【会見全文】マリーゴールドが3・30後楽園ホール大会&4・14パッション興行のカード発表!涙と笑いと怒りとパッションあふれる記者会見でプロレスの喜怒哀楽のすべてを魅せる!

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 21日、都内某所にてマリーゴールドが記者会見を実施。3月30日に後楽園ホールで開催される『MARIGOLD New Years Golden Garden 2025』および4月14日に新宿FACEで開催される高橋奈七永プロデュース興行『マッスルバージャパンpresents 終わりよければすべてパッション!!』の対戦カードが発表された。

4月14日 パッション興行

 まずは奈七永が登場し、4月14日のパッション興行の対戦カードを発表。

奈七永「こんにちパッション!高橋奈七永です!本日はお集まりいただきありがとうございます。4月14日パッション興行の決定カードを本日は発表させていただきます。この大会はマリーゴールドの選手、そして自分にとってパッションでつながっている選手たちに集まっていただき大会を開催していきます。まずはじめに、ナナモモファイナル。高橋奈七永&中西百重vsビクトリア弓月&山岡聖怜。先日新宿FACE大会で弓月がナナモモの相手に名乗り出ましたが、やはり私は現代の若い選手にナナモモをしっかりと味わってもらいたい。そう思って、今パッション親子でタッグを組んでいる山岡聖怜とはまだ対戦したことがないんですね。ここで未来をもっともっと掴んでいってもらうためにも対戦したいと思いまして、このカードに決定しました。よろしくお願いします」

 カード発表を受け、ビクトリア弓月、山岡聖怜が登場。

弓月「マリーゴールド第2代スーパーフライ級チャンピオンのビクトリア弓月です。先日、新宿FACE大会で奈七永と2度目の……」
奈七永「奈七永じゃねーよ」
弓月「……2度目のシングルマッチをして。結果としては負けてしまったんですけど、それでもすごく得るものが大きかったと私は思っていて。その反面すごく悔しい思いも大きかったです。だから4月14日のパッション興行でナナモモの相手に名乗り出ました。奈七永に……」
奈七永「奈七永じゃねーよ」
弓月「やり返したい思い、倒したい思い。もちろんそれもありますが、百重さんとの初めての対戦。百重さんはすごく小柄で、それでも大きい選手に立ち向かっていく姿にすごく尊敬する部分がありました。そんな百重さんと、私も小柄だからこそ通ずるものがあると思っています。だからこの日は百重さんとの初めての対戦ではありますが、百重さんにしっかりとビクトリア弓月を刻み込みたいと思っています。いや、百重さんだけでなく高橋奈七永、中西百重、ナナモモ2人にこのビクトリア弓月を刻み込みたいと思います。そして、今回4月14日は、隣にいるスーパールーキー・山岡聖怜との初めてのタッグということもあり、若い2人でコイツら倒しに行くぞ!」

聖怜「はい!背番号18番、山岡聖怜です。まず、今回欠場にてたくさんのご心配・ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。パッション興行にて奈七永さんと百重さんと対戦することが決まって、この闘いは絶対に当たり前じゃない闘いだと思っています。だからこそ私は全力でぶつかりに行きたいです。そして、このパッション興行で私は親超えを果たします。ビクトリア弓月と初めてタッグを組む。全力で一緒に倒しに行きましょう」

奈七永「聖怜、元気ないけど大丈夫か?」
聖怜「はい」
奈七永「大丈夫か?!」
聖怜「大丈夫です」
奈七永「パッションあんのか?!」
聖怜「私はパッションしかありませんッ!」
奈七永「おぉっ!じゃあそのパッション、弓月のパッションも楽しみにしてます。よろしくお願いします」

 弓月、聖怜が退席。次なる対戦カード発表に移行。

奈七永「続いてのカードを発表させていただきます。シングルマッチ、松本浩代vs後藤智香。この闘いは、後藤智香はまだまだだと思います。だけど、パッションだけはね、なんかあるんですよ。『今!今やんなきゃいつやるんだ!』っていつも本人にも言ってるんですけど、松本浩代、強敵ですよ。私とタッグを組んでベルトを巻いたりしたし、たくさん闘っても来ました。その松本浩代のパッションも感じてほしいし、デカい壁にぶつかって、ぶつかってぶつかって!色んな気付きを得て欲しい。そんな思いもあってこのカードを組みました。よろしくお願いします」

