【会見全文】奈七永の引退試合の相手は青野未来!岩谷vs弓月のスーパーフライ級王座戦が正式決定!詩美とMIRAIが2年目の騎手の座を争う真紅のベルト戦へ!

8日、都内某所にてマリーゴールドが記者会見を実施。5月24日に国立代々木競技場第二体育館で行われる『マリーゴールド1周年記念&高橋奈七永引退記念大会 Marigold SHINE FOREVER 2025 A Glorious Celebration』の全対戦カードが発表された。

▼心希デビュー戦
心希
vs
桜井麻衣
桜井麻衣
「配信をご覧の庶民の皆様、ごきげんよう。マリーゴールド背版番、第2代ユナイテッド・ナショナルチャンピオン、嵐を呼ぶ超貴婦人、桜井麻衣でございます。本来ならこの代々木大会、マリーゴールド旗揚げ1周年のビッグマッチでは、私は純白のベルトのチャンピオンとしてふさわしい相手と防衛戦を行うことが責任だと考えておりましたが、心希が私を指名してくれたこと、その思いに応えたいと思い、私は心希のデビュー戦の相手を務めさせていただくことを選択しました。一生に1度しか無いデビュー戦。そんな大事な1戦に私を選んでくれたこと、とても嬉しく思っています。私にとってもデビュー戦の相手をすることは初めての経験です。私を選んだってことは、厳しいことや激しいことを覚悟してると思うので、新人だからって容赦はしないですし、私は厳しく行きます。心希の覚悟を見れることを楽しみにしてます。記憶に残る試合にしましょう」

▼8人タッグマッチ
ちゃんよた(PPP)/山中絵里奈(BBJ)/咲村良子/橘渚
vs
[Darkness Revolution]野崎渚(フリー)/CHIAKI/メガトン/松井珠紗


松井が橘のポーズを、CHIAKIが咲村のポーズを真似ておちょくりながら登場。
咲村「まず初めに、ポージング真似してくれてありがとうございます。でもやっぱり、身長が小さいとあまりポージングって映えないんだなというのがすごくよく見てわかりました。ありがとうございます。今回の代々木体育館という大きな会場でDarkness Revolutionと闘うことは、何が起こるかわからない怖さもありますが、この会場で自分が白星をあげて、今後のマリーゴールド主戦場に躍り出ることを目標に頑張りたいと思います」
橘「こんばんは。背番号73番、橘渚です。はじめましての方もいるんですが、自分が意識しているのは、松井珠紗さんだけです。先日珠紗さんとシングルとタッグマッチで闘わせていただいて、全力を出したけど敵わず負けてしまいました。それが本当に悔しかった。だから次は負けないよう、24日、代々木大会まで時間があるので、猛練習して勝利を掴みにいきます」
メガトン「ガオーッ!肉弾マネージャー!背番号60!メガトンだ!ガオーッ!ハーッハッハッハ!おい橘!今何時だと思ってんだ!こんばんはじゃねーだろ!緊張してんのか?!そんなことはどうでもいい!記念すべき場所、代々木第二体育館で!こんなワクワク!ゾクゾクするカード!今からたまんねぇぜ~!ガオーッ!ハーッハッハ!」
CHIAKI「おい、マリーゴールド。せっかくの1周年記念大会なのに、なんだよこのクソカード!Darkness Revolutionナメてんのかコノヤロー。チッ……まあいいや。初めての代々木体育館。ノザキ様と松井と俺と3人でダークネス一色に染め上げてやりたいと思いま~す」
松井「ちょっと、踏み台にも足りないんじゃない?(笑)貴女私に勝ちたいみたいだけど、ごめん、キョーミなくて(笑)せいぜい代々木では私たちを退屈させないようにがんばってください。でも私代々木初めてなんですよ。そこでノザキ様とCHIAKIと3人で大暴れできるのがすごく楽しみです。よろしくゥ♪」
CHIAKI「ウェ~イ♪」
メガトン「オイ!メガトンもいるんだぞ!ガオーッ!忘れんな!ガオーッ!ガオーッ!ハーッハッハッハ!」
CHIAKI「……そーいえばさ、お前パッション親子に預けたのに何勝手に帰って来てんだよ。ホームシックか?テメー、今回足引っ張ったら追放だかんな」
メガトン「……ガオ」
CHIAKI「ガオじゃねーんだよ!」
メガトン「パオーーーン!!」
(※だだスベったメガトンにイラついたCHIAKIがメガトンを踏みつけながら記念撮影へ)

