【試合詳細】5・6 PANCRASE品川インターシティホール大会 【NBTライト級決勝】張豊vsアンディ サカイ 目怒頑丈vs清水博人 沢木純也vs福里凱亜 トミー矢野vs星野柊哉

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『PANCRASE BLOOD.6』
日程:2025年5月6日(火・祝)
開始:12:00
会場:東京・品川区 品川インターシティホール

【ワンマッチ】
▼第1試合 ストロー級戦 5分3R
○佐々木 瞬真(THE BLACKBELT JAPAN)
3R 2分50秒 TKO(グラウンドのパンチ→レフリーストップ)
●森田祥平(キングダム立川コロッセオ)

▼第2試合 フライ級戦 5分3R
●米泉乾太(Right Thing Academy)
1R 1分06秒TKO(グラウンドのパンチ→レフリーストップ)
○前川 慧(HIDE OUT)

▼第3試合 フライ級戦 5分3R
○大野友哉(THE BLACKBELT JAPAN)
2R 3分59秒 三角絞め(タップアウト)
●金澤臣人(リバーサルジム横浜グランドスラム)

▼第4試合 バンタム級戦 5分3R
●田中千久(宇留野道場)
1R 1分28秒 リアネイキッドチョーク(タップアウト)
○鈴木 勇太朗(DOBUITA)

▼第5試合 バンタム級戦 5分3R
●タカリンダマン(和術慧舟會HEARTS)
判定0-3
○笹崎健司(マッハ道場)

▼第6試合 フェザー級戦 5分3R
●前田村生(UP START)
判定1-2
○小野瑛太(和術慧舟會AKZA)

▼第7試合 ミドル級戦 5分3R
○荒井勇二(暁道場)
判定3-0
●岡村寿紀(リバーサルジム川口リディプス)

【第31回 ネオブラッド・トーナメント】
▼第10試合 フライ級2回戦 5分3R
○柴山鷹成(G-face)
1R 1分14秒 リアネイキッドチョーク(タップアウト)
●高橋克佳(KINGCRAFT)

▼第11試合 フライ級2回戦 5分3R
●今田 六颯士(CAVE)
今田が減量中の緊急搬送のため計量欠席。失格となり試合中止
○田中亮祐(UNITED GYM CHIBA)
※田中が準決勝戦進出となる

▼第12試合 フライ級2回戦 5分3R
●齋藤楼貴(暁道場)
判定0-3
○本川ハルアキ(リバーサルジム横浜グランドスラム)

▼第13試合 バンタム級2回戦 5分3R
●水島和磨(香取道場)
判定0-3
○木村燿人(JNITED GYM CHIBA)

▼第14試合 バンタム級2回戦 5分3R
○佐藤 ゆうじ(ボンサイ柔術)
1R 2分37秒、三角絞め(タップアウト)
●木本海人(CAVE)

▼第15試合 バンタム級2回戦 5分3R
―水永将太(mma ranger gym)
試合中止
―貫井義規(OOTA DOJO)
※水永が減量中の緊急搬送のため計量欠席、貫井が1.55kgのオーバーにより両者失格

▼第16試合 フェザー級2回戦 5分3R
●雅也(和術慧舟會HEARTS)
2R 4分47秒 TKO(グラウンドのパンチ→レフェーストップ)
○田口翔太(総合格闘技道場CROWN)

▼第17試合 フェザー級2回戦 5分3R
○トミー矢野(フリー)
1R 3分05秒 リアネイキッドチョーク(タップアウト)
●星野柊哉(OOTA DOJO)

▼第18試合 フェザー級2回戦 5分3R
●沢木純也(SUBMIT MMA)
判定1-2
○福里凱亜(トイカツ道場)

▼第19試合 フェザー級2回戦 5分3R
●目怒頑丈(T-BLOOD)
1R 2分05秒 TKO(グラウンドのパンチ→レフェリーストップ)
○清水博人(DOBUITA)

▼第20試合 ライト級決勝戦 5分3R
○張 豊(Tri.H.Studios/頂柔術)
判定3-0
●アンディ サカイ(ISHITSUNA MMA)

張がNBTライト級優勝!減量中の緊急搬送続出のNBTは各階級佳境へ!