 後藤が登場するも、なぜか既に感極まって泣いている。

奈七永「なんで泣いてんだよ」
後藤「泣いてないッ!」
奈七永「泣いてるだろ!」
後藤「泣かないッ!背番号51番、あっちか!こっちか!ごちかこと……んもう!パニックです!頭の中がッ!」
奈七永「こっちもパニックだけど……(笑)」
後藤「後藤智香ですッ!笑いたくなくてヘラヘラしたくなくて、真っ直ぐここで今聞いてたんですけど……ンなんですか奈七永さんッ!!」
奈七永「なんですか?!」
後藤「この……ンアァッ!!ンアッ!(※突然の嗚咽)見て下さい!こんな強いカード!奈七永さんからの愛だと思って!このカードに!意味を持って!ゴチカのパッションをぶつけてやりたいと思います!まだまだ、まだまだって言われ続けて、ホントにもうまだまだって言われるの、もうもうもうイヤなんです!」
奈七永「ブハハ!(笑)」
後藤「やるしかない!そのときが!奈七永さんと対戦したパッション注入マッチ、仙台PITからちょっとずつでも成長できていれば、遅いって言われるけど、ちょっとずぅうぅぅぁぁぁ……(※突然の嗚咽)」
奈七永「泣かないで……」
後藤「泣かないッッ!!泣いてないッッ!!私は奈七永さんと出会ってさらにプロレスが好きになりました。だから……(※ビジョンに映る浩代の顔をチラ見して)こわぁい!こわいなぁッ!怖い顔してるぅぅぅ……!(※突然の嗚咽)」
奈七永「怖い?やめる?じゃあ」
後藤「やめないッッ!!」
奈七永「やんだろ?」
後藤「やるッッ!!」
奈七永「やるんでしょ?」
後藤「やるッッ!!やれば出来る!」
奈七永&後藤「「やらなきゃ出来ない!やってやるッ!」」
後藤「やるしかねぇッ!以上ですッ!」
奈七永「頼むよ?お前のパッション、ちゃんとこのパッション興行で見せてください」
後藤「はいッ!」

奈七永&後藤「「パッショォーーンッ!」」
奈七永「お願いします」
後藤「ンアッ!1個言い忘れました!奈七永さんッ!パッション興行、数少ないカードの中で、ご地下の試合を組んでくださりありがとうございました!頑張りますッ!ンェアッ!!(※謎の嗚咽)」
奈七永「あぁ!」

 後藤が退席。次なる対戦カード発表に移行。

奈七永「続きまして、タッグマッチ。青野未来&高瀬みゆきvs堀田祐美子&叶ミク。こちらのカードはですね、知ってる人も多いと思うんですけど、私は堀田祐美子選手に憧れたから今があります。堀田選手がいたから全女に入って、厳しいプロレスを叩き込まれて、全女イズムから育っていって今のパッションに繋がりました。その堀田選手率いるT-HEARTS。叶ミク選手も勢いのある選手と聞いています。そこに対抗するのがマリーゴールドを背負っていく青野ですね。前のアクトレスのときの関係性もあったりして、パッションで繋がれる部分があると思いますし、高瀬みゆき、自分にとって、パッションでつながってる選手だと思ってます。この試合でも熱いものを見せていただきたいと思っております。よろしくお願いします」

 青野が登場。

青野「マリーゴールド背番号39番、青野未来です。奈七永さん!パッション興行、出場できることが本当に嬉しいです。ありがとうございます!そしてこのカード、本当に私にとって大きな意味のあるカードを組んでいただけたことにすごく感謝しています。私がデビューして最初にプロレスを教えてくれた、プロレスの厳しさも楽しさも、そして闘いを教えてくれたのは堀田祐美子選手です。当時の私にはデカくてデカくて、怖くて、本当に大きな存在でした。堀田選手とは、2020年に堀田選手がアクトレスガールズを離れてからリングでお会いできたことはないんですが、またこうしてリングの上で再会できることを非常に嬉しく思いますし、私は離れてからの約5年間、私も自分はその後アクトレスガールズを背負い、そしてまたプロレスに戻ってきて、今マリーゴールドで成長できたと思っています。それをもちろん見せたいのもありますし……なんか、再会できることも嬉しいですし、そして私の隣に立つのは高瀬みゆき選手。同期で、同期だけどいつも先を行ってた、ちょっと特別な……自分にとってちょっとジェラシーもあるような同期です。本当に熱い高瀬みゆき、その横で私は引かずににしっかりパッションを、私のパッションをこの試合で出していきたい。そして、叶ミク。私も叶ミク選手とは同じ団体にいました。闘ったこともあるし、本当に努力家で、まさか堀田さんのところに行くっていうのもビックリしたような、すごい度胸を持っている選手だと思います。本当に……うん。私にとって大きな、大事な一戦になると思いますので、ここで青野未来のパッションを全力で出し切りたいと思います。よろしくお願いします!」

奈七永「ありがとうございます。たくさんの思いを持ってくれているってことが今わかって、より楽しみになりましたし、しっかり爪痕を残してもらいたいと思います。お願いします!」
青野「お願いします!」

 青野が退席。次なる対戦カード発表に移行。

奈七永「続きまして、パッションファイナル、高橋奈七永&優宇&MIRAIvs橋本千紘&水波綾&山下りな。この試合は絵面だけで言葉はいらないんじゃないかと思う選手たちなんですけど、とにかく心と体のぶつかり合いを最後に思い切りできる相手だと思います。そこに、橋本千紘っていうのはこないだ里村選手に勝ってました。私も試合を見ましたが、すごく心に響く闘いをしていました。なんか……言い方はアレですけど、里村明衣子選手が負けたのが私は悔しかったし、ちょっと敵を討つじゃないですけど、そんな気持ちもありつつ。……なんだろな、最後まで、最後までこの世代で闘ってきた者の魂をここで残したいと思ってます。で、タッグを組むのが優宇。優宇とは【7Upp】ってタッグでベルトを獲ったりした大事なパートナーです。そこにMIRAI。タッグを組む機会は少ないんですけども、魂とパッションでつながっている。そんなふうに思ってますし、最近ちょっと元気がないのかな、結果出せないのかなっていうのもあって、このメンバーの中でどれだけのものをMIRAIが見せてくれるのか。なにを感じてくれるのか。なにを吸収してくれるのか。それが楽しみでパートナーに選ばせていただきました。非常に見どころがたくさんあるカードです。愛を込めて闘いたいと思います。よろしくお願いします」

