【会見全文】イヨ・スカイを前にした岩谷麻優が涙のコメント!ロッシー小川が「今年の女子プロレスの最大のカードだと思っています」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 25日、都内某所にて10・26『EZIGEN presents MARIGOLD GRAND DESTINY』両国国技館大会前日記者会見が行われた。
 まずはロッシー小川代表が登壇。

小川代表「はい、いよいよ明日に迫りました。マリーゴールド年間最大のイベント、両国大会なんですけども、今回全9試合、1試合目から9試合まで最高のカードが揃ったと思います。本日はですね、メインカードの会見ということで、私はこのカードに対する思いは結構ありまして、もう今からそうですね、10年前ですかね。以前の団体が一番大変な時期にこの二人が頑張ってくれまして、そこで名勝負をね、やっぱり何度も行ってもらいまして、おそらくこれは私が思うに、今年の女子プロレスの最大のカードだと思っています。それで2人の現在のいろんな立ち位置とか、いろんなものを考えると、一番いい状態で2人が一騎打ちをすると思っています」

 続いて岩谷麻優とイヨ・スカイが登壇。


▼第9試合 THE DREAM DESTINY 30分1本勝負
岩谷麻優
vs
イヨ・スカイ(WWE)

岩谷「(泣きながら)はい、皆さんこんばんは。プロレス界のアイコン、岩谷麻優です。えっと、イヨさん、お久しぶりです。あーなんだろう!まあこのカードが決まって、すごく緊張感とか、懐かしさとか嬉しさとか、いろんな感情が入り混じって、すごく不安な毎日を過ごしたりしてたんですけど、今日久しぶりにイオさんと会って、自分はどんな感情になるんだろうなって。すごくなんか、イオさんの入場曲が流れて、登場した瞬間に泣いちゃいました(苦笑)あーダメだね、こんなこんなつもりじゃないし、まさか、うん、泣くとは思わなかったけど、イオさんとは本当にいろんな思い出があります。デビューして何もできなくて、本当にポンコツだった自分をプロレスラーとして成長させてくれたのはイオさんだし、サンダーロックとして、自分がプロレスの楽しさを、プロレスの楽しさとか厳しさとか、人間っていいなって思わさせてくれたのもイオさんだし、本当にお姉ちゃんです、自分にとって。大好きで、プロレスラーとしても尊敬していて、本当に一番憧れている人です。でも、闘うからには、この気持ちは今日で捨てます。イオさんは世界でトップになったかもしれないですけど、私は日本の女子プロレスを守ってきた。そう思ってます。イオさんが知らなかったこの7年半の自分を、ちゃんと味わってください。その上で、イオさん、私が勝ち、ます。すいません、噛みました(笑)勝ちます!両国、いよいよ明日ですけども、よろしくお願いします」