第1試合


 1R。森田がジャブからロー。佐々木がタックル、テイクダウン。森田はガードポジション。返したい森田だが、佐々木が押さえ込んでパウンド連打。暴れる森田に、佐々木は立ちガブった形に。リバース仕掛ける森田だが、佐々木が再び上に。ハーフマウント。パウンドを落とす。佐々木がマウント。カメになる森田。佐々木がバックマウントに。そのまま殴り続ける。
 佐々木が足を外し両者立ち上がった、森田が組んでケージへ押し込むが、佐々木が入れ替え。さらに投げて上に。立って両足をつかみパンチを落とす。離れる森田だが、佐々木がケージへ押し込んだところで終了。
 ジャッジは3名とも10-9佐々木。

 2R。森田が先制で蹴り、ボディ。佐々木がタックルに入るが、森田ガブって立った。喰らいついていく佐々木が再びタックル、テイクダウン! ハーフマウントからパウンド、鉄槌を入れる。鼻から出血している森田。佐々木はさらに肩パンチを連打。エビで返そうとする森田だが、佐々木がバックマウントに。
 森田が立ってバックを奪うが、佐々木は正対してケージへ押し込む。ヒジを放つ森田を掬い上げて投げテイクダウン!
 森田はガード。佐々木はパウンド連打、ヒジも。さらに立って上からパウンド連打。またかぶさってパウンド。森田がカメになると、佐々木がサイドから殴って終了。
 ジャッジは3名とも10-9佐々木。

 3R。森田がロー。佐々木はジャブからタックルへ。ガブった森田だが、佐々木はケージへ移動していき、引き込んで上に。上体を起こして殴る。森田オープンガード。森田が下から足をつかむが、佐々木は外してマウントに。肩パンチを連打し森田を立たせない。
 しかし、森田が渾身の力でリバース! しかし、佐々木が反転してまたマウントに。パウンド連打! 森田は消耗して動けない。佐々木が殴り続け、レフェリーが止めた。

第2試合


 1R。プレッシャーをかける米泉。前川はジャブ、パンチで攻める。米泉も左パンチ、ストレートを放つ。米泉がタックルへ。膝を着いた米泉。前川が倒して寝かせると鉄槌連打! 頭部にパウンド連打が入り、レフェリーが止めた。

第3試合


 1R。金澤がロー。大野もローを放つとタックルへ。バックに回り、さらにバックマウントから首を狙う。しかし、金澤が返した。尻もち状態に戻す大野。金澤がケージへ押していく。
 大野はアームロック捕らえるとそのまま立ち上がり、倒れ込んで極めに入る。腕を伸ばしたが、金澤が腕を抜いた。バックに回った金澤はバックから上半身をロックし殴る。回転して逃れようとする大野だが、金澤は逃さない。そしてチョーク! 喉元に入っている。逆転勝利なるか!? しかし時間切れとなる。

 2R。プレッシャーをかける大野。下がる金澤。金沢が首相撲のように抱えて至近距離からハイキック。大野効いたか。大野がタックルからケージへ押し込む。金澤はヒジをフルが、大野が寝かせた。金澤はガードポジション。金澤が下から三角を狙うが、大野が頭を抜いた。
 金澤立った。大野がケージへ押し込む。金澤カカト。大野は投げてテイクダウンを狙うが、金澤が切り返し、投げてテイクダウン! しかし、大野がケージを使って立ち、バックに回って倒す。しかし、正対する金澤。大野はガードポジション。金澤が持ち上げて大きく叩きつけた!
 しかし、三角に入る大野。さらにチョークへ移行。殴りながら耐える金澤。しかし。大野は三角を取り直して絞めると、金澤がタップアウト。