 MIRAIが登場。

MIRAI「このカード、自分……ついさっき聞きました。奈七永さん、ホントにありがとうございますッ!このカード聞いて、自分、メチャクチャワクワクしてるんですよ、ホントに!」
奈七永「ワクワクしてる!」
MIRAI「ずっとカッコいいなって思ってた選手とか、ずっとやりたいなって思ってた選手とか、ずっとずっとやり返したいっていう気持ちを持っている選手とか、ホントに思いのある選手の方々と組んでいただいて、もう、はい!もう!もう!ザワザワワクワクドキドキ!」
奈七永「ワクワク!おう!」
MIRAI「言葉にできないような感情に、今なってます!でも、他団体の方々と試合をするってことは、マリーゴールドとして見られるっていうのをすごく思うので。『マリーゴールドの選手はスゴい!』って思われるような試合を自分はします。そして、7Upp。自分は対角にいることが多かったから」
奈七永「そうだねえ」
MIRAI「すごく強さは分かってるんですけど、組んでいただいてこんなこと言うのもなんなんですけど、自分をこのカードに入れたのを後悔させるくらいの、全部持ってくくらいの、奈七永さんのパッションが霞むくらいのパッションを、自分がもう魂込めてパッションしたいと思います!パッション!」
奈七永「パッション!」
MIRAI「パッション!」
奈七永「魂とパッションってさぁ!一緒じゃん?!」
MIRAI「一緒ですかねぇ?」
奈七永「一緒じゃないのか!」
MIRAI「すごく近いものはあると思います」
奈七永「近いよね?!」
MIRAI「近いと思います」
奈七永「近いよね?!だから私は魂に負けたくないし」
MIRAI「自分もパッションに負けたくないです」
奈七永「おう、負けねーよ?」
MIRAI「負けませんよ」
奈七永「負けないけどこの日は力を合わして。でも、負けねーから」
MIRAI「負けません。けど、チームなんで。魂込めてパッションします」
奈七永「魂込めてパッションしよう。それが合言葉だ。誰が飛び抜けるかはそれはホントに、お客さんが決めることであり、選手の魂が、パッションが、どれだけ届くか勝負なんで。そのへんの闘いを楽しみにしていてください。一緒に魂パッションでさあ!締めましょう!魂込めてパッションで!それでは行くぞ!」
奈七永&MIRAI「「魂込めて!パッショォーーンッ!」」

『マッスルバージャパンpresents 終わりよければすべてパッション!!』
日程:2025年4月14日(月)
開始:18:30
会場:東京都・新宿FACE

<決定カード>
▼タッグマッチ
[ナナモモ]高橋奈七永/中西百重(フリー)
vs
ビクトリア弓月/山岡聖怜

▼シングルマッチ
松本浩代(フリー)
vs
後藤智香

▼シングルマッチ
林下詩美
vs
ZONES(Evolution)

▼タッグマッチ
青野未来/高瀬みゆき(フリー)
vs
堀田祐美子(T-HEARTS)/叶ミク(T-HEARTS)

▼パッションファイナル 6人タッグマッチ
高橋奈七永/優宇/MIRAI
vs
橋本千紘(仙女)/水波綾(フリー)/山下りな(フリー)

3月30日 後楽園ホール大会


 続いて、会見は3月30日の後楽園ホールのカード発表へと移行。

▼タッグマッチ
[Selene Flora]ビクトリア弓月/田中きずな
vs
瀬戸レア/勇気みなみ

(※レアがマイクへ手を伸ばすと、その瞬間に勇気がシュバっと先にマイクを取る)

勇気「はい!今回のこのカードはマリーゴールドの若手勢の存在をもっともっと知らしめていく絶好のチャンスだと思っています。今の現状は、どうしても弓月さんだけがマリーゴールドの未来だとか宝だとか言われてるのは私はすごく悔しくて。それを私とレアさんとのタッグで勝つことによって、もっと若手の存在を大きくしていきたいと思っています。私とレアさんは同じカードでは試合をしたんですけども、いつも対角にいて。私はずっとレアさんを敵だと思ってずっと見てきたので。それを今度隣で一緒に試合ができることで、今度はそれをお互いの信頼に変えて信頼に変えて、絶対Selene Floraに勝ちにいきたいと思っています。そして、私はこの中で一番身体も大きいですし、私が一番元気があると思っていますので、絶対にSelene Floraには負けません!」

レア「マリーゴールド、背番号0番、瀬戸レアです。勇気の言う通り、自分と勇気は対角に立つことが多かったんですけども、お互いの技を知っているからこそ上手くいくタッグなんじゃないかと思います。自分もやっぱりこちらの2人には負けるつもりは一切ありませんし、ビクトリア弓月、前回シングルが組まれたときに『ベルト挑戦してこい』って言ったじゃん?覚えているとは思うんですけど、今回のこの試合、自分が弓月ちゃんに勝って、そのベルト、挑戦してもいいですよね?」

