぐも、着地したヒロムがトラースキックからロープに飛ぶが、ジェイクがキチンシンクで迎撃するとFBS。ヒロムが避けるとゲイブが串刺しラリアットからジェイクの顔面にツバを吐き、アンドラデにもナックルからロープに飛ぶが、アンドラデとカラムでダブルのビッグブーツ。モロニーがアンドラデにスパインバスターもカラムがヘナーレにハイキックからロープに飛ぶが、モロニーが担ぐも着地したカラムがハイキック。避けたモロニーがツバを吐き、ロープに飛んだカラムにドロップキック。カラムがハンドスプリングもキャッチしたモロニーがパイルドライバーで突き刺す。
 オーカーンがモロニーにアイアンクローから投げ捨て、鷹木にもアイアンクローから投げようとするが、耐えた鷹木の頭に噛みつくとロープに飛ぶが、鷹木は追走ラリアットから再度ラリアット。オーカーンは王統流二段蹴りも、受けきった鷹木がラリアットで場外に吹っ飛ばす。鷹木はヘナーレも自分ごとラリアットで場外に落とす。
 リングではフィンレーがヒロムを担ぐと場外で固まる選手たちに投げ捨て、コーナーに登るがヒロムは駆け上がるとビンタから正面に登り、場外へのブレーンバスターで選手たちに投げつける。
 ジェイクが場外でヒロムにFBSからリングに投げ入れ、FBSからフォールし3カウント。

 試合後に欠場中のフランシスコ・アキラも合流しジェイクと握手した。

<試合後コメント>
UNITED EMPIRE
アンドラデ「(※日本語で)OK、アリガトゴザイマス(※と言って、ジェイクにマイクを渡す)」
ジェイク「地獄のバカンスから帰ってきましたジェイク・リーです」
オーカーン「(※ジェイクにマイクを渡されると)いらん」
アンドラデ「(※再びマイクが回ってきたので、今度は英語で)皆さん、こんにちは。UNITED EMPIREもありがとう。日本で最高のチームに入ることができた。彼らこそが日本最強。だから自分は加入を決めた。もうBULLET CLUBもどこもあったもんじゃない。今はUNITED EMPIREの時代が来たんだ。だから俺はここにいる」
HENARE「(※マオリ語で喋ってから、通訳に向かって日本語で)マオリゴ、オネガイシマス!」
カラム「(※通訳が訳せず困っている姿を見て)えっ、なんか新日本がちゃんと仕事しないのは珍しいな。俺が今、話してやるよ。俺は全てを投げ売って2025年を闘い抜いてきた。そして今、ここにいる。俺たちこそが日本で、いや日本だけではない、世界で最強のレスラーたちの集まりだ。2026年はUNITED EMPIREの年にする。やってやるよ。お前たち、帰るぞ!」

──ジェイク選手、なぜUNITED EMPIREに入ったんですか?
ジェイク「(※口に指を当てて)シー」

鷹木信悟&高橋ヒロム
ヒロム「(※右頬を押さえながら)すいません…」
鷹木「いやいやいや」
ヒロム「すいません。あんなくだらないのに……」
鷹木「いやいやいや、大丈夫か?」
ヒロム「くだらねぇなぁ、オイ……」
鷹木「大丈夫か?」
ヒロム「一番悔しいな。こんなんで負けるのが一番悔しいっすわ」
鷹木「いやぁ、不快だね! 試合前に超満員の東京ドームの観客を見て、俺とヒロムは感激したよ。入場時も最高だね。夢に見た舞台についに来たなって。だけど試合後は、憤り半端ねぇよ、コノヤロー! な~にがジェイク・リーだ、コノヤロー! アァン!? なんのサプライズにもなってねぇじゃねぇか、コノヤロー! 全然姿見えねぇからオイ、北海道の北見に帰ったかと思ったよ。で、あいつ、元々WAR DOGSじゃなかったの? な~にがやりたいんだよ。エェ!? 塩と書いて“塩パイア”に行ったところで、ジェイク・リー、何ができるんだ? さらにしょっぱくなりたいのか、コラ! オイ、ヒロムちゃん!」
ヒロム「はい……」
鷹木「やられたまんま黙ってられないからね」
ヒロム「当たり前じゃないですか」
鷹木「こんな超満員の4万5000人だか、5万5000人だか、6万5000人だか知らないけど恥かいたんだ。やり返してやろうじゃねぇか、俺たち。WAR DOGSと無所属の、なぁ、混合チームでやってやるよ」
ヒロム「ハァ……いやぁ高橋ヒロム、東京ドーム史上、最低の試合でしたね。こんなのあるのか。しかも超満員の棚橋弘至最後の日ですよ。やっちゃったなぁ、オイ。悔しいとか通り越して悲しいっすよ。ちょっとヤツら叩き潰さないと気が済まないっすね。ハァ……ハァ……」
鷹木「やってやろうぜ、なぁ。この後、陽太もタイトルマッチがあるし、なぁ。まだ2026年も始まったばかりだ。いくらでもひっくり返してやるからな。ちょうどいいんじゃないの、このマイナスのスタートで。こっから俺たちは上がっていくだけだから」
ヒロム「元日もマイナス。そして東京ドームもマイナス。こっから上がってくしかないですね。今日ほど悔しい日はねぇぞ。まぁ誰かの最後の日は誰かの覚悟が決まる日だとも思ってるんで、2026年、ヒロムちゃんの覚悟を感じてください」
鷹木「ウシ!」
ヒロム「アァ、やっちまった……」
鷹木「棚橋弘至が引退すんだよ! 俺たちがやらなきゃダメだろう!」
ヒロム「チクショー……アァ……」
※フィンレー、ゲイブ、モロニーはノーコメント