イヨ「(マイクを持つも頭をかいたり天井を見上げて困りながら)まいったなーって感じですね(苦笑)いやーもう、イヨ・スカイ、WWEスーパースターとして、ここマリーゴールドの記者会見に馳せ参じさせていただきました。WWEからやってきました、イヨ・スカイです。WWEの代表というか、もう今は肩書きとして、スーパースターとして、毎日やらせてもらってるんですけど、心の中で、イヨ・スカイとして、かっこいいコメントいっぱい用意してきたんですけどね(苦笑)なんだろう、全部吹っ飛んじゃいましたね(笑)やっぱ麻優、泣いちゃうんだ」
岩谷「泣いちゃいましたね(苦笑)」
イヨ「泣いちゃったね。泣いちゃったね(笑)で、泣いちゃった麻優見ると笑っちゃうんだよね。びっくりしました。私もずっとアメリカに渡って、アメリカWWEっていうもう世界中の強豪が切磋琢磨しているあの地で、もう自分の名をあげるんだって、もう毎日毎日精神と体をすり減らしながらトップまで上り詰めていった中で、安心できる場所みたいなものはもうほぼなかったんですよ。でも今この麻優の涙と私を見るこの、温かい目線を見て、本当に懐かしい気持ちになりました。この気持ちは本当に、久しぶりすぎます。そして、中央にはロッシー小川さんが居て、ああもう10年前に気持ちが戻ったみたいです。アメリカに渡ってこんな気持ちには本当にならなかったです。2018年から今この瞬間まで7年間以上の時を経て、あったかい気持ちになりました(笑)そうですね、うん。でも麻優が、妹みたいな可愛い可愛い麻優の姿を見て私も心がほころんだんですけど、やっぱり麻優も成長したんだなって最後に思ったのは、キッと私の目を見つめて、噛みながらもイヨさんから勝ちますと力強い言葉を私に投げかけてきました。日本を背負ってきた、成長した岩谷麻優。そして、世界のトップを走り続けてした、私も噛みましたけど(苦笑)」
岩谷「あはははは(笑)」
イヨ「世界のトップを走り続けてきた、このイヨ・スカイ。この2人の本当の至高の闘いが、明日実現します。まさにこのマッチアップは奇跡ですね。これを実現できたこと、そしてそれを明日味わえることを心の底から嬉しく思います。皆さんも楽しみにしていてください。私も心からこの試合を楽しみます」


――イヨさんに質問です。今回過密スケジュールの中で、このハードスケジュールを乗り越えてでも今回の一戦に臨む理由、それの覚悟みたいなところを伺えたらと思います
イヨ「はいあの、私、アメリカでのショーももちろん毎週ロウ、WWEロウのテレビの出演も毎週ありますし、この日本にやってくる直前はオーストラリアでクラウンジュエルスっていう大きなペーパービューの大会を終えまして、さらにWWE日本公演もあって、またアメリカに戻ってロウに出演して、また今を迎えているっていう形なんですけど、WWEの中でもペーパービューにも出させてもらってるぐらい、まあありがたいことに、本当の女子の選手戦線のトップの方で先頭を切って今やらせていただいているんですね。まあ、ASUKAさんだったり、カイリ・セインだったり。まあ女子選手みんななんですけど、本当のメインストーリーに組まれてて、リア・リプリーや強豪と名を連ねている多忙な状況なんですけど、その中で、この日本のマリーゴールドに限らず、日本とか海外のプロモーションの団体に出ることって、体力的にも怪我のリスク的にも、正直出ないことの方が安全ではあるんですよ。なのでもう昨年このマリーゴールド両国大会に出た時点で、あぁもう私はもうこれが最初で最後になるかもしれないなって。WWEの選手として、日本のプロモーションで試合ができるなんて最初で最後かもしれないっていう気持ちで林下詩美選手と試合させていただいたんですけど、今回だから2年連続出れる、出ることになるとはまさに思ってもみなかったんですね。なぜそれを決断したかっていうのは対戦相手が岩谷麻優だから。岩谷麻優がいる。岩谷麻優とリングで触れ合うことができる。もうそのためにはどんな過密スケジュールを押してでも、自分は今やらないと、多分本当にこの次のタイミングは巡ってこないかもしれないと思って、受けさせていただきました」

――岩谷選手に質問なんですけれども、まず一つは前回の試合の時にちょっと気になさってた怪我、コンディションの状況と、あともう一ついざ顔を合わせてみて、気持ちの切り替えっていうのはいつ頃スイッチが入りそうですか?対戦に向けての
岩谷「はい、まずは足の状態なんですけど、全然大丈夫です。もうやるしかないし。この、ね、このカード、万全な、メンタルが万全なので今もう、もう足のちょっとした怪我なんかもう全然大丈夫です。もうやってやります。もうイオさんに対する、なんていうんだろう?その戦うぞっていう気持ちはもう湧いてきました。もう湧いてます。はい。最初はちょっとやっぱ、あの、久しぶりに会ったっていうのと、なんかこうやっぱプライベートで会うのと、試合に関して会うっていうのはちょっと違うから、なんていうそのなんか混乱みたいな感じと懐かしさでちょっと泣いちゃったんですけど、もう会見が始まって、今の気持ちは絶対にこの人を倒すっていう、その気持ちしかないです。うん、もうメンタル気持ち?試合に向けて切り替わってます」