弓月「マリーゴールド、背番号1番、第2代スーパーフライ級チャンピオンのビクトリア弓月です。まずこの日、3月30日にあるマーベラス対抗戦。本当は私、ここ一発目でマリーゴールドを背負ってこのカードに出場したかったんですけど、組まれませんでした。このカードに対する悔しい気持ちはあるんですけど、もし今後もマーベラスとの対抗戦が続くのであれば、そのときはビクトリア弓月をしっかり存分に見せつけたいと思っております。で、このカード。この2人は以前シングルマッチをして、試合後に『もしこのベルトに対する思いが少しでもあるならこのベルトに挑戦してこい』と私は言いました。その日のバクステでは2人ともこのベルトに対する思いとか、私に対する思いとか言っていましたけど……それ以降、なにも伝わってこなかった。このベルトに対する思いとか。そんな思いで、今
レアさんから挑戦したいって思いを伝えられましたけど、なにも熱意が伝わってこない。あとな、言っとくけど、弓月“ちゃん”とか、敬語とか使ってる時点で、よえーんだよ。なにも熱意が伝わってこない。もっともっとこのベルトに対する思いとか、私に対する思いとか、もっと伝えてこないと、私はこのカード、この後楽園で一瞬にして、レアさんだけじゃなくて南ゆうき(勇気みなみ)、瀬戸レア、どちらも一瞬で叩き潰すので。そのへん、覚えておいてください。で、久しぶりのきぃたんとのタッグっていうこともあって、久しぶりのSelene Floraで戦えることを私はすごく嬉しく思っています。即席タッグ?分からんけど。このタッグには負けないと思っているので、わたしたちのタッグ力を見せつけてやろう」

きずな「マリーゴールド、背番号6番、田中きずなです。私は今回欠場明けで初めての弓月とのタッグで。欠場中に弓月がシングルのベルトを戴冠したり、1人ですごくたくさん弓月が活躍している姿をずっと私は見ていて。本当にどれも全部自分のことのように嬉しかったし、弓月の努力している姿を側で見ていたからこそ、本当に嬉しかったんですけど、やっぱり嬉しいだけじゃなくて、嬉しい気持ちを超してしまうくらいの悔しさもあって。この期間で弓月は詩美さんとのタッグもあって、最初はもうホントにただただすっごい悔しかったんですよ。『弓月の隣は私なのに』って悔しかったんですけど……私の力不足というか、そういうものを私はすごく感じて。だからといって諦めてはないし、むしろそのおかげで『弓月の隣は私しかいない』ってみんなに証明するって気持ちが強くなりました。今回のカードは久々に弓月とタッグを組んでもらえたので、『弓月の隣は私しかいないんだ』ってことを証明するいい機会だと思っています。なので、勇気みなみと瀬戸レアにはその踏み台になってもらおうと思います」


▼タッグマッチ
翔月なつみ/後藤智香
vs
[Darkness Revolution]CHIAKI/松井珠紗

(※黒い革ジャンで揃えてきたCHIAKI&松井は、翔月&後藤が登場してからずっとこっそり指さしてクスクス笑っている)

CHIAKI「ふふ(笑)ちょっと、まずいいスか?お前らなんだよその格好(笑)父兄参観かオイ!」
松井「うははははは(笑)」
CHIAKI「それともアレか?お花見でも行くんかな?あ~……元気か?元気か?お前ら元気か?人生楽しんでんのか?もうさぁ、お前らさぁ、アレじゃね?Darkness Revolutionの俺たちが羨ましくて羨ましくてしょーがねーんじゃねーの?(※翔月&後藤がひそひそ話を始める)……なんかボソボソ言ってますけど。相変わらずくれーなあ、お前らよぉ~。そんな人生からそろそろ“卒業”しようぜぇ?」

松井「(※卒業式の答辞を読むような口調で)3月は、春。そろそろ桜の咲く季節になってきました。昨年5月にマリーゴールドを旗揚げしてからまもなく1年。この1年、私は翔月なつみとともにあったと思っています。旗揚げではタッグを組み、その後もたくさん闘い、たくさん組んで、なにもできねぇ新人の相手をお互いにして、突然組まれたタッグトーナメントに出場し、本当にお互いいろんな経験をしてきたなと思います。どれもこれも今思えば楽しく……ありませんでした。近頃も翔月なつみと煮えきらない対戦が多く、私たちは切っても切れないなにかがあるんじゃないかと諦めていましたが、嘆いていてはなにも進まない。私はもう、次に進んでいきたい。ですので、3月30日、この後楽園ホール、翔月なつみを直接下して……私は、翔月なつみを卒業します!」
CHIAKI&松井「「卒業します!」」

翔月「なにこれは?!なに?!」
松井「おいCHIAKI!泣いてんじゃねーよ!泣いてたらさあ!あの後藤智香と一緒になっちゃうよ?!」
CHIAKI「ウヘヘヘヘヘ(笑)」
松井「アハハハハハハッ!(笑)」
翔月「なにこの茶番?!」
松井「Darkness Revolution、松井珠紗!」
CHIAKI「CHIAKI!」