第4試合


 1R。ジャブで出る田中。鈴木はハイキック、前蹴り。鈴木がタックルから組んでケージへ押し込む。鈴木が投げてテイクダウン! バックマウントからパウンド連打。さらにチョークに入るとガッチリ極まり、田中がタップアウト。
 どことなく同門の先輩、雑賀ヤン坊達也に似た雰囲気の金澤。デビュー戦を一本勝ちで飾った。

第5試合


 1R。笹崎がパンチ。タカリンダマンがタックルに入るが切られる。再びタカリンダマンがタックル。笹崎が回ってケージへ押し込んだ。お互いヒザ。タカリンダマンが投げそうだが、笹崎が離れた。
 またタックルに入るタカリンダマンだが、笹崎は突き放して付き合わない。笹崎の右パンチがヒット、タカリンダマンがダウン! しかし、すぐに起き上がってタックルに入る。笹崎がケージへ押し込むが、入れ替えたタカリンダマン。ヒザを打ち込む。笹崎が戻してヒザ、パンチ連打。
 蹴ろうとしてスリップしたタカリンダマンに被さった笹崎。しかしタカリンダマンが反転して上に。ハーフマウント。笹崎が立ってケージへ押したところで終了。
 ジャッジは3 名ともに10-9笹崎。

 2R。左右パンチで出る笹崎。タカリンダマンも打撃で出て、組んでケージへ押し込む。入れ替えた笹崎。バックに回りケージへ押し込んでヒザを打ち込む。
 タカリンダマンが戻して殴る。笹崎はボディ。タカリンダマンが引き込むと尻もちをついた笹崎。しかし、じわじわと立ち上がる。タカリンダマンがケージへ押し込むが、笹崎は突き放して距離を取り、飛び込んでパンチ。
 タカリンダマンがタックルに入ると、笹崎ガブった。片足をかかえているタカリンダマン。笹崎が殴って終了。
ジャッジは2名が10-9タカリンダマン、1名が10-9笹崎。

 3R。パンチで出る笹崎。タカリンダマンは片足タックルに入るが、笹崎がガブってすぐ離れた。パンチを振る。
 タカリンダマンはパンチを出しながらタックルを狙う。片足タックルから組んでケージへ押し込んだ。すぐ入れ替えた笹崎はケージへ押し込んでヒザ連打。さらに組んで倒す。尻もち状態のタカリンダマン。笹崎がさらに押し込む。
 お互い立った。タカリンダマンが入れ替えてケージへ。投げて倒す。首を狙うタカリンダマンだが、笹崎が頭を抜いた。
 両者立ち上がるが、笹崎がバックを取っている。ケージへ押し込んで殴ったところで終了。
 ジャッジは1名が30-27 、2名が 29-28の3-0で笹崎が勝利。

第6試合


 1R。プレッシャーをかける小野。左右パンチで出る。前田が前蹴り。小野がロー、前蹴りを返していく。前田がロー、左右ジャブ、小野がハイキック、ロー、ジャブ。前田がパンチで距離を詰めると斧が首相撲からヒザ連打。前田はそのままケージへ押し込んでいく。小野がチョークを狙うが、喉もとには入っていないよう。これは外れ、アームロックを狙うが離れた。パンチで距離を詰めて小野、前田が下がっていったところで終了。
 ジャッジは3名ともに10-9で小野を支持。

 2R。プレスしていく小野。パンチ。さらにプレッシャーをかけていく。小野がロー、前蹴り。前田が左右パンチを振り前に出る。組んでケージへ押し込む。入れ替えた小野が投げるが、前田はすぐ立つ。バックを取っている前田。投げて上に。斧が腕を狙うが、前田は上になりヒジ、鉄槌。さらにバックマウントへ。
 反転して上になった小野。前田はガード。しかし、小野が立った。パンチをふる。前田が組んでケージへ押し込むが、小野が投げて上に。前田が殴ったところで終了。
 ジャッジは1名が10-9前田、2名が10-9小野。