第4試合

 まずはDOUKIが入場し、「さぁ待たせたな諸君。DOUKIゲームの開幕だ。お前ら、SHOの有志をとくと拝むがいい」とマイク。

 SHOがリングサイドにくるなり石森がケブラーダを発射し試合開始。
 SHOをコーナーに振って石森が串刺しダブルニー、デスペが串刺しラリアット、藤田が串刺しチョップ。
 石森がSHOにトドメを刺そうとするが、デスペがカットしピンチェロコを狙うも、藤田がカットし担ぐが、石森がサミングでカットし、SHOを3人でストンピング。SHOは急いで場外に逃げる。
 残った3人でエルボーの打ち合いから、藤田が交互にガットショットからチョップを打ち込みロープに飛ぶ。だがデスペと石森がカットし、ロープに振っていくが藤田はロープを掴んでタイミングをズラすと、デスペに前蹴りから石森をショルダースルーから延髄切りで場外に落とす。デスペもコルバタで場外に落とし、走り込んできたSHOにエルボーからリングに飛び込みバックを取るが、SHOはバックエルボー。藤田はチョップもSHOは飛びヒザ。藤田はスピンキックからロープに飛ぶが、SHOがレフェリーを盾にしてロープに飛ぶも、藤田はカニバサミで倒してサーフボードストレッチ。これはデスペと石森がSHOの腕を持ち、口を塞いで息の根を止めようとする。ギリギリでこれを離すとSHOを場外に蹴落とす。
 デスペが藤田にバックドロップから石森が藤田にバックブリーカー。藤田は場外へ転がる。

 デスペと石森がチョップの打ち合い。石森がエルボー連打からサミング。ロープに飛ぶが、デスペが追走バックエルボーからロープに飛ぶが、石森は前蹴りもデスペがロープに振るも、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキック。
 石森は担ぐも着地したデスペに走り込むが、デスペは担ぐとギター・デ・アンヘル。フォールも2。

 デスペはピンチェロコを狙うが、切り返した石森が変形のミスティカからその場飛びムーンサルトダブルニー。さらにブラディクロスからフォールも、SHOが藤田を担いでレフェリーに叩き込んでカウントをカット。
 DOUKIと金丸がリングに上がり石森にストンピング連打から、DOUKIが石森の顔面に鉄パイプ攻撃。
 SHOがスパナで石森を殴ろうとするが、ロビー・イーグルスが乱入しミサイルキックでカット。さらにロビー・エックスが金丸とDOUKIにまとめてRKO。さらにKUUKAIもリングに上がり、ロビーエックスがホイップしてSHOとDOUKIをドロップキックで場外に落とす。そこへロビー・イーグルスがトペ・コンヒーロ、続けてKUUKAIがトペ・トルニージョを発射する。
 さらにエックスもコーナーからブエロデアギラを投下するが、SHOは鉄板攻撃を藤田の脳天に叩き込み、ショックアローで突き刺しフォール。これはデスペがカット。

 デスペがSHOにリバースタイガードライバーからピンチェロコで叩きつけ3カウント。

<試合後コメント>

※SHOはDOUKIの肩を借りて現れるが、テーブルにつくとSHOはぐったりして話すこともできない。
DOUKI「ふざけやがって! 卑怯な真似ばっかりだな! 何だアレ? みんな入ってきやがって! DOUKIゲームを汚すんじゃねえよ! オイ、お前らのせいでよぉ、一番つまらないヤツが挑戦者になっちまったじゃねえかよ! (※ぐったりしたままのSHOを指し)オイ、見てみろよ。反則でSHOが負けたんだ。アイツに挑戦権があると思うか? ふざけやがって。まあ、ちょうどいい機会だ。デスペラードが挑戦者? 仕方がない。DOUKIゲームに、形だけでも勝ったんだ。デスペラードの挑戦を受けてやるとしよう。いい機会だ。これを見てるお前らは、いまだにデスペラードに価値があると思ってるだろう」
※デスペラードがKUUKAIを引き連れ、怒鳴りながら現れる。
DOUKI「何だ、何だ!? オイ、何だよ!」
デスペラード「オイ、DOUKI! 俺から逃げようったってそうはいかねえよ、バカ野郎!」
DOUKI「(※SHOと一緒に逃げながら)オイ、卑怯な真似しやがって」
デスペラード「何が卑怯だ! バカ野郎、テメーらだろ、先にやったのは!」
DOUKI「お前らは卑怯者だろ!」
デスペラード「オイ、今さらそんなこと言って何になるんだよ? いつやるよ? いつやらせてくれるんだよ?」
※石森がロビー・Xを引き連れ、怒鳴りながら現れる。
石森「オイ! 今日の結果はいいよ! (デスペラードとDOUKIで)シングルやればいいじゃねえか。こうやってロビー・Xも来てんだよ。この続きやらせろ。ジュニアタッグだよ。オイ、(※テーブルを叩く)やるぞオラ!」
デスペラード「どうせオメーら、持ってたってロクなことしねえからよぉ、2つとも……」
※藤田がロビー・イーグルスを引き連れ、怒鳴りながら現れる。8人が口々に怒鳴り合い、収拾がつかない状態に。
イーグルス「俺が何しに来たと思ってんだ? わざわざここまで来て、手ぶらで帰るわけねえだろ! タイトルも獲らないで、俺たちが黙って引き下がると思ってんのか? あり得ねえ! 俺たちにタイトルマッチやらせろ!」
ロビー・X「俺だって、黙って引き下がると思ってんのか? 待て待て待て! お前らも俺たちも、準備万端なはずだよな?」
※DOUKIとSHOがスキを見て逃げ去る。
石森「オイ! また逃げんのか、DOUKI!」
ロビー・X「アイツらは毎回、ベルトを持って逃げやがる。何回同じことをするんだ? タッグマッチやるしかないだろ! チャンピオンシップだ! 俺だって、ただただ日本に来たわけじゃねえんだよ!」
石森「オイ、どんな形式でもいいよ。やってやるぞ、ジュニアタッグ、オイ! いいか、わかってるか? 何でチャンピオンがいねえんだよ!」
デスペラード「やってやろうぜ!」
※6人が口々に怒鳴り合い、収拾つかず。
石森「チャンピオンいねえからよぉ!」
デスペラード「オイ、何だよ何だよ何だよ、今やんのか?」
イーグルス「(※石森&ロビー・Xに)お前らにはジュニアタッグのタイトル挑戦なんてさせねえよ! どっか行け!」
デスペラード「やるぞ! 明日な!」
イーグルス「(※立ち去りながら、日本語で)アシタ? アシタ?(※英語で)いいじゃん! ハッピーニューイヤー!」

第5試合

 EVILが蹴りかかりエルボーの打ち合いで試合開始。
 アロンがエルボー連打もEVILはサミングからヘッドロック。アロンはロープに振っていくとショルダータックルのぶつかり合いへ。これを制したアロンがコーナーに振って串刺しラリアット。さらにブレーンバスターからロープに飛んでエルボードロップ。フォールも2。
 EVILはたまらず場外へ。

