180cm・90kg超えの世界最強女子2人がデビュー2週間で王座戦に挑む“スーパールーキー”山岡聖怜をボコボコに!
9日、都内某所にてマリーゴールドが記者会見を実施。1月19日の後楽園ホールでマリーゴールド・ツインスター王座(タッグ王座)を争うボジラ&タンク、高橋奈七永&山岡聖怜が調印式を行った。
ボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに乱入したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、無類の強さを以て大暴れ。昨年5月のマリーゴールド旗揚げ戦から継続参戦しており、団体のアイコンの1人となっている。
そんなボジラのパートナーとして今年1月3日の大田区総合体育館から現れたのは、“大恐竜”タンク。タンクは180cm・96kgの体格に筋骨隆々のバキバキボディを持つ世界トップレベルのパワーファイター。オランダを拠点に世界各地のリングに参戦しており、初来日&初参戦となった大田区大会でボジラとともにいきなりツインスター王座を戴冠。
ボジラ&タンクの世界最大級女子タッグに、奇妙なマネージャー・メガトンを加えた3人組はマリーゴールドの新勢力として旗を揚げた。
そんなボジラ&タンクに挑戦を表明したのは、高橋奈七永&山岡聖怜。
聖怜は福岡市出身の18歳。小学生からレスリングを始め、中学生時代に全国選抜フリースタイル54kg級2位、高校生時代に全日本ビーチレスリング軽量級1位&最優秀選手賞獲得。兄も元レスリング選手、姉は元レスリング選手でグラビアアイドル(ミスヤングマガジン2021)の山岡雅弥というレスリング一家でもあったが、前十字靭帯断裂のリハビリ後にレスリングの道を諦めて夢だったプロレスラーを目指すことを決意。
1月3日のデビュー戦では、MIRAIを相手に合計22分14秒のシングルマッチを闘い抜くという規格外の素質を見せ付けて“スーパールーキー”の二つ名は伊達ではないことを証明。試合後には今年5月に引退を控えた高橋奈七永にタッグ結成を要請され、デビューから2週間あまりでの王座戦に臨むことが決まった。
会見に出席したボジラ&タンクは、互いに「私は最強なのだからパートナーは必要ない」と“個”の力だけでタッグ王座を防衛していく自信を見せる。
ボジラは「自分が1番だと思っている無名のルーキーやもうすぐ引退するババアには負けない」と傲岸不遜な態度を取り、2人で聖怜を嘲笑していく。
これにブチ切れた奈七永は「笑ってんじゃねーよッ!タッグていうのはな、1人で出来ないんだよ。キミたちさぁ、パートナーいらないみたいなこと言ってるから、そこがもうダメ!ダメダメダメ!ダメだと思います!ボジラ!お前にもっとプロレス教えてやるよ!」と絶叫。
マイクを渡された聖怜は「奈七永さんにご指名いただいて、本当に本当に嬉しかったです。でもこのチャンス、絶対に逃す気ないんで。私は奈七永さんと絶対にベルト獲ります」と淡々と語るも、おもむろにスマホから「I’m gonna kick your Big ass!(お前らをぶっ飛ばしてやる!)」という機械音声を流して喧嘩を売る。
ボジラはタンクとともに爆笑し「お前らが私たちをぶっ飛ばすだなんてお笑いだろう?(笑)プロレスじゃなくて笑いのセンスは教えられたよ(笑)やれるもんならやってみろ。ほら、来てみろ」と挑発。
4人入り乱れての大乱闘となり、タンクが力任せに奈七永を制圧する中でボジラは聖怜のタックルを幾度も容易に受け止めた上でボディスラムで床に叩きつける。ボジラ&タンクが余裕たっぷりに去っていく背中に向け、聖怜は中指を突きつけ続けるガッツを見せ付けた。
『MARIGOLD NEWYEARS GOLDEN GARDEN』
日程:2025年1月19日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼マリーゴールド・ツインスター選手権試合 30分1本勝負
【王者組】“大怪獣”ボジラ/“大恐竜”タンク
vs
【挑戦者組】高橋奈七永/山岡聖怜
※第3代王者組は初防衛戦。