▼天麗皇希復帰戦
天麗皇希/田中きずな
vs
後藤智香/勇気みなみ
後藤&勇気は「せーの!やる気!元気!勇気~!」の合言葉とともに登場。
後藤「皆さんこんにちは!せーの!あっちか!こっちか!ごちか~♪背番号51番、ゴチカこと後藤智香です。先日皇希の復帰宣言が聞けて、私はやっと来たかと。首を長くして待ってました!あと2週間しか無いけど、皇希、ヒザの調子は本当に大丈夫なの?まあ、不完全な状態の皇希と闘って勝っても嬉しくないけど。でも復帰戦だからと言って皇希に花を持たせる気持ちはこれっぽっちもございません。皇希、この4ヶ月、ゴチカの活躍見てただろ?まあ、ゴチカだけじゃなくて勇気とのタッグ、この高身長元気元気タッグ!まあまあ……いや、メチャクチャ人気なタッグなんですけど?皇希、嫉妬してんじゃないよね?」
皇希「……いや、あのさあ?自分が怪我したときに『好きにしていいよ』って言ってさ、私が詩美さんとタッグ組んだときに、アンタなんか浮気がどうとかって言ってたけど、同じことしてんじゃない?」
後藤「お前が!お前が!あの日怪我してなかったら、こうはなってなかった」
皇希「こっちだって好きで怪我したわけじゃねーんだよ!」
後藤「勝手に怪我したんでしょ!」
勇気「智香さん!そうやって、皇希さんが今こうして復帰したところで……私を捨てるんですか?!智香さん?!私はこの代々木大会、智香さんとこの数ヶ月たくさんたくさん組んでいただいて、勝ちも負けも一緒に元気に経験してきて、すごくこのカードが嬉しいですけど、主役は皇希さんでも智香さんでもきずなさんでもなくて、この新人王の私が勝ち星を絶対に挙げて、みなさんを驚かせます!やります!」
きずな「マリーゴールド背番号6番、田中きずなです。皇希さんの復帰が決まったこと、そしてその復帰戦で隣に立たせていただけること、本当に嬉しく思っています。私も怪我のあとで、長期欠場を何度かしたことあるので、欠場中の悔しい気持ちとかもどかしい気持ちとかはすごくわかるし、なにより私は欠場期間中ももちろんそうなんですけど、マリーゴールドに入団してから不安なときとかつらいときとか、常に皇希さんに支えてもらってきたので、今回は復帰戦のタッグパートナーとして私が皇希さんを全力で支えたいし、やっぱり長期欠場明けの復帰戦、不安な気持ちとかもあると思うんですけど、全部私が隣で吹き飛ばせるように頑張りたいなって思ってます」
後藤「私は、皇希と決着をつけない限り次に行けないと思ってる。だからこの試合、ごめん、勇気。私が勝つわ。皇希は!なんか思い無いの?!4ヶ月ぶりのリングに上がれるんだよ?!黙ってクールにすかして!全然……あっ、不安なのか。思うようにヒザが動かなくて、本当は不安でいっぱいなのか」
皇希「正直不安だよ?不安だよ、こんな大きい怪我したことないし。したことないよね?わかんないと思うよ。ずっと。一生。怪我するまで。でも私は負けられないから。このベルトがあるから。第一お前に勝ってるし。勝ってるし!だから今回負けるつもり無いし、お前から獲るよ、この代々木で。最後勝ち名乗り上げて笑って花道通って帰るのは私ときずなさんだから」