――イヨ・スカイ選手に質問なんですけれども、去年の両国大会出られた時に、日本じゃないと見せられない女子プロレスっていうものがあるっていうことだったんですけれども、今回はどんなイヨ・スカイが見れそうですか?
イヨ「日本じゃないと見せられないイヨ・スカイがある以上に、このカードに関しては、岩谷麻優とじゃないと見せられないイヨ・スカイがあるということを心に留めてもらえればいいなと思います」

――イヨ選手にお伺いしたいんですけれども、先日のコメントを出されていた時に、岩谷選手を含め、ビアンカ・ブレアー、リア・リプリー選手という、ちょっと特別に感じられる選手がいるという言い方をされていました。他の選手もいっぱいいろんな魅力はあると思うんですが、特にこの3選手を中心にちょっと違う部分を感じられるところをお言葉として補足いただければ嬉しいです
イヨ「まあ簡単というか、まあ、うん、本当感覚の話なので言葉として表現するのは難しい部分ではあるんですけれども、まあ普通の試合だと、100%のイヨ・スカイが出てくるところが、リア・リプリー、ビアンカ・ブレアー、岩谷麻優と当たるときは、120%、130%、200%のイヨ・スカイが出てくるっていう感覚に近いですかね」

――岩谷選手にとっても自分のいつも以上のレベルを出せるっていう感覚はありますでしょうか
岩谷「あります。はい。やっぱりこう今まで何試合シングルやったんだろう?7ぐらい、7試合ぐらいやってると思うんですけど、本当に毎試合毎試合自分の、なんか限界突破をしている試合ばっかりなのでイヨさんとは。なんか、こんなものを自分の中に秘めてたんだっていうのがすごく爆発できる相手なので、今回もそうなると思ってるし、今までのお互いが積み重ねてきたものが、その当時よりプラスされていると思うので、みんな期待して見てほしいなと思ってます。あと戦歴で言うと、イヨさんの4勝、3勝2敗2引き分けとかなんですよね多分。で、多分今自分が1回負けてるぐらいだと思うので、この試合で五分五分に持って行って、次があるかわからないですけども、その時には越していきたいなと思っています」

『MARIGOLD GRAND DESTINY2025』
日程:2025年10月26日(日)
開始:14:30
会場:東京都・両国国技館

▼二世SHOWDOWN シングルマッチ
田中きずなwith府川唯未
vs
心希with大向美智子(Egoist)

▼ガントレッド・タッグマッチ
石川奈青&ハミングバード
勇気みなみ&橘渚
[チーム寮]南小桃&山﨑裕花
ちゃんよた(PPP)&山中絵里奈(BBJ)
[Darkness Revolution]野崎渚(フリー)&瀬戸レア
越野SHOKO&X

▼シングルマッチ
メガトン
vs
大物M

▼シングルマッチ
後藤智香
vs
大物S

▼ツインスター選手権試合 30分1本勝負
【王者組/Magenta】川畑梨瑚(Marvelous)&Maria(Marvelous)
vs
【挑戦者組/Darkness Revolution】松井珠紗&CHIAKI
※第4代王者組の2度目の防衛戦

▼ザッツ・レスリング シングルマッチ 15分1本勝負
山岡聖怜
vs
橋本千紘(仙女)

▼ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
【王者】桜井麻衣
vs
【挑戦者】ビクトリア弓月
※第2代王者の7度目の防衛戦

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】林下詩美
vs
【挑戦者】青野未来
※第2代王者の5度目の防衛戦

▼THE DREAM DESTINY シングルマッチ 30分1本勝負
岩谷麻優
vs
イヨ・スカイ(WWE)

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年10月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

月別

ページ上部へ戻る