 3R。お互い回る。前田がローから左フックをふる。小野が入ってケージへ押し込むが、前田はケージから離れてバックに回る。
 前田が上になりパウンド。バックマウントから首を狙うが、これは入らない。殴る前田。
 残り2分、斧が一気に脱出。しかし、前田がガブってバックに回り再び首を狙う。殴りながら決めたい前田だが、外れてしまう。残りわずかでまた首を狙うが、小野が不正で終了。
 ジャッジは2名が29-28小野、1名が29-28前田。2-1で小野が勝利。

第7試合


 1R。岡村がハイキックを蹴る。荒井はロー、ヒザ。プレッシャーをかける岡村。荒井が左ジャブ、左右パンチ。岡村が組んでケージへ押し込むと、細かく殴る荒井。岡村がヒザ、荒井はボディ連打。岡村もヒザを返す。
荒井は投げを狙うができず、入れ替えでヒザを打ち込む。お互い何度も入れ替え合う。掌底を入れる岡村。荒井はケージへ押し込んでヒザ。岡村が入れ替えてヒザ、ヒジを打ち込んで終了。
 ジャッジは3名とも10-9荒井。

 2R。蹴り、パンチで出る荒井。タックルからケージへ押し込む。バックを奪う。ももへヒジを打つ岡村。荒井はヒザを打ち込みながら押し込んでいく。岡村が入れ替えたが、荒井がすぐに戻してヒザ。また入れ替えた岡村だが、荒井は戻して押し込む。
 お互いヒザを入れながら入れ替え合い、荒井が押し込んだところで終了。
 ジャッジは1名が10-9岡村、2名が10-9荒井と割れた。

 3R。岡村がハイキックからパンチで前に出る。荒井が左のオーバーハンド。岡村が組んでケージへ押し込むも離れる。荒井が左ミドル。続いて荒井がタックルに入るが、押し込んだのは岡村。しかし荒井は入れ替えてヒザを打ち込む。岡村が入れ替えるが、荒井が戻す。バックに回り、さらにサイドからかかえる。岡村はももにヒジ、鉄槌を落とす。さらにももを殴る。
 残り1分。脱出したい岡村だが、荒井にガッチリかかえられており、ヒジも振りきれない。荒井が首を狙ったが、タイムアップ。
 ジャッジは2名が30-27、1名が29-28、3-0で荒井が勝利。
 荒井は2014年より参戦中。ミドル級という選手が少ない階級のため、なかなか試合を組まれない状況にあった。しかし、2020年NBT同級優勝。その後も1年に1回程度の試合数だったが、腐らず階級転向もせず、他団体に出場もせず続けてきた。これで昨年に続き2連勝。今後、試合の機会が増えることを期待したい。

第8試合


 1R。與那嶺がジャブ。日向はローを蹴っていく。日向が左右のフックで出ると、與那嶺はジャブ、ロー。日向の右フックがヒット! 與那嶺はロー。
 日向が距離を詰めていく。與那嶺のパンチをもらいながらも、前に出る。與那嶺の左右フックがヒットし、日向ダウン! しかしすぐに立った。
 與那嶺は下がり気味。お互いもらいながらパンチを振っていく。ケージを背負った與那嶺の顔面に日向が連打! レフェリーがストップ!