後藤「……勇気!」
勇気「はいッ!」
後藤「どう見ても私たちが絶対に勝つ」
勇気「はいッ!勝ちます!」
後藤「やる気!元気!」
後藤&勇気「「勇気~!」」

▼団体対抗戦5vs5イリミネーションマッチ
[マリーゴールド]翔月なつみ/石川奈青/ハミングバード/瀬戸レア/南小桃
vs
[マーベラス]川畑梨瑚/Maria/宝山愛/彩芽蒼空/暁千華
5日のマーベラス後楽園ホール大会にて突如闇落ちしたマゼンタの川畑&Mariaは気だるげで不遜な態度で記念撮影も無視して着席。会見にまったく興味なさそうにそれぞれ毛先をいじる。

彩芽「前回の5vs5n勝ち抜き戦で、結果的にはマーベラスが勝ちましたけど、自分は何も残せなかったので、今回のこの5vs5で自分は彩芽蒼空としてもマーベラスとしても絶対に結果を残したいと思います」
千華「まず、私がここにいるのに、なんで対戦相手に聖怜がいないんですかね?でも私は前回の5vs5の勝ち抜き戦、出場できなかったので、今回ここでしっかりと結果を残していきたいと思います」
宝山「前回マーベラスが勝って、そしてその前も自分がタッグマッチで勝ったんで。今マーベラス、上に来てるんですよ。今この流れでこの対抗戦、マーベラスが勝ちを取りに行くんで。よろしくお願いします」
川畑&Mariaにコメントを促すも、2人は無視して気だるげな態度を貫く。
翔月「おい!前の2人、喋ることねーのか!やる気あんのかっつってんだよ!さっきからチャラチャラチャラチャラしやがってよ。……やる気あんのかって聞いてんだよ!」
川畑「あ~、やるきありまぁ~す、だいじょぶでぇ~す」
Maria「つーかさあ、ロッシー小川さぁん?ウチら2日後にツインスターのベルト挑戦すんのに、なにこのメンツ。もっといいカード用意しとけよ。つまんねぇ~なぁ~!つまんねーからさあ、チャンピオンなのにさぁ~」
川畑「つまんねぇ~」
川畑&Mariaが勝手に席を立って会見場から出ていってしまう。
宝山「……まあまあまあ、別に、別に、この3人と、5人で対抗戦、全然勝てるんで。大丈夫です。先輩の力を使わなくても私たちこの3人で勝ちに行くんで」

翔月「はぁ?」
小桃「3vs5?ふざけてんじゃねーよ。初めての対抗戦で眼中にもないかもしれないけど、3vs5なんてナメたこと言ってたら、マリーゴールド5人出るまもなく私が1人で3人ぶっ倒してやりますよ」
石川「両国国技館大会では、神取忍率いるLLPW-X戦、大田区大会では里村明衣子率いる仙女戦。ビッグマッチでの対抗戦といえば、私。石川奈青だと自負しています。今回マーベラスさんとの対抗戦ということで、彩羽匠と闘えるんだろうなと思ってたんですけど……彩羽匠がいないなんて、ナメられたもんですねぇ~?私は今まで対抗戦に絡むことも無かったし、そもそも石川奈青の試合が最近少なくて本当に悔しい思いがかなり溜まっているので。今回この思いを全部ぶつけて絶対に勝ちます。私がマリーゴールド軍を引っ張っていきます」
バード「4月10日、新宿FACEで宝山愛に負けて、今でも鮮明に覚えてる!メチャクチャ悔しかったし、その後の後楽園でアンタの入場曲聞いて、気が狂いそうになったよ!私は借りはきっちり返す女なんで。マーベラス、潰します」
レア「前回に引き続き今回も対抗戦のメンバーに選抜されて、対戦相手にも前回悔しい思いをしたMariaさんがいるので、前回の屈辱を晴らせる機会だと思ったんですけど……なんですか?なんか、スケキヨとピンヘッドのハーフみたいになってて……知ってますか?」
翔月「しらなーい」
レア「ア、スミマセン……アッ、映画、アルンデスケド、スミマセン……。えっと、後輩2人に負けてヒール転生したのかわかんないですけど、こんなだっせーことしてる奴らに負ける気しないんですよ。絶対Mariaさんに勝ってやるし、他の3人にも負ける気しないです」
翔月「前回のこの団体対抗戦、勝ちきれなくて。自分は彩羽匠を倒すために絶対何が何でも勝ち抜いてやるって気持ちでやったんですけど、勝ちきれない。そして団体としても負けてしまってメチャクチャ悔しくて。次団体として背負って闘う機会があったら絶対私が彩羽匠を倒す。そう思ってあの日後楽園のリングの上でそう誓いました。なのにこんなナメた態度取られて……マジ?3vs5?しかも彩羽匠いないし。勝てると思ってんの?勝てるわけねーだろ。こんなふざけたヤロー、みんなが出る幕もないかもしれないです。自分が1人で全員倒して、そしてこの次、山岡聖怜にいいバトンを繋いで、必ずマリーゴールドがこの団体対抗戦、勝ちたいと思います。行くぞ!みんな行くぞ!せーの!」
5人「シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!行くぞ!行くぞ!行くぞ!行くぞ!」
千華「うるせーなお前ら!なにが聖怜にバトン繋ぐだ?繋がせるわけねーだろふざけんな!」
翔月「お前ら勝てるわけねーだろ3vs5でよ」
両軍テーブルの前に出てにらみ合いとなる中、レアが「ナメンナコボテロヤロテョ!」といった奇声を発しながら千華に殴りかかり、乱闘となるなかで両軍去っていく。