 EVILがイスを持ち出そうとするとアロンは急いで場外に降りて阻止しようとするが、EVILはすぐにリングに上がり、エプロンに上がったアロンをエルボーで落とすとHOTで袋叩きにする。
 EVILは花道でサミングからイスを首にかけ、そのイスめがけてイスをフルスイング。
 アロンはカウント15でリングへ。

 EVILは金具が剥き出しのコーナーへアロンを叩き込み、引き起こすと再度金具が剥き出しのコーナーへ叩き込む。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。再々々度フォールも2。最々々々度フォールも2。

 EVILは引き起こすが、アロンは逆水平チョップ連発。EVILはサミングも、その手を取って一本背負い。セコンドのHOTも次々払い腰で叩きつけるが、EVILがパウダー攻撃からガットショット。さらにフィッシャーマンバスターからサソリ固め。アロンはロープを掴みブレイク。

 EVILはロープに飛んでラリアット。倒れないアロンに二度目のラリアットも、アロンはエルボー連打。EVILはエルボーからローリングエルボー。さらにショートレンジラリアットでなぎ倒し、ロープに飛ぶがアロンはカウンターのパワースラムからフォールも2。

 アロンはオリンピックスラムからフォールも2。

 アロンはボディスラムからコーナーに登り、フロッグスプラッシュからフォールも裕二郎がレフェリーの足を掴んで場外に引きずり落としカウントを阻止。
 東郷がアロンにスポイラーチョークから、成田蓮がプッシュアップバーで殴りかかるがアロンはキャッチ。だが成田は急所攻撃。

 マスター・ワトとYOHがトラースキックで成田と東郷を排除するが、SANADAと裕二郎がリングに入りサミング。ファレがショルダータックルで次々排除する。ついでに矢野もショルダータックルで排除。
 アロンにファレが机を叩き込み、リング上に机をセット。東郷がアロンをテーブルに寝かせ、ファレがダイビングボディプレスで机ごとアロンを圧殺する。
 EVILがラリアットからフォールも2。

 EVILはEVILを狙うも、アロンが払い腰から腕ひしぎを狙うが、EVILは顔面を踏みつけてカットしようとする。だがアロンは変形三角絞めで捕らえ、これでEVILが落ちてレフェリーが試合をとめた。

<試合後コメント>
ウルフアロン
「今日からやっとプロレスラーになりました。正直、今日の勝利はビギナーズラックみたいな部分が大きいというふうに感じています。EVILからすると僕の技がわからない中での闘いだったので、ここからが本当の闘いだと思っています。どんだけ研究されても対策されてもその上を行けるプロレスラーを目指して、精進して、もっともっと高みを目指していきます。これからも、今日からプロレスラー・ウルフアロンをよろしくお願い致します」

──ウルフ選手、頭を丸めた理由を教えてください。
「正直、元々、新日本プロレスに入団したタイミングというか、僕自身、プロレスラーになるって決めた段階でもうデビュー戦の日には坊主にしようと考えていたので、その時から決まっていたというふうなことですね。やっぱり新日本プロレスでゼロから、一からプロレスをするのであれば、正直、入門の段階で坊主でも良かったかなっていうふうに思ったんですけど、試合当日に坊主にしていこうというふうにはずっと考えていました」

──改めて東京ドームという舞台でのデビュー戦になりました。試合を振り返っていかがでしょうか?
「これだけ大勢の人の前で、人が観てくれてる中で試合をしたのは僕の人生でも初めてで、とても大きな経験になりましたし、今日だけではなくこれからもずっとこれだけの人数に観られながらプロレスをしたいというふうに感じました」

──相手の介入がある中での試合でしたが、改めてEVIL選手との試合をどのように振り返りますか?
「はい。まぁ介入してくるというのは僕の中では対策をしていたので、そういうところを考えながらも、まぁしかし攻撃を食らってしまった場面もあったので、そこは次の試合にしっかり活かせるように。まだまだ僕自身のプロレス人生というのは始まったばっかりなので、もっともっと高みを目指してやっていきます」

──かつてウルフアロン選手が会場でご覧になった石井選手と柴田選手のNEVERをかけた闘いということでしたが、改めてそのNEVERの新たな王者になった今の思いはいかがでしょう?
「僕が一番最初に観た新日本プロレスの試合が石井選手と柴田選手のNEVER無差別の試合で、まさか僕自身のデビュー戦がこのNEVER無差別をかけた試合になるとは夢にも思っていなかったんですけど、それが現実になって、今日こうやってベルトを獲ることができて感無量です。ただ、これに満足せずに精進していきたいと思います」

──実際にリングで試合をして、プロレスの難しさっていうのを感じた部分はありましたか?
「そうですね、はい。やっぱり今まで柔道という競技はこれまで対戦相手だけに全集中してきたんですけど、今日たくさんの観客の方が応援してくれて、それが改めて力になるなっていうふうに感じましたし、また相手だけじゃなくて他のところにもしっかりと広い視野でやっていかなきゃいけないっていうふうに改めて感じましたね」

──ハイフライフローは棚橋さんから直に伝授されたんですか?
「いや、自分で練習しました。一応、棚橋さんの許可はいただいて」

──やはり継承したいという思いが込められていたんでしょうか?
「そうですね。やっぱり今日棚橋さんが引退する日で、僕がデビューする日で、この日に合わせて僕がデビューってわけではなく、本当に偶然が重なってこの日になって、やっぱりそうなると僕も運命的なものを感じてましたし、棚橋さんのハイフライフローを自分のものにしたいというふうに感じていました」

──入場の際に鈴木桂治さんが太鼓を叩いていらっしゃいましたけど、どのような気持ちで聞かれたのか? あるいはそういう柔道界との繋がりだったり、そこから送り出されて今日の舞台に辿り着いた思いを聞かせてください。
「はい、ああいった柔道界の大先輩が僕のことを送り出してくれているっていうのは、とても嬉しいですし、力になりますし、やっぱり元々僕のバックボーンとしてあるのは柔道という競技なので、まぁ僕が柔道をやっていた時に付き合ってきた方々がこうやって応援してくれるっていうのは凄く力になりますし、これからもこういうふうな関係を築いていきたいなっていうふうには思っていますね」

──日本のオリンピック金メダリストとして、最初のプロレスラーとして記念すべき1勝を上げたと思うんですけど、そのことについてはいかがですか?
「そうですね。まぁ金メダリストだからっていうところを僕が意識しすぎる必要はないのかなっていうふうに思っているんですけど、このデビュー戦というこの大きな舞台で勝利することができたっていうのは、これから先のプロレスラー人生を歩んでいく上で大きな自信になりました」