翔月&後藤「…………」
CHIAKI&松井「…………」
翔月「終わり?!なにこの茶番?!マジ……はぁ?!なんそれ……」
後藤「なつみさん!私から喋っていいですか?!」
翔月「まあいいけど」
後藤「こんな2人はどうでもいいんですけど、私、3月30日後楽園ホール大会、マーベラスとの対抗戦初戦、高橋奈七永さんの横に“X”って書かれてて。『あっ、これは後藤智香が盛大に発表されるんだな』と思ってました。ファンの方からのコメントも『ゴチカが行け!』『ゴチカが行くんだ!』って届いてました!(※首を傾げる翔月へ)ホント!。でも、結果……こんな小馬鹿にしてくる2人。そして隣には私のプライベートでも全部全部知ってる」
翔月「しらないよ」
後藤「知ってる……知ってくれてる!私の師匠・翔月なつみが横にいますッ!」
翔月「呼び捨て?!」
後藤「……翔月なつみが横にいますッ!」
翔月「呼び捨て2回目?!」
後藤「だから私は決して師匠に甘えるわけではなく、なんかこの小馬鹿にしてる奴らホントにすっごいムカつくので、ホントの明るさで対抗したいと思います!はい!」
翔月「はぁい。いや~、またコイツらですか!ホントに。ってかさ、なんか人のこと服装どうのこうのとか言ってるけどさお前も立ってみろよ!破れすぎだろ!(※CHIAKIのダメージ受けすぎデニムを指して)もうほぼ布無いじゃねーか!ダッッサ!!ダッッッッッサ!!」
CHIAKI「このカッコよさがお前わかんねーのか?」
翔月「いつも黒の革ジャンじゃん!それしか服ねーのかお前!」
CHIAKI「制服だよお前」
翔月「いっつもそれじゃねーかお前!マジで笑わせてに来てんのかと思っちゃったよ。ホントにダッッサイ格好してさ。松井珠紗、私から卒業したいって言って黒の革ジャン着ちゃって。ダサくなっちゃってねぇ、ホントに。もっとオシャレな松井珠紗だったのに。どんどんどんどんダサい奴になっちゃう。ホントに残念。そうやって翔月なつみから卒業したいとか卒業式のポエムみたいなよく分かんない長々しいしょーもない茶番みたいなものを見せられましたけど、そんなこと考えてる時点で私から離れられてないんですよ。ね?私たちはこんなに熱く熱くやっていきたいと思ってる中でまたコイツらの相手ですよ!だけど、これはね?これはなんだかんだ言って、やっぱりちょっと松井珠紗、私たちが恋しくなってんじゃねーのかなって。そうやって無理して悪いことして……もういい人出ちゃってんだよね、正直。全然つまんないの。いい人出ちゃってる。こうやって悪いフリしてるけどさ、ホントは私たちに憧れてね、逆にね、私たちとやっぱり隣に闘いたいって思ってんじゃねーのかなって私はつくづく感じてるんで。だから私たちのこの熱でこの3月30日後楽園、再びコイツらに熱を入れて。私たち優しいんでね?もう1回目を覚まさせてやろうと思います」

(※記念撮影のために4人で前に出ると、お互いに全身を見ながら改めてファッションチェック)

松井「こんなん、待って。見てぇ?父兄?花見?」
後藤「確かに見てください!打ち合わせなしに服装がやっぱり。見てください!打ち合わせなしに服装が被る!これが師弟タッグです!」
翔月「かわいい~♡明るくて白くてかわいい~♡」
後藤「こんなキラキラのスカート履けないでしょ?!」
CHIAKI「そのスカートはさぁ、どういうアレなの?」
松井「しわくちゃなのが正解なの?」
後藤「え、このキラキラの、逆にしわくちゃで光沢感が出るってやつです!」
翔月「オシャレが分かんないんですねぇ~。買ってあげようか、服?お金無いの?破れすぎじゃない?」
後藤「丈も足りてない」
翔月「オシャレを通り越してもうすごい恥ずかしいレベルの穴開きだよ。買ってあげるよ、ホントね」

▼6人タッグマッチ
MIRAI/青野未来/ちゃんよた(PPPTOKYO)
vs
[Darkness Revolution]野崎渚(フリー)/メガトン/ギガトン

 メガトン、ギガトン、MIRAI、青野未来の4選手が出席。

メガトン「おい、MIRAI!お前はギブ!ちゃんよたも、ギブ!青野未来はスリー!この言葉、なんだか分かるか?メガトンが負けた負け方だぁ!だがしかぁ~し!今度の後楽園はそうは問屋が許さねえ!こっちにはなあ、ギガトン!ノザキ様がいるゥ!3人まとめて……ガオーッ!」

ギガトン「――みるぁい?ぅあおのぉ?ちゅわんよたぁ?雀が三羽とまっておるのぉ?お前ら、鉄砲で撃ってやろうかぁ?……オマエラテッポウデウッテヤロウカーーッッ!!ウハハハ!!あそ~れチュチュンがチュン♪電線にスズメが3羽止ってた♪それを猟師が鉄砲で撃ってさ♪煮てさ♪焼いてさ♪食ってさ♪ア、ヨイヨイヨイヨイ♪おっとっと♪ヨイヨイヨイヨイ♪おっとっと♪ア、チュチュンがチュン♪チュチュンがチュン♪(※デンセンマンの『電線音頭』)ウハハハハハハハ!!ウェハハハハハハハ!!ウェハハハハハハハ!!フハハハハハハ!!チュチュンがチュンじゃぁ~~!!」