▼団体対抗戦 シングルマッチ
山岡聖怜
vs
彩羽匠(Marvelous)
聖怜「背番号18、山岡聖怜です。代々木大会の前に5月10日、大阪でツインスターをかけてマゼンタと防衛戦があります。ここでは絶対渡しは負ける気ないです。ここで絶対勝って、代々木もこの調子で行きたいと思います。そして代々木大会の日に奈七永さんが引退します。私は奈七永さんから教わってきたことを全力で出し切って、今自分ができるやり方で奈七永さんに恩返しをしたいと思ってます。誰が相手であろうが、私は勝ちます。そしてここで勝って、マリーゴールドの顔になりたいと思ってます」
彩羽「マーベラス、彩羽匠です。本当に対抗戦が始まって、初戦でツインスターのベルトをかけて、パッション親子、山岡聖怜が暁千華を獲って負けてるんで。唯一ここだけなんですよね、負けって。この組まれた意味っていうのは、やり返させて貰える機会を与えていただけたのかなと思ってます。ホントにさっきから彩羽匠彩羽匠って名前出してくれてますけど、自分もね、この対抗戦でホントにやりたい人は違うんですよ。一杯やりたい人いますよ、他に。でもずっと同じメンバーが対抗戦にいるし。まあこの試合に勝てばちょっとまた上の選手と闘わせてもらえるのかなと思いながらも。山岡聖怜はさ、ウチじゃなくて暁千華なんでしょ?」
聖怜「暁千華とはいつか対戦したいと思ってますけど、まずここで彩羽匠を倒して、次に暁千華を倒したいなと思ってます」
彩羽「でもさ、でもさ、暁千華に勝ってんじゃん。なんでそんな暁千華にこだわんの?負けたと思ってんの?」
聖怜「負けたとは思ってないですけど、もっと差をつけて勝ちたいと思うだけです」
彩羽「なんか、アレですね。対抗戦でツインスターやったときに、結果では勝ちだったけど内容で負けたみたいな、そんな感じ?ずーっと千華千華千華千華って言ってるけど、自分に勝ってから千華に挑むのか?まあでもプロレスなんで絶対は無いですよ。絶対は無いですけど、99.99%の確率で自分が勝つんで。まあ、この試合は対抗戦というよりはチャレンジマッチになるのかなって思います」

