“復活”樋口和貞が「KING OF DDT」2回戦で正田壮史を粉砕し、5・25後楽園での準決勝で上野勇希と対戦!「一つひとつ集中して戦います」

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 DDTプロレスが5月10日、東京・新宿FACEでシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」2回戦を開催。首の故障から復帰した樋口和貞がD GENERATIONSの正田壮史を粉砕。5・25後楽園での準決勝では上野勇希と対戦することが決まった。

 復活を期す樋口がチョップを叩き込めば、正田はミドルキックを繰り出し、その応酬に。樋口がチョップ連打で追い込むと、正田はキック連発で応戦。正田が飛びヒザに来たところを樋口がラリアットで迎撃し、さらにラリアットを叩き込む。再び、樋口のチョップと正田のミドルキックの打ち合いとなったが、樋口が強烈なショートレンジ・ラリアットをぶち込んで勝負を決めた。

 また、上野は遺恨深き佐々木大輔と激突。前半はクリーンにファイトした佐々木は正統派レスリングでの実力も存分に発揮。上野もそれに応戦し、あっという間に15分が経過。エプロンでの攻防で佐々木が急所蹴り、鉄柱に上野をぶつける。リングに戻り、佐々木がドラゴン・スープレックスを見舞えば、上野はジャーマンで返す。上野がドロップキックを放てば、佐々木はミスティカ式クロス・フェースロックへ。なんとか脱出した上野はロープの反動を利して、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールドで丸め込んで、“難敵”佐々木を突破した。

 メインイベント終了後、ベスト4に残った樋口、上野、岡谷英樹、KANONの4人により組み合わせ抽選が行われ、準決勝のカードは樋口vs上野、岡谷vsKANONに決定した。

 3年ぶりの優勝を目指す樋口は「正田強かったよ。その土俵だったら俺はまだ譲れない。次、上野、いろんな思いがある選手だけど、一つひとつ、ここに集中して戦うだけです」と静かに闘志を燃やしていた。

 上野は「優勝した先に、DDTは上野がいるから大丈夫だと言われる存在になります。あと2つ勝って優勝して、未来に近付いて。樋口さんとは復帰して、そんなに当たってませんけど、ずっとすごいんです。こんなこと言うと申し訳ないですけど、ずっとすごいだけなんです。すごいだけじゃないとこを見せないと、伝えないと。僕が優勝します」と初制覇を期した。

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