青野「……ロッシーさぁん、私怒ってます!なんですかこのカード。さっきパッション興行の会見で本当に胸が熱くなるような、本当に素敵なカードを組んでくださって。そのあとにこれ。マリーゴールドの後楽園でこのカード。なんなんですかホントにロッシーさん。もうメガトンはここ最近3連戦して、コイツ全部負けてるんですよ。懲りないですね。ギガトン、ホントにこのふざけた奴ら、なんなんですか?!2人への怒りっていうか、ロッシーさんへの怒りが込み上げてきました!ロッシーさん!なんなんですか?!メガトンギガトンって!……はぁ。ホントになんのために闘うのかちょっとよく分かんないですけど、でももうこんなふざけたカードに組まれないように、圧倒的に勝ってやりたいと思います」

MIRAI「自分は先月の後楽園は赤いベルトの挑戦権をかけた闘いをしていました。それで自分は負けてしまいました。勝ったボジラは、この後楽園大会で赤いベルトに挑戦して、負けた自分はこんなカードに組まれて。……まあ負けた自分が悪いんですけど、このカードからも天と地の差を感じて、自分は今すごい悔しい気持ちでいっぱいです。……うん。まあ野崎が相手にいるので、野崎はMIRAIのことが大好きで大好きで仕方ないみたいなので、その遊びに付き合いながらも心折れずにしっかり力の差を見せつけて勝たなきゃいけないカードだと思います。そして最後に一言。ギガトン、お前石川だろ。以上です」

▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
【王者】桜井麻衣
vs
【挑戦者】山中絵里奈(BBJ)
※第2代王者は3度目の防衛戦。

 まずは調印式が行われ、それぞれ意気込みを語る。

山中「こんにちは。ベストボディ・ジャパンプロレスリング所属、山中絵里奈です。私のバックグラウンドとしてはヨガですが、ヨガの世界では世界大会に出場したり、現在は自分のヨガスタジオを持っております。そしてコンテストの世界ではベストボディ・ジャパン日本グランプリの成績を収めたこともあります。現在はコンテストの講師もしております。プロレスの世界に於いて、まだ私のことをご存じの方は少ないかもしれません。しかし現在タッグのベルトも保持しておりますし、こちらでも着実に結果を残してきていると自負しています。この結果、こうしてマリーゴールドのリングにも上がらせていただくというチャンスを掴んでまいりました。私は自分の人生で自分がほしいと思ったもの、叶えたいと思ったことはすべて実現してきています。そしてその私が今一番欲しいもの。いえ、唯一欲しいもの。このユナイテッド・ナショナルチャンピオンのベルトです。特に、2月20日、私は後楽園ホール大会を観戦させていただきましたが、そこで興味を持った桜井麻衣が巻いているからというのも1つの理由でもあります。この私が3月30日、後楽園ホール大会で桜井麻衣の持つユナイテッド・ナショナルチャンピオンのベルトをこの腰に巻いて、そしてプロレスの世界でも山中絵里奈を世に知らしめたいと思っています」

桜井「第2代ユナイテッド・ナショナルチャンピオン、嵐を呼ぶ超貴婦人・桜井麻衣でございます。山中絵里奈、マリーゴールドに初参戦したその日にこのベルトに挑戦表明してきた、その意気込みと熱い気持ちは認めてあげますよ?私はこのベルトに強い思いを持った人と闘いたいって思ってるんで、貴女のことまだよく知らないけど、楽しみにしてます。でも悪いけど、貴女、ただの怖いもの知らず。マリーゴールドのユナイテッド・ナショナルの高い壁を味わわせたうえで私が圧勝します」

山中「うわ~、カタ~(笑)カタいねえ、貴婦人(笑)貴女さぞかし頭も固いし体も硬いんでしょうねえ?あのね、教えてあげるわ。チャンピオンとしても人間としても、そして女性としてもね、しなやかさだったりスマートさ、柔軟性っていうのも魅力の1つだと私は考えてるわ?貴女、こんなこと絶対できないでしょうねえ?」


 山中が靴を脱ぎ、エーカ・パーダ・シールシャ・アーサナ。さらにサーランバ・シールシャ・アーサナからピンチャ・マユーラ・アーサナへと移行。

山中「できないでしょう?やってご覧なさいよ(笑)」
桜井「ナメんじゃねぇッ!!」

 桜井が山中を蹴飛ばし、パリ風おパラダイスロックで固めて踏みつける。

山中「ちょ!今柔軟性の話してんのよ!分かってんの?!」
桜井「おだまりッ!庶民がッ!アンタが私の上から物を言うなんて100万年早いんだよッ!……なんなの貴女。まあ、中々やるじゃない。いいよ。もし私が勝ったら貴女、私の専属ヨガトレーナーになりなさい」
山中「専属ヨガトレーナー?ふふ、いいわよ。やってあげるわ。その代わり、私が勝ったら私のヨガスタジオ2号店に出資しなさい」
桜井「いいわよ?覚悟しておきなさい!」