第9試合


 1R。パンツで出る渋井。田畑の右パンチヒット、渋井がダウン! 尻もちをつくが、すぐに立った・田畑は組んでケージへ押し込むが離れた。
 渋井がタックルからケージへ押し込む。ヒザを打ち込む。投げた渋井。しかし田畑はすぐ立つ。また渋井がケージへ押し込んでヒザ。入れ替えて押し込む田畑。渋井が戻す。お互い殴る。渋井が投げると田畑がバランスを崩し下になる。チョークを狙う渋井、しかし田畑は腕をつかんで外した。ケージを使って立つ田畑。
 残り1分。ヒザを入れる渋井。田畑は首投げを狙うが、渋井こらえた。渋井がヒザを入れたところで終了。
 ジャッジは1名が10-9渋井、2名が10-9田畑。

 2R。開始直後に渋井がタックルに入る。ケージ際でバックに回る。投げを狙うが、田畑が反転して上に。
 渋井が下から三角を狙う。左腕で足をすくって入れ替えようとするも、田畑がその腕を足で挟み阻んだ。鉄槌を落とす渋井。田畑はボディを殴る。渋井が頭部にヒジを入れると、足に挟まれていた腕が外れる。腕十字に切り替えたが、外れた。
 渋井はすぐガブって上に。さらにバックに回りパウンドを落とす。チョークを狙ったが、田畑はしのいだ。渋井は田畑を立たせずバックをキープして終了。
 ジャッジは3名ともに10-9渋井。

 3R。渋井がバックキック、ロー。パンチで前に出てケージへ押し込んだ。田畑はヒザを打ち込む。渋井もヒザ連打。田畑が投げてテイクダウン、バックに回る。しかし渋井は反転して上に。田畑が立ち上がった、
 ヒザを入れる渋井。離れた田畑はタックルに入りテイクダウン。渋井はケージ際へ移動していき、ケージを使って立った。入れ替えてケージへ押し込む。細かく殴る渋井。
 残り30 秒。ヒザを入れる渋井。渋井がケージへ押し込んだところで終了。
 ジャッジは1名が30-27、2名が29-28、3-0で渋井が勝利、

第10試合


 1R。柴山がロー、右のオーバーハンドからタックル、ケージへ押し込む。細かく殴る高橋。柴山がバックマウントからチョークを狙う。高橋は殴って抵抗するが、柴山がじわじわと絞めて極め、高橋がタップアウト。

第11試合


 今田六颯士が減量中の緊急搬送のため計量を欠席。これにより、今田は失格。試合は中止となり、田中亮祐が不戦勝で準決勝戦進出。

第12試合


 1R。本川が蹴り。齋藤が強いローを返していく。距離を詰める本川。齋藤が組みに行くが、本川が首投げで投げた。しかし、斎藤は返してバックに回る。しかし、本川立った。本川がケージに押し込んでヒザ連打、さらに肩パンチ。しかし、ブレイクがかかった。
 斎藤がバックスピンキックを見せるも空振り。本川がローから距離を詰めケージへ押し込む。ヒザ、肩パンチ。
 残り1分。斎藤が入れ替える。本川は細かいパンチを入れ、投げを狙うがこらえる斎藤。本川は両足をつかみテイクダウンしかけたところで終了。
 ジャッジは3名とも10-9斎藤。

 2R。蹴りで出ていく本川。斎藤も蹴り。斎藤は片足タックルを狙い、本川はバックを狙う。本川が投げるも、上になったのは齋藤。斎藤はバックに回るが、本川が反転して上に、ハーフマウント。齋藤は立つが、本川は投げてテイクダウン! ハーフマウント。返せない齋藤。
 離れて立った本川。上からパウンドを狙う。斎藤はバックを取ろうとするが、本川がすぐに反転。齋藤もすぐに立ち、両足タックルからテイクダウンを狙う。しかし、本川すぐに立て直した。
 齋藤は片足タックルからテイクダウン! しかし、本川は倒され際に投げて上になり殴る。齋藤が反転すると、本川も立って終了。
 ジャッジは3名ともに10-9本川