▼スーパーフライ級選手権試合
【王者】ビクトリア弓月
vs
【挑戦者】岩谷麻優
※第2代王者は4度目の防衛戦。
まずは調印式が行われ、それぞれコメントを発表。
岩谷「皆さんこんばんは!マリーゴールドの岩谷麻優です。後楽園大会でマリーゴールド初の試合をさせていただいて、本当にたくさんのお客さんに来ていただいてありがとうございました。自分は入団会見でも言った通り、この団体で偉業を成し遂げてグランドスラムを狙っていきたいと思ってます。そのために、一番最初はね、やっぱりトップのベルトを狙ったり、GHCだったり色んなベルトを狙っていきたいなとも思ったんですけど、岩谷麻優の初心である、ハイスピード的な位置になるのかな?ちょっとベルトの趣旨がまだ分かってないんですけど、55kg以下のベルトに挑戦させていただいて、自分が色んなベルトを巻いていくための一歩目のベルトにしたいと思います。後楽園大会でマリーゴールドの色んなベルトを見たんですけど、すごいデザインが可愛くて、メッチャかっこよくて、もう早く巻きたい!色んなベルトを巻きたい!この1年で離れてる間に弓月がどんだけ成長したのか、そういうのも見せてもらいたいですし、成長したといえども岩谷麻優が勝つことに違いなし……ん?違いなし?岩谷麻優が勝つことに変わりない……あれ、ちょっと日本語がちょっとわかんないですけど、まあそのベルトを次の代々木では自分が巻くことになるでしょう。マリーゴールドでの初めてのベルト姿を是非応援しに来てください」
弓月「第2代スーパーフライ級チャンピオン、背番号1番、ビクトリア弓月です。麻優さんの入団会見を見て、正直自分の中で色んな気持ちが交錯しました。でも一番最初に出てきたのは、麻優さんがマリーゴールドに来てくれて本当に嬉しかったということです。自分が憧れてきた人とまたこうして同じ団体で交わることが出来て本当に良かったなと思っています。でもこの前の後楽園大会で奈七永さんと麻優さんの試合を一番近くで見ていて、正直スゴいっていう感情と同時に、周りの人がこの試合を称賛する声をたくさん聞いて、正直悔しいし、負けたくないなっていう感情が強かったです。マリーゴールドで1年間やってきたけど、麻優さんっていう1人の存在でマリーゴールドの雰囲気が一気にガラっと変わった気がして、なんかすごく悔しかったです。でも、私はマリーゴールドの旗揚げ当初からマリーゴールドのエースになるって言い続けてきて、自分のことだけじゃなくてこの団体のことも考えるようになりました。だから、5・24代々木大会では、シングルチャンピオンのビクトリア弓月を麻優さんにしっかり見せつけて、このベルトを必ず私が守り抜きたいと思います。そして、グランドスラム、私も狙ってるんですよ。なので、それも私が麻優さんより先にグランドスラム達成してみせます」