▼ツインスター選手権試合 マリーゴールドvs マーベラス団体対抗戦
【王者組/パッション親子】高橋奈七永/山岡聖怜
vs
【挑戦者組】彩羽匠(Marvelous)/暁千華(Marvelous)
※第4代王者組は2度目の防衛戦。

 会見開始時点では、高橋奈七永&Xvs彩羽匠&暁千華の通常のタッグマッチとしてカードが発表。団体対抗戦ということでロッシー小川、長与千種も着席する。
 奈七永のパートナーであるXは、パッション親子としてツインスター王座を保持する山岡聖怜であることが判明。

長与「皆さん急にすみません。マーベラスプロレスリング代表の長与千種です。先日……っていうか数ヶ月前なんですけどね、ロッシー小川にご飯を御馳走になってですね。『ウチの選手が試合見に来たいって言ってるんだけどいいかな?』って話を聞いてたばっかりだったんですよね。そしたら『いいよぉ』って言ってくれたんで、そのつもりで行かせたんですけど……。その前、すみませんでした。ホント失礼。ごめんなさい。急に。申し訳ございませんでした。まさかあの行動に出るとは思ってなくて。お前らさぁ、よくやった!よくやったよ!まさか45年目にしてロッシー小川率いるマリーゴールドと、長与千種率いるマーベラスが戦いを繰り広げるチャンスをこの選手たちが作ってくれるとは思ってなかったです。で、これが奈七永が……自分は奈七永って言っていいよね?」
奈七永「……はい!」
長与「ありがとう。奈七永が辞める前で、本当に嬉しいこと。だからこそ楽しみにしたいなと思います。そして、(彩羽が)前に言ったよね?『最後はロッシー小川と長与千種の闘い』って言わなかったっけ?」
彩羽「……代理戦争的な」
長与「代理戦争的なね。ロッシー、調子良かったらいつでもいいよ。やりましょう。それだけ伝えときます」
(※ロッシー小川は無言で苦笑い)

暁「マーベラス、暁千華です。マリーゴールドを2度観戦しましたが、私は負ける気が全くしていません。私は普通じゃイヤなんで、口だけじゃなくて試合でしっかり証明していきたいと思います。で、X……山岡聖怜選手。なんかスーパールーキースーパールーキー言われて、アマレス出身か知らないけど、ずっと意識してたし、ずっとやりたいと思ってました。絶対負けたくないんで、勝ちます。そして引退を控えた高橋奈七永選手と今やれるこのチャンス、絶対に逃しません。全女式押さえ込みルールで、押さえ込みます。全女式押さえ込みで押さえます。押さえ込みます」
奈七永「何回言うんだよ」
暁「押さえ込みます!!」

彩羽「彩羽匠です。前回新宿FACEで色々言わせてもらって、それが自分の気持なんですけど、奈七永さんが引退するんで最後に試合したいなと思って。でも、普通に試合するってよりも、自分的にはプライドかけてやったほうが面白いんじゃないかなと思ったら……結構ウチの選手たちが威勢よく行ったんで、あの時点でマーベラスの勝ちかなって自分は思ってます。まあ、あそこの場にいなかった選手もいましたし。『マリーゴールドあれだけなのかな?』って。『数では負けてるし……』って思ってたけど。山岡選手ってこないだいましたっけ?いた?」
暁「いないです」
彩羽「いなかったよね?なんでXに選ばれたのか分かりませんけど。まあ自分は奈七永さんと試合ができるチャンスを貰ったんで、ここでしっかり勝ちにいきたいと思います」

聖怜「背番号18番、山岡聖怜です。私はマリーゴールドvsマーベラスの対抗戦が決定されたときにリングに立てなくて本当に悔しかったです。だからこそ、このカードが組まれた意味をしっかり意識して、この試合に挑みます。そして暁千華。私は練習生の頃からウザいほど貴女が目について意識していました。しかも、こないだお前さ、奈七永さんに丸め込みしてたよね?」
暁「丸め込みはしてねーよ」
聖怜「押さえ込みしてたよね?」
暁「押さえ込みしたよ」
聖怜「顔じゃねーんだよ。最後の一言言いたいんですけど……彩羽匠、マリーゴールド、ナメんなよ?」

奈七永「高橋奈七永です。マリーゴールドvsマーベラスが始まるということでワクワクしてるんですけど、なんか全女式押さえ込みとか、ロッシー小川と長与千種の関係性とか、なんか全女の血が流れ込んでいるッ!」
長与「そーだな」
奈七永「それを感じたら私が燃えないわけがないッ!暁、お前にもなんか、ちょっと、ちょぉ~~っとだけその血が入り込んでんのかもしれないけど、お前と私は違うんだよ。その違いを教えてやるよ」

 司会がフォトセッションへ誘導しようとすると、彩羽がその言葉を遮って話し始める。

彩羽「え、これって普通の試合ですかね?普通の試合ですかね?」
ロッシー「団体対抗戦」
彩羽「団体対抗戦?でも、2人はチャンピオンですよね?タイトルマッチじゃないんですか?え、これナメられてます?自分たち?かけるに値しないって。それとも……かけられない?負けるのが怖くて?そういうことッスかね?(笑)すべてを失うの、怖いッスか?引退前に」
奈七永「……うるせーな、お前。怖いっていうかさ、怖くねーけど、なんでそんなド新人連れてきて、どこの馬の骨かわかんねー奴にベルトかけないといけないんだよ。対抗戦だろ?プライドかけてやるよ」


