「金持ちアピールしてんのダセーんだよ!」バラ撒かれた札束を必死に拾う庶民派貴婦人王者を挑戦者が嘲笑
9日、都内某所にてマリーゴールドが記者会見を実施。1月19日の後楽園ホールでマリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座(純白のベルト)を争う桜井麻衣と野崎渚が調印式を行った。
桜井は旧体制アクトレスガールズを経てスターダムに入団。当初はチャレンジマッチとして試合が組まれるなど半人前の扱いを受けていたが、中野たむやジュリアに師事して猛練習を重ねた結果、堂々とタイトルに絡んでいける選手に成長。スターダムでのキャリア終盤にはシングルトーナメントでなみいる強豪を抑えて準優勝を果たしたり、“貴婦人”キャラを確立し他業種コラボを実現したりとリング内外での実力を高めた。
マリーゴールド初のシングルリーグ戦『DREAM✴STAR GP』でも準優勝を果たして実力を示し、今月3日にはアクトレスでのデビュー戦を務めてもらった仲の青野未来を制して悲願の純白のベルト戴冠を果たした。
そんな桜井が強く意識するのは、フリーの野崎渚。
桜井と野崎には、マリーゴールド旗揚げ前にマリーゴールド勢がNOAHのリングに乗り込んでNOAH女子たちと抗争を展開した頃からの因縁がある。これまでは桜井が半ば一方的に野崎を敵視し、野崎は相手をしないような素振りを見せてきた。
しかし、桜井が純白のベルト戴冠後に迷わず野崎を初防衛戦の相手に指名すると、野崎もしっかりと桜井を標的として定めた様子。桜井が今まで1度も勝てていない野崎を相手取って防衛できるのかに焦点が当てられた試合だ。
会見に出席した桜井は野崎への積み重なった思いを語りつつ、おもむろに20~30枚程度の庶民的な厚みの札束を取り出して「アンタさあ、こんな大金持ってないでしょ?」と札束ビンタ。
苛立った野崎が札束をはたき落とすと、桜井は「なにすんのよッ!!」と大慌てですっ飛んでいき、必死に散らばった万札をかき集めていくという金に目がくらんだ庶民のような振る舞いを見せる。
野崎は「おいおいおい、なに拾っちゃってんの?(笑)なに焦っちゃってんの?(笑)おい、桜井麻衣。大体今そんなに現金持たねーんだよ。今の時代キャッシュレスだろッ!そんな現金持っちゃって金持ちアピールしてんのダセーんだよ!お前はな、一生そうやって床に這いつくばって現金拾ってろよ、バーカ!」と嘲笑しながら退席。
桜井は恥辱に顔を歪ませながら「ごめんあそばせっ!」と言い捨てて走り去っていった。
なお、桜井が1枚だけ拾いそこねた1万円札はロッシー小川が自らのポケットに入れた。
『MARIGOLD NEWYEARS GOLDEN GARDEN』
日程:2025年1月19日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
【王者】桜井麻衣
vs
【挑戦者】野崎渚(フリー)
※第2代王者は初防衛戦。