──フィニッシュのところ、最後絞め技だったと思うんですけど、あれは柔道の技ですか? 技名とかもし決まっていたら。
「一応逆三角(絞め)を狙っていったんですけど、逆三角だけだと極めが甘かったので、右手と左手両方関節を獲りながら絞めも狙ってっていう、その3点を獲りにいきました」

──試合前の映像でウルフ選手の言葉で、「大きな夢と身近な目標」という言葉がありましたけど、今、また新たに身近な目標もできたかと思いますが、その身近な目標とまた新たな夢をお伺いしてもいいですか?
「まぁ身近な目標はプロレスラーとして日々成長していくこと。このベルトに見合うプロレスラーになること。そして、大きな夢っていうのは変わらずIWGPの世界ヘビー級のベルトを獲ることです」

──オリンピックスラムのような技が出たと思うんですけど、あれは金メダリストを意識してっていうか。
「まぁ少し研究しながらっていうところですね、はい」

──オリンピックだったり数々の大舞台を経験されてきましたけど、その時と比べて当日を迎える心境だったり、試合を終えた後の達成感、充実感はどうですか?
「そうですね。緊張感はオリンピックとはまた違った緊張感でしたね。なかなかこの時間に試合するっていうのが柔道にはなかったので、朝起きてから試合までこんなに時間が空くっていうのは、緊張感が高まる時間が多いようには感じました、はい。ただオリンピックスラムという言葉がIOCに怒られちゃうので、それちょっとやめておいていただけると(笑)。アングルスラムに途中で変わっているので、すいません。お願いします」

──正真正銘のデビュー戦でチャンピオンになったっていうのは、世界を見渡しても初めてだと思うんですけども、そのへんの快挙を成し遂げた気持ちっていうのは?
「本当に率直にめちゃくちゃ嬉しいですね。めちゃくちゃ嬉しいです。ただここに奢ってしまうと足元をすくわれてしまうので、しっかり地に足をつけて日々成長していきます」

──今後の参戦はどのようにされる予定ですか?
「もちろん出れる大会は全て出ます」

──地方へももちろん?
「もちろんです、はい」

──今日のパフォーマンスを振り返られて、自分で練習してきたものを考えて何点ぐらいというか、どのくらいできたと思いますか?
「わかんないっす。もう無我夢中でやってたので。まぁ点数つけるほど、今は落ち着いてないですね。ちょっと興奮状態なので、1回僕の試合を見返してどうだったのか、もっと考えていければと思いますね」

──丸刈りだけじゃなくて、胸毛もスッキリしたようにも見えるんですけど。
「気のせいだと思います。気のせいです」

──思いとか狙いは?
「いや、前からこんな感じでした。大丈夫です」

──入場の時に柔道着を脱ぎ捨てて、黒のショートタイツで出てきたっていうのはどういう心境ですか?
「やっぱり柔道っていう競技を今までやってきて、新日本プロレスに入るにあたって、今日の入場だけは最初柔道着を着ようと思っていたんですよ。で、本当に柔道っていう競技からプロレスに転向するっていう意味で、これから先、柔道着を着て闘うことはないっていうふうなアピールを皆さんにしたかったということですね」

──柔道の時よりは体重が増えての動きだったと思うんですけど、そのあたりはもう十分慣れて?
「そうですね。ちょっともう少し痩せたかったんですけど、実は。ただですね、練習がキツくてですね。ちょっと痩せようかなと思ったんですけど、そうすると練習でバテてしまうんですよ。なんで、まぁこれからですね。体重はもう少し絞っていきながら、体を作っていければと……すいません、曖昧な言葉で言わせてください……思ってます。ただ筋肉量的な部分では増えているので、そのパワーだったりスタミナっていうところは全く問題ないですね」

──EVIL選手と大舞台でやってみて、相手の感想と言いますか、どういったレスラーでしたか?
「やっぱり技の一つとってもかなり重かったですし、まぁ闘う中でその強さを実感しました。やっぱり技術力だったりとか、プロレスのキャリアってところでは僕よりまだまだ上の選手が、なぜあんな闘いをするのかなっていうふうな感じは思っているところも大きくて、もっと正々堂々と闘ってみたいなっていうふうに思ったところもありますね」

──パワースラムがかなり切れ味が鋭かったんですけど、あれは狙っていましたか?
「パワースラムはかなり練習でやっていたので、どっかのタイミングで出したいっていうふうに考えていましたね」

──今日、実際に試合で決めてみてどうでした?
「もっと高さを出して、衝撃を与えるようなパワースラムができたらっていうふうには思いましたね」

──二ついいですか? 一つが頭を丸められたのがいつなのかと、もう一つがプロレスラーとしてこれから楽しみにしていることを教えてください。
「頭を丸めたのは今日の朝の10時半です。いや、あの、誰かに会っちゃったらまずいじゃないですか。なんで、髪丸めて帽子被ってそそくさと入ってきました。もう1個なんでしたっけ?」

──プロレスラーとしてこれから楽しみにしていることを教えてください。
「これから楽しみなこと。やっぱり闘うことですかね。たくさんの選手と闘いたいですし、僕のこの欲求を、もう乾きですかね。もう余すことなき欲求全てを満たしていきたい。それが凄く楽しみです」

──今日これからまさに引退試合を行なう棚橋弘至選手へ、贈る言葉とか誓いがあれば教えてください。
「正直、僕が贈れる言葉っていうのは、棚橋さんのこのプロレスラー人生があって、今僕が贈れる言葉はないと思うんですけど、逆にこの棚橋さんが今日残してくれるものを、僕はしっかり目に焼き付けて、自分のこれからのプロレスラー人生の糧にしたいなというふうに考えています」

──ドームのウルフコールを聞いた心境というのはどうでした?
「いや、そうっすね、嬉しかったっすね、はい。やっぱもう身体から力が抜けるような時に、もう身体に力が入んなくなってしまった時に、やっぱああいったコールが起こると、なんていうんですかね、意識とはまた別のところで体が動こうとする。そんな感覚がありましたね」

──これから闘ってみたい選手、それから目標とされる選手を教えてください。
「はい、目標とする選手はもう本当全員が先輩なので、全ての選手。まぁ目標とするというのはちょっとおかしいですかね。やっぱ僕が一番になりたいっていう気持ちが強いんで、目標というのは全員より上にいきたいっていう気持ちがありながら、やっぱり闘ってみたい選手っていうのは同級生でもある、まぁ今日も今闘っているKONOSUKE TAKESHITA選手は闘いたいっていうふうには思っていますね」