 暁が突然服を脱ぎ始めると、やっぱりその下はコスチューム姿。暁が奈七永に掴みかかろうとすると、聖怜がその前に立ちふさがる。

暁「いつでもできるっつってんだろッ!お前気合入ってねーだろ?お前ベルト持ってんだろ?ベルトどーしたんだよ!」(※会見の場には奈七永のベルトしか置かれていない)
聖怜「やってやるよ!ベルトかけて!こっちはマリーゴールドとパッション背負ってんだよッ!」
暁「ベルト持ってこいよッ!」
奈七永「小川さん、ベルトかけましょう」
ロッシー「あ、そう。はい」
奈七永「かけましょう。いいですか?」
彩羽「小川さん、ビビってるんですか?怖いんスか?」
ロッシー「ビビってないけどさぁ、一応この両チームがそうやって望むんだったら、じゃあタイトルマッチしましょう」
暁「ちゃんと持ってこいよお前」
奈七永「じゃあ、タイトルマッチで」

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】林下詩美
vs
【挑戦者/Darkness Revolution】ボジラ
※第2代王者は2度目の防衛戦。

 まずは調印式が行われ、それぞれが意気込みを語る。

ボジラ「私は詩美がこのビジネスの中で行ったことを、達成してきたすべてのことを本当にリスペクトしているんだ。だが、忘れてはいないか?このマリーゴールドという団体を軌道に乗せたのは誰だ?ジュリア、Sareee、そしてお前と私だ。そして今残っているのは私とお前だけだな。私はお前を特別悪くは思っていない。だが、問題はお前が私のものであるはずの真紅のベルトを持ち続けているということだ。お前は今ワールド王者としてベルトを巻いているかもしれないが、マリーゴールド旗揚げ戦では私がお前が持ってきた真紅のベルトを取り上げたな?次の後楽園ホール大会でも私がお前からそのベルトを奪うだろう。それがなにを意味するか分かるか?どちらがより強く、そしてどちらがより美しいのかを決めようじゃないか」

詩美「第2代ワールドチャンピオンの林下詩美です。タイトルマッチ、後楽園ホールでのタイトルマッチに向けてボジラとは前哨戦でたくさん闘ってきました。そのなかで直接自分がボジラから直接3カウントを奪われたこともありました。連日の対ボジラに対して、自分はもう、身体もボロボロで、3も獲られて、正直精神的にもボロボロに……なんてことはありません!なぜなら私はチャンピオンでありエースなので!皆さんにご心配をかけているかもしれませんが、こんなことで私は折れません!当日はボジラをぶん投げて絶対に防衛します。私は身も心も壊れません。なぜなら最強のエースなので。当日はしっかり私が防衛します」


 その後はフォトセッションに移行するも、ボジラが「そうだ。忘れていた」と持参してきたビニール袋の中から赤いバラを取り出して詩美に差し出す。
 詩美が警戒しながらバラを受け取ると、ボジラが背後からビニール袋を頭に被せたうえで首を絞め上げる。


 弓月&きずながすっ飛んできて引き剥がすも、ボジラは2人を蹴散らして詩美にドリル・ア・ホール・パイルドライバーを狙う。
 詩美はこれを変形サウスロードで切り返し、約5秒はボジラの肩を床に付ける。キックアウトしたボジラは詩美を突き飛ばし、「F●ck you!」と捨て台詞を残して荒々しく去っていく。

詩美「危ない!でも今、見ました?あれ試合だったら完全に3カウント獲ってるでしょう。なんだこのバラ!おい、言ったでしょう?心も折れてないって!3カウント獲られたからって私が折れるわけ無いでしょう。ボジラにはパワーがあるかもしれない。でも私にはパワーだってプロレス脳だってたくさん備えてるから。絶対負けないですよ。当日も私がしっかりこのベルト守るんで楽しみにしててください」

『MARIGOLD New Years Golden Garden 2025』
日程:2025年3月30日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼タッグマッチ
ハミングバード/リアラ(フリー)
vs
咲村良子/橘渚

▼タッグマッチ
[Selene Flora]ビクトリア弓月/田中きずな
vs
瀬戸レア/勇気みなみ

▼タッグマッチ
翔月なつみ/後藤智香
vs
[Darkness Revolution]CHIAKI/松井珠紗

▼6人タッグマッチ
MIRAI/青野未来/ちゃんよた(PPPTOKYO)
vs
[Darkness Revolution]野崎渚(フリー)/メガトン/ギガトン

▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
【王者】桜井麻衣
vs
【挑戦者】山中絵里奈(BBJ)
※第2代王者は3度目の防衛戦。

▼ツインスター選手権試合 マリーゴールドvs マーベラス団体対抗戦
【王者組/パッション親子】高橋奈七永/山岡聖怜
vs
【挑戦者組】彩羽匠(Marvelous)/暁千華(Marvelous)
※第4代王者組は2度目の防衛戦。

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】林下詩美
vs
【挑戦者/Darkness Revolution】ボジラ
※第2代王者は2度目の防衛戦。

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