9・10夢闘派プロレスの全対戦カードと見どころが発表!「過去何度も彼の名前で後楽園をフルハウスにしていた」Xがダークマッチに登場!?
来る9月10日(土)、横浜にぎわい座のげシャーレ小ホールにて、夢闘派プロ・レスリング本興行「横浜激情」が開催される事となった。
今大会のメインとなるのが渡辺宏志と佐藤泰の「夢闘派プロレスのエースの座」をかけた一戦。前回大会のエンディングで総括をしていた渡辺に佐藤が乱入し「所属でもないお前がなぜ最後を締めているんだ?」と疑問を投げかけ、エースの座をかけてシングルマッチを要求した事から始まるこの対決。実は昨年、時期も場所も全く同じ横浜にぎわい座9月大会において両者は激突している。その時は渡辺が回転4の字固めで勝利しているが、一年という時を経てよもやの再戦と相成った。
今年からHEAT-UP所属となったとはいえ、夢名塾から続く夢闘派の歴史を背負ってきた渡辺からすれば、エースの座は絶対譲れないところ。また所属ではないとはいえ、テクニカルディレクターという立場からも負ける訳にはいかない。しかし佐藤も自分が対戦要求したという意地、そして昨年の借りを返すという意味でも、ここは絶対退く訳にはいかない。
この対戦が発表された時、ファンから「これはベルトのないタイトルマッチだ」と言われたが、まさにその通りである。お互いの意地のぶつかり合い。そしてその結末によって夢闘派プロレスそのものも大きく流れが変わる一戦である。
その他にも夢闘派ならではの厳選したカードが並ぶ
セミファイナルを飾るのが雫有希と唯我のシングルマッチ。お互いの最大の理解者であり、戦友であり、最大のライバルともいえる二人が己のプライドをかけて激突する。唯我はもともと柔道を得意とする選手であり、自興行では男性トップレスラーと「しばき合い」を展開する実力派。自ら「夢闘派のプロレススタイルは自分にあっている」と公言しており、今回の対決も「雫有希なら遠慮なくしばき合える」と勝利宣言。
逆に雫有希は現在長与千種率いるMarvelous所属。今までのバチバチファイトに加え、女子プロレスの王道スタイルを身につけ、プロレススタイルの幅が広がった。唯我という「バチバチ系」を相手にどういうスタイルで臨むのかも非常に興味深いところだ。
前回、夢闘派初参戦で山田太郎を相手に大善戦。観客全員に衝撃を与えた”ビッグマウス”田馬場貴裕が再び参戦。今回の相手は夢闘派の門番とも言える磯英弥である。田馬場は前回大会の後、認知度が急上昇し、様々な総合格闘技やプロレス大会に参戦し、爪痕を残している。今回の相手である磯に対して田馬場は「要は相手のペースに乗らなきゃ勝てるんでしょ?だったらその前に勝ちますよ。早期決着です」とネット上で挑発行為。ただ、磯は寡黙でありながらその実力は折り紙付き。渡辺をして『彼はバケモノ』と言わしめるそのスタミナは無尽蔵ともいえる。田馬場はこの怪物を倒す事ができるのだろうか?
HEAT-UP期待の新人、飯塚優が夢闘派初参戦。そのデビュー3戦目となる相手は666の山田太郎。デビュー戦は渡辺宏志、第二戦は近藤”ド根性”洋史とHEAT-UP内での闘いであったが、今回が初の他団体参戦、そして相手も他団体の選手と飯塚にとっては初めて尽くしの対戦となる。実質的なチャレンジマッチといえるが、どこまで自分の存在感を示せるかがこの試合の大きなポイントとなる。
毎回好評のダークマッチを今回も行う事となった。今までヤンキー二丁拳銃の宮本裕向、ガッツワールドのダイスケと各団体のメインイベンター級選手と闘ってきた近藤”ド根性"洋史が闘う今回の指名選手Xも相当の大物。なお、仕掛け人である夢闘派プロレス代表の吉野がXに関するヒントを発表している。「今回のXは夢闘派プロレスのスタイルとは全く異なる選手です。過去、何度も彼の名前で後楽園をフルハウスにしていたと記憶しています」本来選手名を発表をすればかなりの集客が見込める選手ではあるが、そこは『来ていただいたお客様へのプレゼント』という意味合いから当日発表との事。
ダークマッチからメインイベントまで今回も見どころ満載の夢闘派プロレス「横浜激情」。「闘いという極上のエンターティンメント」を是非堪能してもらいたい。
夢闘派プロレスリング『横浜激情』
日程:2016年9月10日(土)
開始:12:30
会場:横浜にぎわい座のげシャーレ小ホール
▼ダークマッチ 10分1本勝負
近藤"ド根性"洋史
vs
夢闘派指名選手X
▼第1試合 15分1本勝負
山田太郎
vs
飯塚優
▼第2試合 15分1本勝負
田馬場貴裕
vs
磯英弥
▼第3試合 5分3ラウンド
雫有希
vs
唯我
▼メインイベント 61分1本勝負
渡辺宏志
vs
佐藤泰