 3R。プレッシャーをかける本川。タックルでケージに押し込んだ。斎藤は入れ替えるが離れた。
 齋藤がジャブ、前蹴り。本川がタックルに入ると斎藤はヒザを合わせたが、本川はそのまま組み付いて投げ。本川が立つと、斎藤がバックに回ったが、本川は離れた。
 齋藤がバックハンドブロー! しかし、本川がタックルを合わせる。齋藤はバックを取ろうとするが、本川が上に。しかし、齋藤は回転して上に。足関を狙うが、本川は立って抜けた。
 齋藤も立って片足タックルからテイクダウン。しかし、本川がバックに回った。本川がから殴る。しかし斎藤は立った齋藤が立つ。ケージへ押し込んだところで終了。
 ジャッジは3名ともに29-28の3-0で本川が勝利。

第13試合


 1R。水島がロー。木村は強いパンチを振る。さらにロー、入ってパンチ。水島がパンチで出ると、木村が組んでケージへ押し込む。水島ヒザを入れて離れた。
 木村が右ハイキック、左フック。さらにパンチ、ロー。しかし水島のジャブがヒット、木村が尻もちをつく。すぐに立った木村。組んだ木村だが、水島は離れる。
 木村がタックルからケージへ押し込む。水島はヒジを打ち込む。引き込む木村だが、水島は離れて立つ。木村が右ハイキック。水島が距離を詰めたところで終了。
 ジャッジは3名ともに10-9水島。

 2R。開始直後、木村がジャブからタックルへ。バックを取る。そのまま四の字バックをキープし殴る。殴りながらチョークを狙うが。水島が外した。木村は殴りながらさらにフェイスロックを狙うが、これは入っていない。
 殴り続ける木村、脱出できない水島、しかし、水島が反転して立った。木村も立ちタックルに入るが、水島が切った、両者離れ、木村がロー、ハイキック。残り10秒で木村が右ミドルを入れて終了。
 ジャッジは3名とも10-9木村。

 イーブンで迎えた最終ラウンド。水島はロー、木村が左ジャブで攻める。木村が詰めてジャブ、ボディ。木村はさらにジャブ、ロー、右ハイキックと攻めていく。さらにロー、右ハイキック、ジャブ。水島もジャブを返す。木村の攻めに、水島は中に入れない。木村はさらにジャブ、ローで攻めまくる。入れない水島。
 ようやくケージに詰めた水島だが、手が出ない。ようやく飛び込んで右パンチ。飛びヒザも空振りに。残りわずかで右パンチがヒット、木村が一瞬ぐらつくが、すぐに立った。木村がタックルで凌いだところで終了。
 ジャッジは3名ともに29-28の3-0で木村が勝利した。

第14試合


 1R。佐藤が左の蹴り。ジャブで出る。さらに左ミドルを蹴る。しかし、木本の左パンチがヒット! 佐藤がグラつく。木本はすぐに出るが、佐藤は木本の蹴り足をキャッチ、テイクダウンを狙う。ケージでこらえる木本。しかし、佐藤は引き込んで足関を狙う。
 立ち上がった木本。佐藤も立ち片足タックル。木本はケージに押し込むが、佐藤がまた引き込む。木本は大きくバスター! 佐藤がガードポジションとなり殴る。佐藤はしたから三角へ、また叩きつけようとする木本だが叶わず、ガッチリ極まってタップ。
 1回戦に続き、佐藤が一本で勝ち上がった。

第15試合

 水永将太が減量中の緊急搬送のため計量を欠席。貫井義規が、バンタム級61.2㎏契約のところ最終計量で62.75kgと1.55kgのオーバー。したがって両者とも失格となり、試合は中止された。

第16試合


 1R。田口が左右ストレート、ボディ。蹴りを返す雅也。田口は右フックを振る。雅也が胴タックルからケージへ押し込み、テイクダウン! 下から殴る田口。起き上がりたい田口だが、雅也は抑えている。ケージを蹴って立とうとする田口。しかし、雅也は立たせない。
 アームロックを狙う雅也。倒れ込んで極めにいくが、田口にマウントを取られてしまう。田口がパウンド、ヒジを打ち込む。
 残り1分。返したい雅也だが、田口はパウンド、ヒジ。なんとかハーフに戻した雅也に田口が鉄槌。立とうとする雅也を田口が潰して脇腹にヒザを入れたところで終了。
 ジャッジは3名とおに10-9田口。