※EVILはノーコメント

第6試合

 リング中央で睨み合いエール合戦。ロックアップからリストの取り合い。ヘッドロックの応酬からTAKESHITAがロープに押し込むがクリーンブレイク。
 ロックアップからバックの取り合い。TAKESHITAが足を取ってグラウンドに持ち込み、フェイスロックからそのまま立ち上がるが辻がロープに押し込みブレイクからビンタ。
 TAKESHITAが殴りかかるも辻がボディにエルボー連打。ロープに振ろうとするが逆にTAKESHITAが振るも、辻はコルバタで場外に投げ捨てトペを狙うがTAKESHITAは場外を歩いてスカす。
 リングに戻り、TAKESHITAがヘッドロックからショルダータックル。受けきった辻とショルダータックルのぶつかりあいとなり、TAKESHITAがビッグブーツも辻がロープに振る。TAKESHITAはロープを往復してのジャンピングラリアットで倒す。
 TAKESHITAはフェイスロックからスリーパーを狙うが辻はロープに足を伸ばしブレイク。

 辻はボディにエルボー連打もTAKESHITAは逆水平チョップ。再度逆水平チョップでなぎ倒し、ロープに飛ぶが辻がキチンシンクで迎撃。
 辻は串刺しボディスプラッシュからショルダータックルで倒し、ロープに飛んでのボディプレス。フォールも2。

 辻は投げようとするが、耐えたTAKESHITAのボディにコードブレイカー。さらに投げようとするもTAKESHITAが逆にブレーンバスター。辻が肩の負傷と首の痛みをアピールするが、TAKESHITAは構わずエプロンへのDDT。さらに鉄柵に叩きつけてビッグブーツ。
 カウント13で帰ってきた辻がボディへのエルボー連打、TAKESHITAは強烈なエルボーでなぎ倒す。さらにサミングからコーナーに登りダイビングセントーン。フォールも2。

 TAKESHITAはキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと髪を掴んで引き起こし、コーナーに振って串刺しジャンピングニー。だが辻が座り込んで避けるとTAKESHITAは場外に落下。辻はトペを狙うが、TAKESHITAがリングに走り込みフランケンで場外に落とし、ノータッチ・トペ・コンヒーロを発射する。
 リングに投げ入れた辻に串刺しジャンピングエルボーからランニングニーも、避けた辻がバックブリーカーから後頭部を踏みつける。
 辻はロープに飛ぶが、TAKESHITAはビッグブーツで迎撃しロープに飛ぶも、辻は人工衛星アームホイップで場外に落とし背面飛びトペ・コンヒーロ。
 リングに投げ入れると辻はダイビングフットスタンプからフォールも2。

 辻はマーロウクラッシュも、避けたTAKESHITAとラリアットの相打ち連発。打ち勝ったTAKESHITAがロープに飛ぶが、避けた辻が二段式ヒザ蹴り。だがTAKESHITAもランニングニーから人でなしドライバーを狙うが、辻が切り返して掟破りの人でなしドライバーからぶっこ抜きジャーマン。だがすぐにTAKESHITAは掟破りのジーン・ブラスターで反撃。両者ダウン。

 先に立ち上がったTAKESHITAが立ち上がるように要求し、よろよろと立ち上がった辻にエルボー。辻もボディにエルボーで返し、エルボーの打ち合いからTAKESHITAが左右のエルボー連打。辻がボディへのエルボーを打ち込みTAKESHITAを倒す。
 TAKESHITAがローリングチョップも辻がソバット。辻が首を痛めて追撃できず、TAKESHITAがエルボーから投げようとするが、辻がカナディアンデストロイヤー。
 辻が走り込むも、避けたTAKESHITAが投げ捨てジャーマン。すぐに辻がジーン・ブラスターでコーナーにサンドイッチし両者ダウン。

 辻のジーン・ブラスターに飛びヒザを合わせたTAKESHITAがブルーサンダーで叩きつけ、レイジングファイヤーからフォールも2で辻がロープに足をかける。

 お互いゆっくりと立ち上がり、睨み合ってから辻が大ぶりチョップ。TAKESHITAは振りかぶってからのエルボーで倒し、ワガママを発射するがキャッチした辻がパワーボム。さらにリバース・パワーボム。コーナー上に座らせて首へのエルボー連打から、雪崩式ゲレーロスペシャル。フォールも2。

 辻のジーン・ブラスターを避けたTAKESHITAとバックの取り合いになり、TAKESHITAがリバースフランケンからワガママを発射しようとするが、辻が追走しての二段式ヒザ蹴り。
 辻がマーロウクラッシュを狙うも、TAKESHITAが突き飛ばして阻止すると雪崩式ブルーサンダー。フォールも2。

 TAKESHITAはワガママを突き刺しフォールも2。

 TAKESHITAはニーパッドを外してのワガママを発射するが、ヘッドバッドで迎撃した辻が額を擦り付けて睨み合うが、辻は首の痛みでフラフラと座り込む。対角線からお互い走り込み、ワガママとジーンブラスターが相打ちすると辻が打ち勝ち逆エビ固め。これでTAKESHITAがギブアップ。

辻「おいおいおいおい、TAKESHITA、ちょっと待てよ。TAKESHITA!お前のその目、全然死んでねーな。やってて、わかったよ。TAKESHITA、俺は、お前に、負けたくない。俺は!このリングで、育ってきた。このリング、応援してくれるファンの皆、そして新日本プロレスの関係者、新日本があったからこそ、俺は今ここにいる!俺が、辻陽太だ!IWGPグローバルヘビー級チャンピオン、IWGPヘビー級チャンピオンの、辻陽太だ!いいか忘れるな。このセルリアンブルーのリングは、世界最高な、俺が胸を張ってこのセルリアンブルーのリングが」

 マイクの途中でジェイクが背後から殴りかかり、ストンピング連打からFBS。
 ぐったりと座り込んだ辻にIWGP世界ヘビー級ベルトを手にとってのせるとリングをあとにした。

