高橋ヒロムが12年前の初勝利の相手に対戦要求!お互い王者になって両国国技館で再戦決定!

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 9日、大田区総合体育館にて開催されたDDTプロレス『DDT BIG BANG 2023』に新日本プロレスの高橋ヒロムが来場した。

 ヒロムがプロデュースする形で3月に行われた『ジュニア夢の祭典~ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023~』には様々な団体からジュニア選手が参戦したが、そこでできた縁のある団体へヒロムは出没中。
 NOAH、ドラディション、DRAGON GATE、FREEDOMS、GLEAT、全日本プロレス、みちのくプロレス、栃木プロレス、AEW、IMPACT、ROH、CMLLなど国内外問わずに姿を表していたが、この日は第4試合で行われた平田一喜vs土井成樹によるDDT EXTREME級&アイアンマンヘビーメタル級ダブルタイトルマッチ後に突如来場した。

 夢の祭典では対戦カードに名前のない平田がサプライズ登場していたが、その時の思いを手紙にしたためた平田は試合後に「まさかヤングライオン時代戦っていた点がここに線として繋がると思ってませんでした。ちなみに、ヒロムさんのプロレス初勝利の相手は僕でしたね。しかし、高橋ヒロムのWikipediaには、平田のひの字も乗ってなくて残念でした。ジュニアの祭典、あの日のことを思い出すと、今でもうぉぇと嗚咽とともに楽しかった思い出が蘇ります。各団体の選手がそれぞれの形で一つの方向を向き、プロレスの楽しさをもっと広めてやろうという爆発力。選手、そしてファンとのあの多幸感の共有、最高だった。ヒロムさんがDDT両国大会に出るにあたって、戦う相手は自ら選ぶとおっしゃってましたが、自分でそんな器じゃない、14年目の下っ端レスラー、クズレスラーなのは十分承知してます。だがしかし、どうしても立候補させてください。対戦表明いや、夢の続き、また一緒に、楽しいことやろう表明を宣言します!」と叫ぶ。


 すると、新日本プロレス後楽園ホール大会で試合があるはずのヒロムがリングに駆け上がり、アイアンマン王者である平田をスクールボーイで丸め込み会場が騒然となる。
 なんとか2で返してベルトを守った平田にヒロムは、「俺はDDTで1番大好きな平田一喜選手とシングルマッチがしたい。それだけのために時間のないなか来たんだよ。新木場の時のこと覚えていますよ、懐かしいですね。平田さんとシングルマッチをして試合に勝てた。そこからやっぱりね、自分の中で変わりましたよね。やっぱ人って勝つと自信がつくんですよ。平田さんのおかげで俺は1つ目の自信を手にれた。EXTREME、アイアンマン、タイトルマッチじゃなくていいです、スペシャルシングルマッチでかまいません!ただ!IWGPジュニアヘビー級王者ですよ?平田さんが勝てると思いますか?特殊なルールでやりたいじゃないですか?DDTらしい特殊なルール、俺は楽しみにしてますけどね。あとは平田さんが決めてくれるんじゃないですかね?俺は全てのっかりますよ!」と、DDTらしい試合を受ける覚悟を語った。

 2011年の新日本プロレス『NEVER.5』でヤングライオン時代のヒロムは平田から初勝利し、翌月のDDTプロレス『月刊若手通信』で再戦するも平田は連敗。12年がたち、お互い王者となって邂逅した2人がどのような試合を見せるのか。
 新日本プロレスでは絶対にできない試合形式になることは間違いなく、11月12日のDDT両国国技館大会の期待値が爆上がりだ。

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