 2R。雅也がロー。田口はパンチ、アッパー。雅也がタックルからケージへ押し込む。入れ替えた田口。ヒザ、顔面へ蹴り。
 首投げで投げた雅也がサイドポジションへ移行し押さえ込む。固めてはいるが、雅也はそれ以上手が出ていない。
 残り2分を切り、田口がケージ際で返した! サイドにつく。しかし、立ってパンチを打ち込む。雅也がタックルに入る。しかし、田口がパウンド、ヒジを連打。動けない雅也。遅く感じたが、レフェリーが試合を止めた。

第17試合


 1R。トミーがジャブ、蹴りを出していく。トミーの前蹴りが顔面にヒット、星野がダウン! しかし、すぐに立った。トミーがまた前蹴りを放ち、タックルへ。ケージへ押し込む。テイクダウンを狙うが、星野はこらえて入れ替えた。矢野が離れる。
 トミーが右フック、蹴り。そしてタックル、テイクダウン! すぐにバックへ回った。星野が立つと、星野の背中におぶさり殴る。星野体を振り落とそうとするが、トミーはそのままの体勢をキープ。さらにパンチを打ち込み、チョークを狙うとこれが入り、レフェリーが止めた。

第18試合


 1R。沢木がいきなりロー。福里もローを返す。福里がジャブ、沢木が左ハイキック。福里が左ストレート。さらにパンチで攻め込む沢木。沢木がパンチを放つと同時に福里がタックル。ケージへ押し込んでヒザを打ち込む。沢木はボディ、ローを打ち入れ替えるが、福里すぐ戻した。さらにヒザ。沢木がまた入れ替えるが、福里はすぐ戻してヒザ、ボディ連打。入れ替えさせない。沢木がボディ、ヒザを打ち入れ替えたが、福里離れた。
 福里がパンチを出してく。沢木が左パンチを打つと、福里がタックルに入り尻もちをつかせる。そのまま乗っていきバックマウント。背負ったまま立ち上がる沢木。福里がパンチを入れて終了。
ジャッジは1名が10-9福里、2名が10-9沢木。

 2R。福里が遠いタックルからケージへ押し込む。沢木が入れ替えるが、福里が戻した。お互いヒザ。沢木がまた入れ替え。
 福里が組んで投げるが、勢いで立たれてしまう。福里ジャブ、沢木ロー。福里が組んでケージへ押す。沢木がヒザ。福里がまた投げるが、すぐに立つ沢木。しかし福里がケージへ押し込んだ。蹴る。
 離れた沢木がパンチで出てケージへ押し込み、ヒジを打ち込む。入れ替えた福里はヒザ。離れた沢木がパンチ、ロー。両者打ち合う。残りわずかで沢木が組みテイクダウン! 福里がオープンガードで殴って終了。
 ジャッジは1名が10-9福里、2名が10-9沢木。

 3R。沢木がロー、福里はジャブを振るが、沢木のローが効いているか。しかし、福里が左右パンチからタックルに入りテイクダウン、さらにマウント! ボディを殴る。しかし沢木はブリッジで一気に返して上に。ケージへ移動していく福里だが、沢木立った。
 沢木がロー、福里はジャブ。打ち合う。沢木がタックルに入るが展開なく離れる。続いて福里が遠い距離のタックルからケージへ押し込む。尻もちをつかせたが、沢木はケージを使って立ち上がった。
 福里が離れた。沢木が右フックを振り距離を縮める。しかし、福里はかわしてタックルからテイクダウン! 鉄槌を連打したところで終了。
 ジャッジは1名が29-28沢木、2名が29-28福里。2-1で福里が接戦を制し勝ち上がった。