<試合後コメント>
KONOSUKE TAKESHITA
「はあ………………、新しい時代、新しいプロレス……見せることが、できたかな? …………KONOSUKE TAKESHITAから、IWGP世界ヘビーのベルトを獲ったのが、辻陽太……それがすべてだと思います。でも、これで終わりじゃないから。俺、もっと強くなれるから。俺、もっとできるから。もっと上へいけるから。それはね、何より自分がわかってるんスよ。これで終わりじゃないから……。辻陽太……お前は強い! 俺に勝ったんやから。お前は強いよ。新日本プロレスを一番にしたい世界。そして俺は、プロレスがナンバーワンだという世界。おたがい創りたい世界は違えど、こうやって交わるのがプロレスやから。またいつの日か、お前のそのベルト、獲りにいくからな」

ーーこれまでの辻選手と今日の辻選手、違った部分は感じましたか?
「違った部分? いつもアイツは、『覚悟はできてるか?』って訊くけど、実はあれは、対戦相手にじゃなくて、自分自身に問いかけてる。俺はそんな気がしてて。今日の辻は、今までのどの対戦の時よりも、覚悟があったな。それが、俺が勝てなかった理由やと思う」

ーー腕に巻いてるのは、中邑さんのものですか?
「…………この2026年1.4東京ドーム、棚橋弘至が引退するこのリングに、立ちたくても立てない、そんなプロレスラーもいてね。“俺の分までリングに立ってくれ”って、そう言われて、託されたものです」

ーー超満員の東京ドームで試合をした気持ちと、相手が辻陽太であったこと……。
「フー……俺も辻も、やらなアカンことは一つで。もし来年も1.4東京ドームがあるなら、この景色……この景色を見せないといけないし、俺たちが新しい時代を創ったその先には、何年かかっても、今日の景色……以上の、それ以上のものを、見せないといけない。それが俺たちの、使命だと思ってます。これは始まりやで(※と言い残して控室に消える)」

※辻はノーコメント

第7試合

 オカダはAEWの入場曲に外道を連れて登場。

 ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防から棚橋が腕固めも、オカダはヘッドシザースで抜けて棚橋もすぐに頭を抜いて距離をとる。
 再度ロックアップからオカダがロープに押し込みクリーンブレイクに見せかけてガットショットからヘッドロック。さらにショルダータックルで倒し、引き起こすとエルボーからコーナーに叩きつけてから逆コーナーに振り串刺し攻撃を狙う。だがバックエルボーで迎撃した棚橋がブーメランクロスボディで倒し、エルボードロップからサンセットフリップ。フォールも2。

 棚橋はボディスラムからコーナーに登るが、オカダはエルボーからドロップキックで場外に落とし、オカダも場外に降りると鉄柵に叩きつけてビッグブーツ。さらにDDTで場外に突き刺し、再度鉄柵に叩き込む。
 リングに投げ入れるとエルボーからコーナーに叩き込み、バックエルボーを打ち込んでいく。膝をつく棚橋だったが、立ち上がるとエルボー連発。だがオカダはDDTで突き刺しフォールも2。

 オカダはフェイスロックで捕らえ、バックエルボーで逃れた棚橋にオカダがエルボー。オカダはコーナーに振って串刺しバックエルボーも、避けた棚橋がエルボーとボディブローを交互に連打。オカダがロープに振るが棚橋は太陽ブローを叩き込む。
 棚橋はエルボーとボディブローを交互に叩き込み、ボディスラムからコーナーに登りダイビングサンセットフリップ。フォールも2。

 棚橋はロープに飛ぶが、オカダは避けると場外に投げようとするが、棚橋はロープを掴んでリングに戻ってくると、オカダのビッグブーツをキャッチしてドラゴンスクリュー。
 棚橋は串刺し攻撃を狙うがオカダが足を伸ばすと棚橋はキャッチしてドラゴンスクリュー。
 棚橋はテキサスクローバーを狙うがオカダは下からサミングで逃れ、走り込むが棚橋は低空ドロップキックで迎撃。場外に転がったオカダへ棚橋はコーナーからのハイフライアタックを投下。
 エプロンに上がったオカダをロープ越しのドラゴンスクリュー。
 棚橋は走り込むがオカダはフラップジャックで迎撃し、棚橋が走りこむもオカダはリバースネックブリーカー。
 オカダはボディスラムからコーナーに登りダイビングエルボードロップを投下し、中指を立ててレインメーカーを狙う。逃れた棚橋がラリアットを避けてツイスト・アンド・シャウト連発。
 棚橋はロープに飛ぶが、オカダはカウンターのツームストンパイルドライバー。オカダはジョン・ウーで場外にふっ飛ばし、花道に連れ出すとエルボースマッシュから花道へのツームストンパイルドライバー。
 カウント19で棚橋はリングへ。

 オカダは旋回式ツームストンパイルドライバーからフォールも2で髪を掴んで引き起こし、レインメーカーからフォールも2で髪を掴んで引き起こす。
 オカダはレインメーカーを狙うが、耐えた棚橋はビンタ連発。受けきったオカダがレインメーカーから腕を離さずにショートレンジラリアット。再度レインメーカーも、避けた棚橋が掟破りのレインメーカー。
 棚橋はロープに飛ぶが、オカダはレインメーカーを発射するが避けた棚橋に改めてレインメーカー。フォールも2。

 オカダは逆エビ固めで捕らえ、棚橋は必死にロープまで這ってブレイク。

 オカダは棚橋の頭を蹴りつけていき、髪を掴んで引き起こすとロープに振ってドロップキック。さらにレインメーカーも、避けた棚橋がロープに飛ぶもオカダはビッグブーツ。オカダがロープに飛ぶが、棚橋はスリングブレイドで迎撃。
 棚橋はスリーパーで捕らえ、座りこんだオカダにPK。さらにイヤァオと叫んでからボマイェを発射。棚橋はコーナーに登るとハイフライフローを投下しフォールも2。

 棚橋はドラゴンスープレックスを狙うが、オカダはバックエルボー連打で逃れるとツームストンパイルドライバーを狙う。だが切り返した棚橋がエルボーも、オカダはレインメーカーを狙うが棚橋がスリングブレイドで迎撃。
 棚橋はドラゴンスープレックスホールドも2。

 棚橋はコーナーに登りハイフライフローをうつ伏せのオカダに投下。再度コーナーに登りハイフライフローも、オカダは剣山で迎撃する。

 膝立ちでエルボーの打ち合いからオカダがエルボー連打。さらにエルボースマッシュ連発も棚橋もエルボー連打。だがオカダがバックをとるが、棚橋がバックエルボーからビンタを叩きこみロープに飛ぶ。オカダはドロップキックで迎撃し、ツームストンパイルドライバーを狙うが棚橋は耐える。オカダは強引に担ぐが。棚橋が切り返して担ぐも、オカダはそのままデスティーノのように潰してから変形エメラルドフロウジョン。そしてレインメーカーで叩き伏せフォールも2。

