To-yが若手トーナメント「DGC」で1回戦突破し優勝宣言! 「このまま優勝して、もっともっと上に行く!」
DDTプロレスが3月21日、東京・上野恩賜公園野外ステージで『春のビアガーデンプロレス【DAY1】』を開催した。若手選手によるトーナメント「D GENERATIONS CUP 2024」が開幕し、優勝候補の一角であるTo-yが1回戦を突破して優勝宣言が飛び出した。
「D GENERATIONS CUP」は昨年はリーグ戦形式で行われ、米ハリウッド大会への出場権がかけられて正田壮史が優勝した。今年は全8選手によるトーナメントとなり、優勝者はシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT~20th Anniversary~」(5・5後楽園で開幕)への出場権を獲得できる。
出場選手中、優勝候補の筆頭といっていいのがTo-yだ。最もキャリアが長く、KO-D10人タッグ、アジアタッグ王座の戴冠歴もあるだけに優勝が至上命題ともいえる。そのTo-yはデビュー2戦目の世界初の“インターンレスラー”鈴木翼と対戦。序盤からチョップ連発で攻め立てたTo-yは鈴木を寄せ付けず、ラリアットからのコジマインパクトで快勝。準決勝(3・26上野)では、夢虹とのライバル対決を変型ドラゴンスリーパーで破ったイルシオンと激突する。
To-yは「鈴木翼、動きと身体能力はすごい。でも足りないものがまだ全然ある。俺はもっと上に行くために、正田(壮史)君とか岡谷(英樹)さんのシングルマッチを見て思ったことがある。こんなことにいちゃダメだって。前回のDGCとは違う気持ちがある。このまま優勝して、もっともっと上に行く! 次はイルシオン、カモーン!」と怪気炎。
イルシオンは「ずっと一緒に練習してきた夢虹とのシングル。めちゃくちゃ思い入れもあるし、超えたかった壁。そんな夢虹を倒せたのがうれしい。次はTo-yさん、前の新宿大会で負けたことを忘れてないんで。借りを返して、DGC決勝戦闘います」と意気込んだ。
また、もう一方のブロックでは、ここのところ、他団体との対抗戦などでメキメキと力をつけてきた瑠希也が先輩の高鹿佑也をプロトボムで下し、シングル初勝利を挙げ準決勝に進出。ガンバレ☆プロレスから参戦の中村宗達は変型ジャーマンで須見和馬を葬り、もう一つの準決勝は瑠希也vs宗達に。
瑠希也は「なんとか初戦突破することができました。この勢いのまま優勝するぞ。高鹿さんに勝てたことは自信になる。このまま優勝目指して突っ走ります!」、宗達は「須見さん、めちゃめちゃ強かったです。でも僕はガンバレ☆プロレスを背負って来てるんで。外敵の僕が優勝したらもっと面白くなるでしょう。次は瑠希也さん。僕よりデカいし、いっぱい経験も積んでるけど、僕もガンバレ☆プロレスで負けないくらい経験積んでるんで。しっかり倒して優勝決定戦の切符をつかみます!」とコメント。