第19試合


 1R。開始直後、走り出た目怒。清水はこれにヒザを合わせる。しかし、目怒はそのまま組んでケージに押し込む。テイクダウンを狙うが、こらえてヒザを打ち込む清水。しかし、清水のヒザがローブローとなりタイムストップ。重いダメージはなく、すぐ再開。離れた状態から闘う。
 またダッシュした目怒がタックルへ。しかし、清水はこれを切ってパウンド連打。バックから殴る。目怒の動きがなくなり、レフェリーが止めた。

第20試合


 1R。アンディが片足タックルからケージへ押し込む。バックに回った。暴れる張だが、アンディは立ってケージへ押し込んだ。投げてケージへ押し込む張。しかし、アンディは首を取っている。サイドへ移行する張。カメになったアンディだが立ち上がった。
 投げるようにしてケージへ押し込んだ張。すき雨あげて上に。パウンドを落とす。またカメになるアンディ。張がバックに回った。しかし、アンディは足をつかんでいる。足関には入れず、アンディはバックを取る。
 ガブった形で殴る張。殴る。立ちたいアンディ。残り1分で立ったアンディ。ケージへ押し込んで背中に乗る。大きく投げでバックマウント! 張が背負って立ち上がったところで終了。
 ジャッジは1名が10-9アンディ、2名が10-9張。アンディは消耗している。

 2R。アンディがヴバックスピンキックで飛び込み、組んでケージへ押し込む。しかし、投げて上になった張。立ち上がったアンディ。しかし張がまた投げて上に。首を取っているアンディ。張は頭を抜いてパウンドを落とす。さらにガブってケージへ押していく。首を狙うが入っていない。後ろへ回った、
 立ち上がったアンディ。張はケージへ押し投げた。バックを取り殴る。アンディが立つが、張はバックをキープしている。アンディが殴って離れた。
 張が片足をつかみケージへ。アンディは首を狙うが入らない。張が倒してサイドへ移行。残り1分。殴る張。アンディは立つが、ちょうはバックをキープしたままケージへ押し込んでいく。張がケージ際で殴って終了。
 ジャッジは3名とも10-9張。

 3R。張がジャブ、アンディは前蹴り。アンディかなり商務している。アンディが組みにいくが、張はこれを切りパンチ。アンディの飛びヒザをキャッチした張はタックルに入流が、アンディはギロチンへ。張が外して離れた。
 アンディがバックスピンキック。張はタックルからテイクダウン! パウンドを落とす。アンディはガードポジションだが、アンディの足をパスした。
 アンディが立ち正対するが、張は投げてテイクダウン。バックから殴り、サイドへ移行して鉄槌。ヒジ。立ち上がったアンディだが、張がまた投げてバックを取る。一瞬足を狙ったアンディだが叶わず。張が殴る。
 アンディは立ち上がったが、張がジャーマンで投げたところで終了。
 ジャッジは1名が29-28、2名が30-27×2、3-0で張がNBTライト級優勝を果たした。

 試合後すぐ、表彰式が行われ、張は廣瀬隆司キング・オブ・パンクラス評議会評議員長から表彰状と盾を授与された。

【張 豊 ケージ上コメント】
「どうも、Tri.H.Studio、頂柔術の張豊です。前回デビュー戦で落としてしまって(※昨年12月、平信一に2ラウンドTKO負け)、すごい悔しくて、今日のために周りに助けてもらいながら練習してきました。まだ1勝なんですけど、またこれから勝っていって、みんなに感謝を伝えたいと思います。ありがとございました」

 今大会は、ワンマッチ含め、力が伯仲した見応えのある試合が続出。また、KO、一本でフィニッシュする試合も多く、会場は興奮に沸いた。
 NBTはトーナメントであるため、負ければそこで終わりだが、もったいないと思える選手が多かった。
 まだトーナメントは始まったばかり。今後の展開が楽しみだ。

(写真・文/佐佐木 澪)

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