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合
【王者】林下詩美
vs
【挑戦者】MIRAI
※第2代王者は3度目の防衛戦。
まずは調印式が行われ、それぞれコメントを発表。
MIRAI「マリーゴールド魂の申し子、背番号17番、MIRAIです。5月24日、マリーゴールド・ワールド王座に挑戦します。このベルトにかけるお互いの思い、この闘いにかけるお互いの思いは前哨戦の激しさに現れていると思います。なので是非皆さん前哨戦から注目して、会場に見に来てください。そしてWRESTLE UNIVERSEでも見てください。そして絶対当日会場に見に来てください。この5月24日の試合がマリーゴールド1周年記念大会ということで、この1年間を自分は振り返ってみたんですけど、シングルっていう部分で
負けて負けて、負けて。全然結果を残せていませんでした。今年1月3日の大田区、同郷の仲間たちがベルトを持って輝く姿を自分は会場の隅で見ていました。(※涙をこらえながら)……すごく、ステキで、カッコよくて。でもすごくすごく、悔しかったです。そのときにもっと自分の意志を前面に出して闘っていかなきゃいけないなと自分自身感じて。そのときに『自分って今何が欲しいんだろう』『何を手にしたいんだろう』って考えたときに、浮かんだものは赤いベルトでした。そのころすごく悩んでいて、そのときに話を聞いてくれたのは、高橋奈七永でした。ときには優しい言葉をかけてくれて、ときには活を入れてくれて、そして4月の京都の大会で魂にパッションを注入していただいて。魂の涙を拭って、そこに火を灯してくれたパッションにはすごく感謝しています。だからこの大会で自分はベルトを巻く。このワールドベルトを巻く姿を高橋奈七永に見ていてほしいです。そしてこのベルトを巻いたら、さっきも会見やっていましたが、自分は対抗戦、自信を持って大将として出ていきたいと思いますし、国内外問わずいろんな選手と防衛戦を重ねて、ワールド王座なので、MIRAIを、そしてマリーゴールドをもっともっと世界に広げていきたいと思っています。この闘いは2年目のマリーゴールドを引っ張っていく者を決める大切な闘いであると自分は思っているので、この結果次第では残酷な2年目を過ごす可能性もあると思ってます。けど、もう追う側はイヤです。林下詩美から見える景色を180度MIRAIが変えます」
詩美「第2代ワールドチャンピオンの、クールにロイヤル、そして美しい。林下詩美です。私は、MIRAIを意識し始めたのは前の団体で初めてシングルマッチしたときだったと思います。それまで、MIRAIと同じユニットだった別の人とばかりやり合ってきたので、初めてのシングルマッチで当たったとき、正直かなり驚きました。私は結構人に嫉妬しちゃうタイプなんで普段は言いませんが、私にはスピードが無いけど、パワーもあってスピードもあるMIRAI。私は喋るのも苦手だし言葉選びも苦手だけど、真っ直ぐなMIRAIのことはすべて嫉妬してますよ。だからこそMIRAIにだけは負けたくない。私は自分で苦手なことたくさんあるけど、それでも私には私にしか出来ない試合、私にしか見せられないこと、たくさんあると思います。そして今、ワールドのベルトは私が持っています。5月24日、代々木大会ではMIRAIとすべてをぶつけ合って、この1年間感じてきたもの、積み上げてきたもの、すべてぶつけ合って試合したいと思ってます。この日、私たちの試合がどこよりも誰よりもスゴい試合をします。楽しみにしていてください」