 エースコールを煽ったオカダが起き上がるのを待ち、棚橋はヨロヨロと立ち上がるとオカダはボディスラムからコーナーに登りダイビングエルボードロップ。
 オカダは新日本プロレス時代のレインメーカーポーズからレインメーカーを発射しフォール。これで3カウント。

 大の字の棚橋にオカダは座礼。
オカダ「(言葉につまりながら一度観客を眺めて)棚橋さん、お疲れ様でした。あと、一つだけ言わせてください。ありがとうございました」

 オカダは倒れたままの棚橋と握手してからリングを後に。

棚橋弘至引退セレモニー

 新日本プロレスオーナーでブシロード社長の木谷高明さんとスポンサーのサンセイR&D.営業本部長から花束贈呈。
 
 続いてAEW勢へ。ジェイ・ホワイトから花束が贈呈され、ジェイは一礼して抱きしめる。さらに記念撮影では棚橋のポーズをとり、握手してリングを去る。
 続いてウィル・オスプレイが登場し花束贈呈からハグ。深く一礼して棚橋と同じポーズで記念撮影。
 ケニー・オメガと飯伏幸太がゴールデン・ラヴァーズとして入場し、飯伏は足を引きずりながらリングへ。棚橋は苦笑しながら飯伏の胸にグーパンチを何発か打ち込み、抱き合ってから記念撮影へ。

 柴田勝頼の入場曲が流れると棚橋は涙をこらえきれず、柴田は花束を渡すとTシャツを脱ぎ捨て、ロックアップからチョップの打ち合い。お互い強く抱きしめ合い、柴田が「ありがとう!」と棚橋の腕を上げた。

 武藤敬司がリングへあがりプロレスLOVEポーズから花束贈呈。
 藤波辰巳がリングへあがり花束贈呈から棚橋の腕を上げた。

ここまでのメンバーで一度集合写真。

 内藤哲也がロスインゴ時代の入場曲からロストランキーロスの今の入場曲にチェンジし、GHCタッグのベルトを持ったBUSHIが先に花道に登場。続いて内藤がゆっくりと入場する。棚橋は早く来いとジェスチェーするが、トランキーロといわんばかりに内藤はじっくり時間をかけて入場する。
 内藤がリングに上がってこないのでBUSHIが先に花束贈呈。内藤がリングに上がるとしっかりとポーズを決める。

内藤「ブエナスノーチェス、東京ドーム!俺は、武藤敬司選手に憧れ、プロレスファンになりそして、あなたを見て、新日本プロレスのリングに、入門しました。去年、新日本プロレスを退団した俺に、また、東京ドームの花道を歩く機会を与えてくれて、ありがとうございました。もう、二度と、リングで闘うことはないでしょうが、いやないでしょう。リングで戦うことはないけど、またいつか、この新日本プロレスのリングで、あなたに会えるその日を、楽しみにしてます。その日まで、アディオス」

 腕を上げた内藤に困惑する棚橋だったが、棚橋は胸を叩いて拳をあわせた。

棚橋「(リングを叩き続ける選手たちへ)はい、はい、ちょっと喋れないからさ、皆さん本日はご来場ありがとうございました。僕が、新日本プロレスで、夢見た、超満員が、見れました。ありがとうございました!今日、僕は、引退しましたが、これからも、新日本プロレスの選手は、全力で闘っていくので、皆さん、応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」

 棚橋は帰ろうとするが、リングに戻るとエアギターを受け取り「盛り上がってこーぜー!」と最後のエアギターを披露。2度のアンコールにも答えリングに転がり、エアギターをリングに叩きつけて壊す。

棚橋「ありがとうございました。疲れてないですからね。最後もう一個だけ、お願いを聞いて下さい。ドーム全員で、ウェーブやりましょう。どっからいこうか、じゃあこの中心から言ってずーっと回って、ここで。よし、ね、もう、ね、はい、座りっぱなしで、ね、血流が悪くなってると思うから、動いてこう。せーのわ~~~~~~~わ~~~~~~わ~~~~ありがとーありがとーもう一周~外野席もみんな、やってくださ~い~~外野席も見てるからな~~~~!はいありがとう!ありがとうございました」

 10カウントゴングが鳴らされ、棚橋弘至は大観衆の声援に包まれながらゴンドラに乗って会場を一周し、花道に戻った棚橋は「今、一つだけ、僕の中で、確信できたことがあります。それは、プロレスを好きになって、本当に、良かったです。ありがとうございました。26年間、最高の、レスラーじんs(噛んだので言い直し)最高のレスラー人生を送れたのは、ファンの皆様の応援あってのおかげです。ありがとうございました。完全燃焼、やりきりました。本当にありがとうございました。ということでー!じゃあ最後に!東京ドームのみなさーん!愛してまーす!」と叫び、プロレスラー棚橋弘至はプロレス界から去っていった。

<試合後コメント>
オカダ・カズチカ&外道
オカダ「ありがとうございました。まぁね、まぁね、まぁこの引退試合、一度お断りしましたけど、こうやって、やって良かったなと思います。まぁね、引退する相手に手こずるわけにはいかないですから、僕がね、この(AEW)インターナショナルのベルトのチャンピオンとして来てますから、AEWを代表して来てますから、しっかりとオカダ・カズチカの今の強さを見せつけられたんじゃないかなと思います。まぁそうっすね、久しぶりに新日本プロレスのリングに上がれて良かったですし、さすが棚橋弘至だなと改めて思いました。じゃあ僕がね、引退するってなった時に東京ドームを超満員にできるかって言われたら怪しいと思いますし、やっぱりね、今回の東京ドーム超満員ってのは棚橋さんのね、26年間があったからこその東京ドーム超満員だったと思いますんで、まぁさすがだなと、素晴らしいなと思います。まぁね、棚橋さんが引退するんでね、僕も、僕もね、今日を機会にね、引退をしようかなと思います、はい。外道さん、というわけでお疲れ……外道さん、引退……」
外道「え?」
オカダ「外道さんが引退……」
外道「予定……予定ありませんけど」
オカダ「………ありがとうございました。まぁ本当に棚橋さんと闘えて、この新日本プロレスのリングに上がれて良かったと思います。ありがとうございました。またAEWもしっかり見てもらって、まだまだAEW、素晴らしい選手たくさんいますんで、そして僕の2026年も注目してください。また会いましょう」