▼高橋奈七永引退記念試合~forever Passion~
高橋奈七永
vs
青野未来
試合後の奈七永の引退セレモニーでは、紙テープの投げ入れが解禁されることがアナウンス。
奈七永「女子プロレス界の人間国宝、背番号7番、高橋奈七永です。今日が最後の記者会見になるのかなと思ってドキドキしてるんですけど、人生は選択の連続です。そして人生は夢の旅だと思ってます。プロレス界に入って約30年になります。山あり谷あり、いろいろなことがありましたが、すべてが宝物のような出来事で、大事な思い出がたくさんあります。旅をしてきて、最後にたどり着いたマリーゴールド。その1周年記念でもある大会で、代々木第二体育館という自分的には全日本女子プロレス時代、ライオネス飛鳥選手と初めてシングルマッチをしたり、初めて金網デスマッチをして大流血したり、対抗戦があったり、いろんな思い出がある。そんな代々木第二体育館で最後を迎えられるのを本当に感謝しています。あとこの日、余談ではありますが、ペンライトが販売されますので、是非奈七永カラーで最後会場を埋め尽くしていただけたら嬉しいです。そしてですね、最後の相手、青野未来です!お客さんの中には『青野未来ぅ?』って声もあると思うんですよね。でもこないだ勇気を出して言ってきてくれた気持ち、そのパッション、私は受け止めるつもりでいる。でもさ、去年の夏、リーグ戦で初めてシングルやったよね?そのとき15分ドローで、たしかあのときまだチャンピオンだったよね?だからさ、タイトルマッチとは言わなくても、いつ再戦を言ってくんのかなって思ってたんだよ。でも、言ってくることはなかった。なんで?それで最後の最後、ホンットにこんな最後になって言ってきて。私としてはもっと早く試合したいって言ってきてほしかったし、もっともっと試合したかったな。できれば。そういう思いもありますが、私は青野のすべてを受け止めるつもりでいる。青野は高橋奈七永のすべてを受け止める器があんのか?それがこの私の引退試合、最後の最後にお互いが試されるんじゃないかなと、そんなドキドキする試合を最後の最後に出来ること、これも私の運命であり宿命だと思ってます。よろしくお願いします」
青野「私は奈七永さんとのシングル、今でもハッキリ覚えてます。15分ドロー。だけど、本当に悔しくて。高橋奈七永という壁のデカさをあのとき、とてつもなく感じて。15分必死にくじけずにいる時間だったなと今でも覚えてます。そこから高橋奈七永を超えたい、超えなきゃいけない人って自分の中ではでっかいでっかい存在でした。こないだのパッション興行、堀田祐美子選手と闘って、奈七永さんが憧れた堀田選手から『お前がパッションを背負え』って言われました。私にとってはすごくありがたくて、自信になる言葉。やっと、遅すぎたけど、やっと高橋奈七永の前に自信を持って、準備できたと思いました。世間で『高橋奈七永の最後が青野未来?』って言われてるの分かってるし、言われるだろうなと思ったし。でも、奈七永さん!貴女が言ったんじゃないですか!『青野はいつも一歩引いてるよね』って。『もっと自分を主張したほうがいい』って、貴女が言ったんです!だから遅くなったけど、私は最後の最後に自分の意志を主張した。誰に何を思われてもいい。今言わなかったらきっと一生後悔するから。私は高橋奈七永を後悔させない。28年間の高橋奈七永、パッションを全部私が受け止めて、そして貴女を超えます!奈七永ッ!」

奈七永「奈七永じゃねーよ」
青野「奈七永!お前パッションあんのか!私は熱い熱いパッションある!私のパッションを奈七永に叩き込んでやるから!私が奈七永にパッション注入してやるよ!」
奈七永「……お前誰に言ってんだよ」
青野「私が!パッション注入するッ!」
青野がビンタで張り飛ばすと、奈七永もビンタで応戦。2人でバチバチと顔面を張り合う。
青野「全部受け止めてやるよ!絶対後悔させないッ!」
奈七永「最後にぶっ倒してやるから!」
青野「来いよオラッ!」
奈七永「泣いてんじゃねーよ!」
青野「泣いてねーよ!」
奈七永「泣いてんだろうが」
青野「泣いてねーよ!」
奈七永「……汗だな。目からな?」
『マリーゴールド1周年記念&高橋奈七永引退記念大会 Marigold SHINE FOREVER 2025 A Glorious Celebration』
日程:2025年5月24日(土)
開始:14:30
会場:東京都・国立代々木競技場第二体育館
▼心希デビュー戦
心希
vs
桜井麻衣
▼8人タッグマッチ
ちゃんよた(PPP)/山中絵里奈(BBJ)/咲村良子/橘渚
vs
[Darkness Revolution]野崎渚(フリー)/CHIAKI/メガトン/松井珠紗
▼天麗皇希復帰戦
天麗皇希/田中きずな
vs
後藤智香/勇気みなみ
▼団体対抗戦5vs5イリミネーションマッチ
[マリーゴールド]翔月なつみ/石川奈青/ハミングバード/瀬戸レア/南小桃
vs
[マーベラス]川畑梨瑚/Maria/宝山愛/彩芽蒼空/暁千華
▼団体対抗戦 シングルマッチ
山岡聖怜
vs
彩羽匠(Marvelous)
▼スーパーフライ級選手権試合
【王者】ビクトリア弓月
vs
【挑戦者】岩谷麻優
※第2代王者は4度目の防衛戦。
▼マリーゴールド・ワールド選手権試合
【王者】林下詩美
vs
【挑戦者】MIRAI
※第2代王者は3度目の防衛戦。
▼高橋奈七永引退記念試合~forever Passion~
高橋奈七永
vs
青野未来