棚橋弘至
「ありがとうございました。なりたくて、なりたくて、なりたくてね。3回目で新日本プロレスの入門テストに受かって、26年間いろんなことがありました。で、生きのいい若手になって、IWGP U-30(無差別級王座)があってね。いいことも悪いこともあって。ブーイングもあったけども、たくさんの方にプロレスを見てもらう、楽しんでもらうっていうものを僕なりに作り出すことができて、そしてこうして最高の舞台でレスラー生活の幕を閉じることができました。出来すぎのプロレス人生でした。これからは社長として、新日本プロレスの選手たちにはもっともっと気合いを入れて頑張ってもらって、今以上の新日本プロレスに大きくしていくことが、これからの僕の夢に変わりました。本当に今日は、取材の方もたくさん来ていただいて、ありがとうございました。以上です」

──超満員の東京ドームは、棚橋選手にとっての一つの夢だったと思います。改めて花道からその夢の景色を見た時の気持ちはいかがでしたか?
「圧倒されました。セミファイナルもセミファイナルの前の試合もすごい歓声でね。メインで待ってる僕が『オイオイオイ』ってなるぐらいの、本当にお客様の盛り上がりで、最高でした。

──泣いて、そして笑っているようにも見えました。いろんな感情がありましたか?
「はい。達成感、そして感謝。そしてこれからの野望。もっとプロレスファンの方に喜んでほしい、楽しんでほしいっていう、いろんな感情が湧いてきました」

──試合前、オカダ選手のことを引退試合の最高の相手と話していました。改めて戦ってみて感じたことは?
「2012年からのレインメーカー・ショックからの闘いの中で、『レベルが違う』って言ってましたけども、本当にアイツはレベルが違うんですよ。今日もね、必死に食らいついていったんですけど。ただ僕が負けて黙ってる新日本のレスラーはいないと思うんで、これからオカダを誰が倒すのか、注目していきます」

──試合中、今まで戦ってきた選手たちの思いがほとばしるような技、瞬間がありましたが。
「袂を分かっても、命を削り合って戦った仲間というのは、今日は僕の背中をしっかり押してくれました」

──今日の試合でも苦しかった時に「棚橋コール」が聞こえてきましたが、どうでしたか?
「いつ間にか、こんなに応援していただける選手になったんだなっていう。もう本当に、いくらでも立ち上がれるっていう、本当にプロレスラーの醍醐味を感じることができました」

──今日は4万6913人のお客さんが入ったという発表がありました。この数字に関してはいかがですか?
「今、設定できる座席数のマックスを達成したので、本当にファンの皆様には感謝です」

──引退セレモニーでは、次から次へとサプライズがありました。リングの上で、どんな思いで受け止めましたか?
「セレモニーがあるっていうのは聞いてたんですけど、誰が来るかっていうところまでは、僕は聞いてなかったので、『これは棚橋を泣かせに来てるな』と思って。でも、棚橋のキャリアの中でいろんな時代に接点があった選手なので、こうしてみんなに祝福されて、大先輩も……藤波さんも武藤さんも来ていただいて、感謝です。ありがとうございます」

──その中で柴田選手から何か力強い言葉がかけられたようにも見えたんですが、どういう言葉があったのか教えていただきたいんですが。
「『同じ時代に競い合えてよかったです』って僕が言ったんですね。柴田さんは『俺はもうちょっと頑張るから』って。『頑張ってください』と」

──そして一番最後の最後に内藤選手が来ました。それに関していかがですか?
「いやぁ、ビックリしましたね、はい。新日本のファンの方も大変喜んでましたし、今、いろんな団体に上がってますけど、リング上で『新日本プロレスの門は、扉は開けておくから』って言っときましたね。あとは彼次第ですね。というのも、やはり今の新日本プロレスの現行の選手とやらずに出ていくのはズリいなと思ってね。そういうふうに言っときました」

──先程ちょっとお話がありましたけど、セミでは若い二人が闘いました。改めて、メインを控えている中だったとは思いますが、TAKESHITAvs辻、この二人を観た印象は改めていかがですか?
「もうちょっと異次元ですね。身体能力も含めて、技術とかね、受身とかっていうものは道場で身につけるんですけど、それ以前に彼らが生まれながらにして持ってる能力。ちょっと凄いとこまでプロレスが行くっていうね、感想というか、思ってしまいましたね。これ、これからの選手大変だなって思いましたね」

──改めて今年、棚橋社長としてどんな新日本プロレスにしていきたいのかも聞かせてください。
「はい、あのそれも本当に僕がね、プロレスファンになって、『こんなに面白いもんがあるんだ』っていう。で、生活するのが本当に人生が1000倍楽しくなったんですよ。うん、だからこれからもプロレスを知らない人にね、知っていただいてね、『あっ、楽しくなった』っていう、そういった人が一人でも増えるように。まぁ社長としてできることが山程あるんで、全力で頑張っていきます」

──次は代表質問、最後の質問になります。疲れましたか?
「これね、あの、今言っとかないと、一生言えないと思うんで言います。(※大きな声で)アァ、アァ、疲れた! 2012年から14年間、疲れたって言ってなかったんで、14年分の『疲れた』を僕ストックしてますんで。ハァ、疲れた。ありがとうございます。(※マスコミから拍手が起きると)『疲れた』って言って拍手が起きた、多分人類で最初の一人ですよ(笑)。ありがとうございます」

──準備で忙しかったと思うんですけど、ウルフ選手のデビュー戦はどのようにご覧になりましたか?
「はい、デビュー戦ですよ? で、その適応能力というか、ちょっと常識の、僕らがプロレスを観てきて計れる、そういったものを遥かに超えてましたね。今日ね、東京ドームで棚橋がアウト、ウルフがインしたわけなんですけど、これからもっと伸び代があるんじゃないですか? ビックリしました。ありがとうございます」

──棚橋さんと同時代に新日本で闘ってきた先輩、後輩、同期含め、新日本を離れた選手たくさんいるじゃないですか。なのに棚橋さんは離れずに新日本一筋。その一番の理由はなんですか?
「新日本プロレスが好きだからです、はい。僕をここまで成長させてくれたのは新日本プロレスだからですね。ありがとうございます」

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